戦後、一貫して平和国家を目指してきた日本では、
多くの人が「核武装なんてありえない」とお思いのようですが・・

濃縮ウラン製造技術+プルトニウム大量保有・・原発は発電のためにあらず??

殆どの方はご存じないでしょうが、原子力の父・正力松太郎が、原発を導入したのは、
発電のためではなく、原爆の原料=プルトニウムを生産するためでした。
日本初の原発=東海発電所:発電は従、プルトニウム生産が主目的だった!?


戦後史の闇 岸・正力・安倍・・自民党・原発・CIA
【巣鴨プリズン・児玉誉士夫・昭和の妖怪・岸信介・CIA・ポダム・原発の父・正力松太郎・・
学校では教えない戦後史の闇。

戦後史の暗部の一つ原発導入とCIA、
日本のメディア王・正力松太郎氏との後ろ暗い関係。

 正力松太郎氏の存在がなければ、原発の導入がこんなにスムーズに進む事もなく、
原発安全神話も生まれず、引いては、福島原発の大事故も未然に想定され、
被害を最小限に抑えることが出来たかも知れない。】


安倍総理の危ない憲法解釈 「憲法上は原子爆弾だって問題ではない」??

大量破壊自爆装置=原発と、大量破壊兵器=原爆のダブルスタンダード



PRESIDENT Online 2011年12月5日号
核兵器と原発は一卵性双生児
核兵器の英訳は“nuclearweapons”で、原子力の英訳は“nuclearpower”――まったく同根のはずのこの両者を、いつの間にか日本人は別物と思い込んでいた。

20世紀最大の事件は、米国による日本への2つの原子爆弾投下である。広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型の核爆弾がそれぞれ落とされた。コードネームはおのおの「リトルボーイ」と「ファットマン」。未曾有の破壊力とそれによる惨劇のありさまは、世界中に核兵器の強大な威力を思い知らせた。

人類が目撃したその恐怖は戦後、世界の政治と経済に2つの効果をもたらす。一つは「核均衡による緊張と平和」、もう一つは「新エネルギーとしての原子力発電」である。


日米安保条約に基づく米軍駐留の対価として米国の「核の傘」で経済復興に邁進した日本は、原発事故を予測して警鐘を鳴らし続けた学者や情報を知りえた国民の反対を押し切り、政府が原発を導入する。

「核の平和利用」という御旗を立て国策として進められた原発は、“絶対に安全な夢のエネルギー”として「世界有数の地震列島日本」に次々と林立した。自民党政権が54基にまで増やし続けた原発を、民主党政権でさらに14基増設しようとしていた矢先の11年3月11日、福島第一原発事故が勃発する。

原発推進を強行するため、経産省と電力会社が巨費を投じて宣伝してきた「安全、低コスト、必須エネルギー」という神話がすべて偽りであったこと、電力会社が原発に固執する理由が巨大な利潤にあったことは、これまで数回にわたり論証してきた。

また、原発には巨大事故リスクとは別に「使用済み核燃料」という廃棄物の危険性もある。使用済み核燃料とは、長崎型原発で使用されたプルトニウムを含む高レベルの放射性核廃棄物だ。スリーマイル島とチェルノブイリの事故を通じて、今回のフクシマで起きた原発事故が世界中に放射性物質を撒き散らしていることも、人類はすでに知っている。

 そもそも、発電から廃炉に至るすべての工程に危険を孕み、しかも、その安全確保を論理的に完結できない原発は、とても実用化できる“科学技術”とは呼べない。それが巨大技術ともなればなおさらだ。そのため、今回のフクシマ事故を機に国内でも多くの国民があらためて政府に脱原発を求めている。

 スリーマイル島事故が起きる前から原発事故の危険性に警鐘を鳴らし続けた物理学者の故・武谷三男は、その著『フェイルセイフ神話の崩壊』(技術と人間、1989年)でこう話している。

「(ウランの)濃縮度を少なくしておくのは何が目的かというと、プルトニウムをとり出すためです」「割合早く燃料棒を交換しながらプルトニウムを精錬してゆく。そのプルトニウムは何の目的であるかなんていうことをいろいろ議論して、一つは高速増殖炉のためであるとか、もう一つは原爆用であるとか」
「原爆の方が手っとり早い話でしょうね」「核兵器と原発は一卵性双生児だということ。原発というのは、原水爆保有国が付随的なものとしてつくりだしたものなんです」。

核兵器から生まれた原発がプルトニウムを生み、それを精錬して核兵器を拡大再生産するということだ。いうまでもなく、鍵は使用済み核燃料にある。】一部抜粋