低炭素エネルギー源?原発の縮小で、化石燃料への依存が高まり?
温暖化対策にリスク??と、国際エネルギー機関(IEA)は主張するが・・

環境にやさしい低炭素エネルギーの雄=太陽光・風力の発電コストは既に、
石油・LNGなど化石燃料を燃やす火力発電のコストを下回り、
超高コストの環境破壊装置・原発に頼らずとも、温暖化対策が後退する心配は皆無。

<原発のない国へ>再生エネ100%達成 ポルトガルの挑戦
九州電力、13日に太陽光発電抑制 国内初。 海外では立場が逆転、高コストの原発が廃炉に・・
【スウェーデンでは6円の風力発電、UAEの太陽光発電は3
再生可能エネルギーが「高くつく」というのは、ウソか誤解でしかない。】

なぜか?国際エネルギー機関(IEA)と国際原子力機関(IAEA)、一字違いの両機関の利害は、完全に一致??
安価でクリーンなエネルギーを提供する為の諮問機関」(IEA)が、
超高コストの環境破壊装置・原発に肩入れするのは、如何にも不自然だが・・

「電気代」さらに値上げ? コスト最安?“原発支援”に「温室効果ガス対策」名目で補助金制度創設?
原発は不要、安全性でも採算性でも。イギリスでもトルコでも・・
世界で最も過保護?な原発=英政府債務保証、2倍の買取保証付きで建設へ

 日本経済新聞より
【ロンドン=篠崎健太】国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は日本経済新聞の電話取材に応じ、原子力発電について「日米欧の政府に運転期間延長を訴えることが私の最優先事項だ」と語った。原発が縮小に向かえば「気候変動へ努力は失敗しかねない」とも述べた。安全面に万全を期したうえで、既存の原発の維持に努めるべきだとの認識を示した。

福島第1原子力発電所の事故後、安全対策の強化により原発の建設や運営に…】

原発の縮小、温暖化対策にリスク IEAが中長期報告書

【ロンドン=篠崎健太】国際エネルギー機関(IEA)は28日、原子力発電の後退による中長期の影響をまとめた報告書を公表した。発電所の維持や新設などの手を打たなければ、先進国では2040年までに原発の発電能力が最大で約3分の2減ると予測した。電力需要を他の電力源で賄えば、費用や温暖化ガス排出量の増加につながると分析し、急激な原発縮小のリスクを警告した。

報告書によると、先進国では18年に原子力が電力供給の18%を担った。最大の低炭素エネルギーの供給源となっているが、1970~80年代に建設した原発の老朽化が進み、近年は発電に占める割合が下がっている。耐用年数を過ぎた原発の廃炉がこれから各国で増える見通しだ。

IEAは停止する原発の発電量を他で補おうとするなら、40年までに3400億ドル(約37兆4000億円)の投資が必要になると推計した。化石燃料への依存が高まり、同年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を計40億トン押し上げるという。

今後、風力や太陽光など再生可能エネルギーの発電量は増えるものの「原発への投資がなければ持続可能なエネルギーシステムの実現をさらに難しくする」と強調した。原発の先細りは電力の安定供給の観点からも、問題を生じるとみている。

IEAは安全性に最大限配慮した上で運転年数を延長することや、低コスト化が見込まれる「小型モジュール炉(SMR)」と呼ぶ次世代原子炉の開発支援などの政策を提言した。】一部抜粋