原発先進国のイギリスでも、過去すべての原発建設に税金を投入・・
それでも、採算が合わず自国企業にソッポを向かれた原発事業。
※ 世界で最も高価な原発(4.2兆円)、英国での新設をEUが承認

 政府債務保証に〝高価買取保証〟まで付け、フランス電力公社と中国系企業に出資を仰ぎ・・
そこまでして なぜ原発の電気に拘る? 過保護にも程があるのでは?
※ 英国:ヒンクリーポイントC原子力発電所への政府支援策を欧州委員会が承認
【支援策には、固定価格買取制と政府による債務保証が含まれる。固定価格買取制は35年間にわたって同発電所で発電される電力を固定価格で買い取るもの。価格は92.5ポンド(約15725円)/MWh(1000kWh)】
 
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英国で新規原発建設へ-2023年に完成予定
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Monday, 21 October 2013 10:00

英国政府が新規原子力発電所の建設計画についてフランス電力公社(EDF)と合意に達した。2023年に完成する予定。BBCが報じた。   

 新規原子力発電所は、イングランド南西部サマセットにあるヒンクリー・ポイント原子力発電所内に建設。フランス電力公社(EDF)が建設プロジェクトを主導し、中国企業が出資に加わる。

 英国政府とEDFは既に新規原発が発電する電力の行使価格についても合意済み。デイビー・エネルギー気候変動相は「英国で初めて国民の税金を投入せずに原子力発電所が建設されることになる」と述べているが、現状の電力卸売価格の約2倍に設定されているため、本事業の仕組みの是非をめぐっては賛否が大きく分かれる可能性がある。

 現時点におけるヒンクリー・ポイント原発の発電量は英国内全体の1%を占めるに過ぎないが、新規建設計画が完了すれば7%に拡大する見込み。