北朝鮮には非核化を迫りながら、日本のプルトニウム大量所有に目を瞑るわけにはいかない。

潜在的核保有大国・日本は既に、5大核保有国に肩を並べる 原爆6000発分のプルトニウムを所有。

唯一の被爆国として、表向き核兵器廃絶の立場を取る日本だが、
「核兵器の保有も使用も合憲」?閣議決定。原子力の平和利用もアピール

安倍原子力ムラ政府は、核兵器禁止条約には背を向け、核拡散にも積極姿勢??
日印原子力協定 参院で承認=インドの更なる核開発に道。
日本が〝核拡散の抜け穴〟提供? トルコに核兵器開発疑惑

国際社会=アメリカに疑念をもたれず、大量に溜め込んだプルトニウムを温存するため、
原発1年生の国策会社・Jパワーが、超危険な「フルMOX」大間原発を・・
大間原発=核武装の野心を隠し プルトニウムを温存するため

「使い道のないプルトニウムは増やさない」のであれば、六ヶ所再処理工場も不要。
原爆6000発分・余剰プルトニウム削減・・六ヶ所再処理工場という「危険な無用の長物」
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 「使い道のないプルトニウムは増やさない」のであれば、
プルトニウムを取り出すため?原発という似非発電所で、使用済み核燃料を生産する必要もない。
濃縮ウラン製造技術+プルトニウム大量保有・・原発は発電のためにあらず??
日本初の原発=東海発電所:発電は従、プルトニウム生産が主目的だった!?
原発は戦争のための道具⇒原子炉は長崎原爆を開発するために製造された!?

北朝鮮には非核化を迫りながら、ジャイアン(米・露・英・仏・中)の核保有は公認され、
裏口入学?のインド・パキスタン・イスラエルの核保有も不問。
原子力の平和利用を標榜する、潜在的核保有大国・日本のプルトニウム大量所有も不問。
原子力の世界は欺瞞に満ちている。
大量破壊自爆装置=原発と、大量破壊兵器=原爆のダブルスタンダード

「原型炉」もんじゅ落第でも 「実証炉」に進級? その心は「潜在的核武装」
いまだ未完の核燃再処理事業に13.9兆円? 税金がどぶに・・

 信濃毎日新聞・社説
プルトニウム 弥縫策はもう限界だ

 東京新聞より
北非核化に「悪影響」 大量プルトニウム 元米国務次官補が懸念
【カントリーマン氏は米朝交渉に関連し、「北朝鮮に核兵器保有を断念させようとしている時に、同国から『近隣他国(日本)はプルトニウム抽出を続けている』と言われかねない」と強調。「プルトニウムの削減と、核燃料サイクルからの撤退が必要」と指摘した。

 同氏は核燃料サイクルの費用についても「管理や安全対策が巨額で採算に合わない。日本は費用を客観的に調査すべきだ」と述べた。

◆日本の政策、核保持の口実に

 日本の持つ大量のプルトニウムに国際社会の警戒が強まっている。米国は以前から保有量を抑制するよう求めているが、北朝鮮の非核化が重要課題に浮上する中、国際社会の懸念はさらに深まる。大量のプルトニウムは被爆国の立場から核不拡散を掲げる日本の理想とも反し、核燃料サイクル廃止を真剣に追求することが求められている。

 日米原子力協定では日本は取り出したプルトニウムは燃料として再利用する目的だけに使うと約束している。だが、プルトニウムを燃料とする高速増殖炉は、原型炉「もんじゅ」の廃炉が決まり、実用化は見えない。従来原発で使う方式もあるが、特定原発に限られ、東日本大震災以降、再利用は停滞する。

 大量のプルトニウムをため続けていることが核拡散につながる心配があるというのがカントリーマン氏の主張。北朝鮮が米国との非核化交渉でカードとして切ってくる可能性があるというのだ。

 政府はエネルギー資源の海外依存を減らすとして国民から徴収した電気代や税など十三兆円近い費用を投じ核燃料サイクルを進めてきた。だが、現在は国内にある太陽光や風などを使う再生可能エネルギーも台頭しており、その大義名分もない。政府は近くプルトニウムを現状に抑える指針を発表するといわれるが、弥縫(びほう)策を超えた抜本対策が急務だ。】一部抜粋