子育て絵本アドバイザー&絵本セラピストの、中尾敦子です♪
次世代絵本コミュを企画されている、
絵本作家 ふじもとのりこさん より、
「ブログで『子育て絵本アドバイス講座』の『プチ体験』ができないかしら?」
とのご依頼がありましたので、
チャレンジしてみようと思います
私は大人の方向けに、絵本の読み聞かせとワークを使った、
「大人のための絵本講座」を各地で開催しています
子育て絵本アドバイザーとして、
子育てに関わる大人の方向けに、
「お子さまとの心のふれあいに絵本の読み聞かせをお勧めし、
楽しく子育てするヒントを織り交ぜた講座」が、
「子育て絵本アドバイス講座」、
絵本セラピストとして、
一般の大人の方向けに、
「大人が絵本に向き合い、深く感じとり、
自分の心の奥に語りかけたり、他の人のお話を聞くことによって、
心の気づきが得られる講座」が、
「絵本セラピー講座」
です。
双方、対象・目的は異なりますが、
絵本とワークを使った進め方はほぼ同じであり、
「絵本やワークを通じて、大切なものに気づいたり、
自分自身を癒すことができたり、
心がスッキリとして、穏やかに過ごせるようになる」
という点では同じ、と私は考えています
それでは今回は、
「プチ体験企画!『子育て絵本アドバイス講座』」
を始めたいと思います
まず、絵本ですが、
なかなか大人の方が絵本を読んでもらう機会というのはないので、
本来ならば、「実際に読み聞かせを行う」のが、一番効果があります
「絵本を読んでもらえるだけで、とっても癒される~」
という声も頂いております♪
ただ、ブログ上では、「絵本の読み聞かせ」は出来ないんですよね・・・
また、読み聞かせの動画を載せる等は、著作権の関係上できません。
そこで、皆さんがよくご存知であろう絵本を使いたいと思います。
今日の絵本はこちら!
「しろくまちゃんのほっとけーき」 (わかやまけん(作) こぐま社)
- しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)/こぐま社
- ¥864
- Amazon.co.jp
もし手元にこちらの絵本がある場合には、
実際に声に出して読んでみてから、
以下を読み進めて下さいね
「しろくまちゃんのほっとけーき」は、「こぐまちゃんシリーズ」の中の1冊で、
40年以上読み継がれている名作絵本ですね。
日本の「ことば」と「いろ」にとてもこだわって作られていて、
使われている色は、「6色の日本特有の色」だそうです
小さなお子さんに、豊かな「ことば」と深みのある「日本の色」を伝えるのに、
まさに最適の絵本ですね。
しろくまちゃんは、
「わたし ほっとけーき つくるのよ」
と、フライパンや材料を用意するところから始まります。
たまごが割れちゃったり、粉が飛び散ったりしても、
ちゃんと自分で作ろうとがんばっている姿は、
お子さんが、何かに一生懸命に取り組んでいる姿に重なり、
応援してあげたくなるかもしれませんね。
「自分で作れた!」
その大きな喜びと、
ホットケーキのとびっきりのおいしさとが重なり合って、
幸せなひとときを体感できる絵本だと思います
そして、この小さな成功体験を積み重ねていくことが、
お子さんの自信や、様々なことにチャレンジする力を養っていくのではないでしょうか?
子どもは、絵本の内容を「疑似体験」します。
絵本の世界に入り込んで、実際に体験しているかのように感じるのです♪
ですから、絵本で「疑似体験」したことを、
実際に「実体験」させてあげて、
「小さな成功体験」を積み重ねていき、
「自信」や「チャレンジ力」を養っていってあげられるといいですね
さて、この絵本のホットケーキを焼くシーン、
「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち・・・。」
こんなに豊かな日本語で、感情豊かに表現できるのも、
本当に素晴らしいなあ~と思うのです
ホットケーキの焼く音、香り、ふんわりとした食感が、
すぐ近くに伝わってくるようです♪
そして、これは私の想像ですが、
すぐ近くにはしろくまちゃんのお母さんがいて、
一緒に「やけたかな?まだかな?」なんて言いながら、
楽しく会話しながらおやつを作っている、
親子ふれあいの時間が、ここにあるのではないかなぁと、
私は感じられるのです
皆さんも、誰かと一緒のおやつやお菓子の思い出が、
何かしらあるのではないでしょうか・・・?
そこで皆さんに質問です。
「あなたが誰かと過ごした、おやつ・お菓子の思い出は何ですか?」
- おやつ・お菓子が難しければ、お料理でも飲み物でもかまいませんよ
小さい頃のことでも、最近のことでもかまいません♪
どうぞ、コメント欄に、
皆さんの「誰かと過ごした、おやつ・お菓子の思い出」を
ご記入くださいね
でも、書きたくないことは書かなくてかまいません♪
書ける方が、書ける範囲でいいんです。
プライベートなことは、公の場(コメント)では書きにくいかもしれませんので、
躊躇されるかたは、コメント欄ではなく、
ご自分のメモ用紙などに、こっそり書いてもらってもかまいません(笑)
考えるだけではなく、「実際に文字にして書く」ことで、脳が整理され、
新たな気づきが得られることもありますので、
メモ用紙でもいいので(笑)、実際に書いてみてくださいね
そして、このワークは、皆さんでお話を共有することで、
色んな方向から物事を見ることが出来たり、
他の方のお話から気づきを得られることもありますので、
どうぞ、他の方のコメントもご覧になって下さいね
その際、皆さんのコメントに対しては、
どうか、「そのまま受け取ってあげて」下さい。
批判などせずに、
「そうだったのね。」
と、受け止めてあげて下さい。
どうぞよろしくお願いします
ちなみに、私の「誰かと過ごした、おやつ・お菓子の思い出」は・・・、
「小学生の頃、母が作ってくれた手作りおやつ」
です
実は私、小さい頃の記憶があまりありません
母は、畑仕事や弟の世話や、曾祖母の自宅介護などで忙しく、
小さい頃、あまり一緒に遊んでもらった記憶がないんです
絵本を読んでもらった記憶もありません・・・。
だから、お庭や家の中で一人で遊ぶことが多くて、
いつも「寂しい」思いをしていました。
大人しくて人見知りする性格だったので、友達ともうまく遊べず、
本当に、一人でいることが多かったので、
「寂しい」という思いが、
小さい頃の記憶を消してしまったのかもしれません
でも、小学校から帰ったら、
母がいっしょに、「べっこうあめ」や「牛乳かん」などのお菓子を作ってくれたことは、覚えているんです
「べっこうあめ」をレンジでチン!して、
色んな形が出来た思い出とか、
「牛乳かん」が固まったら、みかんの缶詰をかけて食べていた思い出が、あります♪
そう思うと、
「母は私と一緒に遊んでくれなくて寂しかった。」
というのは、私の勝手な思い込みだったのかも・・・
本当は、一緒に色んなおやつ・お菓子を作ってくれたり、
絵本ではないけれど、雑誌に載っていた童話を読んでくれたり、
アイロンプリントの人形を作ってくれたりと、
してくれたことはいっぱい、あったんですよね・・・。
少しずつ、母との思い出を思い出していくことで、
私は、「本当はいろんなことをしてもらっていたんだ・・・。」
と、気づくことが出来ました。
そして、小さい頃の「寂しさ」が、
今、少しずつ癒されていっています
皆さんも、誰かと一緒に過ごした、おやつ・お菓子の思い出はありませんか・・・?
「あなたが誰かと過ごした、おやつ・お菓子の思い出は何ですか?」
おやつ・お菓子が難しければ、お料理でも飲み物でもかまいませんよ
小さい頃のことでも、最近のことでもかまいません♪
書ける範囲でかまいませんので、
皆さんのコメント欄へのご記入をお待ちしています
そして、他の方のお話から気づきを得られることもありますので、
どうぞ、他の方のコメントもご覧になって下さいね
皆さんのコメントに対しては、
どうか、批判などせずに「そのまま受け取ってあげて」下さい。
どうぞよろしくお願いします