2日(火)に、市内読み聞かせボランティア達の集まりによる、
「おはなし塾あおねこ 勉強会」を、
初めて開催しました
12名の方が参加して下さいました!
今までは、各小学校で読み聞かせ活動をしていたので、
お互いの学校の情報交換や、
読み聞かせについての情報を皆さんで共有したい!と願っての開催です。
そして、読み聞かせボランティア全体のスキルアップと、
新規ボランティア募集のためのワンステップでもあります
今回は私が、「良い絵本の条件」「美しい読み聞かせ方」などのお話と、
実際の絵本の紹介・絵本読みの実演をさせて頂きました
打ち合わせが不十分で不手際なところもありましたが、
グループワークでは大変盛り上がり、
「昔話には、大切なものがいっぱい詰まっているよね!」
「子供たちと一緒に楽しめる絵本がいいよね!」
「私は、高学年には物語を読んでいるよ。」
など、色んな情報交換も出来て、楽しい時間を過ごせました
今、助成金の申請もしていて、
もし助成金が通れば、
今後の勉強会には、有名作家さんを呼ぶことも出来るかも・・・!?
なんて夢も広がっております
今後も、よりよい勉強会が開催できるように、
私も出来る限り、協力していきたいと思っています
ご参加下さった皆さま、
一緒に勉強会を練り上げてきた仲間たち、
本当にありがとうございました
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「良い絵本の条件」のお話の中で、
作者・出版社による「ももたろう」の絵本の違いの話をさせて頂きました
こちらの福音館書店発行の「ももたろう」は実に名作で、
ももたろうは包丁で桃を切られて生まれてくるのではなく、
「自分から桃を割って生まれてくる!」
生まれた泣き声も、
「ほおげあ ほおげあ」
と力強い泣き声!
そして成長過程も、
「一ぱいたべると 一ぱいだけ、
二はいたべると 二はいだけ、
三ばいたべると 三ばいだけ、
おおきくなる。」
と、お椀と桃太郎の背の高さを対比させて、
成長を分かりやすく描かれている。
鬼退治に行く理由も、
ただ「鬼だから悪者」ではなく、
きちんと、カラスが、鬼が悪いことをしていることを桃太郎に報告している。
このように、絵もストーリーも、
非常に細かいところまで丁寧に描かれているのが、
こちらの「ももたろう」なのです
同じ題名でも、出版社によって内容は随分と違ってきます。
子供たちにはぜひ、丁寧に作りこまれた、素晴らしい絵本を読んであげてほしいものですね♪
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