スウェーデン出身のHR/HMバンドの
デビュー作。

バンド名から連想される通り、
DEEP PURPLE愛溢れる1枚。
要は作曲をしている
ギタリストがリッチー・ブラックモア
大好き人間で、
DEEP PURPLE、RAINBOWからの
フレーズ満載。
これはリッチー好き、
パープル、レインボー好きからすれば、
非常に楽しめる1枚であります。
1曲目は割と普通のHRで、
パープルっぽさは感じませんでしたが、
2曲目「Keep on Knockin'」という
タイトルからしてパープル臭がプンプン(笑)。
そしてイントロはまんま
「Gettin' Tigher」で、
コーヒーを吹き出しそうになりました(苦笑)。
タイトルから想像するに
4期か5期か…
…4期でした(笑)。
ヴォーカリストはいかにも
北欧メタルにありがちなタイプで、
高音だとメロメロになってしまうのが
少し残念ではありますが、
中低音は結構巧い。
高音が上ずってしまう部分を
許せれば、なかなk魅力的な
ヴォーカリストだと思います。
これがリッチーが使いそうなタイプの
歌声だったら、そのまんまになってしまいますが、
逆になかなか良い組み合わせで
個性を出しています。
まあ、ギターソロになると
もれなくリッチーになってしまいますが、
音色から手癖の感じも
かなりリッチーしていて
感心してしまいます。
3曲目の「Crazy Little Lover」は
「Stormbringer」だぁ…(笑)。
歌メロはさすがにそのままでは無いけど、
リフが完全に「Stormbringer」。
ギターソロも何かのフレーズなんだけど、
思い出せないですねぇ。まあ、リッチーの
何かです(雑)。
キーボードもなかなか
ジョン・ロードしていて
本格的です。
続く「Lonely Mans Day」は
うってかわって透明感のあるバラード。
これは北欧メロハーらしくて
単純に良い曲ですね。
ホッと一息ついたのも束の間、
5曲目の「The Holy Gate」は
パープル、ではなくレインボーで
「Stargazer」な曲…。
リフ、歌メロは微妙に変えて
「似てる曲」で踏ん張っていましたが、
ギターソロに入ると、完全に
「そのもの」になってしまいました(笑)。
続く「Fire Walks With Me」は
あー、やっぱり出た、
様式美メタルバンドには欠かせない
「Spotlight Kid」風の曲であります。
いや、パープルで言うなら、
「Dead or Alive」かも…
ってどっちでもええわ(笑)!
ただ始末が悪いのは
ギターソロ、キーボードソロが
「Spotlight kid」と「Dead or Alive」を
合わせたような展開で、
更に始末が悪いのは
これがなかなか良くできていてカッコいい
というところ(笑)。
う~ん、これは見事ですねぇ。
バンドとしての腕もなかなかのものです。
その後後半の曲は
パープルっぽさは控えめで、
いかにも北欧メロハーらしく、
なかなか心地よいですが、
逆に物足りなくなったりして…(笑)。
それでも9曲目の「I Can't Stop Believing」は
ちょっと「Bad Attitude」風。
続く「Inside Information」は
「Purfect Stranger」風で、5期愛を披露。
11曲は「Speed Trippin'」という
これもまた何かを連想させるタイトル…。
中身はどちらかと言えば
「Fireball」に近いですかね。
ギターソロもどこかで聴いた
フレーズですが、まあどうでもいいか…(汗)。
ラストを飾る「Gabrielle」は
アコースティックの小曲で、
これはブラックモアズ・ナイトだなぁ…。
いや、ちょっと待てよ。
このアルバムが出た1994年は
まだブラックモアズ・ナイトは
結成されていないはず…。
おっと、ということは、
ブラックモアズ・ナイトの影響は無く、
こういう曲を作っていたということで、
そういう意味でも
リッチーなギタリストですね。
しかしこのデイヴィッド・ブライクなる
ギタリスト、その後何かで活躍したという情報は無く、
このMANDRAKE ROOTも1枚のアルバムで消滅…。
なかなか良いギタリストだと思いましたが、
やはりモノマネで終わってしまったってことですかね。
まあそれはともかく、
これは是非世の中の
パープル、レインボー、
リッチー・ブラックモア・マニアの方に
聴いていただきたい!
そして僕のような「好き」「ファン」
レベルでは拾えないようなフレーズ、
展開の元ネタを解明していただきたい!
そうしたら、
ほとんどのフレーズが
何かの引用になる気がしますが…(苦笑)。
という訳で
パープル、レインボーを
よく知らない人からすると
何のことやらですが、
僕的には相当楽しめましたよ。
☆「リッチー・ブラックモア愛溢れる、ファンには楽しい作品」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点!