車通勤メタル!

車通勤メタル!

児童養護施設で働くメタル好き中年保育士のCD日記。目指せ1万枚!

アメリカ・コロラド出身の

パワー・メタル・バンド、

JAG PANZERの3rdアルバム。

 

 

先日久々にTITAN FORCEの1stを聴き、

ハリー・コンクリンを調べていたら、

このJAG PANZERに行き着きました。

 

ハリーはJAG PANZERの結成メンバーですが、

1stをリリース後脱退し、短期間ですが

あのRIOTに参加、その後

TITAN FORCEを結成・活動し、

再びJAG PANZERに戻り、この3rdを

制作したという流れになります。

 

またJAG PANZERの1stに参加していた

凄腕ギタリスト、ジョーイ・タフォーラも

復帰し制作されたアルバムで、

なかなか興味深い作品。

 

中身はオーソドックスなパワー・メタルで、

アメリカのバンドというよりも、

ヨーロッパのバンドに近い雰囲気があります。

 

このバンドが結成された経緯も、

NWOBHMに触発されて結成ということで、

やはりNWOBHMからの影響も感じる

古典的なメタル・サウンドです。

 

ただやたら地味な作風で、

ハリーのハイトーンや、

ジョーイの流暢なギター・ワークは

楽しめるものの、

曲が地味すぎます…。

 

まあそこは良くも悪くも

ブリティッシュHM的なんですが、

マイナー調の歌メロと

平坦な曲展開は

何とももどかしさを感じますね。

 

リズム隊がもうちょっと

頑張ってくれれば

雰囲気もだいぶ違ったかもしれませんが、

まあこの煮え切らない感じが

逆に魅力なのかもしれません。

 

他のJAG PANZERの作品を

聴いていないので何とも言えないですが、

休止期間はあるものの、

今も活動を続けているので

根強い人気はあるバンドであります。

 

他の作品を聴いた後に聴けば、

もっと味わい深いものになるかもしれませんが、

これを単体で聴く限りは

地味過ぎる作品ですかね。

 

☆「ジョーイ・タフォーラのギターは聴きどころだが、曲が地味過ぎ」…☆☆☆☆☆☆星6つ!

 

 

スウェーデン出身のHR/HMバンドの

デビュー作。

 

 

バンド名から連想される通り、

DEEP PURPLE愛溢れる1枚。

 

要は作曲をしている

ギタリストがリッチー・ブラックモア

大好き人間で、

DEEP PURPLE、RAINBOWからの

フレーズ満載。

 

これはリッチー好き、

パープル、レインボー好きからすれば、

非常に楽しめる1枚であります。

 

1曲目は割と普通のHRで、

パープルっぽさは感じませんでしたが、

2曲目「Keep on Knockin'」という

タイトルからしてパープル臭がプンプン(笑)。

 

そしてイントロはまんま

「Gettin' Tigher」で、

コーヒーを吹き出しそうになりました(苦笑)。

 

タイトルから想像するに

4期か5期か…

…4期でした(笑)。

 

ヴォーカリストはいかにも

北欧メタルにありがちなタイプで、

高音だとメロメロになってしまうのが

少し残念ではありますが、

中低音は結構巧い。

 

高音が上ずってしまう部分を

許せれば、なかなk魅力的な

ヴォーカリストだと思います。

 

これがリッチーが使いそうなタイプの

歌声だったら、そのまんまになってしまいますが、

逆になかなか良い組み合わせで

個性を出しています。

 

まあ、ギターソロになると

もれなくリッチーになってしまいますが、

音色から手癖の感じも

かなりリッチーしていて

感心してしまいます。

 

3曲目の「Crazy Little Lover」は

「Stormbringer」だぁ…(笑)。

歌メロはさすがにそのままでは無いけど、

リフが完全に「Stormbringer」。

 

ギターソロも何かのフレーズなんだけど、

思い出せないですねぇ。まあ、リッチーの

何かです(雑)。

キーボードもなかなか

ジョン・ロードしていて

本格的です。

 

続く「Lonely Mans Day」は

うってかわって透明感のあるバラード。

これは北欧メロハーらしくて

単純に良い曲ですね。

 

ホッと一息ついたのも束の間、

5曲目の「The Holy Gate」は

パープル、ではなくレインボーで

「Stargazer」な曲…。

 

リフ、歌メロは微妙に変えて

「似てる曲」で踏ん張っていましたが、

ギターソロに入ると、完全に

「そのもの」になってしまいました(笑)。

 

続く「Fire Walks With Me」は

あー、やっぱり出た、

様式美メタルバンドには欠かせない

「Spotlight Kid」風の曲であります。

 

いや、パープルで言うなら、

「Dead or Alive」かも…

ってどっちでもええわ(笑)!

 

ただ始末が悪いのは

ギターソロ、キーボードソロが

「Spotlight kid」と「Dead or Alive」を

合わせたような展開で、

更に始末が悪いのは

これがなかなか良くできていてカッコいい

というところ(笑)。

 

う~ん、これは見事ですねぇ。

バンドとしての腕もなかなかのものです。

 

その後後半の曲は

パープルっぽさは控えめで、

いかにも北欧メロハーらしく、

なかなか心地よいですが、

逆に物足りなくなったりして…(笑)。

 

それでも9曲目の「I Can't Stop Believing」は

ちょっと「Bad Attitude」風。

続く「Inside Information」は

「Purfect Stranger」風で、5期愛を披露。

 

11曲は「Speed Trippin'」という

これもまた何かを連想させるタイトル…。

中身はどちらかと言えば

「Fireball」に近いですかね。

ギターソロもどこかで聴いた

フレーズですが、まあどうでもいいか…(汗)。

 

ラストを飾る「Gabrielle」は

アコースティックの小曲で、

これはブラックモアズ・ナイトだなぁ…。

 

いや、ちょっと待てよ。

このアルバムが出た1994年は

まだブラックモアズ・ナイトは

結成されていないはず…。

 

おっと、ということは、

ブラックモアズ・ナイトの影響は無く、

こういう曲を作っていたということで、

そういう意味でも

リッチーなギタリストですね。

 

しかしこのデイヴィッド・ブライクなる

ギタリスト、その後何かで活躍したという情報は無く、

このMANDRAKE ROOTも1枚のアルバムで消滅…。

 

なかなか良いギタリストだと思いましたが、

やはりモノマネで終わってしまったってことですかね。

 

まあそれはともかく、

これは是非世の中の

パープル、レインボー、

リッチー・ブラックモア・マニアの方に

聴いていただきたい!

 

そして僕のような「好き」「ファン」

レベルでは拾えないようなフレーズ、

展開の元ネタを解明していただきたい!

 

そうしたら、

ほとんどのフレーズが

何かの引用になる気がしますが…(苦笑)。

 

という訳で

パープル、レインボーを

よく知らない人からすると

何のことやらですが、

僕的には相当楽しめましたよ。

 

☆「リッチー・ブラックモア愛溢れる、ファンには楽しい作品」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点!

 

 

グラインド・コア界の帝王、

NAPALM DEATHの

1stと2ndアルバムをカップリングした日本盤。

 

 

1st「Scum」は全28曲で約38分、

2nd「From Enslavement To Obliteration」は

全27曲で約34分、

1枚にすると55曲で約67分という

通常の音楽ではあり得ない構成です。

 

NAPALM DEATHを知っている人なら

これが当たり前で、

1分台、1分に満たない曲が

ザラにある世界であります。

 

短い曲の代表は1st収録の「You Suffer」。

何しろ「世界一短い曲」として

ギネス世界記録に認定されている曲。

CDでは0:07と表記されますが、

前後に無音の時間があるので、

正確には1.316秒らしいです…(笑)。

 

2nd収録の「Dead」も

「デェェェド!」と叫んで

一瞬で終わってしまうし、

曲が次々と変わっていきますが、

どれがどの曲なのか

分からなくなってきます。

 

僕はメタルに聴き始めた頃、

「The World Keeps Turning」

という日本編集盤を買ったのが

初NAPALM DEATHだったんですが、

衝撃、いや、笑撃を受けましたね。

 

その頃はこれを

ギャグとして受け止めていましたが、

今聴いてみると、

意外と聴けますね。

 

いやまあ、

しょっちゅう聴こうとは思わないですが、

これがグラインド・コアの原点という

凄みと重みを感じます。

 

NAPALM DEATHの音楽性は

この後どんどん「まとも」

になっていきますが、

やはり初期の凄さというのは

唯一無二であります。

 

☆「これをギャグとみるか、芸術とみるか」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!

 

 

梶山章率いるPRECIOUSの

唯一のアルバム。

 

 

基本はリッチー・ブラックモアや

イングヴェイからの影響を強く感じる

ネオクラ・様式美メタルそのものですが、

「これぞジャパメタ様式美」という

独特の世界観を築いている素晴らしい作品。

 

この路線を今も見事に引き継いでいるのが

CONCERTO MOON。

この作品は35年以上前の作品ですが、

CONCERTO MOONが

PRECIOSから多大な影響を受けているのが

よく分かります。

 

さて梶山章のプレイですが、

リッチー、イングヴェイ直系の

バリバリのネオクラ路線。

イングヴェイほど弾き過ぎず、

リッチーを程よくテクニカルにしたような

いい塩梅の速弾き具合。

 

それ以上に

ネオクラ+ジャパメタ特有の

哀愁を感じるメロディ・センスが

素晴らしい作品です。

 

1曲目の「Burning  Vengeance」は

何度聴いてもカッコいい

ジャパメタ様式美屈指の名曲。

 

リフ、歌メロ、ギターソロ、

どれをとっても

ネオクラ好きにはたまらない展開ですな。

 

2曲目の「Shock Wave」は

典型的な歌謡メタルですが、

ギターソロが

「You Don't Remember~」

していて◎。

 

4曲目の「Immortal Oath」は

「I am a Viking」を思わせるような

どっしりとした曲ですが、

歌が入るとやはり歌謡メタルになります。

この辺は好みが分かれるところですね。

 

続く「Blasting Your Head」は

いかにものマイナー調の

ミドル・テンポ・ナンバー。

やはりジャパメタ臭が漂います。

 

次の「Wasting My Time」は

完全80年代イングヴェイっぽい曲。

まあ完全に「Big Foot」なんですが(笑)、

これがなかなか日本語の歌詞がハマってて

不思議な魅力に包まれた曲になっています。

 

7曲目の「Die For Glory」は

CONCERTO MOONにありそうな、

典型的な様式美ジャパメタ。

やはりギターソロが美しい。

 

ラストを飾る

「Shining Through The Night」は

RAINBOW直系のナンバーで、

まあ「Tarot Woman」な曲(笑)。

 

RAINBOWというよりも、

マイナー臭さが

ヨナス・ハンソンの

SILVER MOUNTAINに

近い雰囲気もあります。

 

という訳で1枚丸ごと

リッチー+イングヴェイ+ジャパメタな

その辺りが好きな人には魅力的な作品。

 

ただ「Burning Vengeance」が

素晴らし過ぎて

1枚トータルだと

正直そこまでではないですかね…。

 

音もまあそれなりなので、

完全マニア向けではあります。

歌も個性的は無いですが、

なかなかアツいですね。

 

当時もちろんこのCDは

持っていましたが、

「高価買取」に釣られ、

「どうせ1曲目しか聴かないし」

と思い売ってしまいました。

 

こうして買い直して

聴いてみると、

「Burning Vengeance」以外にも

魅力的な展開があり、

嬉しい発見もありましたね。

 

PRECIOUSとしては

1枚で終わってしまいましたが、

日本のメタル・シーンに

多大な影響を与えた

伝説の1枚です。

 

☆「日本の様式美メタル界に燦然と輝く金字塔」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星満点!

 

 

FORBIDDENのライヴEP。

 

 

オランダのメタル・フェスティバル、

Dynamo Open Air 1989出演時の

模様をおさめたものです。

 

この1989年のフェスの

他の出演バンドを調べてみると、

ARMORED SAINT、SAVATAGE、

HOLY MOSES、SACRED REICH、

SLEEZE BEEZと、

いかにもメタル・マニアが

喜びそうなマニアックな布陣。

 

その中でFORBIDDENは

前年にデビュー・アルバム

「Forbidden Evil」をリリースし、

勢いに乗った時期であります。

 

1曲目はJUDAS PRIESTのカヴァー、

「Victim of Changes」。

1曲目にカヴァーというのは意外だなと

思いつつ聴いてみると、

ほぼ完コピでビックリ。

 

特にラス・アンダーソンの

歌はかなりロブに近く、

この歌唱力は見事であります。

 

そして「Forbidden Evil」、「Chalice of Blood」、

「Through Eyes of Glass」と、1stの曲の

ハイライト的な選曲で駆け抜けていきます。

 

全4曲、約26分なので

物足りなさを感じるものの、

逆に当時の勢いが凝縮されていて

ファンには楽しめる内容です。

 

ドラムは名手、ポール・ボスタフで、

荒々しくも安定したドラミングが楽しめます。

 

数度の活動休止がありながらも

今も活動を続けているFORBIDDEN。

この全4曲に彼らの原点が詰まっています。

 

☆「当時の勢いが凝縮された全4曲のライヴ盤」…☆☆☆☆☆☆☆☆星8つ!