ジャズ・ロック・トリオ、
ATTENTION DEFICITの1stアルバム。
まあメタルを主戦場としている僕が、
唐突にただのジャズ・ロックを聴く訳も無く、
完全にギターのアレックス・スコルニック目当て。
今もTESTAMENTで活躍するアレックスですが、
一時期TESTAMENTを離れて活動した時に
結成したトリオ・バンドです。
アレックスはデビュー当時から、
バリバリのスラッシャーという感じは無く、
幅広い音楽性と卓越した技術で、
スラッシュメタル界隈では異端な存在でありました。
最初TESTAMENTを脱退した時は、
メタルから離れて、ジャズやフュージョンを学びたい、
というようなことを言っていたと記憶していますが、
何故かSAVATAGEに加入した時は
嬉しい一方で、「何で?結局メタルじゃん」
と思いましたね。
まあSAVATAGEはすぐに脱退し、
やはり本人が言う通り、
ジャズ、フュージョン方向で出したのが
この作品であります。
他のメンバーは
ベースがマイケル・マンリング、
ドラムがティム・アレキサンダー。
このお二人の経歴をみると
僕が聴く音楽とは違うため
知りませんでしたが、
恐らくアレックスよりも
世界的には有名でしょう。
いずれにしても
テクニック的にも経歴的にも
文句のつけようがないメンツで
音は当然テクニカルな
ジャズ・ロック。
ただ難解な作風では無く、
むしろ普通に聴いて心地よい音で、
よくよく聴くと、
超絶プレイの連続という1枚であります。
またアレックスのギターの音は
この手の音楽にしては歪んでいて、
メタル・ギタリストとしての
主張もしっかりしているのは
メタラーとしては嬉しいところ。
アレックスはこの後
ATTENTION DEFICITで
2ndアルバムもリリースし、
更にニューヨークの
ニュースクール大学でジャズを学び、
自身のジャズ・バンドも結成しています。
つくづく真面目な人だなぁと
感心してしまいますが、
その後しっかりTESTAMENTに復帰し、
今もバリバリ活躍してますね。
この作品を当時聴いていたら
ちょっとガッカリしたかもしれませんが、
アレックスがやりたい音楽を
突き詰めた結果として聴くと、
なかなか味わい深いものがあります。
たまに聴くには良いですが、
やはり僕にはまだ早いですかね。
そう言えば
ATTENTION DEFICITというバンド名、
福祉関係者からすると
ちょっとドキッとする
バンド名であります。
☆「超絶技巧ジャズ・ロック。メタル出身のアレックスのプレイも全く引けを取らない凄さ」…☆☆☆☆☆☆☆星7つ!









