<言語習得のプロセスや研究>を10年前にまとめていたのですが

 

最近、エスモーズ理論がさらに進化していっているということで

また別の視点からその体験を見直すのも面白いかなと思い、当時のブログから再掲して連載しています。

 

 

桑田和子のやりすぎ人生・番外編ということで、10年前にタイムスリップしたつもりでお楽しみください。

 

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参考記事

 クリック 目次【桑田和子のやりすぎ人生】

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 クリック 第5章 カルチャーショックのウルルン時代 <<<言語研究の時代

 

 

桑田和子のやりすぎ人生・番外編

1. ことばがわかるって?

2. 「おやすみ」の意味

3. 言語には固有の波がある

4. 大波から細部の音へ

5. 人の体験を取り込む

6.単なる真似ではない

7. メロディに歌詞を乗せる

8. 全体の中に部分の組み合わせがある

 

 

*団体や個人が特定される点を修正する以外は、ほぼ当時のレポのまま掲載します。

 

第5回 文字も大波から(前編)

スラマシアン!

 

前回は、大波で話す ということについてレポートしました。

 

真似するだけではなく、「話す」のも大波で、というわけです。

 

ことばのメロディの中に、構文も文法も含まれているということを書きました。

思い出してもらえたかな?

 

今回のテーマは、文字も大波から。

 

 

みなさんの周りにいる小さな子たち、もしくはご自分のお子さんがまだ幼稚園に入る前くらいの頃、文字の読み書きはどんなふうにしはじめた?

 

名前の中の一文字っていう人、多いよね。

あとは「の」とか。

 

そうそう「字」の前に「字のようなもの」でお手紙を書いてくれる子もいる。

グルグルした小さなかたまりを並べていたのが、そのうちに直線の組み合わせになって、なんとなく字っぽくなっていったりして。(笑)

 

ひらがなは一文字ずつわかるけど、カタカナは単語のかたまりで認識してる子も結構多いみたいなんだよね。

 

「マ」だけだとわからないけど、「マヨネーズのマ」と言われると書けるとかね。

 

 

私もロシア語のキリル文字がそうだった。

 

ある時、ロシアにホームステイに行くのに調査表というのをロシア語で書かなきゃいけなくなったんだけど、

ロシア語なんて全然勉強したこともないし、もちろん教科書だって持ってないし、

「どうする。私?」ってなったのね。

 

で、まぁ物語CDのロシア語は歌っていたから、とりあえずそのテキスト(セリフのスクリプト)を開いてみたの。

 

そこには、なんだかわからないアルファベットが並んでいた。

 

ふつうのアルファベットと同じ字もあるけど、左右反転させたようなのもあるし、見たことない記号みたいなのもあったり、数字の3みたいなのもあったり。

 

 

眺めてみてもよくわからなかったけど、まぁ多分この辺りだろうと見当をつけて書き写して調査表は提出。

 

しばらくすると、今度はロシアからもホスト家族になってくれる人達の調査表が届いた!

しかもロシア語オンリーで。(汗)

 

可愛い女の子とお母さんらしき人の写真。

そしてロシア語で何やらかかれたメッセージ。

 

何とかして読みたいじゃないですか、その全然わからないロシア語を。

 

そう思いながらじっと眺めていると、同じ形のかたまりがいくつかあるのね。

 

それはPで始まって間にCとかKとかが入っていた。何だろうこの単語。

 

考えながら見つめてると、ある音がふっと浮かんできた。

 

「ルースキー」

そうだ!

きっとこのことばは「ルースキー」に違いない。

絶対そうだ!

 

 

そうすると不思議なことに、自分が音を知っている単語は、そこだけ文字が浮き上がるかのように読めていった。

 

少し読めると、あとはパズルのように面白く解けていった。

 

 

こないだ神戸の主催者に聞いたんだけど、

彼女の息子さんのY君は、高校で韓国語を第2外国語として選択してるんだって。

 

 

Y君はもちろん韓国語を勉強したことはなかったけど、CDはとにかくよく真似していて、人間ジュークボックス(古い!)みたいにするする音の出てくる子なのね。

 

で、そのY君、学校で韓国語を習ってハングルが少し読めるようになると、

カラダの中に韓国語の音があるから、あっという間にスラスラ韓国語の文章が読めるようになっちゃったんだそうです。

 

 

音が先にあるから文字が読めるっていう当たり前のことを忘れちゃいけない。

 

文字が読めて話せるんじゃなくって、話せるから字も読めるんだよ。

 

 

 

レポに出てくる「ルスキー」というのは「ロシア」のこと。

 

パルスキーがロシア語なんですが

 

調査票に「ロシア」や「ロシアの」という表現がたくさん書いてあったんですね。

 

 

ロシアホームステイにて、自家製ワインを飲んでいるところ。

 

 

(続く)

 

 

 

 

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