<言語習得のプロセスや研究>を10年前にまとめていたのですが

 

最近、エスモーズ理論がさらに進化していっているということで

また別の視点からその体験を見直すのも面白いかなと思い、当時のブログから再掲して連載しています。

 

 

桑田和子のやりすぎ人生・番外編ということで、10年前にタイムスリップしたつもりでお楽しみください。

 

 

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list dot*ことばがわかるって?【桑田和子のやりすぎ人生・番外編1】

list dot*「おやすみ」の意味【桑田和子のやりすぎ人生・番外編2】

 

 

参考記事

 クリック 目次【桑田和子のやりすぎ人生】

 クリック 螺旋状に進む

 クリック 第5章 カルチャーショックのウルルン時代  【カンフーかずこ物語】

 

 

*団体や個人が特定される点を修正する以外は、ほぼ当時のレポのまま掲載します。

 

 

第2回 ことばの波(前編)

Bonjour! 

 

前回は、意味ってなんだろって考えてみました。

 

訳すことばのない日本語はどうやって意味をつかんでいるんだろう?というところから、音とイメージ(風景)の関連性が少し見えてきたかなって思ってる。

 

さて今回は、ことばの波がテーマ。

みんながよく「大波で」とか言ってるあの「波」のことです。

多言語のCDをランダムに流してると、なんとなく「今、○○語だな」とか、「今のは△△語だ」ってわかってくるよね。

 

それってみんなに起こることだけど、不思議だと思わない?

 

一個一個の単語が聞き取れなくても、そのことばの持つ独特のリズムやメロディを全体としてつかんで、判別してる。

 

この「全体の雰囲気」って数値化するのはなかなか難しいから、コンピューターに判別させようとしたら、きっと膨大な情報量が必要になるはず。

 

人間の脳ってホントにエライ!

 

 

で、その独特なメロディやリズムを私達は「ことばの波」って呼んでるんだけど、なかなか上手い言い方だと思う。

 

イントネーションっていうとそのフレーズに限定されちゃうけど、「ことばの波」っていうのはもっと全体的な雰囲気のようなものかな。

 

中国語の波、フランス語の波、スペイン語の波、ドイツ語の波。

振幅が大きいとか、単調とか、速いとか、ブツブツ切れてるとかそれぞれに印象が違う。

 

物語CDのフレーズを真似しようとしたとき、フレーズの最初から一字一句逃さずに言おうとするとスルリと逃げられちゃうけど、そのことばを「音の波」って考えてそこに乗っていくとか、波の形をイメージしてその輪郭をとらえようとすると、結構スピードについていける。(気がする? 笑)

 

 

そして、その波に乗ってこそ見えて(聞こえて?)くるものがあるんですよ。

 

ヒンディ語のCDが届いて一週間くらいたったある日のこと。

車の中ではFM CoCoLoという多言語ラジオ番組が流れていました。

 

ちょうどヒンディ語の番組の時間で、インド人のパーソナリティの人たちがヒンディ語でなにやら話していました。

いつもは全く理解できず、最後に電話番号か郵便番号を言うところで「パンチパンチノウ」という数字だけが聞き取れていたんだけど、その日は違ってた。

 

「アメリカ」とか「イラク」とか、他にも英語っぽい単語がいくつか聞こえて「湾岸戦争の話題なんだ」って内容がわかったんだよね。

 

ヒンディ語のCDを聞き始めて一週間。

覚えた単語は何もなかったけれど、ヒンディ語の「波」のパターンが身体に少し入ってきたことで、その「波」の上に浮かんでいる「粒」(国名や英語の単語のような知っているもの)が聞こえ始めたみたい。

 

そういえば物語CDを聞いてみると、ヒンディ語には英語の単語がいっぱい入ってるんだよね。(ジュニアハイスクールとかチャーチとか)

 

でも、その波に乗ることができなかったときには、知っているはずの英単語も見つけられなかった。

 

 

英語を勉強してたとき、単語も文法も知ってるはずなのに簡単なことすら聞き取れなかったのは、この「波」に乗れてなかったのかなぁ。

 

海でイメージしても、波の下にいる(海の中ってこと)時や、波にのまれてしまってる時は、海面に何が浮かんでるのかわからないけど、波に乗って自分も浮かんでるときは、周りに浮かぶものもよく見えるよね。

 

 

だからことばを聞くときも、「単語、単語」ってつかまえようとするより、力を抜いて自分が波に乗っちゃうと自然に知っている音が耳にはいってくるのかもしれません。

 

ここでは力を抜くっていうのがポイントだと私は感じてます。

 

だって水の中でも、ガチガチに力を入れてたら沈んじゃうでしょ?

 

 

リラックスしてことばの波にからだを預けたときに、新しい世界が見えちゃうのかもしれませんね。

 


 

方言も、単語ではなく

イントネーションとか、全体像から真似た方がうまくなります。

 

というか、そこのメロディラインが違っていたり、音程が微妙にずれると変な感じがしますよね。

 

 

(続く)

 

 

 

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