投資先の選択 - 自分を選択肢に入れていますか
財産を効率的に増やすには投資が有効です。投資とは、今手に持っている価値(現在価値)をある対象に託して、一定期間後にその対象から得られる価値(将来価値)を獲得する手段です。この場合、現在価値を預ける対象は、なんらかの価値増幅システムを備えていることが前提です。
投資対象とされるものにはいろいろあります。代表的なものが株です。株を購入するとは、企業にお金を託して、そのお金を使って企業は事業を運営し、得られた利益を配当や株価上昇によって還元してもらうということです。
リスクをあまり取りなくないならば、国債があります。一般的に国債は元本が保証されます。国債を購入するとは、国にお金を託して、そのお金で国を運営し、経済を発展させ得られた税金から利息が支払われます。
もっとリスクを取りたいならば各種デリバティブ商品(先物、オプション、スワップ等)があります。これらの多くはレバレッジの機能を備えているので、少ない原資で大きなお金を動かせます。
と、いろいろと多くの投資の選択肢があるのですが、多くの人が忘れがちな投資先がひとつあります。
それは「自分」です。
そもそも誰かに投資するというのは、今自分が持っている「確実な」お金を「確実でない」将来価値のために、誰かに預けることです。この意味で投資を選択するということは、これは次の判断をしたことを意味します。
「自分がお金を使って稼ぐよりも、他人がお金を使ったほうが多くを稼げる」
つまり、自分は他人よりも稼ぐ自信がないということを認めたということです。もし自分の可能性を信じているならば、そのお金は迷わず自分で自分のために使うべきです。
ただし、自分で使い切れないほどのお金を持っているならば、他人に手伝ってもらうことが合理的です。もしくは高齢になり自分はもう働く自信がない、という場合も現役世代に託すことが有効です。
投資ブームの影響もあり、私たちはともすれば外部によい投資先を見つけることに血眼になりがちです。計画的な財産形成において、お金の一部を優良な投資先に預けておくことはときには有効なこともあるでしょう。しかし、もし使い切れないほどのお金を持っていない限り、投資先に「自分」を含めて、本当にどれが一番リターンが大きいのかをしっかりと検討することは大切なことです。特に若い人の多くは自分に投資するのが一番賢い選択だと私は思うのですが。
ネズミ脳ロボット
スラッシュドットの記事
ビッグフット発見!?
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200808150020.html
目撃証言は出されているが証拠が見つかっておらず、伝説上の存在とされていた猿人「ビッグフット」の遺体が発見されたそうです。写真も掲載されている遺体は身長約230センチ、体重約227キロもあるといいますから、ゴリラやオランウータンではありませんね。これが本当ならば驚きです。進化の過程で人類と別れた猿人の生き残りならば人類進化のミッシングリンクが解明されるかもしれません。保護のため発見場所は明かされていないとのこと。
貴方だけに見える虹
何をやっても思い通りにいかなくて、生きているのが嫌になってしまっても
世知辛い世の中に絶望して、死んでしまいたいと思うときでも
そんなことにお構いなく
体はほんの少しの傷でも一生懸命修復して貴方を生かそうとしてる
貴方のために心臓を動かして、血液をめぐらせて、新しい皮膚を作ってる
何をやっても空回りばっかりで、人生が嫌になってしまっても
明日に希望が持てなくて、自ら命を絶ってしまおうと思っても
そんなことにお構いなく
体は少しの病気でも一生懸命に戦って貴方を生かそうとしている
風邪を引いたならば、熱を出して、苦しいけど貴方のためなら我慢する
今まで一緒に生きてきたあなたに、生存させてくれた貴方に
貴方の体は心から感謝してる
だから、お願いです
生きていてください
体は一人では生きられません
そんな体をどうか見捨てないでください
貴方の歩んだ道を聞かせてください
どんなに失敗しても、成功しても、全てを失ってしまっても
今同じ時間を生きているのが奇跡なのだから
貴方のことを聞かせてください
貴方の席に貴方がただ座っていてくれること
それだけで私にはうれしいのだから
だからお願いです
生きていてください
雨の日に傘を忘れてしまったならば、差さないで歩けばいいんです
邪魔な傘のない貴方は、誰もが気づかない虹を真っ先に見つけるでしょう
脳の不思議 - 顔認識システム
人には当たり前にできても、コンピュータには難しい処理のひとつにパターン認識があります。その最たるものは顔認識です。
次の写真をご覧ください。
(ソース:おもしろ写真集
)
なにかヘンですね。頭が混乱するようです。目と口が二重になっているだけなのですが、思わず自分の目をこすってしまいませんでしたか?
これが顔認識システムの影響です。顔認識のパターンに当てはめようとするのですが、雛形に合わないため
脳が混乱してしまうのですね。人は顔を物として見ることはできないのです。
人は生まれて目を開けた瞬間に3つの点(2つの点が目を、1つの点が口をあらわすような)を目で追い始めるそうです。生まれてすぐの赤ちゃんでさえ顔認識能力が備わっているのです。生まれてから2、3ヶ月過ぎる頃までにはもっとも面倒を見てくれる人(母親・父親)の顔と他人の顔を識別できるといいます。
成長するにつれて顔認識のシステムも発展してきますが、6~8歳の頃までは簡単な変装(メガネをかけたりカツラをつけたり)で簡単に騙されてしまうようです。この頃までは顔認識の多くをつかさどる右脳に障害を持っている大人と同程度の能力だそうです。つまり、うまくやれば、8歳頃までならばサンタはわが子にバレずに任務を達成できるでしょう。
不思議なことに顔を認識する能力は、11歳頃から14歳頃までの思春期に急に低下し、その間2~3年は能力の向上が見られなくなるそうです。この理由はまだわかっていません。
顔認識システムの高い性能を示す例として、次のような実験結果があります。高校時代の卒業アルバムから5人を選び、そのうちの1人は同クラスの人を混ぜます。そして5人の中から同クラスだった人の顔を1人選ぶように求めると、学校を出てから35年経った人でさえ、その90%が同級生の顔を認識することができました。その間に出会った数多くの人と混同せずに、ほぼ全員の顔をを覚えているのです。驚くべき認証システムです。
よく顔は思い出せても名前は思い出せないといいますが、特別の記憶システムを発展させてきた顔認識に比べれば名前の記憶のほうが劣っているのはあたりまえなのです。
また不思議なことに、男女ともに、女友達よりも男友達の名前のほうを2倍も多く覚えていたそうです。理由として、女性にとっては男性は肉体的にも性的にも脅威ですから、自分を守るために好き嫌いにかかわらず男性の顔をより多く覚え、男性は共同作業をする仲間として男性の顔をより多くを覚えようとするのかもしれません。もっとも近年は男性が弱体化しているので、実験結果は逆転しているかもしれませんが。
また、外人の顔は覚えづらいと言いますよね。これは、自分の人種以外の人を見るときにはその人種特有の特徴(白人ならば鼻や目の色)に集中してしまい、顔認識システムがうまく働かないことによると思われます。
ところで女性は男性の本心を見抜くのが得意ですね。顔の微妙な表情を読み取って、すぐにそれが嘘であることを見破ってしまいます。これぞスーパーコンピュータでも到底及ばない脅威の顔認識と言えそうですね。
(※この記事は2005/04/30に他ブログで執筆したものの再掲です)

