去る1月11日(日)
習志野演習場にて行われた「第一空挺団降下訓練始め」、つづきです。
→前回の記事
10式戦車、74式戦車に続いて走ってきたのは、89式戦闘装甲車。
部隊内ではFVと呼ばれ、広報向け愛称はライトタイガーです。
これは初めて見たかも知れないっス。
あんまり詳しくないゆえに、何の戦車?と思いましたです。
戦車に随伴する兵員輸送車に武装と装甲を施した、
「歩兵戦闘車」(IFV)だそうです。


主武装は90口径35mm機関砲KDE、
副武装は79式対舟艇対戦車誘導弾発射装置×2 74式車載7.62mm機関銃 です。
歩兵戦闘車、とは兵力の運搬と火力支援のための装甲戦闘車両ですが
登場したのは第二次大戦後と、歴史的には比較的新しいカテゴリーの戦闘車両。
…なんだそうです。車体後部の兵員室に背中合わせに6名分のシートがあり、
詰めて座れば8名搭乗できるとか。
胴体側面の丸いの…
上の写真では閉じてますが、何かと思ったらガンポート(銃眼)とペリスコープでした。
89式5.56mm小銃を差し込んで射撃できるようですね。

乗車戦闘は非効率的なので普通に降りて撃つほうが圧倒的に良く、
その必要性が疑問視された説もあるようだが。
96式装輪装甲車。
広報での愛称は「クーガー」ですが、広報の呼称はやはり使われず(なぜに?)
隊員の間では「96」、「96W」、「96WAPC」、「WAPC」と呼ばれるそうです。
装輪(=タイヤで走行ってことですな)装甲兵員輸送車、敵の脅威下での人員輸送などに
使用されます。

これが、
小銃弾を受けても走行可能なコンバットタイヤですか。。
なかは何が詰まっているんでしょう。


↑12.7mm重機関銃M2がついてる96式装輪装甲車B型、ですかね?
B型は10%ほど、とのことなので見られたのは貴重でしょうか

いっぽう下は
OD一色のイラク派遣仕様である96式装輪装甲車(II型)。
キューポラ左右に上半身を保護する装甲板を追加するなどの改修が行われてます。

軽装甲機動車ですね~
去年は草を盛り盛りでしたが、今年はそのまんま。
今年はすごいの(動く草むら)が登場しましたからねw
桜祭りでも草むらが登場したらしい。

そして
10式戦車、74式戦車を先頭に、上陸した車両部隊が前線に到達!
煙ってよく見えなかったが、目の前で熾烈な戦闘状態が!!




さらに
ヘリコプター部隊第二陣が上空より接近



車両部隊の突入につづき、攻撃ヘリによる激しい爆撃が加えられます。
いや~ぶんぶんと唸りながら進んでゆくヘリ軍団の眺めは壮麗、絢爛でありました。
やはり空からのとどめはアパッチロングボウなのか。


そして ついに某近隣侵略国を制圧、 状況終了…
奪還した場所に、空挺団の旗(だと思われる)があがりました\(^o^)/


ながながとお伝えしてきましたが、
もう少しつづきます。
下志津は行けませんでした。。
