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注目の初手合い。。第84期B級2組順位戦/3回戦「羽生九段を下し、藤本六段が2勝目」
【 投了図・116手目△6八銀打 】
投了図での持ち駒
▲羽生九段: 飛、角、金、銀2、桂2
△藤本六段: 金、歩4
昨日の将棋界では
第83期B級2組順位戦の3回戦が一斉対局で行われ
注目の「羽生善治九段-藤本渚六段」の初手合いが実現しました。
結果は、上図116手までで藤本六段が後手番で勝利を飾りました。
35手目▲2四歩。
上図での持ち駒
▲羽生九段: 歩
△藤本六段: なし
戦型は後手の注文で相居飛車の力戦に。。
羽生九段は駒組みの完成を待たずに飛車先から仕掛け
直後の角交換を合図にいざ、開戦となりますが。。
【 投了図・116手目△6八銀打 】
投了図での持ち駒
▲羽生九段: 飛、角、金、銀2、桂2
△藤本六段: 金、歩4
強い踏み込みで攻め合いを求めた
羽生九段の作戦は功を奏さず、落ち着いて形勢を見極めた
藤本六段が最後は鋭く先手玉を仕留め上げた、上図の局面で
羽生九段は万策尽き果て、無念の投了を告げました。。
終局時刻は午後11時27分。
次世代を担う精鋭として将棋界のレジェンドを撃破した
藤本六段が順位戦成績を2勝1敗としました。
一方、敗れた羽生九段は今期順位戦初黒星で
同じく2勝1敗となりました。。
第66期王位戦7番勝負/第3局「藤井王位完勝、防衛に王手」
【 投了図・88手目△4七銀成 】
投了図での持ち駒
▲永瀬九段: 角、銀、歩2
△藤井王位: 飛、歩4
6連覇を目指す藤井聡太王位に
新時代のオンリーワン・永瀬拓矢九段が挑戦する
将棋界の夏の風物詩・第66期王位戦7番勝負。
ここまで2局を消化し、藤井王位の2連勝で迎えた
注目の第3局が昨日より、北の大地・北海道は千歳市にある
「ポルトムインターナショナル北海道」にて行われました。
結果は、上図88手までで後手・藤井王位が勝利。
先手の攻勢を正確に読み切り、気を見て厳しく反撃した
藤井王位が終盤戦を圧倒、見事な勝利を飾りました。
終局時刻は午後6時6分。
持ち時間を1時間以上も残して完勝をおさめた
藤井王位がこの瞬間、堂々のシリーズ開幕3連勝で
防衛に王手をかけました。。
本日、第66期王位戦7番勝負/第3局開幕「先手は永瀬九段、矢倉vs雁木に」
6連覇を目指す藤井聡太王位に
新時代のオンリーワン・永瀬拓矢九段が挑戦する
将棋界の夏の風物詩・第66期王位戦7番勝負。
ここまで2局を消化し、藤井王位が圧巻の2連勝。
早くも流れが決まりそうな正念場の第3局が、本日より
北海道千歳市「ポルトムインターナショナル北海道」にて
大きな注目の中、運命の幕を開きました。
第3局の先手は永瀬九段。
その初手は角道を開く▲7六歩から。。
対します、藤井王位も2手目に同じく角道を開く
△3四歩と返し、対局はスタート。。
10手目△4三銀。
上図での持ち駒
▲永瀬九段: なし
△藤井王位: なし
続く3手目に、飛車先の歩を突いた永瀬九段に対して
藤井王位は4手目に角道と止めると、飛車先を保留したまま
駒組みを続け、「振り飛車」投入を示唆します。。
21手目▲3五歩。
上図での持ち駒
▲永瀬九段: なし
△藤井王位: なし
しかし、12手目に飛車先を突き
居飛車を明示した藤井王位は居玉のまま
「雁木」模様に駒組みを進行。。
同じく居玉で相手の出方をうかがった
永瀬九段は上図の局面で、3筋の歩を突き合わせ
軽く仕掛けを開始しました。。
38手目△8六歩。
上図での持ち駒
▲永瀬九段: 歩
△藤井王位: 歩
先手は「矢倉」、後手は現代調の「雁木」に駒をくみ上げ
仕掛けどころを探る展開となる中、藤井王位は上図の局面で
飛車先8筋のから突っかけ、模様を動かします。。
【 一日目終了図・46手目△6五歩 】
46手目△6五歩。
上図での持ち駒
▲永瀬九段: 歩2
△藤井王位: なし
一日目は上図46手目まで進行。
飛車先を軽くした藤井王位が6筋の歩を突き出し
角道を開いた局面で、永瀬九段が次の手をふうじて
二日目へと指し掛けになりました。。
まだ本格開戦前のつばぜり合い。。
果たして両者の見立てと思惑や、いかに。。
明日は決着の二日目、開始直後から目が離せません。







