柔らかい手~個人的将棋ブログ

新しい将棋サイトをOPEN!


『 慶春onLINE 』

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

A級の実力。。第72回NHK杯/2回戦「広瀬八段ー杉本五段を振り返ろう」

第72回NHK杯将棋トーナメント

決勝トーナメント表

 

 

日曜午前のお楽しみ

NHK杯将棋トーナメントは昨日から2回戦がスタート。。

金曜日(5日)に竜王戦の決勝三番勝負出場を決めたばかりの

広瀬章人八段が登場、振り飛車党の杉本和陽五段と対戦しました。

 

 

 

2手目△8四歩。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: なし

△広瀬八段: なし

 

本局の先手は杉本五段。

初手でいきなり飛車に手をかけ7筋へと振ると

広瀬八段は2手目に飛車先を突き、居飛車を明示。。

互いのポリシーを強く反映させ、戦型は対抗形となりました。

 

 

 

39手目▲4七金。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: なし

△広瀬八段: なし

 

先手が角交換を拒むと

両者は息を合わせて自陣の駒組みを進行。。

「銀冠」の堅陣を敷いた後手に対し、杉本五段は

上図で格調高く「高美濃囲い」を完成しました。。

 

 

 

46手目△7二飛。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: なし

△広瀬八段: なし

 

さらに角を取り込む形で金・銀が弧を描く

「ダイヤモンド美濃」に構えた杉本五段に対して

広瀬八段も飛車を7筋に合わせて臨戦態勢に。。

 

盤上の緊張が高まる上図から次に

杉本八段が遊び駒の桂馬を跳ねると(47手目▲7七桂)

広瀬八段はすかさず、争点の7筋の歩を突き合わせます。。

(48手目△7四歩)

 

 

 

56手目△7五歩。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: 歩2

△広瀬八段: なし

 

7筋での歩交換が成立した直後

先手が桂馬を8筋の戦場に跳ねて拠点を作ったのをみて

広瀬八段はすぐに飛車を振り直し、8筋に合わせてから

7筋のキズを消し、局面を収めに行きます。。

 

この手に対し

杉本五段が玉の頭上に銀を乗せ(67手目▲2七銀)

「銀冠」への組み替えを目指すと。。

 

 

 

68手目△6六同銀。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: 桂、歩2

△広瀬八段: 桂、歩2

 

広瀬八段は緩急自在。。

桂馬を軽く捌いてから銀を力強く前へと繰り出し

先手陣への圧力を強めます。。

 

ここで手番の回った杉本五段は

4筋の歩を突き出し反撃に転じますが。。

(69手目▲4五歩)

 

 

 

70手目△6七歩。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: 桂、歩2

△広瀬八段: 桂、歩

 

広瀬八段は構うことなく

敵陣6筋に鋭く歩を突き立て、いざ開戦を求めました。。

 

杉本五段は▲5九角(71手目)とかわして、以下

△4五歩~▲4八角~△4四角~▲4五桂~△6八歩成に

▲3三桂成~△同角~▲4五桂~△4四角~▲6七歩をみて

△同と「金」~▲同銀~下図84手目△同銀成と進行。。

 

 

 

84手目△6七同銀成。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: 桂、歩3

△広瀬八段: 銀、桂2、歩3

 

前に出た後手に対し

杉本五段は桂馬の連続モーションで反撃しますが

一足お先に後手の攻撃軍が敵陣侵攻を果たします。。

 

 

 

97手目▲6八歩。

 

上図での持ち駒

 

▲杉本五段: 金、桂、歩4

△広瀬八段: 銀、桂2、歩3

 

大駒、小駒をイキイキと活用して畳みかける

広瀬八段の迫力ある攻め手を前にして、苦しくなった

杉本五段は必死に食らいつき、耐え忍びますが。。

 

【 投了図・108手目△3七桂成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲杉本五段: 銀、香、歩4

△広瀬八段: 角、銀、桂3、歩3

 

広瀬八段は容赦なく先手玉を仕留め上げ

上図の局面で杉本五段は無念の投了を告げました。。

 

さすがはA級と思わせる見事な完勝を飾った

広瀬八段がその実力を存分にみせつけ、威風堂々

3回戦進出を決めました。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第43回JT杯将棋日本シリーズ/2回戦「永瀬王座、快勝で準決勝進出」

将棋日本シリーズ公式HP

JT杯プロ公式戦日程&結果

 

【 投了図・94手目△8七銀成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲糸谷八段: 飛、角、金2、歩4

△永瀬王座: 歩4

 

昨日行われました

第43回JT杯将棋日本シリーズの福岡大会

注目の「永瀬拓矢王座-糸谷哲郎八段」の2回戦は

上図94手までで、後手・永瀬王座が勝利。

 

 

 

 

 

52手目△3六歩。

 

上図での持ち駒

 

▲糸谷八段: 角、歩

△永瀬王座: 角、歩2

 

戦型は「角換わり相腰掛銀」

6筋に桂馬を跳ねて拠点を作った永瀬王座が

自玉への歩の突き出しに構わず(51手目▲4四歩)

先手から仕掛けを催促し、いざ開戦となりました。。

 

「永瀬王座-糸谷八段」の棋譜中継はこちら

 

 

【 投了図・94手目△8七銀成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲糸谷八段: 飛、角、金2、歩4

△永瀬王座: 歩4

 

先手の猛攻に対処しながら

3筋で飛車・角交換を成立させた永瀬王座が

手にした飛車を起点に巧みに切り返し、形勢を握ると

そのまま先手玉を厳しく仕留め、見事勝利を飾りました。

 

終局時刻は午後4時22分。

7月から元気のなかった永瀬王座が快勝で連敗を止め

堂々の準決勝進出、今後の巻き返しへ気勢を上げました。。

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間のまとめ(竜王戦挑戦権争いが大詰め、清麗戦に決着、羽生九段-康光九段が実現などなど)。。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>