大人の休日パス《グリーン車用》を利用! | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

12月上旬に「大人の休日パス」の《グリーン車用》を利用しました。

今回は、この《グリーン車用》を利用した話。

 

【1】東日本用は割安

大人の休日パスは、50歳以上の会員限定で、JR東日本(JR北海道)が特急含めて乗り放題となる激安のパスです。

今までは「普通車用」を利用しましたが、今回は「グリーン車用」を購入しました。

えきねっと利用の場合の代金は、こうなります。

普通車の指定券6枚を、グリーン車の指定券6枚に換えるのに、東日本用だと16200円となります。
指定券1枚を、グリーン車にグレードアップするのに2700円かかる計算になります。
これが、「東日本北海道用」だと3896円と大きな差になりますから、ハードルが高くなります。
今回は、グリーン車用(東日本)を購入しました。
 
 
ここ10年くらいは、グリーン車が利用できるJR東日本の乗り放題切符は、ほぼ販売されていません。
ですから、久々にグリーン車を連続利用することができました。
(今回の利用期間は約1か月と長く、このグリーン車用の他にもう1枚普通車用を利用しましたが、今回は触れません)
【2】サフィール踊り子~1枚目2枚目
まずグリーン車に乗車したのは、サフィール踊り子です。
全車グリーン車ですから、「大人の休日パス」普通車用では乗れません。
(今までも特急料金&グリーン料金別払い、乗車券分だけ有効という条件で、何度か乗りましたが)
今回は、グリーン車用での初乗車です。
品川~熱海の短区間乗車で、料金を節約をする必要が無いのは、気分良いです。
5日前でしたが、8号車先頭の席を予約できました。
カフェテリアで担々復興麺を食べて、久々に知っているアテンダントさんに挨拶できたのは嬉しかったです。
サフィール踊り子に乗った話はこちら↓
 
【3】はくたか~3枚目
雪月花に乗りました。上越妙高から帰るために「はくたか570号」に乗りました。
こちらをグリーン車にしました。自由席に座れるか分かりませんでしたし、比較的長距離ですから、グリーン車で確実にゆったりしようと考えました。
やはり、豪華な観光列車「雪月花」で気分的に満足した直後に、自由席のB席しか座れなかったら興ざめしてしまいます。
「はくたか」のE7系グリーン車、すごく快適です。
 
【4】だてSATONO~4枚目
観光列車「だてSATONO」のグリーン車に、仙台から石巻まで乗りました。
別払いすると2000円です。
これは別払いするか微妙な金額でしたが、グリーン車6回のうちの1回を利用しました。
車内販売を利用できて、満足した乗り鉄となりました。
 
【5】こまち~5枚目
「だてSATONO」に乗った後、仙台から東京まで帰ります。
空席が多かった「こまち」のグリーン車に乗ったことが無かったので乗りました。
昔の「こまち車両」には乗りましたが、現在の車両には乗ったことがなかったのです。
この「こまち」グリーン車で、「だてSATONO」の戦利品をパチリ。
結構いろいろ購入しました。
この「こまち」、その前の「はくたか」もそうでしたが、他の乗客の皆さんが非常にマナー良くて、ゆったりと乗車できました。
グリーン車の座席は良くても、乗り合わせた客でイメージダウンすることもあるのですが、ラッキーでした。
 
【6】6枚目は・・・何と!
最終日に6枚目を利用しようと思いました。
もう一度「サフィール踊り子3号」に乗ろうと思ったのです。
千葉県内の駅で発券をしようと操作したところ、発券できませんでした。
実際は10分以上前に東京駅に着くことができて乗車には十分間に合います。ですが、不慣れな乗客もいますから、発券規制をするのは一応理解できます。
そこで東京駅に行きました。そして、発車7分前に指定券券売機の前に。
操作したところ、何とサフィールが表示されません。
東京駅の発車ホームの券売機で、7分前で取れないとは!ガーン
こんな時は、窓口なら取れるのですが、長い行列・・・。
結局「サフィール踊り子」には乗れませんでした。
このあと、別の乗り鉄と、用事を済ませました。
ダイヤ乱れがあり、最後の1枚の予定を急遽変更。
上野駅から「ときわ号」のグリーン車に乗って、柏までの短距離利用することにしました。
柏を経由して、少し遠回りで帰ることにしました。
ところが発車する上野駅8番線ホームの券売機なのに、発車6分前で発券できません。
「しまった!!また発券規制とはえーん
結局、グリーン券は5枚だけの発券で、最後の1枚は使えませんでした。
★が5つだけで、もったいないけど仕方ないや。
(入場記録表示の赤い文字で「グリーン車用」の表示が見えにくいんです。アテンダントさん苦慮していました)
 
 
最後の6枚目を使えなくて、怒り気味と思うかというと、そうではありません。
この「大人の休日パス グリーン車用」は、別の点で、超お買い得なのです。
【7】普通列車グリーン車が乗り放題!
首都圏の東海道線、総武快速線、高崎線などに連結されている普通列車グリーン車が、乗り放題となるのです。
横浜や船橋や柏の鉄道マニアが、5日間とも日帰りで新幹線で旅行しようとすると、東京駅まで普通列車グリーン車に乗れるのです。5日間の往復ですから10本のグリーン料金がタダになります。
1回750円ですから、10回で7500円が無料になるのです。
これはマニアにとっては、とてつもなく有難いです。

東京駅までの往復に、普通列車グリーン車を利用したとすると、このような計算になります↑。
東日本のグリーン車用だと、グリーン券へのグレードアップ1枚当たり2700円が、1450円相当になるのです。
これですと、グリーン車用を購入するハードルが、大きく下がります。
本来は遠くまでの特急も乗れるのですが、「はやぶさ」「つばさ」「あずさ」など全車指定席の特急が増え、自由席で車内販売があるのは「とき」「はくたか」だけになってしまったのが大きく、あまり利用できません。
指定券の枚数が6枚までに限られている「グリーン車用」では、特に制限なく乗れて車内販売がある普通列車グリーン車は、車内販売を利用するには絶好の切符なのです。
 

【8】マニアの普通列車グリーン車利用

結局、5日間で24本の普通列車グリーン車に乗りました。
東京までの往復にも当然利用しました。
それに加えて、普段はほとんど乗らない湘南新宿ライングリーン車に、何本も乗りました。
武蔵小杉~大宮の間を乗ると、新宿でアテンダントが交代しますから、車内販売を2回利用できるメリットもあります。
(実際はもっと短区間を乗って、利用できなかったことが多かったですが)
目的地が特に決まっていなくて乗りまくるマニアにとっては、気分的に有難く感じました。
たとえば、横浜駅から東海道線上り東京方面に乗ろうとして満席状態だったら、すぐ隣の下り国府津行きに乗れるのです。
グリーン券を買わずにフラッと乗り込んでも全く問題ないのは、快感です。
次の1月は仕事が多忙な時期ですので無理ですが、その次の「大人の休日倶楽部パス」では、3日間で特急グリーン券を6枚全部使って、残り2日は普通列車グリーン車に何本も乗るのもアリだなと思いました。
それで車内販売を1日15回利用するのも良いなあ。
 
 
●「大人の休日倶楽部パス」の有効利用の記事はこちら↓