今まで私は、のべ10000回以上、車内販売を利用してきました。
頻繁に乗る地元の普通列車グリーン車では、100回以上購入したアテンダントさんもいますが、重複無しでも1000人以上から買っていると思います。
大勢の販売員さんから車内販売を利用して、様々なことを感じています。
その中の1つが、こちらです↓
ラグビー選手のような体格の男性販売員は、親切で腕が良い
「この販売員さんは《ラグビー部》《柔道部》だったのかな」と思えるような、ガッチリした筋肉質の男性は、ほぼ例外なく乗客に親身な応対をしてくれるのです。
そして、車内販売の技術も十分身についています。
5年ほど前に、「ラグビーや柔道の選手のような体格の男性販売員は、親切で腕が良い」と感じて以来、観察をしてきましたが、かなりの確率で当たっているのです。
2つだけ簡単に書きますと、
★今まで利用したワゴン販売の販売員で、最も腕が良いと思ったのは、成田エクスプレスの販売員でした。(2015年で車内販売終了) この販売員さんも、がっちりした体格でした。
★ザロイヤルエクスプレスでは、皆さん親切で腕が良かったのですが、「車内をご覧になりますか?プラチナクラスの車内も撮影できます。」と積極的に案内してくれたのも、ガッチリした体格の男性アテンダントさんでした。
では、どうしてラグビーの選手風の販売員は、親切で腕が良いのか、考えてみました。
すると、いくつかの原因が考えられます。
【理由1】車内販売員は体力を使う仕事だから
車内販売員は、体力を使う仕事です。
揺れる車内でワゴンを押すのは体力が必要です。ワゴンと中身の合計で100kg近くに達することもあるそうです。
ですから、ラグビーの選手だった人なら、重いものを押す練習を続けていたわけですから、さほど負担にはならないと推測できます。
コツをつかめば、さほど大きな力は必要ないという話も聞きます。
私は1度だけワゴンを押したことがあります。2019年春に、大阪・毎日放送の番組の「ちちんぷいぷい」の収録に呼ばれて、近鉄しまかぜのワゴンをお借りしました。動かすだけなら十分できましたが、揺れる車内、狭い通路でワゴンを押すのは大変だなと改めて実感しました。
最初は強い力が必要でしたが、コツをつかめば大きな力は不要と感じました。
想いワゴンを動かすのに加えて、車内販売員は、早朝深夜の勤務も必要な列車だと、それだけで体力が求められます。夜22時過ぎまで仕事の日、朝5時起きで仕事となると体力が欠かせません。
↑収録時に使ったワゴン
【理由2】長続き=技能アップ
ラグビー選手のような人なら、体力的な面で、車内販売の仕事を続けやすい傾向にあるでしょう。
長続きするわけですから、仕事に慣れてきて、技術的なレベルは上がるハズです。
車内販売の仕事を始めて3か月の人より、3年の人の方が仕事のレベルは高くなるわけです。
長続きするため、経験を重ねて販売・接客の腕が上がるというわけです。
車内販売が削減されている原因の1つは、販売員の人材確保が難しいことですから、長続きできる人は歓迎することになります。
【理由3】ONE FOR ALLの精神!?
ラグビーでよく言われる言葉に「ONE FOR ALL」(ひとりはみんなのために)があります。
周りの仲間のことを考える習慣が、ラグビーの選手にあるのかもしれません。
車内販売員になっても、自分のポジションだけを考えるのでなく、自分は何をすべきか考えるのが当たり前になっている可能性があります。
(ちなみに私は球技は全くダメです。)
↑廃止されたJR四国の車内販売
【理由4】ガッチリしているからこそ愛想よく
人に対する印象は、千差万別です。
ガッチリした体格のラグビーや柔道の選手に対して、「頼もしい」「カッコイイ」という印象を持つ人が多いでしょうが、一部とはいえ「怖い人かも」と感じてしまう人もいるかもしれません。
ならば、「心配いらないよ」と、初めから常に親切な対応をするのが適切でしょう。だから常に、初めから愛想よく笑顔で対応する人が目立つのだと感じています。
私は塾・予備校業界で仕事してますが、「オジサン」というだけで嫌う女子がいて悩ましいのと似ているかもしれません。人見知りする生徒には、敵じゃないよと安心感を持ってもらうのです。
丁寧に教えるのはもちろんですが、その他できること、たとえばヒゲそって、Yシャツネクタイ姿で、話すときは「ですます調」で、安心感を持ってもらう必要があります。
体格に関係なく「良い販売員は良い」のですけど、大きな傾向を感じましたので、まとめた次第です。
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今後の乗り鉄ですが・・・
《1》大人の休日倶楽部パスで、12/6にストーブ列車に乗る予定です。
《2》12/11に北陸に向かいます。
《3》年末年始は休みが取りにくくなりました。大人しくしています。
《4》2月初めに九州に出かけます。2月3月は何回か遠征します。
今年2022年の車内販売の利用回数は、12月1日現在795回です。
今年の利用回数は、820回くらいになりそうです。