「しまかぜ」の食事5種類制覇 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

現在、日本の鉄道では、車内販売が大きく減ってきている。

ところが、車内販売の「先」を行っているのが食堂車だ。

食堂車は、事実上ほぼ絶滅してしまっている。

とはいえ、定期的に運転される列車で、唯一食堂車とも言えるのが、近鉄の「しまかぜ」のカフェ車両だ。

 

【1】オシャレな二階建てカフェ

 「しまかぜ」には、二階建てのカフェ車両が連結されている。

予約不要で、食事やお茶ができる昔ながらの食堂車とも言える存在だ。

 ↑2階は、明るい雰囲気のオシャレな席になっている。ここで、ケーキセットを頼むと、気分は最高になる。

 1階にも席がある。こちらは、席の数が少なく、落ち着いた雰囲気だ。

 本来なら、素敵なカフェ車両だから、観光客が殺到しても不思議ではない。しかし、座席が豪華すぎて居心地が良いため、あまり混雑はしない列車が多い。

今回は2回乗ったら、1回は長蛇の行列。もう1回は2人だけで、もう一人の鉄道ファンと話が盛り上がった。

 

【2】松阪牛重を食べる

 鶴橋を過ぎてカフェ車両に行くと、既に客が席に着いていた。2階席は一つだけ空いていた。私の後にも来た客がいたから、1階は遠慮して、2階の一つだけ空いていた席に座った。

頼んだのは、新しい食事メニュー「松阪牛重」1400円だ。大和八木で降りる短時間乗車だけど、「10分でできます」と案内されて頼んだ。

ちょうど10分後に、出てきました!松阪牛重です!

 肉が少なめだったものの、1400円で松阪牛なら、このくらいと予想つく。想定の範囲内だ。

さすがに美味い。列車内で熱い御飯を食べられるのは、シアワセだ。

熱すぎて、たった6分で食べるのは、辛かったけど(^^)/

 

【3】「あおさとカキのにゅう麺」を食べる

もう1回、大和八木から京都まで「しまかぜ」に乗車した。

ケーキセットは人気商品で完全に売り切れだ。そこで、まだ食事メニューで、唯一食べてなかった「あおさとカキのにゅう麺」1000円を頼んだ。

写真では、ずいぶん量が少なそうに見えるが、ドンブリが大き過ぎるだけなので、念のため。

カキはあまり得意ではなかったけど、問題なく食べられた。

特にスープが美味い。麺を食べた後で、ほぼ全部飲み干した。

ミネラルウォーターもついている。日本で唯一の食堂車とも言える場所で、凄腕アテンダントさんに注文できるのだから、高くないと思う。

 

【4】今まで食べた食事メニュー

■松阪牛カレー

松阪牛のカレー1340円もある。味噌汁も別につけた。

さほど辛くないが、コクがある味は、さすがだ。

↑2017年2月撮影

 

■海の幸ピラフ

何といっても、見た目が豪華なのが魅力のピラフ。価格は1400円。

エビの身はやや小さめだったが、車内で食べる品としては十分なレベルと言えそうだ。

↑2014年8月撮影

 

【5】カフェのメニュー

カフェのメニューは、しまかぜの座席にも用意されている。

食事メニューは、主にこの5種類になる。

飲み物、おつまみもある。

「生ビール600円」「日本酒620円」、「チーズ&サラミ700円」などがある。

 

こちらは、主にワゴン販売のメニューだ。

 

■以前あった「うな重」

2018年1月撮影

以前は、「しまかぜ」のカフェのメニューに、うな重があった。

私も2度食べたが、なかなかの味だった。

国産うなぎ使用で、1700円は安いと言えた。

ところが、うなぎの高騰が理由なのか現在は、メニューから外れていた。

 

■おまけ

今回の関西出張で、放送局で仕事をして、その中で「しまかぜ」のワゴンを押す貴重な機会を得た。

ワゴンを押すのは、実は初めての機会だ。

ワゴンの動かし方は、もっと難しいと思ったが、揺れない場所だったためか、何とかなった。

近鉄お勧めの新商品は、伊勢で生まれたゆずのお酒「奥伊勢ゆず」とのこと。

美味しそうだなあ(^^♪

 

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