四国に乗り鉄に出かけた。
午前中に「志国高知幕末維新号」に乗った。
【1】次は大歩危に向かった
「志国高知幕末維新号」を下車したのは、須崎駅だ。そして次に向かったのは大歩危駅だ。
何のために向かったかというと、
もちろん「四国まんなか千年ものがたり」に乗車するためだ。
今年2017年の4月、5月に乗りに行ったから、半年ぶりの乗車になる。
須崎駅でトロッコの高校生に手を振って、見送った。打合せしていたから、気づかなかったかな?
須崎から、高知乗り換えで大歩危まで、特急を乗り継いだ。
指定券が、1枚で発行されるのは、便利とも言える。
【2】車両と座席は変わらない
今年の運転開始だから、列車の塗装と座席は、基本的に変わっていない。
今まで3本の乗車では、緑色の1号車「春萌(はるあかり)の章」だった。しかし、今回取れた席は、赤色の3号車「秋彩(あきみのり)の章」だった。3号車は団体客が座ることが多いが、必ずしも決まっている訳ではないようだ。
3号車「秋彩(あきみのり)の章」の様子↓。
《参考》4月にアップした「四国まんなか千年ものがたり」の車両の記事は、こちら。
【3】2号車にスタンプ
車両に関しては、ほとんど変わっていない。
ただ、2号車の座席の一部が、記念乗車証に押されるスタンプを置く場所になっていた。
カウンターにスタンプ台を置くのは、やはり狭くてやりにくかったようだ。
記念乗車証は、カッコいいデザインだ。
2号車に飾れる伝統工芸品は、このようなものだった。
【4】予約制食事「大人の遊山箱」
午後の「しあわせの郷紀行」の予約制料理4500円をいただいた。
3段の重箱に入った料理だ。箱から料理を出す方法は、アテンダントさんがテーブルごとに説明してくれる。
季節によって、中身は異なるので、4月と11月では違う料理が食べられる。
3段とも、料理に葉っぱが載っている。
直接食べるわけではないが、季節感を感じることができる。
こちら↑は、小さなお寿司だ。
味はもちろん、目でも味わえるように工夫されている。
料理は冷めているが、温かいお吸い物がつく。
寒い季節だと、温かいものが1品でもあるのはうれしい。
遊山箱の3段を、並べた様子はこちら↓。
参考までに、4月に乗った時の遊山箱は、こちら↓。
やはり、季節に応じて、料理を変えているのに気づく。
【5】追加のお酒
飲み物のメニューは、半年前とは変わっている。
私が頼んだのは、「四国まんなか千年ものがたり」がラベルに描かれた地ビール800円。
雄大な景色を眺めながら、ロゴ入りのグラスで飲めるのだから、これは気分が良いや。
ちなみに、お茶やミネラルウォーターは持ち込めるが、その他の飲食物(缶ビールや日本酒など)は車内で飲むことはできない。
飲み物のメニューを撮った。
地ビール、生ビール、ノンアルコールビール共に700円だ。
ワイン、ウイスキー、さぬきのももも、共に800円。
4月に「さぬきのももも」を飲んだが、美味しかった。この時の話はこちら。
地酒も揃っている。私は地酒に詳しくないが、分かる人にとっては、「あの酒が飲めるじゃないか!」と思うんだろうな。
前回、私か飲んだ人間国宝の器を使った飲み比べセット↓。
5月に頼んだ時の話はこちら。
【6】ソフトドリンク
大歩危を発車してしばらくすると、無料で妖怪茶が配られた。
全車指定席の観光特急グリーン車の乗客だから、飲み物を頼む費用を惜しむ客は少数派だと思うが、飲み水として利用できる。
食後のコーヒーは出されるが、単品で別途頼むと600円になる。
食後の無料コーヒーと和菓子が出される。
コーヒーが出るタイミングも絶妙だった。
【7】食べ物のメニュー
指定券を直前に手に入れた客は、予約制の食事は頼めない。
そこで、食事無しの客が頼める軽食が望まれるが、ランチボックス1000円ができた。
以前は、下の写真↓のようなカツサンド1000円があった。すごく美味しかったが、ボリュームが少なかった。
メニューの写真を見ると、量は多そうだ。
酒のおつまみとして、徳島の「鮎の姿焼き」がある。「さぬきのオイルサーディン」もあり、徳島&香川の両方から選べることになっている。
当日の追加メニューは、かなり充実してきた。
満足度はアップしてきたと思う。
アテンダントさんの腕が、大きく底上げしてきて、素晴らしかった。
各種おもてなしについては、また今度。