新作映画「ダンケルク」を観ながら、映画に入り込みすぎて疲れた二人！

（※この記事は映画の中身を、

バンバン書いてるので、ネタバレ危険、

ネタバレ困ったさんって方は、映画を見てから、

あとで来てくださいね！！待ってますう）

捜査の集合時間が遅いので、

またまたミケット刑事と「新作映画」を

観ることにしたマズル刑事。

この間はゾンビで、恐怖の連続だったので

今回は、話題の映画「ダンケルク」を観に、、

戦争を知らないマズル刑事の

もっともっと年下のミケットは

「何にも知らんゆとり世代」と

思いきや、、

実は「戦争を知ってるっす！」だったのだ。

あ、、そうっか、

ミケットはアメリカ育ちだったな。

「そうっすよ！！9.11の時も、

アメリカにいたんですよ！」

「おお！」

「２００１年９月１１日、、、

俺は、、、」

「いたのか？ニューヨークに？」

「えーと、いません」

「その現場にいなきゃ、

いたって言わん！」

「もお、、それよりポップコーンは、
ハーフアンドハーフにしますか？」
「当然だ、甘いの食べて、辛いの食べる」
「はいはい、、」

そんなこんなで、いつもの二人は

並んで座る。

しかし、映画は始まったけど、
予習してこなかったので、まず、
最初に出てきた兵士がイギリス人か

フランス人かわからない。

もしここに敵のドイツ兵士がいても

わからないかも。

ああ、、他の人はわかるの？
イギリス兵とフランス兵の違いがわからない
マズル刑事。ミケットを突く。
「あれさ、、イギリス人？フランス人？」
「しっ！、、雰囲気で感じてください、、」
「自分が帰国子女だから自慢か！！」
「しっ！」

（しかし、後半に止まってる船の中で

国籍問題で大騒ぎだから、結局最初は

だーれも違いがわからないってこと！！

よかった！！）

しかし、兵士の違いだけじゃなくて、

この映画の「どうなるかわからん」具合は、
まず、出演者より誰より

監督が一番有名で、

俳優にマズル刑事がおなじみの
俳優たちあまり出てなくて、
キーを握る青年兵士役に至っては、
全くの新人、、、

これって、、、

捜査みたいでドキドキじゃないか、、

（事件の犯人は映画じゃないから

もちろん知らない顔ばかり、

犯人確保までの道のりは大変なのだ）

だから、なんとなく前のめりになって、
どうなるかわからないから

真剣に見るマズル刑事。

（いつも、真剣じゃないの？）
ドラマでも、映画でも
すっごい主役は、すぐ死なないって決まってるし
少しだらっとしちゃうけど、わからないからね。
もうね、ミケットと二人、
戦場に残されて、助けを待つ兵士の気分に、、

先月、ニューヨークで、銃撃戦を経験した
マズル刑事とミケット刑事は、

戦いのシーンは

映画に入り込み、大緊張、、

「ああ、、！！」
「やばい！」
「撃たれる！」
「爆弾だ！」

と思わず、口から出て、後ろの人に
咳払いをされる、、

「やばい、、興奮したな、、」
「ニューヨークの逮捕劇を思い出したっす」

大興奮の二人。

しかし、、
これ、誰についていったら助かるの？も謎。
だって、船に乗れた！助かる！って思った瞬間
船沈没、、
海に投げ出されて、、、
泳ぐ泳ぐ、、

そして、小舟が来て
これ以上は乗れん、、って言われる、、

映画見てる間中、しゃべりたいこと満載の
マズル刑事。しかし、また周りの人に
迷惑をかける、、
声に出ない声で、

「ミケット、お前、俺だけは乗せろよ！
乗せるよな？船にいっぱいでも、、、、」
「え？」
「今、俺が投げ出されるやん、、
そしたら、、、」
「いっぱいなら、無理っすよ」
「貴様！」
「しっ！静かにしてください！」
ひじで押されるマズル刑事、、

で、海のシーンだと思ってたら。。
次はもう、空シーン。
戦闘機、、
ブーン！

海の話じゃなかったのかい！

これね、陸、海、空の３つのシーンが
あって、それぞれに主人公っぽい人がいて、

誰が誰を守るの？って思っていたら
戦闘機が落ちて、

海でチャプチャプしてるとこに
船が来て、助けてくれて、、
次は、大きな船やられそうで、、
それを味方の戦闘機が、助けてくれて
陸の桟橋にいる兵士を戦闘機や、船が助けて、、
誰がすごいの？小舟の船長？
戦闘機のおじさん？って思っていたら、、

最後は、、、、この人が決めました。
ダンケルクの桟橋に立ち、、

桟橋を守って最後の一人まで救出できるまで、
俺はここに残る、、ってかっこいい男が、
いや、最初からいたんだけど、船や、空や
陸や、いろんな戦いで、疲れて
忘れていた、存在を。

マズル刑事もミケット刑事も
戦いに疲れてて、、（ええ？）
本当に、一緒に逃げているかのごとく
疲れ果てる映画。

最後まで桟橋に残るって言葉を聞いた時、
「この人が最後の最後に主役持って行ったか？」
って思うと、途中ワチャワチャシーンの
船に乗せてほしい、いや、重くなるし
次の待って！！みたいな人々が、
「カッコ悪」って思えてきたマズル刑事。

終わってからカフェで、

映画鑑賞中とは
意見を変えて、
「ミケット、、もし船に、
あと一人しか乗れなくてってなった時、
迷わず、俺は、将来のある若いお前を、、」
と言ってみた。ミケットも当然、

映画に感動してるはずだから、

俺がおりますよ、、船をっていうと
思いきや、、

「あ、ですよね、
ありがとうございますっす！」

と現代っ子返答にムカムカ、、
男道がわかってない！
と勝手にプンプン。

でもミケットが
「わかったことがあるっす！」と
カフェで、甘いものを食べながら
しゃべりまくる。

「あきらめちゃいけないっすよね、
ニューヨークの時も
そう思ったけど、マズル刑事が
死んじゃったと思って、
ジャックと絶対捕まえるぞ！って
なったし、、、」