こんにちは!
マレーシアに留学中のゆうなです
今年(2023年)の9月からマレーシアに留学することになったアラサー女子です。大学院修士課程を卒業したため人より就職が遅く、社会人生活もうすぐ3年目の26歳です。元々英語が嫌いだったけど、学生時代の国際交流の経験から一念発起して社会人留学を決意しました!
準備とか現地の生活とかを記録して、将来同じように留学する同世代のアラサー女子の方の参考になったらいいなあという気持ちでブログを書いてます。
語学学校選びの懸念点とは?
語学学校に留学する際に「日本人が多くないところがいい」という理由で語学学校を選ぶ人は多いかもしれない。日本人がいると日本語を話してしまうから、練習にならないということや、せっかく海外に来たのだから日本人ではない別の国の友人を作りたいという人が多いかもしれない。
私が語学学校選びをした時は、別の理由から語学学校を選んだので特に気にしたことはないのだが、友人は「エージェントからこの学校は日本人の比率が低いからおすすめされたけど、実際は日本人が多かった」という意見を聞いたことがある。
ちなみに私はエージェントを使わずに留学先を決めた。留学エージェントを使うこと、使わないことのメリットやデメリットについては、別の記事で紹介しているのでこちらもチェックしてみて欲しい。
語学学校の日本人比率
私の通っている語学学校の場合、留学エージェントの各サイトを確認すると、日本人比率が20%程度と紹介されている。アジア圏の留学生が30%程度で、その他に大部分を占めるのが中東地域から留学している学生だ。
確かにマレーシアはイスラム教圏なので、食べ物や祈祷室の有無といった文化的な理由から、留学先として選ばれていると思う。
でも語学学校全体ではなく、クラスで考えると日本人比率が90%くらいになることがある。この記事のはじめの方で紹介した、日本人比率が低いと思っていたのに実際は違ったという友達はこのケースだ。
どうして公式で発表されている情報と違って、日本人の割合が大きくなるのだろうか。
国籍比率のカラクリ
語学学校全体で見ると、私の印象としてはUAEやイエメン等の中東から来ている学生が一番多い気がする。(中東から来ている若い学生が多くて、常に大盛り上がりでおしゃべりしている声が聞こえてくるというのもあるかもしれない)
だが私や友人が所属しているのは、Upper Intermediate(上中級)クラスというレベルで、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages、ヨーロッパ言語共通参照枠)で言うとB2にあたる。語学学校の中でもかなりレベルの高い方のクラスだ。
クラスメイトのうち、ほとんどは日本人と韓国人、その他に現地のマレーシア人が英語圏の大学に通うための試験対策等で勉強している。
大学受験等のために英語のリーディングやライティングのスキルはある程度あるが、スピーキングを鍛えたいという思いから海外留学を志した人が多いと思う。基礎的な英語力はあるのだ。
一方、中東地域の学生は、初級のクラスから勉強を始めることが多いようで、最初はElementary(初級)やPre-Intermediate(初中級)クラスの所属になっているようだ。
そのため、留学初日の入学テストの結果により、所属するクラスの国籍の割合も変わってくると思う。
語学学校の選び方
そういう訳でUpper Intermediateクラスだけで集まると日本人を含めアジア圏の友人ばかりになるが、現在は午後のクラスだと3レベルくらい合同で授業を受けているので、こちらでは中東地域の学生もクラスメイトだ。
ただ、今の先生の英語を話すスピードが早いので、たくさんの学生が脱落して別のクラスに行ってしまった。ここで難しくても耐えるアジアの学生が多いのは”お国柄”なところがあるかもしれない。
価値観が似ているという点では、留学先でも友達作りをしやすいというところもある。「日本人が少ない語学学校がいい」という思いはよく聞く希望ではあるが、日本人の留学先候補に入ってくる語学学校の場合には、誰も日本人がいないということは少ないだろうし、今回の記事で書いたようなカラクリによって、必ずしも語学学校全体の日本人比率がクラス内の割合と同じであるとも限らない。一旦、日本人が少ない語学学校がいいという気持ちは置いておいて、環境とか授業のクオリティに目を向けて留学先を選ぶのも良いのではないかと、実際に来てみて思うところである。
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