かなり泣けるというハードルが上がりきった状態で一気に見た。
正直アニメで泣いたのなんていつだったか思い出せないし、よくクレヨンしんちゃんの映画が泣けるって言われてるけどそこまで感動したことなかったし、というかあの戦国武将の奴は後に草彅剛・新垣結衣で実写映画化されて散々な結果になったのは記憶に新しいのだが。
そんなこんなでまぁ見てみようと思ったら、1話あたり22分くらいの長さもちょうど良いし、テンポも良い。
最期のオチもずっと見えてて、お涙頂戴なのも分かっているんだが、最終回、、、大号泣してしまった。
これはやはり11話の積み重ねでできるものだ。こんなネタ実写化絶対するだろと思うのだが、2時間ではそこまで泣けないと思う。恥ずかしながら、結構な時間泣いてしまった。
この物語の舞台である秩父で聖地巡礼に訪れる人々が後を絶たない。今年の夏祭りでは大変なことになってたらしい。
最近は映画よりもアニメの舞台の方が、人が訪れて地域活性化に繋がっている。最近の邦画も不作続きだし、そもそもロケ地に訪れようと思う作品はほとんどない。
それこそ数年前、「らきすた」で盛り上がった鷺宮。神社の絵馬から始まり、しまいにはらきすた神輿も出る。
商店街では饅頭や弁当を売る。らきすたのキャラクターを話すおじいさん、おばあさん。
とてもシュールで面白くてほっこりする。
そんなネタを2009年にNONFIXでドキュメンタリーにしたものが面白い。
絶対に知り合うはずもなかった両者がひとつのアニメ作品によって距離を縮めるという。なかなかロマンティックな世界である。
NONFIX 「オタクと町が萌えた夏」 らき☆すた 聖地巡礼
http://www.youtube.com/watch?v=9Zb7mA0yd90
ちなみに僕の実家の栃木県岩舟町も
「秒速5センチメートル」
http://www.youtube.com/watch?v=hUBMW45MTj0
ラストの駅や好きな子が転校してしまうところになっており、いくつか聖地巡礼しているブログなんかもみかけた。
さぁこれからどんな町がまた作品で出てくるのか、、、、、。