Surf’s-Up -2ページ目

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

Crimson / Red/Icebreaker Records



¥2,280

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プリファブ・スプラウト、4年ぶりの新作。


とは言っても、前作「Let's Change The World With Music」は今から20年近く前にほぼ完成していた作品。それがなかなかリリースされず、やっと日の目を見ることができたわけで、こういうことが良くあるのがパディ。ほかにも様々なアイディアを膨らませながら形にしていくものの、リリースまでに至らない「未完成作」がまだあるらしい。


今作もまた、そんな中から選りすぐられた10曲が並んでいる。サウンド的には皆オーソドックスなプリファブ・サウンドだ。ただ、前作にも増してシンセや打ち込みが多用されているように感じる。これはパディの聴覚障害の影響があるようだ。生のベースやドラムに耳が耐えられないようで、どうしてもコンピュータで作り上げなければいけない事情が反映されている。


オープニングのThe Best Jewel Thief In The Worldはタイトルのごとく、世界一の宝石泥棒の鮮やかな様を描いた曲である。これが流麗ながら勢いのある曲で、プリファブ・ワールドに引き込むにはもってこいだ。続くList of Impossible Thingsは「アンドロメダ・ハイツ」あたりに入っていそうな、ロマンチックど真ん中の曲。パディのため息の出そうなヴォーカルと、適度に隙間のある演奏。僕の好きなプリファブである。3曲目のAdolescenceはシンセのウォール・オブ・サウンドでメロディーは良いのだが、ややトゥー・マッチな印象。


面白いのはDevil Came a Callingという曲。ややエキゾチックなサウンドで、冷ややかさと内側にある情念のコントラストが見事に表現されている。前述の通り、コンピュータの色合いがやや強く、だからといってプリファブの世界観が損なわれるといったことはないのだが、「ガラスの箱庭」のような刹那性がやや薄まってしまうように僕は感じた。


それでも、各楽曲のクオリティーには本当に舌を巻くし、もう絶対にパディにしか書けないメロディーを堪能できる。そして、その「原石」は、きっとまだまだパディの傍らにごろごろと転がっているのだ。それらが形となって、僕らの心をとろけさせてくれることを願ってやまない。






ZOOEY/Daisy Music



¥2,800

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佐野元春、2013年発表のアルバム。


正直すごく書きたいことがたくさんあるのに、上手く言葉に表せない。そんな思いに駆られながら1年過ぎてしまった。今でもどことなくもどかしさはあるのだけど、書けることだけは書いておきたいなと思った。もちろんこのアルバムが素晴らしいからに他ならないのだけど。


名うてのベテランメンバーで固められたHobo King Bandではなく、元春の音楽を聴いて育ち、彼の感性を逆に刺激し続けるミュージシャンたちで構成されたCoyote Bandとともに制作された今作。「つまらない大人にはなりたくない」そう言い放った、あの頃の気概を絶対に失わないという決意の情念さえ感じるソリッドな作品に仕上がっている。


オープニングの「世界は慈悲を待っている」。ギターイントロのざらつき感、ピアノの疾走感などが力強いグルーヴを描いている。前作もそうだったんだけど、Coyote Bandの時は適度なラフさと力強さが漲った楽曲が多い。続く「虹をつかむ人」。解放感に満ちた、爽快なギターロックだけど、この2行の詩に僕はすっかりやられてしまった。



街には音楽が 溢れているけれど


誰も君のブルースを歌ってはくれない


心の孤独、存在すべき場所が見えない状況・・・人を不安にさせる要素なんて、この世にいくらでも転がっている。音楽はそんな心の一時の慰めに過ぎないのかもしれない。だけど、僕たちは僕たちの心に寄り添うブルースに、どれだけ奮い立たせられてきたことか。それだけ力をもらったか。


そして、オルガンと力強く刻み続けられるビートで始まる「La Vita É Bella」で、元春は確信に満ちた声でこう歌う。


 朝は誰にでも訪れる 愛して 生きる喜びを


 きっともっと 感じても良いんだろう


 きっともっと 信じても良いんだろう


この曲はまさに元春が「君のブルース」を歌い続ける覚悟を表明している曲になっている。「言えることはたった一つ この先へもっと」という言葉で締められた、この決意表明は実に清々しい。「この先」へのアーチとなるブルースを彼は探すことを止めることはないと思う。


「ポーラスタァ」は元春の今のヴォーカルの魅力が溢れた曲だ。年々声のレンジが狭くなってきた印象だが、セルフカバー・アルバム「月と専制君主」を作ったあたりから、声の特性に見事にはまったサウンドプロダクションをしている。それが今作ではさらに進化していて、余裕を持ったヴォーカリゼーションを披露している。タイトな楽曲の上で、元春が生き生きと歌っているのはこちらも嬉しい。


 そして、スローナンバーでは「詩人の恋」がもう本当に素晴らしい。 「Heartbeat」「君を連れて行く」「コヨーテ海へ行く」といった名曲に連なる、元春のロマンチシズムが爆発した傑作である。そして、ライナーノーツでもパワーポップを意識して書いたことを明言している「スーパーナチュラルウーマン」も良い具合に肩の力が抜けて、ビートルライクな1曲に仕上がっている。


瑞々しさ、解放感、躍動感・・・でも、決して若返ったというのではなくて、等身大で表現しうる最高のかっこよさを追求した、そして、元春のブルースが未だに僕のど真ん中で「僕のブルース」であることを証明してくれた、そんなアルバムだと思う。










増税だ増税だと、どれだけ騒がれても、対策を講じる気になれない。

最近、出不精に拍車がかかりつつあるのもあって、うちで穏やかに過ごしていました。


フジに(あ、今年はフジに行きます)スロウダイヴが来ますね。結構好きなバンドでした。


それで今日は、これを聴いていました。


Pygmalion/Slowdive



¥2,655

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これは結局一番スロウダイヴらしくないアルバムなのかもしれない。


でも、これ、かなり好き。




シューゲイザーの欠片もない、無の美に向かっていく音。


自分さえも無に向かっていけるような気になる。


「嫌いな人は嫌いなんだろうなぁ。


こんなに美しいのに・・・」




って考えさえも消え入っていきます。


今の自分には最高の癒やし。






Shangri La/Jake Bugg



¥1,297

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Jake Buggのセカンド。


ライブもバリバリやりながら、こうもあっさりとセカンドを完成させたことにも驚くが、これがロッキン・オンの2013年度ベストアルバムの1位!とは。そのナイスジャッジに拍手を送りたい。


聴く前から、1stの世界観が大きく変わることはないという確信があったが、世界観は変わっていなくてもスケール感はさらに大きくなっている。リック・ルービンがプロデュースするという事を知ったとき、UKトラディショナル・ロックの遺伝子が失われやしないかと、やや心配だったが、それは全くの杞憂。素晴らしいソングライティングはここでも全開。


オープニングThere's A Beast And We All Feed Itから、もう顔がにやけてしまう。そして間髪入れずに必殺ナンバーSlumville Sunriseへ。この疾走感(PVでもジェイク、オールドウェイヴな激走しています)がたまらない。しかしジェイクは「まだまだいけるだろ?」と言わんばかりに、さらにパンキッシュなロックンロールWhat Doesn't Kill Youを繰り出す。


僕なんかは単純なので、この3曲だけでかなり満足してしまったのだが、Me And You、A Song About Love、Pine Treesといったミディアムスローなナンバーでは、前作にはなかった良い意味での脱力感があって、より深みが増した印象を受ける。アルバムの後半はこういうタイプの曲やルーツミュージック的な曲へとシフトしていく。


イアイン・アーチャー、ブレンダン・ベンソン(!)といった職人たちが見事に脇を固め、輪郭のはっきりしたメロディーラインは健在。おそらくこれを他の人が歌うと若干あざとさが出てきそうなものなのだが、ジェイクのどこまでも天然なキャラクター性がそれを感じさせない。もうなんか「ただただ好きなんだ」っていうのが歌声に満ちあふれている。「パターンが似通っている」と思う人はいるだろうが、ジェイクの志向性がそれだけピンポイントで迷いがないって事の証明であるように思う。個人的には全然OK.


ギター一本もって歌う、それだけで成立させる表現者の力を感じさせるアルバムであり、こういうのをいつもどこかで待ち望んでいる自分がいる。こんな時代でも「やっぱりギターロックなんだよ」って言ってもいいんだと、確かに「理想郷」はあるんだと、そういう思いをかき立ててくれる









Morning Phase/Capitol



¥1,513

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ベック、通算12作目のアルバム。


前作Modern Guiltから6年経過しているが、今作に収められた楽曲は割とその当時に書かれたものが多い。ただ作成がなかなか上手く進まなかったり、そのうち体の不調もあったりして、思ったよりも時間がかかったようだ。


個人的にBeckの最高傑作は『Sea Change』だと思っているんだけど、今作はまさにそれに比肩するほどの素晴らしい作品になっている。見事に抑制のバランスが取れ、瑞々しいメロディーを感じることができる。多彩な表現を操るBeckであるが、今作ではエレクトロニクスを排し、アコースティックなバンドサウンドを基調とし、実にシンプルなプロダクションに徹している。


また、良質でメロウな楽曲がそろっていて、ジワジワと染み入ってくるような味わいもある。まぁ、地味と言えば地味。しかし、地味だけど、「簡素さ」は全く感じない。むしろ、ピアノ、アコギなど、練りに練られた一つ一つの音を、丁寧に配置しているというか、大事に鳴らしている印象がある。例えばSay Goodbyeでのギター、バンジョーの独特の張り詰めた感じは、聴いていてゾクゾクする。全体的に、アクセントとしてストリングスを随所に配しているが、決してわかりやすい華美さ流麗さをもたらそうとするのではなく、楽曲の感情を表現する方法として使われている。


Beckのストイックさが漲ったアルバムであり、聴くに当たって非常に集中力を要求される感がある。音だけではなく、『間』のグルーヴ感も同時に感じなければならない。短いストリングスCycleから,Morningへとつながるオープニング、フォーク・カントリーのお手本のようなCountry Down、ダークな流れを作るUnforgiven,Wave(ここすごく好きだ),そして感動的なラストWaking Lightまで、一瞬たりとも緩みがない。


Beckらしからぬ、ラストのあまりのわかりやすさに少々戸惑う部分もあるが、それを差し引いても、キャリアの余裕を感じさせる、十分に素晴らしいアルバム。大好きです。

























Sun Structures/Temples



¥2,240

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UKミッドランド出身の4人組、テンプルズの1st。


ノエル・ギャラガーが激賞したことが盛んに取り上げられていたが、昨年リリースされた『シェルター・ソング』もかなりの反響を呼んでいた。ただ、個人的には雰囲気の良さは感じつつも、もう一つインパクトが足りない、グッと来ないもどかしさがあった。


ラバー・ソウル、リボルバー期のビートルズライクなサイケデリック・サウンド。まぁ、本当によく聞く常套句だ。あまりの常套句ぶりに、逆にマイナスな印象を与えるんじゃないかと、余計な心配さえしてしまう。しかしながらこのアルバムは、その常套句に命を吹き込むような、輝かしいセンテンスに仕上げてしまうような力を持っている。僕はそう思う。


なぜそう思うのかというと、彼らの場合、サイケサウンドありきというわけではなくて、良く練られた楽曲をベースにした際に相性の良いサウンドを探した結果、ここにたどり着いたというのが見えるから。ビートルズも多様な表現手法をロックのフィールドで見事に繰り広げたが、楽曲とのマッチングが完璧だったからこそ、大衆性を獲得した。テンプルズのこのアルバムにも、全てとは言わないが同様な空気を感じるところがある。


オープニングのシェルター・ソングからアッパーなチューンが続く。そのためにサウンドプロダクションもフレミング・リップスのようなドープな方向に行かず、適度なスピード感の演出を心がけているように見える。だから、はっきり言うと、2ndでは曲のあり方次第でサウンドが大幅に変わるって事もありうるだろう。でも、このアルバムに収められた楽曲であらば、このサウンドプロダクション以外にあり得ない。


個人的には6曲目Move With The SeasonからTest Of Timeの流れが好き。アッパー一辺倒ではなく、ダークでうねりのあるグルーヴを挟みながらも、スピード感は失われることがなく、むしろ何か爽快感さえ感じさせる。この辺の軽快さ、風通しの良さも、このアルバムの強みだ。







最近すっかり文章を書くことから遠ざかってる・・・訳ではないのですが、




まとめていくうちに生じる矛盾であったり、言い足りなさであったりするものに




結果的に阻害されてしまう。




そんな感じで、レビューや雑感などをメモ程度に書いては、たまっていくと言った状況です。




不調って言うわけでもないんですがね。でも、そろそろ形にしていけそうな、そんな予感はあります。




忘れた頃に、ポロッと出てくるかもしれませんので、時々見てやってください。時々で良いんです。




音楽は以前並みに聴いています。最近ではセント・ヴィンセントが良かった。




でも、一番聞いているのはスミスだったりするんだけど。




スミスって、いつ飽きるんだろう・・・もうかれこれ25年以上聞いている。




それでいて、まだ全然聞けるもの。そして、バリバリ感動する。




The Headmaster Ritualのイントロにゾクゾクする。




これって幸せなことなんだよね、きっと。














箱入り息子の恋 DVDファーストラブ・エディション/ポニーキャニオン
¥4,935
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星野源初主演,という興味だけで借りてきた,この作品。

なんと3回も観てしまいました。

極度のあがり症で,彼女いない歴35年,人付き合いを避けてきた男の恋物語なんですが,突っ込みどころは結構あるし,「このご時世にそれですか」というベタな展開もある。しかしながら,それが途方もない切なさを引き出しています。


ヒロインの夏帆さんが素晴らしい演技をしています。ガラスのような繊細さ,人生の喜びへの覚醒。ファンタジーだけじゃなくて,盲目でも女性であることのリアルもしっかりと表現していました。


主人公,天雫健太郎を演じる星野源は,実際はほとんど共通点なんか無いんだろうけど,でもほかに誰がこの役をできるのかと言ったら,見つからない。「もてない」演技をできる人って,意外と少ないんですよね。


ぎこちないスタートから,徐々にお互いを求めていく2人。でもその前に必ずあるのが、なんともすがすがしい振る舞い。


例えば,初めて吉野家に行くシーン。左利きの彼女の腕にぶつからないように,そっと右に移動する。腕枕してて,気がつけばめちゃめちゃしびれてるんだけど,起こすの悪いから腕を抜けずにいるってこと無いですか?お互いのやり方で,相手をいたわるところになんかグッとくるんです。


清純なだけではなく,湧き上がってくる自分の欲求に驚きとためらいを覚えながら,近づいていく二人の距離。それって,例えば中高生くらいの頃に経験する感情で,人としてのスタンスや志向が固まっていないときに訪れるものだと思う。


しかし,ある程度年を重ねて,自分の輪郭ができあがりつつある二人なのに,恋するときの初々しさが半端ではない。むしろ逆に中高生よりも初々しいかもしれない。それは,一方は他人に迎合しないことで,もう一方は見えない目の代わりに磨いた心のセンサーで,見た目や経歴,障害に惑わされない「感性」を持ちうることができたからだろう。


ハイライトは終盤の奈穂子が一人で吉野家に行くシーン。ここは涙無しでは観られません。書いてる今,思い出すだけでもダメなんです,僕(笑)。


音楽は高田漣。主題歌を歌うのは細野晴臣。バンドメンバーが伊賀航,伊藤大地と,まさに星野源人事。もちろんステキです。


最後に,気がつけばカエルの鳴き声をまねしている自分がいます。まぁ,観ればわかります。もう1回観ようかな。





先日ブログで、昨年よく聴いた邦楽アルバムの一枚に、Livingstone Daisyの「33 Minute Before The Light」を挙げた。


33Minutes Before The Light/Livingstone Daisy
¥2,500
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八野英史さんはb-flowerの中心メンバー。


当時はUSオルタナにどっぷりはまっていて、ダイナソーやピクシーズなんかばっかり聴いていた。後はシューゲイザー。とにかくノイズノイズノイズ!だったのだ。それから時代はブリットポップへ。感性の幹がしっかりしていなかった自分もブリットポップへと雪崩れ込んでいった。


そんなわけで、b-flowerの存在は知っていたけど、アルバムを聴いたことはなかった。パーフリ少年だったし、カジヒデキさんが昔在籍していたBridgeも大好きだったし,聴いていても何ら不思議ではなかったのに、なぜかスルーしていた。


しかし、こうやって20年近くなってから僕は八野さんの音楽に触れることができ、心の琴線をぶるんぶるんふるわされているのだから面白いものだと思う。


最近b-flowerも聴いているんですが、「つまらない大人になってしまった」という曲があって、これが衝撃的でした。

「月曜日の次に いつも決まって火曜日が来る」

変えられない、逃れられない状況、日常。そんな中でギリギリの自分を失わないようにしがみつきながら生きている。焦燥を抱えながらも、自分の感性をフルに働かせて、感動を見いだしていく。そのことが、たったこの1行に凝縮されているような気がしたのです。

よくチェックしているsalon a sundaysさんのブログ で、「ムクドリの会」による八野さんのファンジンが発行されていることを知った。僕はLivingstone Daisyからのファンであるので、そっと見守るだけにしようと思っていたけど、salon a sundaysさんから直々に連絡をいただき、御好意で北海道まで送っていただくことができました。

八野さん、しゅがふろすとの山内さんの対談や、b-flowerの愛に溢れた熱いディスク紹介、個人的に好きだったVenus Peterの再結成の様子などもあり、大変読み応えのあるものになっています。推薦盤の紹介では、House Of Loveがまだ活動していたことにビックリ。ガイ・チャドウィック、元気なんだなぁ。


携わっている方々の愛が伝わってくるというか、こんなにも夢中になれる音楽があり、思いを迸らせているってステキだなって思います。悲しいかな、自分の周りでこんなに音楽について語れる環境にはないので、ある種の羨望さえあります。


もうあまり数がないそうなのですが、興味のある方は是非手にすることをおすすめします!


https://m.facebook.com/notes/friends-of-b-flower-livingstone-daisy/%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%BC%9A-%E5%BA%83%E5%A0%B1%E7%B4%99%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%9A%EF%BC%90%E5%8F%B7%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/171707846356956/






それは、金曜日の夜かもしれない。


そして、不思議と週末に聴きたくなるのがBadfinger。




Straight Up/Badfinger



¥2,057

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彼らの作品の中では、このアルバムが一番好き。




どちらも名曲です。ほかにも、Flying,The Name Of The Gameなど粒ぞろい。

この後のAssというアルバムも良いんだけど、なぜか彼らは1st,2ndの方が評価が高い。


Assはちょっと影を感じさせるアルバムなんです。前作までキラッキラなのに、ちょっと新しい音を探しにかかってる。そこの悩んでる感じが良い具合にサウンドに現れている。