心電図検査で、まさかの結果が・・・
前壁梗塞ってのは、要は心筋梗塞のことらしい。
心筋梗塞というのは、体型は関係ないらしく、運動をしている人でも血栓のできやすい人はなりやすいとのこと。
水分不足でもなりやすくなる。自分の場合はこれのような気がする。
血液の方は少し落ち着いていたのに、今度は心臓か。
ランニングは取り上げられたくないぜ!
昨日は職場の同僚の結婚式。
披露宴が終わった後、2つ下の同僚と一緒に帰ることにしたんだけど、なんとなく「飲もうか」という流れになりました。
同じタイミングで今の職場に移動してきた同士で、それなりに仲良くしていたんだけど、あまり深い話はしたことがなかった。
だけど、差しというシチュエーションがそうさせたのだろうか、もういろんな事をしゃべりまくった。
「今日の披露宴、若い人がいっぱい居ましたねぇ」
「そうだね。なんかまぶしいんだよね、若い人って。なぜか妙に恥ずかしくなるんだよなぁ」
「若者の中に、新郎の元カノとか居ないんですかね。友達席あんなに大きかったら、一人くらい居そうじゃないですか」
「背も高いし、絶対モテそうだからね。居ても不思議じゃないっしょ」
「僕ね、自分の好きな子の結婚式に出たことあるんですよ。」
「あ、それ俺もある!!いやぁ、もう思い出させないでくれよー」
「マジですか?」
「マジですよぉ(涙)」
そんなびっくりするような共通点がいくつもあって。
ほかにも同じような惨めな経験をいっぱいしていて。笑いまくりました。
音楽には興味の無い人だけど、俺ら二人のテーマ曲は勝手に決めました。
サカナクションのグッドバイがすごく、すごくいい。
根底にあるのは不安や焦燥、苛立ちであるのに、なぜにこんなに美しいんだろう?
孤独を恐れてはいけない、不確かでも飛び込んでいこう。
そこに僕の世界はあるのだから。
とある研修会に参加してきました。
その会場で、数少ない自分と気の合う人を見かけました。
話しかけようと思ったけど、隣の人と肩を寄せ合いながらずっと話してる。
どうにもタイミングがなさそうなので、近くに居ることをメールしました。
ややしばらくしてから「え、来てるの?!」みたいな返信が。
明らかに困惑気味。余計なメールをしたことを死ぬほど後悔・・・
そして帰り際に返信が「探したけどわからなかった」
うそつけー、わかんないわけないじゃん。っていうか、そもそも探してないじゃん。
しかもその後、「気づかなくてごめんなさい」
この言葉は実にきついですね。
男はこういう小さい嘘で傷つくのです。
もう違う月が輝く世界に行っちゃったんだなぁ。
しかも今日の研修会、招集かけられたから参加したものの
人は十分にいて、明らかに自分「必要なし」状態。
ダブル要無し状態・・・
今年の目標は「必要とされる人のためにがんばる」ってことにします。
「仕事」では希望を言わずに「ここでがんばって」と言われたところでやってきました。
しかし、なぜか「人」においては、必要とされてないところに行ってしまう傾向があり。
だから僕は、僕を必死で探してくれる人のために生きたい。
2014年のフェス動向。
もうすでに主要フェスから日程のアナウンスがありました。
が、今年は実によろしくない。
今のままでは、仮にフジ参加を決めた場合、金曜日は行けない。
サマソニの場合、ライジングサンとかぶっている。
つまりは、フル参戦できるフェスがなかなかないと言う状況。
ロック・イン・ジャパン、2週連続開催の煽りを受けてしまったであろうサマソニ。
その辺の大人の事情は知らないけど、お盆明けのサマソニってどうなんだろう?
お盆明けたって十分夏だけどさ。
サマソニはサマソニらしく、すでに第一弾を発表。
ARCTIC MONKEYS
ROBERT PLANT
AVENGED SEVENFOLD
PHOENIX
ソニックマニアにはKASABIAN
必ず第一弾は手堅いところを見せてくれるんですよね。
個人的にはPHOENIXが観たいなぁ。
ただ、今年はフジに、あのバンドが来るような気がしてならないんです。
って、毎年同じ事言ってるんですが・・・
でも、新作はなかなか自分に合わない感じで。
困ったものです。
洋盤と邦盤を分けるなんて、ナンセンスの極みであることはわかるんだけど、昔自分がよく聴いたラジオ番組では、洋邦で分けられることが当然であったのが、もう体に染みついているんですね。
だから、ベストアルバムに邦盤を入れたことがない。単純に聴く枚数が洋盤の方が多いので、ベストアルバム=洋盤になってただけで。
でも今年は、枚数こそ多く聴いていたわけではないけど、印象的な作品が邦盤にも多かったので、中でもダントツによく聴いた5作品を紹介します。
星野源/Stranger
¥2,940
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まず、オープニングの「化物」がすごい。そして続く「ワークソング」がさらにすごい。この2曲だけで十分傑作アルバム。サウンドの幅の広がり方が、自分の嗜好と少しずれてきてるんだけど、やっぱり「狂ってる物を作りたい」感じがすごく伝わってきて、いいんですよね。
曽我部恵一/超越的漫画
¥2,500
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日常レベルの思い、怒り、悲しみ、感動、愛をフリーキーに表現した曽我部さんのソロアルバム。自分たちの日常も、本来は感情の振れ幅は大きいはずなのに、どこかスマートにやり過ごそうとするあまり、自分自身を脚色してしまう事があるように思います。でもそれって、ストレスの元になることも。脚色をせずにストレートに表現するなら、こんな風に歌にできると良いんですけどね。そんな憧れを抱かせるアルバム。
Heavenly Music/細野晴臣
¥3,150
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昨年、やっとカバーアルバムが聴けるようになったと思う。それまでは、ピンとこない作品が多かった。正直言うと、今でも「なんだこれ?」って思うくらい、つまんないカバーもいっぱいある。フレミング・リップスの「狂気」もイマイチだった。だけど、細野さんのこの作品は好きだなぁ。収録曲にSomething Stupidを見つけたとき、めちゃめちゃ興奮したんです。あと、声が素晴らしいですね。
33Minutes Before The light/Livingstone Daisy
33Minutes Before The Light/BounDEE by SSNW
¥2,500
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Artist Direct Shop 405
というサイトでソウルフラワーの作品は良く買うのですが、たまたま見つけたのがこのLivingstone Daisy。昔b-flowerというバンドが好きで、その中心人物である八野英史が細海魚と作ったユニットであるということで、「おっ」と思い衝動買い。イントロから八野英史の声にうっとり。というか、全然変わっていないなぁ。世界観も全くぶれることがないですね。今年はb-flowerのシングルが出るらしいですが、Livingstone Daisyも継続してほしいですね。
ZOOEY/佐野元春
¥2,800
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そしてこのアルバムを外すわけには行きません。The Sun, Coyoteは元春が今の自分にフィットするスタイルを探求している跡が見られたアルバムだと思っていて、素晴らしい作品ながら『まだまだ良くなる」ような余地も感じられるところがありました。しかし、このZOOEYで、見事にフィットする形を見つけたように思います。今の自分の心技体でロックンロールを鳴らすために、どんな言葉を、どんなメロディーを紡いだら良いのか、元春は見つけたんじゃないかな。久々「フルーツ」以来の会心の作品だと、個人的には思っています。いつかしっかりレビューします。
第3位 Modern Vampire Of The City/Vampire weekend
Modern Vampires of the City/Xl Recordings
¥1,624
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ついにここまで来たか、という総決算的な要素と、新展開を感じさせる要素が見事にはまった3rd。自分たちの中にあるロックやポップス、アメリカの土着性を過不足無い形で音楽へと昇華させる。
第2位 Arctic Monkeys/AM
これでもかと言わんばかりに、自分たちのピークを更新していく姿は、実に痛快。重厚なストーナーロックでも、メランコリックなメロディーのナンバーでも、自分たちの思い通りのグルーヴを描くことができるくらいに、このバンドは成長したのだと思う。ゆえに、このアルバムさえ通過点に過ぎないのかもしれない。
第1位 The National/Trouble Will Find Me
Trouble Will Find Me/4ad / Ada
¥1,624
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こりゃあ掛け値無しにかっこいいです。ひたすらストイックなロックサウンドなのに、描かれる情景は見事なまでに豊穣。叩きつけるような激情も、押さえられんばかりの悲しみも、彼らの手にかかれば聴き手に今にも触れんばかりに迫ってくる。そういうダイレクトさを感じたのはこの作品が一番だった。
全体的には、豊作の年だったように思います。本当はまだまだ取り上げたいアルバムがありました。これだけ新譜を買うことが少なくなったのに、不思議です。
あれこれ振り返りたいところなのですが、大滝詠一のニュースがどうにもショックで。
個人的には「Long Vacation」よりも「ナイアガラ・トライアングル」なんです。「Long Vacation」の頃は音楽に目覚める前でした。「Each Time」がぎりぎり。だから青春期はあまりなじみのある人ではありません。
でも、彼が推す日本のミュージシャンはすべからく好きでしたね。佐野元春、山下達郎はもちろんのこと、杉真理も聴いていたな。そういうミュージシャンの精神的支柱であり目標でもあったと思うんです。残念ですね。
第6位 Atoms For Peace/AMOK
¥2,057
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一時期、Youth Lagoonとセットで寝る前よく聴いていたアルバム。おそらく、ばりばりコンピュータで作られたであろうこの作品に、宿るこの肉体性は何なんだろうか?
第5位 Yo La Tengo/Fade
¥2,167
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今年ライブを観た、というのもちょっとプラスになったかもしれないけど、ベテランらしい安定感だけでなく、轟音の美しさ、サイケの狂気さえも彼らがやるととても自然体に映る。もはやR.E.M.の領域に入ったようにも見える。
第4位 Low/The Invisible Way
The Invisible Way [帯解説・ボーナストラック2曲収録/国内盤] (TRCP-.../SUB POP/ TRAFFIC
¥2,310
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Lowはリリースしたら、大概ベスト3に入るくらい好きなんだけど、今年はベスト3がガチガチに決まってしまったので、この位置に。ジェフ・トゥイディーのプロデュースがどうこうという問題ではなく、この人たちの持つ揺らがない世界観がこの作品でも見事に展開している。ただひたすらに美しいアルバム。
四の五の言わずに、ざっくりと挙げていきます。
順序っていらないような気がするんですが、あえて縛りを入れることで、より深く考えられるタイプなので。
第10位 Sequel to the Prequel/Baby Shambles
Sequel to the Prequel/EMI Import
必ず1枚は、ロックンロールアルバムを入れたくなるんですが、「じゃあストライプスでしょ」「最近のリトル・バーリーは?」なんて声を無視して、あえてのベビシャンです。迷ったのはBCMC。こっちもかっこよかったんだけど、ピートのソングライターの才能に今回は軍配を。
第9位 Wondrous Bughouse/Youth Lagoon
Wondrous Bughouse/Fat Possum Records
¥1,623
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こういうベッドルーム・サイケみたいなのはここ数年聞くようになって、わりと好きなんだけど、自分自身でなかなか評価しづらいところがあって。Youth Lagoonは単純に今年よく聴いたっていうのが大きいんですが、ちょっと世界観がBattlesに近いような気がして、もっともっと変態っぽくなっても面白いなぁ。ヘッドフォンで聞いていると、両耳をグッと手で押さえつけたくなるんですね。そこから出たくなくなるっていうか。そういう誘引力があるアルバムだし、これこそベッドルーム・ミュージックの本質。
第8位 ...Like Clockwork/Queens Of The Stone Age
...Like Clockwork/Matador Records
¥1,733
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ルーツと革新のバランスが本当に見事。危うさはやや影を潜めたものの、ジョシュの男気ヴォーカルとワイルドなグルーヴが文句なしにかっこいい。現時点で、彼らの最高傑作だと思います。
第7位 James Blake/Overgrown
¥1,243
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聞いていると心がざわついて仕方が無い。アントニー&ザ・ジョンソンズを聞いたときと同じような反応が起きる。そして、彼のことを好きな人には反感を買うかもしれないけど、彼のサウンドに「進化形のメランコリア」を感じてしまいます。でもアルバムの中で一番好きな曲はDigital Lion。
「やったね!ついに」と思わずガッツポーズしたくなる、アクモン5枚目のアルバム。
こういう人はあまり居ないと思うけど、個人的に彼らのアルバムで好きなのは3rdのHumbugと4thのSuck It And See。この2枚だって、僕の中では十分に「とんでもないもの」なのだけど、正直今では新作への「土台作り」であったのかと思ってしまう。
重厚なビートとハンドクラップから始まる、オープニングのDo I Wanna Know?シンプルなリフとアレックスの歌、それ以外は何もいらないといったシンプルな構造だが、背筋がぞくぞくするような色気を醸し出すロックンロールだ。続くぶっきらぼうなR U Mine?は前曲に浸る余韻を与えないほどワイルドでブルージー。ソウルフルなコーラスのOne For The Roadはアーバン・ソウルとブルース・ロックが融合したような、新感覚の曲・・・
No.1 Party Anthem以降の後半の流れもやばい。特に新鮮なのがFireside。パーカッシブで重厚なビートは、どことなくデジタルなテイストを感じさせる。Snap Out Of Itは、ポール・マッカートニーが歌っていてもおかしくないくらいポップで、こういうのもできるのかと感服させられる。余韻を残したアルバムのラストまで、実に素晴らしい。
即効性はなくとも確実に感性にパンチを当てていくメロディーラインはもちろん健在。というか、冴えに冴えまくっている。
全体でとらえると、のっけから落ち着くところが全くなく、聴き手の息つく間を与えないようなロックアルバムになっているように感じる。しかしそれこそが今作の肝で、聴き進めていくとそれだけの幅広いサウンドが、結果的にガッチリはまっていることに気づく。
バンドの体幹がアルバムを重ねていくごとに増強、または成熟していった結果、どんな音楽性をも昇華できるだけの包容力を身につけた印象がある。そういう意味では、やはりこれまでのアルバムは彼らが自分たちの本当の音を求めるための道標に過ぎなかったのかもしれないし、アルバムタイトルがバンド名のイニシャルであることが容易に理解できる。というか、これ以外にない!
何度聞いても新鮮で、ロックの最高の魅力であるダイナミズムに溢れた素晴らしいアルバム。そのとてつもないスケールに、まだ自分の感性がまだ追いついていないと思うこともある。おそらくArcade Fireの新作もそうなんだよなぁ。