93日で近所の居酒屋の売り上げを3.4倍にした転職ばかり繰り返していた男のブログ

93日で近所の居酒屋の売り上げを3.4倍にした転職ばかり繰り返していた男のブログ

毎日の仕事に追われ、新メニューを売ることに専念しているつもりが。いつの間にか新しいお客さんを呼ぶ作業まで手が回らず空回りしてしまっていた頃の自分を思い出すためのブログ。バイトはやる気ないし、まあ自分でやるしかないか・・・と腹をくくった人のためのブログ

Amebaでブログを始めよう!
またまた

いい広告を見つけてしまいました

みなさん

家に広告のファイルは作っていますか?


ボクは

「これはいい広告だな~」

と思ったらまずファイルします

それでアイデア帳にしています

そして実際にそのお店に行き
客入りなんかを調べたりします

もはやオタクの領域です

趣味は?ときかれれば

「広告集め」

と答えます(笑)

なぜならそれが商売につながるからですね

今回の広告も是非参考にしていただきたいです




これは「記事風広告」といって

新聞ぽく作ることでニュース性を出しています

売り込み色を無くしお客様に読んでもらい易く
する工夫がされています。

最近新聞でも記事に似せた広告が多くあります
ああいったものをファイルしといたら

構成がわかりやすくなりますね

こういった広告が書けると
差別化が計れます

大手の戦法を真似ていては太刀打ちできません
から、ぜひこの広告に見える商人魂を感じ取って
いただければうれしいです
こんかいは

不動産広告なんですが

ボクのクライアントさんに

不動産屋さんもいますので


ぜひお知らせしたく今回は

この広告をチョイスしました


かなりのエッセンスが詰まっていますので

飲食店のかたも

かなり参考になるとおもいます







業種の広告宣伝法を応用し

成果を上げる店もかなりあります

不動産業はFAXで営業をかけます

例えば地元企業にFAXを流し

忘年会や新年会、4月の歓送迎会

などの予約をとる

などの応用も利かせることができます

こういったことはやるかやらないかで
大きな差がでてきます

細かいことが嫌いな方はもちろん商売には
向いていませんし

お客様のケアも出来ないとおもいます。

顧客名簿が集まればお店の売上は
安定していきます。


変な男「チラシのテストは小さくテストするんや」

アキオ「小さくですか?」

変な男「いまからスプリットテストというものを教
えてあげよう」

アキオ「スプリットテスト?」

変な男「スプリットとは日本語で分割という意味
だ、分ける広告を分けて出すんや」

アキオ「分ける?どうしてですか?何と何を分け
るんですか?」

変な男「大きく分けて

場所
時間
広告文

を分けて出すんや


俺がお客さんに聞くといったのは


お前たちが考えた

どの広告文がどの地域にいつごろ撒けば効果
が最大限に上がるか

をお客様の来店で教えてもらうわけや



アキオ「それがなぜテストになるんですか?」


男は広告の裏に二つのキャッチコピーを書いた

A『敬老の日を祝いたいあなたのお手伝いをしま
す。伝えきれない気持ちをこの日に伝えてください』

B『9月19日敬老の日の晩に渡すプレゼントあなた
はもうお決まりですか?先着8組様だけなら最高の
一日にするお手伝いが出来るのですが・・・。』



変な男「じゃあまずこのキャッチコピーがあるとしよう
か?これお前たちどちらが反応あると思う?」

アキオ「う~んAですかね~なんか優しい感じがしま
す。」

ボブ「Bだろうな~先着がけっこう反応すんじゃない
ですかね~」

変な男「分かれたな~じゃあどちらが反応を取れる
かを教えてあげよう。」


アキオ&ボブ「はい!!」


変な男「・・・」


変な男「・・・」


変な男「わかるわけないやろがこのドアホ!!」


アキオ&ボブ「は?」

変な男「なんで俺がわかるんやお客でもないし、
敬老の日の予定なんかなんもたてとらんのや
ぞ?行く気なんかないわい」

ボブ「てめえ舐めてんのか、客が来ないと思っ
て暇つぶししてんなら帰りやがれ!!」

変な男「怒ったか?そりゃお前らの頭がいか
に硬いかの象徴や。さっきからお客に聞くって
何回もいってうやろうが」

アキオ「これを両方出すってことですか?」

変な男「そのとおり」

アキオ「でもそんなこと広告代理店に頼むと
高くついちゃいますよ!!」

変な男「なあに広告代理店にデザインだけさ
せといたらええんや。こっちの希望通りのデ
ザインでしてもらう。

印刷だけしてもらったら、あとは新聞社に持ち
込みでもええんやからな?そのほうが安くして
くれるしな

それに何もオリコミ広告である必要もない、タ
ウン誌とかフリーペーパーもあるやろう。やつ
らは開いたスペースを埋めるためならけっこ
う値切りも出来る。需要と供給のバランスを
埋めるだけや(笑)」

アキオ「タウン誌2件に載せてもらてどちらの広
告で問い合わせがなったかを計ればいいわけ
ですね。」

変な男「そうやおいボブ君もっといい方法があるぞ。」

ボブ「まじっすかなんですか?」

変な男「おまえ細マッチョに憧れんか?」

ボブ「そりゃ時代は細マッチョですもん、最近飲みす
ぎで腹回りヤバいですから・・・なにが関係あるんす
か?」

変な男「ポスティングや」

ボブ「げっポスティング?」

変な男「そうやお前儲かってないのにオリコミ入れよ
うなんざ10年早い。ポスティングは最高や印刷代だ
けで済むし。運動もできる。その上お客様も増える。
身体は引き締まり、フットワークが軽くなる。

早起きして生活リズムも出来る。
さらに合コンなど無駄な経費はかからない。」

アキオ「おまえやれよ・・・一万枚撒いたら5000円や
るから・・・絶対ほかすんじゃねえぞ」

ボブ「5000円すか?やすくないっすか?」

アキオ「ほなもしそのチラシで来店したら500円つけ
てやろうか」

ボブ「ということは10組来たらプラス5000円で一万
円っすね・・・まあ一回ぐらいならやってあげれなくもな
いけど・・・」

変な男「よし決まりや・・・じゃあチラシはどうする?
印刷屋に頼むか?」

アキオ「そうですね~いっかい山田に聞いてみます」

変な男「自分らで作ったらどうや?」

アキオ「俺たちがですか?」

変な男「そうや、手書きで作るんや」

「まじっすか?そりゃ厳しいですよ」

変な男「心配イランわ俺が教えたるわ(笑)そしたらA4
一枚の白黒でピンクの紙使って裏表印刷やからな
一万もかからんやろ・・・不動産屋にきいてみろ!
輪転機貸してくださいってきいたら。
金払って貸してくれるぞ

ようは内容を伝えればいいわけやからな

ポイントはボチボチ話してあげよう。


なにやらようやく前に進みそうなよかんがしてきた二人であった

パーマンこと須和満夫はいじめられっこでした

しかしある日公園で、宇宙から来たバードマンと出会う。バードマンは全宇宙を監視しパトロールしている男だ


初めて出会った人間ということで適当に彼からパーマンセットを手渡された
満夫はパーマン1号として世界平和の任務を任される。


しかし彼はまだ小学生・・・学校も行かなければいけないし宿題もある。


やることがたくさんでとても手が回らない・・・

これじゃあパーマンどころじゃない

「もう一人僕がいたら・・・」



まるで忙しい経営者のような心理だ・・・

そんなとき一つの人形を手渡される

「コピーロボット」である

鼻を押せばたちまち自分そっくりのロボットになり

学校に行ってくれるわけだ

これで満夫はパーマンの任務に専念できるようになったのだ。


広告はあなたの変わりにお客様にセールスをかけてくれる。


だからあなたの言葉をそのまま紙に映し出す必要があります。

本音で書く必要があります

それがコピーロボットです。


そしてあなたはお店の接客に専念するんです。

変な男「広告はテストを繰り返すことで成長するんや」

アキオ「てすとですか?なんですか
テストって」

ボブ「店長馬鹿言ってんじゃないで
すよ、あれっすよね?穴埋め方式
のワークシートがあるんですよね?


変な男「ちがうな(笑)この形で売上
があがるなどという広告は存在し
ないか、存在してもそんなものを
易々と他人に見せる会社なんかな

広告宣伝の技術を身につけたら商
売は本当に楽しくなるしお客様にも
喜ばれる。

ライバルもなぜあの店が儲かってい
るのかわからない、メニューも変わら
ないし、人もかわらない・・・わからな
いから思考停止し、立地や運の責任
にする。本当におかしな話や」


ボブ「じゃあテストってのは?」


変な男「お客様に見てもらうんや!そ
れがテストや、何回も形を変えて繰り
替えすんや☆うまくいくまで繰り返す。

ボブ「なに当たり前のこといってるんで
すか?失敗したらどうするんですか?

変な男「失敗したら?それは失敗では
なくうまくいかないチラシを発見したと
喜ぶんだ」

ボブ「おっさん・・・かなりのドMか?
アホも休み休みにいわないかんで。
そんなことしてたらうちの店潰れて
まうわコラ」

変な男「そうか・・・多くの店はテスト
をしないからどんどんチラシの反応
が落ちてしまう。反応が落ちるとな
にをするかというと・・・

安売り競争に参加してしまうんや・・・


安売り競争ほど苦しいことは無い


なぜならまず
店の資金繰りが悪化する
回転率を上げれば上げる
ほど店にお金が残らなくなる。
仕入先にも値切りを入れる為
に関係は悪化。
安い商品を仕入れなければい
けなくなり。品質が落ちる。
忙しいだけで利益が出ていな
い為に人件費を上げることは
出来ない。

経営者は回転率を上げること
を考え出しお客様を早く追い
出すような態度を取ってしまう。
お客様の安いだけの店だから

もちろん客層も悪くなり、店の
雰囲気やモラルも低下する。

顧客満足とは程遠い世界へ
どんどん突き進んでいくんや・・・
数え上げたらきりが無い。

誰も幸せにはなれない。
安売り競争など大手にやらせ
ておけばいい。

お前ら大手外食チェーンが
隣に出来たら安売りで太刀
打ちできるとおもうか?」

アキオ「ありえないですね・・・
でもついついそっちでお客さ
んを呼びたくなってしまうんです。」

変な男「それはお前の店の現金を
ばら撒いているだけや。ただちに
安売りをやめるんや・・・いいか誰
も幸せにはならない・・・

仕入先もお客も従業員も
お前たちもや。」

真剣な目でアキオに語りかける変な
男は決して嘘を言っているようには
見えなかった・・・

むしろ真剣に成功を願う親のような
目をしていた

アキオ「わかりました。ではテストに
関して一体僕たちはどういった方法
をとればいいんですか?」


変な男「これは簡単な方法や・・・」


いよいよ次回よりスプリットテストに
ついて迫っていく

街単位で広告宣伝をする場合はス
プリットテストをしないと危険である。

成長する広告はコピーロボットのよう
にあなたの代わりにお客を店に
呼んでくれる
いやあ~なかなか

感触がよかったです

なんとメールが来まして

「手書きチラシいいですね~」

「もっと無いですか~?」


と聞かれてしまいました


もちろん私は手書きチラシが
大好きです


もちろん

コストが低くて

効果が高い


のはもちろんですけど

広告というか手紙って感じが
しますよね?

なのでやっぱり今日も手書き
チラシを紹介します

小説はお休み☆します
すみません



これはかなり強烈な広告だと思います。

クーポンも手書き(笑)

でもこの広告は思わず呼んでしまいます

広告は100人中5人が来てくれるだけでも
大成功だとおもいます。

T型、Z型とチラシの型はありますが

おもいきって崩してみるのもいいかもしれませんね



儲かっていそうな広告をWEB上で

あちこち検索していました(笑)


これはいいな~と思う広告がたくさんありました


広告を上手に作る方法は

なんといっても広告を真似ることです



ボクはもしもこの広告が折込広告に
入っていたら思わず見てしまうでしょう

もちろんその晩はその店の前を通り
お客さんの入りを調べると思います。

チラシの第一の目的は

「お客様に見てもらう」事ですよね?

第二の目的は続きを読んでもらうこと

綺麗な印刷が立ち並ぶ広告の中で

このような暖かいチラシが入っていれば

費用対効果の高い広告になるとおもいます

でもこれはハガキみたいですけどね(笑)

裏面に続くの矢印もGOODです



アキオ「なんですかそれは」


変な男「見込み客を集めることが出
来ない」

ボブ&アキオ「見込み客・・・」

変な男「見込み客を集めることさえ
出来れば、ほとんどのお店は潰れる
事はない・・・商品にばかり目がい
ってしまい見込み客を集める方法を
考える事すらしない。

さらにいうと

これを継続的に行える店が最終的に
生き残る店になるわけや」


アキオ「もっと具体的に聞きたいん
ですけど・・・」

変な男「例えばアキオ君・・・
君が一枚の広告を作ったとしよう
その広告には新規のお客様専用の
クーポンがあり、その内容もすばら
しいものだとしよう。

その広告はとても優秀でひと月あた
り50人の新規を取ることができる
、効果は1年、80対20の法則で
そのうち10人がリピーターになっ
てくれるとしよう。一年後は一体ど
うなる?」

アキオ「600人の新規客が来て、
しかもそのうち120人がリピータ
ーとして来てくれる・・・というこ
とですか」

変な男「計算が速いな・・もちろん
店内でどういったサービスをするか
にもよるが、リピーターの話はまた
してあげよう

新規の客様がとれるのであれば、ま
たその仕組みが作り出せるのであれ
ばお客様に困ることは無い。

倒産する会社は新規を取る仕組みを
作らないんだよ・・・うちは紹介で
やってますみたいな会社は特にそう
や一時期はいいが、そんな受身の状
態では、なにかあったときに対処が
できない」

アキオ「それじゃあ僕らは新規を取
る仕組みを作り出さないといけない
んですね」

変な男「そうや、紹介やたまたま店を通りがかったというお客様はたしかに
ありがたいものや・・・でもな

それは偶然・・・・

偶然


偶然


なんや・・・ただの偶然なんや
偶然に任せて商売をするなんぞ怖くて
出来ないだろう」


アキオ「怖いですね・・・今日は来
るかな~なんて毎日祈ってないとい
けないですもんね」

変な男「そうやアキオ君が店長なら
なおさらそれではいけない。なんと
かして店に足を運んでもらい何とか
してリピーターになってもらわない
といけないんや」

アキオ「そうですか~僕らはそこま
で考えて広告なんて作ったこと無か
ったです・・・すこし得した気分で
すね。ありがとうございます山田印
刷に聞いてみよう」

変な男「そこまで考えてチラシを作る奴はほとんど居ないのが現実や、たしかにチラシを作れば客は来る。

でも最強のチラシではないんや・・・そしてチラシがお店までお客さんを呼んできてからが君たちの出番になる。
チラシの目的を決めてあげるんや。多くの、チラシは来てもらいたい上に、買ってもらいたい上にリピートになってもらいたい上に、新規客に来てもらいたい上に・・・・色々詰め込みすぎている。

店に新しいお客様を呼びたいなら

そのためにチラシを作るんや

そしてその人にサービスをするんや」

ボブ「たしかに何でも入れたくなり
ますよね。デザインて高いしバカに
ならないですもんね」

変な男「広告代理店の営業のお客様
は本当は俺たち商売人じゃない、そ
の上司である場合が多い。効果があ
ったか無かったかは気にはなるが。

「新規何人とれたか」
「クーポン持参した人は何人」
「問い合わせの電話何件」
「元は取れましたか」

とかを聞いてくる代理店はほとんど
ない」

アキオ「ボブ・・・お前が言ってた
ことは正しいかもな(笑)」
ボブ「めずらしいっすね店長が折れ
るなんて」


へんな男「いいか・・・店の大事な
集客を広告代理店に任せてはいけな
いんや、レイアウトや字体、写真の
合成ぐらいにとどめて。内容や、配
置、パーツはすべて君たちが決める
んや」

ボブ&アキオ「はい」


変な男は・・・にやっと笑い子供のよう
に無垢な笑顔を見せた・・・

まるで自分の事のように彼らの成功
を願うかのような表情・・・

彼が何者なのかはまだわからない・・・





へんな男「まず多くの会社が倒産する
理由はなんだと思う」

アキオ「それは売上が上がらないから
でしょう・・・あとは借金があるとか」

へんな男「ボブ君は?」
アキオ「なんでしょうか・・・食中毒
とか噂が流れたとかっすかね?」

変な男「ふふ・・・そうか。間違って
はいない。5年以内に大体起業してか
ら90%の会社が倒産するといわれて
いるんだ・・・まあ正確な数字はしら
んがな。

一番大きな理由を教えてあげよう」

アキオ&ボブ「はい」

変な男「どんなに美味しい味を出して
いても、どんなにすばらしいサービス
を考えていても、会社は倒産する時は
倒産するんや

いまから説明する方法をちゃんと勉強
していない経営者がまず会社を潰す

ましてやコネも無ければ大手の看板も
ない場合などはここで苦しむ」

ボブ「もったいぶらないで教えてくだ
さいよ」


変な男「まああせるなよ」


変な男はポケットからくしゃくしゃの
セブンスターを取り出してくわえた
そしてライターを10回ほどカチカチ
してようやく火をつけた。

アキオ「灰皿使ってくださいね」


へんな男「おおきに・・・じゃあまず
焦点をしぼれていないようだからそれ
からはじめようか。売上が上がらない
からと理由で倒産するというのはあま
りにも店の状態が見えていない」

アキオ「でもそれは大きい理由ですよ
知り合いの店もそれが理由で潰れまし
たから」

変な男「じゃあなぜ売上が上がらない
んだ?多くの経営者は売上が上がらな
いと言えばいいものと思って。営業
にボヤきプレッシャーを与える。

売上が上がらないのは努力が足りない
とか商品が魅力的じゃないとか、値段
があっていないとか・・・どんどん自
分のチームメンバーのやる気をそぐん
だ。

実に愚かなことや・・・自分の仲間を
叩き落して会社全体に歪を作ってしま
う・・・実はそこが問題であることは
少ないんや」


アキオ「なんでですかね~たしかに売
上が下がると焦りから周りのせいにし
てしまいますよね・・・」

変な男「何回も言うが

売上が上がらない

という理由を言い訳にすることは。
とても危険だと言う事や

これは弱音を吐かないとか、時代に
合わないとかそういった精神論や流行
という計測しにくい問題じゃないんや

それを理由にすると何も出来ない

何も考えれない・・・思考停止や」

ボブ「思考停止・・・言ってくれます
ね」

変な男「思考停止・・・売上が上がら
ないていうのは大きな森が枯れかけて
いるようなものだそれを外で眺めてい
るだけや

何も出来ない。なぜ枯れ掛けているの
か・・・突っ込んで考える気が起きな
いんや」

アキオ「大きな森・・・水が無いとか
病気が発生しているとか・・・土が悪
いとかですかね」

変な男「そうや売上も同じや・・・
売上が上がらない理由は無数にある
無数にあるが考えないといけない優先
順位がある。なのにだれもそこまで考
えない。

「商品が悪い」
「お客さんが欲しがらない」
「サービスが悪い」
「場所が悪い」
「大手が参入してきた」
「広告が悪い」
「店が汚い」
「トイレが汚い」
「バイトがやる気が無い」
「リピートしてくれない」
・・・・・・・・・


いっぱいあるよな?」

アキオ「そうですねうちのバイトはか
なりやる気が無いですね」

ボブ「それ俺のことすか?酷くないで
すか。店長も顔で選んでかわいい子採
用して、エロい目でばっかり見てるか
らすぐやめちゃうんでしょ?」

アキオ「お前に言われたくねえよ」

ボブ「俺は明るいエロだからいけるん
ですよ、店長はムッツリだから。」

変な男「君たちは仲がええな(笑)
そうや売り上げが上がらない理由は
山ほどあるのに誰もそれを解体して
細かく見ようとはしない。

二言目には売上が上がらないや(笑)

そりゃみんなサラリーマンの方が楽
だと言い出すわけや・・・

いいか売上が上がらない理由は山ほど
あるからみんな思考停止する。

その中でもっとも大きな理由は一つ
やこれで多くの店は潰れてしまうん
や」

アキオ「なんですかそれは」

秋が近づいてきましたね・・・・

そろそろ最後の草刈の時期

草刈機に油を差さなければ

今日久しぶりに動かしてみたんですが
エンジンかなりかぶってます・・・

チップもかなりなくなってるし
とりあえずホームセンターに行く

ホームセンターにいって余計なもの
を買わないことはない僕です


また野菜の種を買ってしまった

もう畑はいっぱいだと言うのになぜか
種を買ってしまう種オタクなのです


来年は何を作ろうか悩み中・・・

実は水やりは水道水を使っているので
残留塩素が気になるところです

ふむふむため池をつくろうじゃないか

よし!!いつかため池を完成させてやるぞ



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



それでは始まります


始めに言っておきますがこのチラシの例は
実際にボクがプロモーションをかけた店と
ほぼ同じです。そのまま試していただいても
良いですが・・・地域性や人口、競合他社
により効果が変わる可能性はあります。


同様の広告が(あまり見ないけど・・・)
多い場合はやはりお客さんの絶対数は
減りますからね・・・

しかしそれもテストマーケティングです

小予算のスプリットテストを繰り返す
事であなたの地域にベストマッチングし
たチラシを作成してください

かならずコピーロボットは完成します




さて例の三人ですがなにやら様子が変わって
きました・・・


====================================




変な男「まずお前たち・・・名前は」

店長「あきおです」
ボブ「ボブです」


変な男「ボブ?外人か君は?」

ボブ「純粋なジャパニーズでござる」

変な男「(笑)変わった名前やな」

ボブ「よく言われるんすよ」


変な男「じゃあまずこのチラシは置
いといてお客さん集めの基本から教え
てあげようか・・・集客ってわかるな?」


ボブ&アキオ「まあなんとなく」


へんな男「なんとなくじゃだめや
「客」とはなんや?」


ボブ「注文してくれる人?
お金を払ってくれる人?」


アキオ「まあそんな感じやろうな~」


変な男「ちがうな・・・それももちろん
お客ではある・・・でもなもっと大勢の
客を集めたければその枠を広げないと
いけない」

ボブ&アキオ「枠を広げる・・・はあ・」


変な男「お客にはいろんな現実があるんや
それはそうやろう、お前達ふたり見ても
仕事が終われば全くちがう現実がある。
アキオくんは店の売上を勘定しボブは
・・・」


ボブ「うーんナンパか合コンですかね~」

アキオ「てめえ呼べよ一回ぐらい・・・」



変な男「そうやろう、ぜんぜん違うし
お互いが何をしているかも把握できない
これは長年連れ添った夫婦ですら現実は
違う違うという意味や



それをすべて理解することは出来ない


そして今回の敬老の日の広告でお前たちが
客として扱わないといけないのは


『敬老の日になにかお金を使いたいと感情的
に準備が出来ている人』


すべてや」


アキオ「すべてですか?・・感情的?」


変な男「そうすべてや・・・その人たちは
その日にお金を使いたいという現実を持って
いるそれだけは間違いがないだろう?

その人たちにその人たちの現実に沿った
メッセージを広告に乗せて手紙を書くんだ



ボブ「その人たちの現実・・・」


変な男「そうや・・・敬老の日にお年よりは
自分のためにお金を使おうと思うか?」


ボブ「いや・・・思わないっす。どちらかと
いえばその子供とか孫とかですよね」


変な男「そうやな、まず考えるべきはその人
たちの現実なんや・・・想像してみろ・・・


想像するんや。72歳になったおばあちゃん
にその娘が企画して近距離の兄弟を集めて
プレゼントを買って乾杯の後に渡す。そして
写真を撮り感謝の手紙を最後に渡す・・・

そこまで想像してみろ・・・その幸せな瞬間
を想像するんや
そうすればキャッチコピーの質が変わってく
る、どんどんお客さんの感情に入り込む広告
に変わるんや・・・


じゃあお前たちの考えた広告を見てみようか


「おじいちゃんおばあちゃん大歓迎」

これはどうや?」



ボブ「・・・うーんおじいちゃんおばあちゃん
に売り込んでるような気がしますね~言われて
みれば売り込む相手が違うような気がします」



へんな男「そうやろ?これを見たほとんどの
お客はただの売り込みだと思ってしまうやろう
な。
お客はなぜ居酒屋よりみちで食べなければいけな
いのかわからないんや。それを説明しなければ
ならない

じゃあ次

「70歳以上の方なんと30%OFF」

これは?」



ボブ「(笑)同じ感じですね・・・」

変な男「そうやな30%OFFは別に悪くない
けど、利益が出るかはしらんがな(笑)それに
さっきも言ったがお客は何故そこじゃないと
いけない理由がわからないんや・・・決め手
がないんや・・・


じゃあ最後



「敬老の祝いは居酒屋よりみちで!」




ボブ&アキオ「んっ?」

アキオ「今までの話からすればこれが
いちばんいいような気がしますね」



変な男「そう思うか?たしかに祝いをした
い人に対してアプローチしているところは
オッケーやけどな・・・現実に入り込んで
いるとは思えない・・・見込み客のな!

さらに言えば店の名前を書くとお客は売り
込みされている感情を受けて疑いのスイッ
チが入るんだ、売り込まれていると思った
らその壁を崩すことは難しい。。。」


アキオ「なるほど・・・要するにボクが考
えたチラシは相手を間違えている上に売り
込み色が強いって事ですか・・・売り込ま
ないチラシってそんなもの存在するんです
か?」


変な男「売り込まないチラシなどない。
すべては売上につながるものや。でもお客
さんが必要性、緊急性を感じる内容である
ならば、売り込み色は消えていく」


ボブ「店長はいつも下心ミエミエで女の子
に優しくしたりするから、嫌われますもん
ね・・・なんか売り込まれている感じがし
ますもんね。あんなんされたら女の子引い
ちゃうますよ」


アキオ「なるほど!!そういうことか!
腑に落ちた☆お前賢いな・・・
ってドアホッ!!てめえ俺のことそんな風
に思ってやがったのか」


変な男「(笑)そうかアキオくんはそうなの
か。まさにその通りだ!!それじゃ好きな
女の子も振り向いてはくれへんな


じゃあ今の話を踏まえてもう一度広告を
作り直してみようか・・・

そしてそれを広告宣伝でどのように発信
していくのが効率的で費用対効果を最大
に出来るかを教えてあげよう。」




変な男は本当の変な男だった・・・
汚い風貌からは想像もつかないほど
面白い視点で商売を話している

初めての体験に二人はワクワクしていた



今日はこれでおしまいです☆ありがとう
ございました。