あなたのお店を助けてくれる優秀なコピーロボット製造法3 | 93日で近所の居酒屋の売り上げを3.4倍にした転職ばかり繰り返していた男のブログ

93日で近所の居酒屋の売り上げを3.4倍にした転職ばかり繰り返していた男のブログ

毎日の仕事に追われ、新メニューを売ることに専念しているつもりが。いつの間にか新しいお客さんを呼ぶ作業まで手が回らず空回りしてしまっていた頃の自分を思い出すためのブログ。バイトはやる気ないし、まあ自分でやるしかないか・・・と腹をくくった人のためのブログ

秋が近づいてきましたね・・・・

そろそろ最後の草刈の時期

草刈機に油を差さなければ

今日久しぶりに動かしてみたんですが
エンジンかなりかぶってます・・・

チップもかなりなくなってるし
とりあえずホームセンターに行く

ホームセンターにいって余計なもの
を買わないことはない僕です


また野菜の種を買ってしまった

もう畑はいっぱいだと言うのになぜか
種を買ってしまう種オタクなのです


来年は何を作ろうか悩み中・・・

実は水やりは水道水を使っているので
残留塩素が気になるところです

ふむふむため池をつくろうじゃないか

よし!!いつかため池を完成させてやるぞ



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



それでは始まります


始めに言っておきますがこのチラシの例は
実際にボクがプロモーションをかけた店と
ほぼ同じです。そのまま試していただいても
良いですが・・・地域性や人口、競合他社
により効果が変わる可能性はあります。


同様の広告が(あまり見ないけど・・・)
多い場合はやはりお客さんの絶対数は
減りますからね・・・

しかしそれもテストマーケティングです

小予算のスプリットテストを繰り返す
事であなたの地域にベストマッチングし
たチラシを作成してください

かならずコピーロボットは完成します




さて例の三人ですがなにやら様子が変わって
きました・・・


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変な男「まずお前たち・・・名前は」

店長「あきおです」
ボブ「ボブです」


変な男「ボブ?外人か君は?」

ボブ「純粋なジャパニーズでござる」

変な男「(笑)変わった名前やな」

ボブ「よく言われるんすよ」


変な男「じゃあまずこのチラシは置
いといてお客さん集めの基本から教え
てあげようか・・・集客ってわかるな?」


ボブ&アキオ「まあなんとなく」


へんな男「なんとなくじゃだめや
「客」とはなんや?」


ボブ「注文してくれる人?
お金を払ってくれる人?」


アキオ「まあそんな感じやろうな~」


変な男「ちがうな・・・それももちろん
お客ではある・・・でもなもっと大勢の
客を集めたければその枠を広げないと
いけない」

ボブ&アキオ「枠を広げる・・・はあ・」


変な男「お客にはいろんな現実があるんや
それはそうやろう、お前達ふたり見ても
仕事が終われば全くちがう現実がある。
アキオくんは店の売上を勘定しボブは
・・・」


ボブ「うーんナンパか合コンですかね~」

アキオ「てめえ呼べよ一回ぐらい・・・」



変な男「そうやろう、ぜんぜん違うし
お互いが何をしているかも把握できない
これは長年連れ添った夫婦ですら現実は
違う違うという意味や



それをすべて理解することは出来ない


そして今回の敬老の日の広告でお前たちが
客として扱わないといけないのは


『敬老の日になにかお金を使いたいと感情的
に準備が出来ている人』


すべてや」


アキオ「すべてですか?・・感情的?」


変な男「そうすべてや・・・その人たちは
その日にお金を使いたいという現実を持って
いるそれだけは間違いがないだろう?

その人たちにその人たちの現実に沿った
メッセージを広告に乗せて手紙を書くんだ



ボブ「その人たちの現実・・・」


変な男「そうや・・・敬老の日にお年よりは
自分のためにお金を使おうと思うか?」


ボブ「いや・・・思わないっす。どちらかと
いえばその子供とか孫とかですよね」


変な男「そうやな、まず考えるべきはその人
たちの現実なんや・・・想像してみろ・・・


想像するんや。72歳になったおばあちゃん
にその娘が企画して近距離の兄弟を集めて
プレゼントを買って乾杯の後に渡す。そして
写真を撮り感謝の手紙を最後に渡す・・・

そこまで想像してみろ・・・その幸せな瞬間
を想像するんや
そうすればキャッチコピーの質が変わってく
る、どんどんお客さんの感情に入り込む広告
に変わるんや・・・


じゃあお前たちの考えた広告を見てみようか


「おじいちゃんおばあちゃん大歓迎」

これはどうや?」



ボブ「・・・うーんおじいちゃんおばあちゃん
に売り込んでるような気がしますね~言われて
みれば売り込む相手が違うような気がします」



へんな男「そうやろ?これを見たほとんどの
お客はただの売り込みだと思ってしまうやろう
な。
お客はなぜ居酒屋よりみちで食べなければいけな
いのかわからないんや。それを説明しなければ
ならない

じゃあ次

「70歳以上の方なんと30%OFF」

これは?」



ボブ「(笑)同じ感じですね・・・」

変な男「そうやな30%OFFは別に悪くない
けど、利益が出るかはしらんがな(笑)それに
さっきも言ったがお客は何故そこじゃないと
いけない理由がわからないんや・・・決め手
がないんや・・・


じゃあ最後



「敬老の祝いは居酒屋よりみちで!」




ボブ&アキオ「んっ?」

アキオ「今までの話からすればこれが
いちばんいいような気がしますね」



変な男「そう思うか?たしかに祝いをした
い人に対してアプローチしているところは
オッケーやけどな・・・現実に入り込んで
いるとは思えない・・・見込み客のな!

さらに言えば店の名前を書くとお客は売り
込みされている感情を受けて疑いのスイッ
チが入るんだ、売り込まれていると思った
らその壁を崩すことは難しい。。。」


アキオ「なるほど・・・要するにボクが考
えたチラシは相手を間違えている上に売り
込み色が強いって事ですか・・・売り込ま
ないチラシってそんなもの存在するんです
か?」


変な男「売り込まないチラシなどない。
すべては売上につながるものや。でもお客
さんが必要性、緊急性を感じる内容である
ならば、売り込み色は消えていく」


ボブ「店長はいつも下心ミエミエで女の子
に優しくしたりするから、嫌われますもん
ね・・・なんか売り込まれている感じがし
ますもんね。あんなんされたら女の子引い
ちゃうますよ」


アキオ「なるほど!!そういうことか!
腑に落ちた☆お前賢いな・・・
ってドアホッ!!てめえ俺のことそんな風
に思ってやがったのか」


変な男「(笑)そうかアキオくんはそうなの
か。まさにその通りだ!!それじゃ好きな
女の子も振り向いてはくれへんな


じゃあ今の話を踏まえてもう一度広告を
作り直してみようか・・・

そしてそれを広告宣伝でどのように発信
していくのが効率的で費用対効果を最大
に出来るかを教えてあげよう。」




変な男は本当の変な男だった・・・
汚い風貌からは想像もつかないほど
面白い視点で商売を話している

初めての体験に二人はワクワクしていた



今日はこれでおしまいです☆ありがとう
ございました。