ちょっと真剣な娘
新学期が始まって一週間が経った。
娘はドイツからの友達がまだいるので、特別に学校内のクラブ活動のテニスを休ませて貰っているが、勉強の方はもちろんサボるワケに行かないので、日々奮闘している様子。
丁度一年前に越してきた時は、ドイツの学校の過去3年間の成績を持ってきたので、直ちにHonor roll/優等生クラスに入れられた。ドイツでは特別頭がよかったわけではないが、Gymnasium に通っていたというだけでHonorに入れられてしまったのだ。いざそれぞれの教科が始まってみると、ちんぷんかんぷんな状態がしばらく続き、やっぱりランクを落として普通学級に入れてもらったのだった。
彼女がつっかえたのは数学と科学だった。聞いたこともない単語を調べ調べ宿題をこなしていくと、どうもドイツで済ましてきた単元だったらしいが、とにかく英語での授業に付いていけないのだった。なので、1年間はこんな調子で普通学級で先ずは英語になれることに専念し、趣味のバレエやテニスも学校でではなく、ペースがゆっくりな他に習いに行かせていた。
が、夏休み前に、学校の先生からHonorに再度挑戦してみることを勧められた。本人はあまり乗り気ではなかったが、ドイツの学校に7週間通った時に、『アメリカの普通学級で満足してたら、この先何処にも行けない!』と、危機感を抱いたようだ。ドイツの学校も近年問題を沢山抱えているが、バイエルン州のギムナジウムは、ドイツ国内でもレベルが高い事で知られているので、やはり「アチラ」とアメリカの公立校の、しかも普通学級と比べたらかなりの差なんだろうと思う。
そして新学期。いよいよHonorクラス3教科が始まった。で、初日からピリッとして帰ってきた娘。『なんか、久しぶりに勉強したって感じがした。アメリカにも、ちゃんと勉強する意思をもった生徒が居るんだって思ったよ。ムダ口聞くコもいないし、私をからかう子もいない。授業がやり易いよ!』と、きた。
しかし今のところ、帰宅後は友達と過ごすので勉強が出来ない!ってなワケで、お昼休み返上で、図書室で過ごしているようだ。今日は、先週末に行われた数学のテストが帰ってきた。先ずはB+を貰ってきたので、ほっとしたようだ。
この根性を是非、長男にも見習ってもらいたい…。
すごい、錦織!
日々テニス一色の我が家。かぞく全員、昨日は外食を早く切り上げて、Gulbisの試合に間に合うように帰ってきたし、今日はTVつけっぱなしで、入れ替わり立ち代り、TVの前を通った人がスコアを大声で叫んでいた。
今夜の目玉はサフィーナだったので、ウラで好試合をしていたフェレールVS 錦織戦は、ファイナルセットまで放送されなかった(まったく…)。
初めて彼のプレーを観たが、すごい!フェレール相手によくやった!解説のマッケンローも、この18歳のShooting star に興奮していた。観客も彼のプレーに一喜一憂して、とにかくうるさい!彼の素質を見抜いて、アメリカに修行に送り出したコーチと、ご両親の決断は正しかったことが証明された瞬間だった気がする。って、大きな子供を持つ親はすぐこういうことを考えちゃう。
ウィナーインタヴューでは、18歳~って丸出しの受け答えだった。勝利が信じられないのか、支離滅裂だった。インタヴュアーが「わかった、わかった。もういいよ!」て抱え込んでいたけど、こんなウブな子がフェラーを倒したんだから、昨日のグルビスといい、錦織といい、まったく恐るべしティーンエイジャー だ。