sunset diary -576ページ目

春季リーグ 2

負けたまけた。スコアは2-6、1-6

問題は、




何がなんだか分からない間に終ってしまったこと!


相手はダブルス経験が長いようで、サービスの後は直ぐにネット前に躍り出てきたし、とにかく自信たっぷりプレーヤーだった。年はどう見ても私より上っぽいんだけど、自分の年をカバーすべく、サービスリターンへの喰らい付きもよかったし、直ぐ足元にリターンが返ってきた。あれ、取るのなかなか難しいんだよね。まさをさんが前に書いていたと思うが、自分のサーブが入った!と喜んでいるウチに、カウンターパンチを喰らうって感じ。うかつにも慌てて拾うから、浮いちゃって相手に打ち込まれる…を何度かリピートしてしまった。

私が取ったなけなしの3ポイントは、彼女の弱点の真ん中ロングを何度か繰り返し叩き込み、根気よく2,3回しているうちに相手がホームラン…というパターンによるもの。突破口を見つけたにも関わらず、相手がそれをカバーすべく作戦変更し、その後は私に考える時間を与えなかったこと。これって、


スゴイことだよ!


このレベルになるのはいつの事やら…(溜め息)



        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・



舞台裏。


かなり遠くでの試合だったので、朝8時には皆と一緒にクラブに集合し、乗り合いしていく約束だったが、問題は次男の8時半に乗り込むスクールバス。夫はいないのでどうするか…って思っていて、近所に住む違うチームのママ(キャシー)の存在を思い出し、次男をバスの時間までの30分を預かってもらい、彼女の娘と一緒にバス停まで送り出してもらえないか頼んでみた。「あったりまえじゃないの、もっと早くから連れて来ていいのよ~!こんなときはお互い様よ~」と快く返事してくれ、お言葉に甘えることに。助かった~、持つべきものは同じ志(?)を持つテニスバカのママ友だ(爆)

その後は2台の車でワイワイガヤガヤのロードトリップ。作戦会議やら世間話やら、とにかく楽しくあっというまの45分。帰りの車は反省会に慰め合い(笑)

『可愛いなぁ、私達って』と、最後はこんなテニスバカ連中が愛おしくなってしまった(爆)なんか、久しぶりに趣味が合う人がたんまりいて幸せを感じたひと時だった。

で、家に帰ってから、朝お世話になったキャシーに『負けちゃった。でもいい経験だったの。今朝は次男の面倒、どうもありがとうね!』とText(ショートメッセージ)を送ったら、直ぐに電話が折り返しきた。

そうか、負けちゃったんだ。私が3年前にリーグに参加したときは、それはそれは散々だったよ。普段いくら練習やプレーをしていても、公式戦ってのはメンタルが勝負だからね。メンタルが強い人たちの集まりだから、これは技術よりも経験を積まないと勝てないのよ。大丈夫、Schatziもそのウチ勝てるときが来るから。経験よ~、

と叱咤激励してくれた。熱い、いい人だなぁ。

そうだ、落ち込んでいられないのよ、次があるんだから。練習だ、練習~!さっそくコーチにメールし、金曜にプライベートを入れてもらった。肩がちょっと痛いのが気になるから、そのへんも聞いてみようかと思う。

オルフェウスの窓に思ふ

$sunset diary

先週、sarahoctavianさんが手塚治虫の秀作、「アドルフに告ぐ」を読まれていたのに感化され(?)なぜか「オルフェウスの窓」に手が行ってしまいました。

オルフェウスの窓って、南ドイツ・レーゲンスブルグ、ウィーン、ロシアが舞台ですけど、私もsarahさんの様に、ドイツに引っ越してきてから新たにこの文庫本タイプを大人買い(一気買いとも言う)したクチです。少女時代に読んだとき、私もどう感じていたんだろうか?もう忘却のかなたにあって思い出せません。(※8巻だと思っていたら、9巻ありました…)

当時、我が家から1時間余りのドライブで行けたレーゲンスブルグ。たまたまあそこに行った時に『オルフェウス』を思い出し、次の里帰りで本を購入し、数年後にまたレーゲンスブルグに行ってみました。神殿の周りを歩いたり、橋を渡ったりしたとき、数人で行動していましたが、私だけがこの漫画の世界に浸っていました。

--こういう時、日本人と一緒だったらもっと違った楽しみ方が出来ただろうなぁ--

ストーリーには、『ウィーンの冬は、レーゲンスブルグのそれより厳しいもの…』というくだりもありますが、あの冬の寒さを両方知っているので、今回、アメリカにて再読した際は、以前よりもしみじみと南ドイツ周辺の寒さと暗さの記憶が蘇ってきました。特にウィーンの冬って、建物の壮大さと石畳が相乗効果をもたらし、どんより空がニュールンベルグやレーゲンスブルグより重く感じるんですよね・・・。

作者の池田さんの表現、彼女は実際にあそこに長く暮らしたことがあるんだろうか?ってくらい表現がリアルです。今回は自分があの国に住んでいないので、余計その辺りの表現力のすばらしさが感じられました。恐るべし池田理代子…。

そして一つ誤訳を発見。というか、読み方が間違っているというもの。

ユリウスの母、アーレンスマイヤー夫人が若き頃、オルフェウスの窓の下でヘルマン・ヴィルクリッヒと運命的な出会いをし、以来2人がお守りとして持つことになったゲオルグ・スターラー。

…スターラー、なんかヘンですよね?これ、ドイツ語にするとGeorgstaler になりますが、Georg はSr.Georg の事。 Taler は硬貨の意味です。間にあるsは、単なる名詞の所有格のsですから、カタカナで切るなら、ゲオルグス・ターラーが正解。

ですよね、sarahさん?


なんてことない間違い探しでした。それと、歴史解説が適切で質の高い極上漫画には違いありませんが、『アドルフに告ぐ』にマケズ劣らず、拷問やら強姦やら、大戦前の世の中の廃れたモラルの描写が激しく、この漫画も16歳以上対象が適当だと思われます。内容濃すぎ…。


     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最近、次男がハマっているロマン『オデッセイ』。オルフェウスの窓はギリシャ神話がストーリーのバックボーンになっているんだけど、次はギリシャ神話を読みたくなったかも。神話とか古代ロマンとかって、とってもワクワクするんだよねって、私くらいだろうか?

しかし、ドイツ語だと一気に読む速度が遅くなるんだよな(_ _。)

チーム自主練

今日のチーム自主練、明日の試合に備え、私とチャリティーとでシングルスの練習。(明日のシングルスエントリーはこの2人)

Charityは高校+カレッジ時代にテニスをしていたらしく、スゴイ強いショットを返してくる。去年の8月からテニスに15年ぶりくらいに復帰したので、今のところ感覚を取り戻す為にリーグに参加したらしい。

アメリカのカレッジでスポーツをしていたっていう人は、大抵スゴイ人が多い。彼女の場合、ワザを一通りもっているから、あとはボールの左右、長短の精度を調節できればかなりのレベルに行ける人だと思う。今日は彼女のミスが多くて私が勝ったけど、実にバラエティに富んだ人と打てて、とっても勉強になった。

明日の試合、対戦相手のクセと弱点をいち早く見つけ、是非とも『考えながら打つテニス』をしたい。

struggle … case 1

最近、私の周りのティーンの子供を持つ親は、彼らにだいぶ手こずっているようだ。struggleって言葉が適切だと思われるが、まさにもがくとでもいうか、手探りの子育てをしている感じだ。

かくいうこの私も、長男のことではだいぶ手こずった。

高校を卒業するまで、あれこれいろいろと親を試した彼だったが、私と夫が絶対に曲げない/諦めない精神を貫いた結果、彼の行動が改善された。幸い、私と夫は教育方針が一緒なので、長男にいくら揺さぶられても諦めなかった。動じてstruggleしている様子を息子に見られながらも、それでも一緒に模索していたんだと思う。と同時に、心の中を彼だけの事に支配されないように踏ん張った。夫は仕事があるから頭の切り替えができたけど、私はなにせヒマだから、いろいろ考えないようにするのに一苦労だったかな。テニス、読書、それと夫とのデートにだいぶ救われたかな。

しかしこのstruggle、大事なのは、子供が18歳になった時点で、親に出来る事は何もないという事を悟る事だろうか?この時点で子供がまだ先の予測が立たないようだったら、突き放すしかないんだよね。後は、親として今まで子供に与えた事と、子供を信じて突き放すしかないんだと思う。18歳までに子供の考えが定まっていなかったら時間切れ、あとは見守るしかないんだと思う。

実は最近、ドイツにいる友達の息子が、ギムナジウム(高等学校)からとうとう退学処分になった。彼は11年生だったんだけど、8年生と10年生の時に落第しているで、3度目の落第は許されず、2週間前に貰った中間通信簿の結果で即、退学になったのだ。

彼(フェリックス)は小さい頃から凄く頭が良かったが、男の子特有の「怠け者」で、勉強癖が付かないまま学校を憎み続けて、とうとう追い出されてしまった。日本では信じられないことだけど、ドイツでは結構ある話で、他人事ではなかったりする。やれやれ…、とうとう彼も落ちちゃったかぃ…。

私の友達のクラウディアは、急いで彼の為に職業訓練校を見つけ、4月からある職業の資格をとるべく、2年間の学校に通うことになった。この学校に彼が通い続けるとは思えないんだけど、とりあえず、ブラブラさせない為の緊急措置らしい。フェリックスとウチの長男も未だに関係が続いているので、さっそく連絡を取り合った結果、

「フェリックス、あいつはとうとうギムナジウムから追い出されたけど、今まで何もやり遂げたことがないのに、それでも飴ばかり貰っている。親は彼の言いなりだよ、ウチとはまったく大違いだ!」

と言ってきた。確かに、彼が8年生で落第したときは、クラウディアが選んだ寄宿学校にフェリックスを半年間送ったことがあるが、結局親が折れてまた半年後に以前通っていた学校に舞い戻り、今度は3度目の落第。にも関わらず、彼はどんなときもを貰っていた。というのは、例えば旅行だったり運転免許だったり、週末の友達との外出だったり、フェリックスにこれらが禁止された事は今だかつて一度もなかった。ウチの場合、今までの罰としては、旅行をキャンセル、車の運転禁止、外泊禁止などなど、キリがないくらいの罰を与えてきた。罰で懲りることはなくても、社会の仕組みとして、これらは彼にも絶対に承諾させていた。

くわしくは面倒なのではしょるけど、クラウディはとにかく出来た妻、母、そして仕事をもつ女性である。しかし子供のこと、夫の事によく首を突っ込む。彼女は私の大事な友達の一人なのであれこれ言うのは気が引けるが、本人も分かっているのに人の事によく首を突っ込むヤツだったりする。

フェリックスはもう19歳になったのだから、いい加減クラウディアが息子の進む道を模索するべきではないと思うのだが、こればかりはいくら私が彼女の親友といえども、人の子育てにあれこれ指図できるる立場ではない。事あるごとに相談に乗ったり乗ってもらったりしていたが、最終的に判断を下すのは親の役目、自分を信じるしかないのが子育て。しかし親友だからこそ、彼女にラクになってもらいたいと願うのも事実。フェリックスはスポーツにしても勉強にしても、今まで何一つ手ごたえや情熱を感じたことがない子で、数年前は鬱を患ったことがある。とにかく彼は自身のない子なのである。

ウチの息子みたいに雑草の精神の持ち主ではないので、彼の精神状態が心配だったりする。これはクラウディは私に言ってこないけど、母である彼女が一番分かっていると思う。

クラウディアには私を含む3人の友達がいるから、どうにか気持ちの上ではサポートしていくつもりだけど、フェリックスの心の友は、うちの長男とエリザベートの息子のクリストフだけだ。「離れている俺に何ができるっていうんだよ」と長男はいうが、「とにかく、あなたの友達が大事な帰路に立っているんだから、気に掛けていてあげなさい。友達でしょ?」とだけ助言してみた。

私が長男の事で結構悩んでいた時、直ぐに電話して来てくれたクラウディアやエリザベート達。子供達の受け皿である私達を支えてくれるのは、友達しかいないんだよね。

あなたがどんな子育てをしても、いつも一生懸命なあなたを応援する事にしたよ。がんばるんだぞ!

女子フィギュア・フリー

よくやったね、真央ちゃん!よくがんばった!