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近所の不動産事情

お向かいに住むテニ友・レクシーの家が、売りに出されてから5ヶ月目でやっと売れた。因みに、私達が越してきた5年ほど前には、ここいらの家はたったの半日で飛ぶように売れていた。


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彼女は2年前に離婚が成立し、旦那さんが家を出て行き、ウチなんかよりずーっと大きな家に小さなレクシーと子供二人だけで住んでいた。別居中に、オンラインのデイトサイトで知り合ったステキな男性と、今もいい関係が続いている。

しかしその彼は、私達が住んでいるような新興住宅地には絶対に住みたくないらしく、お互いが妥協した結果、それぞれの家を売って、二人であらたに家を立てる計画が持ち上がった。

ウチの次男と彼女の長男は大の仲良しなので、引越しはショックだったが、新しい家はここから車で45分位の距離になる予定で、週末には合えるっていう事が分かりホッとしていた。そして、去年のクリスマス後の28日あたりに彼女の家の前に不動産屋の"For Sale"の看板が立った。

と同時に、滅多にフェイスブックをいじらない彼女が、『私の家、売りに出しました』と、投稿してきた。住所そのままがウェブサイトになっていて、インテリア&エクステリアの写真や、値段やローン方法などがどど~んと出ていた。一人でも多くの人の目にとまって欲しいと、どんどんリンクしてくれって事だった。値段をみて驚いた。5年前の購入時より、$100.000(約一千万円)は落としていたから。

その直後から、近所では『レクシーの家、あんなに値段落としちゃったの?このネイバーフッドが値崩れしちゃうじゃない!』という話で持ちきりだった。

要するに、彼女は売値にこだわらず、早く売りさばきたかったのだ。この界隈では、1年近く『売り家』の看板が立っているところも少なくない。最近は、「値段、下げました!$xxxxxxです!』みたいな看板も目に付くし、先月はこの辺ではめずらしく、『Rent/レンタル』という看板に取り替えた家もある。

ヘタに大きい家は売れないようだ。

いくら経済が上向きになったと言われても、実際はどこが?って感じだ。不動産は今が底値だから買い時だと言われているが、NCにわざわざ進出してきた企業も撤退している様じゃ、こんな所に家を買ってもしょうがない。家を買うより、アパート経営の方がよっぽどリスクが少ない。


『やっといいオファーが入って決まったわ!引越しは7月初旬に決まり!』って、レクシーからTextが入った。


一体いくらでOKしたんだろうって気になる。


我が家はこの界隈では小さい家だが、庭をほとんど使わないのにメンテナンスがかかるので、早くコンドミニアムとか、メンテの少ないところに引っ越したいと思っている。(夫は引越し自体が面倒で嫌がっているが)

でも、今の不動産の相場じゃ大損するから、当分は引越しできそうにない。

次男が高校を卒業するまであと8年


がまんしていれば、その頃には値が上がるだろうか?


いや、その頃には家のリフォームもしないといけないだろうから、そう簡単には行かないだろう…


良くみかける身障者用パーキングパス

$sunset diary

- 身障者用、パーキングカード。サイトより写真拝借しました。


アメリカでは、本当によく↑の様な『パーキングタグ』を、バックミラーに引っ掛けている車を見かける。中には、

この人、本当に体が不自由なんだろうか?

っていう人がこのタグを車のバックミラーに堂々と下げている事もある。車から健常者の人だけが降りてくる事も多い。本当に体の不自由な人を乗せている時だけ使用可なんじゃないのか?って、モラルを疑う事は多々ある。貴方はもっと向こうに停めなさい!って言いたくなる。

次男のサッカーの送り迎えでよく入れ違う、すっごく太ったお父さんとか、ウォールマートの身障者用の駐車場に堂々と停めて、よっこいしょって降りてくる太った人なんかは、difficult(困難)ではあるだろうけど、disable(障害)だとは思えない。もっと駐車場の端っこに停めてから歩けばいい運動なのに…とか、つい言いたくなってしまう。

昨日、スーパーの駐車場ですれ違った派手なスポーツカータイプの車が、身障者用スポットに停めたのを確認した。彼女の車のバックミラーに↑のようなパーキングタグがかかっていたのも見えた。『あの人、本当に身障者だろうか?』って、いつもの様に(?)興味津々で彼女が車から降りてくるところを見届けることにした。健康そうにほっそりとした50代くらいの女性だった。至って健康そう。

この人に、『あなたはどうしてこのマークを持っているんですか?』とは聞かなかったですよ、聞きたかったけど…。

で、今検索してみると、案の定ネットで買えるってのを発見した。さすがアメリカ、なんでもオンラインで買える。一応、『許可なしでこのタグを不正使用した場合、罰金が課されます!』とはある。

では一体どうやってこのタグを正当な手段で手に入れるのか。それはやはり医師の診断書を添付して申請するようだ。(なぜかフロリダ州の例)

簡単に手には入るが、アメリカの事だから、不正がバレた場合はかなり厳しく罰せられると思われる。


くれぐれもそういう事はしないように。

ふっきれた娘

娘はハイスクールを卒業したら、イギリスの大学に進学したいとずーっと言い続けていた。ドイツに戻るのではなく、どうしてもイギリス。アメリカの大学には死んでも進まない…とまで行っていた。

しかも、苦楽をともにしていた当時の友達と、『4年後に絶対にイギリスで会おう。一緒の大学に進もう』と、毎日決心が変わらないようにスカイプをしていた。ほんとうに4年間毎日だった…。

ハイスクール3年目の夏休みには、その友だちとイギリスの大学見学にもいっていたし、UCAS(英国大学共通入学手続き機関)への問い合わせから、試験の手続きについてもすべて自分達で検索させた。私達親がしたことは、資金繰りに関してだけ。

これが難関だった。

1.授業料は英国籍<EU国籍<その他外国人、と3段階で高くなる
2.娘はEU国籍だが、3年以上EU外に住んでいると外国人枠となり、授業料は年間£20.000になる(これは授業料だけ。寮や食事は別)

娘は4年アメリカに住んでいるので、EU枠にはすんなり入れない。夫は祖国(デンマーク)に不動産を持っていて、もちろん税金を払っている。これを提示したり、夫のアメリカの会社の人事に頼んで、『家族は父親の仕事の為にアメリカに移住してきた』と一筆してもらったがダメだった。夫の収入もなまじよかったから、奨学金ももらえない。中途半端なミドルクラスが、アメリカではいちばんバカを見るって思った。

ちなみに娘のドイツ人の友だちは、両親がとうの昔に離婚していて、彼女は母親とずっと一緒に住んでいる。そして、シングルマザーってことで学費がガクッと安くなった。でも、このお母さんの実家は元貴族。かなりのお金持ちだ。孫娘の為に援助も可能だろうけど、それはせずにシングルマザーの恩恵を受けて大学に援助してもらうことにした。

いいなぁ。なんとなく腑に落ちない。

お金の事とは別に、娘の成績にも問題があった。

ドイツでいくらギムナジウムにいて成績がよくても、移住してきていきなりハイスクール1年目でHonor(優等生クラス)に入れられて、授業に付いていけるだけの英語力が当初はまだなかった。よって、1年目は棒に振ったようなもので、ギアを入れ替えたのは2年目から。

ガンガン飛ばしてクラスを挙げていったが、最終学年の4年目の始め、奨学金希望やUCASへの申し込みの際にはGPA(偏差値)がまだ4.0にかろうじて届いていなかった。これも痛かった。

結局娘の進路は、イギリスの大学が2次募集をする夏休みあたりまで宙ぶらりんになっていた。あと1年早くアメリカに来ていたら、すんなりと願書だけで合格できていたかもと悔やんだが、これは娘も私もお互いに口に出さなかった。

結局イギリスの5つの大学に願書を出し、内3つがConditional(卒業時点のGPA次第)ということが去年の3月に知らされた。その後、卒業時点のGPAは4.0を越えた。あとは8月中旬までじっと待つのみだった。


この期間が辛かった。いつ通知が来てもいいように遠出が出来なかったし、イギリスに行くなら夫が付き添いだと決めていたので、彼も夏休みを取らずに準備していた。一番の犠牲者は次男だったかな。


そして、《イギリスの大学がどこもダメだったらアメリカの大学に行く事》と約束させていたので、一応バックアッププランはあったが、その大学は8月22日から始まり、8月15日までに入学の返事をしなければいけなかった。なのに、イギリスの大学からの連絡はまだない。娘はUCASに連絡をとったが、審査段階でまだ結果が出ていないとの返事。

これはもうダメだったんだと諦めることにした。

娘は部屋でしくしくと泣いていた。私はどうしていいかわからなかった。

とにかく、約束は約束と、アメリカの大学に入学手続きをすることにした。ギリギリの8月15日だった。そして学園のガイダンスは8月18日。しかしこの日、彼女が父親と一緒にガイダンスに出席中、イギリスから彼女のケイタイにメールが入った。

Congratulations!我が校に合格しました!


と、受かるはずがないと思っていた、難しいほうの大学からの合格通知が入ったのだ。


行きたくない大学のガイダンスを嫌々受けていた最中に、イギリスのあこがれの大学からの合格通知。


なんという皮肉。隣りに座っていた夫は、娘にしばらく何もいえなかったそうだ。


しかし娘はあっさりと、そのまま大学のガイダンスを2日間こなし、アパートも見つけて淡々として家に帰ってきた。しばらく経ってから彼女から『私はこのメールをもらったときに、初めてイギリスの事は忘れようと踏ん切りがついた。今からアメリカの大学に全力投球するって誓ったんだ』と聞かされた。


子供はこうやって強くなっていくんだと思った。


私と夫はこういう時、アメリカ人の親がよくやるように抱きしめて背中をさすったり、いろいろと慰めの言葉を掛けたりってことができない。私は彼女の好物を作ってあげたり、実家に帰ってくるときはベッドを整えたりすることしか思いつかない。父親も同じ。彼女の車を直し、車内に掃除機をかけ、ガソリンも満タンにしておいてあげるとか、こういう表現しかできない。


娘ちゃん、ママとパパは不器用だけど、とにかく応援しているからね!

次男の担任との面談

上の子達二人の今期セメスターが終る5月の2週目には、次男の小学校ではEOG(End Of Grade)という3年生~5年生の生徒対象の、州全土一斉の学年末試験がある。科目はReading,Writing,Mathそして、五年生だけはこれにScienceが加わる。試験は一日一教科、それぞれトイレ休憩を挟んで3時間ほどの長丁場だ。


次男は現在4年生で、去年初めてこの試験を経験した。あの時は肝っ玉のでかい次男でさえ、『試験に失敗したらどうしよう』と、練習問題に取り組んでいる段階ですでにパニックを起こしたくらいだった。

あとで他のお母さんから聞いたのだが、なんと担任の先生達は、生徒の成績いかんでボーナスが上下するというのを聞いた。公立校は、一種の企業のようだ。

よって、先生方は試験前から子供達にこれでもか!というくらい練習をさせるし、『試験に負けないのよ!これだけ練習問題を解いているんだから、貴方達は試験当日も大丈夫!You can do it!!!って、選挙運動さながらに子供達に暗示を掛ける。

  
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さて今現在、次男のクラスでもすでにこの『試験対策』が一ヶ月も前から始っている。ということは、6月初旬から夏休みなのに、3月下旬からすでに新しい単元無し!という状態が始っている。国語(英語)なら単元などはないから分かるが、数学は毎日ひたすらレヴュー(復習)ばかりなのだ。

そこで、次男がクラスでの集中力がすっかり落ちて、かなりだらけきっているという通知が先週初めにあった。

3月頭に、急にクラスの担任が女性から男性、しかもとっても若い人に代わった時点から、すでに次男の集中力は途切れていた。オープンハウスに行ったときに新しい先生と話してみて分かったが、この先生、とにかく若くて、次男には彼を先生と思えない、リスペクトできないんだなということが読み取れた。この先生は、どうみても20代半ば、私の長男に毛が生えたような見かけだ。これは困った。

その後、次男は案の定先生を軽く見ている気がしてきた。毎日の宿題も、学校で隙をみては済ませてきてしまい、家にもってくる宿題がほとんどないのだ。問いただすと、『授業中にすべき事が終っちゃうから、先生が宿題に手をつけていいっていうんだもん』という回答だった。

ここ2,3週間は、『することが無くて学校がつまらない。ママ、ぼく明日も学校に行かなくちゃダメ?』って聞いてくる有様だった。毎週月曜日に持ってくる《先週の課題、宿題、行い評価》をみると、行い(Behavior)のチャートがどんどん下がってきているのが気になった。先週の月曜には、とうとう最低評価のになっていて、先生のコメントがずら~っと書かれていた。

《○○はクラスで最近かなり集中力を欠いています。おしゃべりに拍車がかかり、僕の話を何度も中断します。先週の木、金は特に酷かったです。提出物も出ていますし、課題もきっちりとこなしますが、とにかく態度がひどいのです。ご家庭でも是非、彼と話す時間を持ってみてください。来週は改善される事を望みます・・・》

ってことだった。

私は即、先生にメールを入れて、3日後に面談することを取り決めた。彼は、次男のAG担当の先生も面談に誘ってくれた。

(※AGとは、Academicaly Gifted の略。国語と算数、それぞれに抜きん出ている子を集めて、週一回だけ特別教室がある。大層な名前だが、小学生なので中身は大した事はやっていないし、それほど凄い子の集まりとは思えない)

さて面談。この日は先生から、次男は面談に連れてこないでといわれていた。大人だけで話しをし、それぞれが次男と話す事にしようという理由で。先生が2人も来るなんてってことで、久々に夫も野次馬的に付いてきた。

担任の先生:

・次男は最近、《この単元は僕はもう熟知している。だから練習問題はつまらない。どうしてやらなきゃいけないの?》と、傲慢になっているところがある。

AGの先生:

・(次男は数学だけ)AGクラスでは、ある数学の問題を自分のやりたいように解かせたり、私が例をだしてそれを応用して解かせたりと、子供に多様性を求めている。○○は自分のやりたいようにやらせると、楽しんで誰も思いつかないようなワザと遠回りなプロセスをして、私を驚かせる。その時は目をきらきらさせて、嬉しくてしょうがないそぶりを見せている。

しかし、こちらが提示するプロセスに沿うようにいうと、それを拒否して、自分のやりたいように操作してしまう。『答えがあっているのだから良いじゃないか』が次男の言い分。しかし、ミドルスクールに進んだら、解き方のプロセスを指定される事が多くなる。せっかく能力があるのだから、今から練習させない手は無い。


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二人の先生から次男の学校での態度を聞き、私もまったく同感だと伝えた。まったく思い当たる節だらけである。次男は兄妹とかなり年が離れているし、常に年上の友だちや大人に囲まれて育ってきている。同年代の友だちとの戦闘ごっこはもちろん好きだが、数字の沢山出てくる本、最近は核燃料や風力発電などの本にのめりこみ、常にこれらの本を読んでいる。私の膝に今でも乗ってきて抱っこをねだったり、ぬいぐるみと未だに寝ているが、朝起きれば直ぐに原子力発電所のしくみの本を読んでいる子なのだ。担任の先生曰く、

『○○は、4年生レベルの話題よりかなり上の話題をいつも提供してくれるので、クラスの子供達の良い刺激となっています。しかし、たまに彼に罰を与えて《今日の外遊びはなし!》というと、嬉しそうに核燃料の本を持ってきて読んでいるんですよ…』、と言われた。


これは私のせいだ。


算数の問題が解けたらすることがなくてつまらない=おしゃべりに移行。この子はおしゃべりが多いのが問題なので、『それなら本を読みなさい。課題が終っちゃったら、先生に聞いてから本を読みなさい』

と言ってしまったからだ。クラスの邪魔をするより、本を読んがほうが絶対良いに決まっているが、息子は罰を与えられても、本が読めるんだったらそれに越した事はない!と思っているんじゃ元も子もない。

とにかく、

・クラスは22人も生徒がいる。先生はあなた一人を教えているのではない。友だちの事も考えて、先生の話を中断するような事はしない

・授業中の課題はすべてこなすこと。分かっていることでも、やらなければいけないことなので、それは絶対に片付けること。

・先生とママ達は、あなたが出来ないことをやらせているつもりは無い。できると思っているからこうやって話し合いをしているのだ。先生方に感謝する事を忘れずに。

と、一週間単位で話し合うことを息子と話し合った。先週一週間はかなり真面目に授業に取り組んだようだ。先生から金曜日にメールが入った。息子も、『月曜日にもらう先週の報告書はかなりいいはず!』と自信満々だ。


ドイツもそうだったが、No child left befind/おちこぼれをなくそう運動が特に盛んなアメリカ。次男だけでなく、クラスの4分の1は足踏みを強いられている子供達だ。こういう子は結局は親がどうにかしないと、どんどんとフェードアウトしていく事になるのだ(我が家の長男なんて最たる例だ。私は長男の時は、自分の独語勉強が忙しくて疎かにしていた)


とりあえずEOGのテストまであと2週間、次男の気を引き締める為に私の気を引き締めなくては・



これが一番難しい…

社交クラブ

車の修理、夫がすべて直したのでいつもの様に労働費がタダだったが、それでも部品に約$400かかったそうだ。娘は今朝も、父親の庭の手入れを手伝っていた。そりゃそうだ。

昨夜はそんな車の修理代を知っていたので、モールに買い物ではなく、ディスカウントショップのTJ Maxxに変更。よりって事で。

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数ヶ月前のある日、娘から突然電話があった。いつもTextなのに、めずらしく電話。なんでも、大学で社交クラブ(Sorority/)に参加したいという話だった。私はこの集まりに関して何も知らなかったので、まずはグーグル、それから隣に住むご意見番、ロリーに問い合わせた。なんでも、

・女子の社交クラブ(Sorority)と、男子(Fraternity、通称Frat)がある。シスターズ&ブラザーズと呼ばれる。

・学園生活をエンジョイするためのグループ(サークル)。大学側は運営に一切関与せず、すべては学生とOBで運営。州に一つほどNPO事務所があって、大学の横繋がりを統括している。

・大学内には女子のソロリティー、男子のフラット、それぞれ6つくらいの派閥のようなグループがある。

・それぞれの既存の'クラブ’に入るにはお試し期間があって、メンバー全員が新入りを’メンバー=シスター’と認めない限り、本メンバーにはなれない。

・学園側が彼らの運営に一つ注文を付けていることがある。それはGPA(成績)が3.0(もっとひくかったかも)以上であること。一応、勉強が本業だってことを分からせるため。あってないようなものだと思うんだけどね。

・チャリティー活動など、社会奉仕に携わる機会が多い。

・よって、就職活動時には『私はソロリティーに所属していました』とかくと、かなりポイントが高いそうだ。

・しかし学生、もちろんパーティーが多い。しかも、社交=輪を広げるのがポイントなので、他校の社交クラブとの交流会ももちろんある。しかも、州をまたいで・・・



夫はこういうことへはノータッチなので、私は娘に『先ずはママに時間をくれ』とお願いした。なぜなら、



・娘は10人の女の子達で新しい姉妹クラブ(シスターフッド)を設立するから。よって、設立資金が必要。先ずは$600。その後、年会費が$150。

・そもそも、なんでこんなちゃらちゃらパーティーグループが学園生活に必要なのか理解できない

・設立資金の$600の内訳が分からないのにお金は渡せない。


娘の話じゃ埒が明かないので、「運営しているNPOの責任者と話をさせてくれ」と注文を出した。娘はどうも、このNPOのお姉さん(Mentor/顧問)に上手い事だまされている気もしてきたからだ。

ある日の夜、約束した時間にあちらから電話をくれた。彼女は、

・どれだけ○○(娘)がこのグループによって支えられ、自己表現が出来るようになるか。そして、このグループによって社会が広がり、Lifetime friendsをつくることができる。

などなど、いろいろと話を並べてきた。(どっかの宗教さながら…)


ウチの娘は友だちは少ないが、一生の友だちは何人かいる。顔つなぎ目的の友だちなんて、わざわざグループを作ってまでして輪を広げる必要はないと思っている。

$600の内訳を知りたいので、そこもしっかりと聞いた。

・新設クラブなので、部員誘致の広告料。
・顧問(このお姉さん)の運賃。彼女はお隣ジョージア州のアトランタ在住。彼女が月一で娘の大学のこのクラブに赴き、2時間ほどの講演を行うらしい。ごくろうなことだ。
・その他運営費。(でた、運営費!)

結局は学校とは別物なので、義務ではもちろんない。これは彼女と話していて感じたことだ。これは娘と私達親との問題だと思った。

今度はこれを咀嚼して夫に報告。彼は、

『勉強をしっかりする子だし、表に出るのが苦手な子がそこまでしてやりたいっていうんだから承諾してあげたら?』

と言った。私もそれは感じた。しかし、お金が問題だ。授業料にアパート、それに車に食費とすべてを私達が仕送りしているので、

立て替えてあげるから、すべて返す事

とした。そして、先ずはおにいちゃんに貸してもらうように促した。高校時代は娘の方がベビーシッターで稼いでいて、彼女がいつも兄に貸していたので、今度は逆を経験してみたらってことで。兄妹でこれくらいは助け合ってもらいたい。これも教育の一環(?)だろうって事で。

大学生活/一人暮らしが慣れるまで、バイトは始めないで良いとしていたが、いい加減始めろよと父親からも(やっと)催促されていたが、このソロリティーの件で重い腰を持ち上げて、バイトを見つけてきた。アイスクリーム屋さんらしい。

それと、大学のドイツ語の教授に頼んで、翻訳のバイトももらってきた。ドイツ企業が近くに多いので、そのウェブサイトの翻訳を斡旋してもらったそうだ。

使えるものは家族も教師も誰でも使え。


先週、彼女の社交クラブの正式お披露目会がアトランタであった。わざわざアトランタくんだりまで出向いたなんて、ご苦労な事だ。夏にはヴァージニアの大学で合同ミーティングもあるらしい。

メンバーお揃いのカクテルドレスを買ったり、名前入りのジャンパーを作成したりしたそうだ。

ソロリティーはお金がかかるようだ。娘のクラブはアジア人の子が多いらしく皆勤勉だし、チャリティーが本当に多いようだが、実際は、

・顔のいい子しか入れない
・男子と合同のパーティーばっかりで、しかも乱交がある(昨日娘から聞いた)

というグループもあるらしい。やっぱりね…。


ウチの娘は特定の男の子を作る気も時間もないらしいが、『とにかくヘンな男には気をつけろー』と言っておいた。泣くのはいつも女なんだから。特定の彼ができたらちゃんと避妊する事も再度確認した。

さて、来週から学年末試験が始る。長男長女は5月中旬からはもう夏休みだ。




私の子育ては年中無休なんだけどね。