sunset diary -366ページ目

a rough week

今週は久々にいろんな意味で疲れた一週間だった。

① オットがドイツで入院騒動

先週末、頭が痛くて熱っぽいからホテルで大人しくしているって連絡があった。2週間の出張中の真ん中の週末で、友達といろいろとイベントが忙しかったが、日曜は大人しくしてたらしい。

月曜の朝。耳下から首までが腫れてきて、熱が結構あって朦朧としていたので、先ずは以前掛かっていた主治医に診てもらったところ、すぐHNO Klinik(耳鼻咽喉科)へ行くように言われた。とても運転できないので、トーマスに電話をして迎えに来てもらい、クラウディアの働く病院へ行ってもらった。

幸い、クラウディアのいる日だったので、彼女がすぐに車いすをもって大学病院の玄関前で待機していてくれたそうだ。いくら医療機関の優れているドイツでも、Kassenpatienten(国民健康保険)と、Privatpatienten(プライベート保険)の患者では、診てもらう医者のランクまで違うシステムだが、クラウディアの計らいで、すぐにChefarzt(医院長?)が診てくれたそうだ。

パッパとクラウディアが入院手続きをして、部屋をすぐに用意してくれたそうだ。さすが婦長、やることが早い。

私がオットが入院したことを知ったのは、彼本人からのテキストで、火曜日だった。私とオットは毎日連絡を取り合うことはないので、月曜に連絡がなかったのは何の疑いももっていなかったが、頭痛いのどうしたかな?くらいにしか思っていなかったので、あらま、どうした?って、びっくりしたが、クラウディアの病棟にいるってことで、聞いたあともまったく心配しなかった。

すると、クラウディアからLINEがはいり、「xxは大丈夫よ。まだ熱があって、両方の耳下が腫れているから、もしかしたら”おたふく”の疑いもあるんだけど、彼は子供の時にやったか知ってる?」と聞かれた。

そんなの知らない。彼の両親は亡くなってるし、彼の兄に電話したところで知るわけないと思った。

何はともあれ、原因がわからない高熱で、抗生剤を点滴から入れているが、まったく効かないと言われた。水曜には『Immunology-免疫科』へ移すと言われた。

この街は各種医科大学が点在しているが、すべて地下でつながっているので、これまたクラウディアが車いすをおして連れて行ってくれたそうだ。

トーマスが初めに病院へ連れて行ってくれたって、クラウディアから聞いたので、すぐにメールでお礼をいれたら、折り返しエリザベートから「OK、Schatziがすべてを知ったのなら、私もすべて教えてあげる!」と、長いレポートが届いた。ドロテアからもすぐに電話が入った。

「Schatzi心配しないで!私たちが毎日変わりばんこに病室に遊びに行ってるから!xxはかなり弱ってて、ベッドに横になりながら話をしているけど、まぁ、これは良い薬ってことで、とことん病院で静養するのが一番だと思うわ。大丈夫、私たちがあなたのBabyを面倒見るから」

と言われた。彼女たちには、感謝してもしきれない。本当にありがたい。アメリカでこんな、原因のわからないような熱で入院なんかさせらてたら、あちこちをたらい回しにされた挙句、トンチンカンな治療をされて、MRIかなんかを受けさせられかねない。

『とにかく、再度血液検査を受けたし(水曜日の時点)、免疫科へ連れて行ったけど、入院は私の病棟にしてもらったから。私が夜中の当直になる金曜日は、インド料理のテイクアウトを持って行って、一緒に食べようと思っているの!』と、クラウディアからも再度電話が入り、私を励ましてくれた。

っていうか、私はまったく、これっぽっちも心配していなかった。だって、今以上のケアって、アメリカでは受けられないから。友達の働く病院で、知っている医師にかかり、気の知れた友達が代わる代わる会いに来てくれるって、彼はなんて恵まれているんだろうって、ちっとも心配していなかった。

昨日オットから電話があり、久しぶりに話した。抗生剤がやっと合って、熱が12時間ないので、身体が楽になったそうだ。

今朝、土曜日の朝の電話では、ちょっと外の空気を吸いにでたけど、疲れてすぐに部屋に戻ったそうだ。昨日はエリザベートとトーマスが買い物途中に寄ってくれて、Skat (カードゲーム)をした。やっぱり疲れて1時間が限度だったけど。今日はエビが来てくれるらしい。皆、彼がヒマでつまらなくしていると思って、見舞いに来てくれているそうだ。

やっぱりありがたい。だって、彼がここ(アメリカ)でこんな病気で入院なんて、考えられない!私が彼の看病で病院と家との行ったり来たりなんて、考えただけでも私だって病気になってしまいそうだ。


そうそう、結局、原因はおたふくではなく、Parotitis という、耳下腺炎(?)だったらしい。症状はおたふくと同じで、耳下が激しく腫れる、バクテリアが原因の炎症だったそうだ。本人は「たまたまかかった」と思っているようだが、彼の多忙な生活を知っているクラウディアなどは、「疲れて免疫力が低下してるから」と言っていた。

水分をあまり採らない人だし、ましてや出張先でずーっと会議ばっかりしていたら、身体が悲鳴をあげるのは当たり前だ。

本来、昨日が帰国だったが、もちろんキャンセルし、来週末あたりに戻ってくるらしい。

『ちゃんと治してから帰ってきてよ!』と、冷たい妻は彼に言ってしまった。



お腹が空いた。長くなったから、②はあとで書こう

it's a small earth

ドイツの友達がLINEを使って電話をして来た。いつもはテキストやステッカーを送りっこしているが、彼女と電話はこれでしたことはない。

彼女は運転中、この機能を思いついて、ケイタイのBluetoothを通じて電話をかけてきた。

「聞こえる~!?」って、ほぼ怒鳴りながら電話していると、「あ!ちょっと待って、ヨナスからテキストが入った」といって、車を途中で停めた。ドイツはアメリカと違って、運転中はケイタイを握っていたら罰金だからね。

「エベレストかどっかの山の3000メートルキャンプに着いたって!」と、私とクラウディアの電話中に、ネパールのどっかの3000メートル地点にいる彼女の次男からのライブ割り込みテキストが入った。アメリカ、ドイツ、ネパールの山とのライブってとってもクール!って、感動した!

地球は小さい。


この話題で持ち切り

日本では錦織圭のUS Open決勝進出でもちきりらしい。なぜかわからんが、私にまで日本からLINEが入ったり、職場でも、普段テニスのことなど知らない人からも声を掛けられた。

しかし、私の近辺ではもう一人話題の人がいる。



それは娘の彼氏。


それほど皆が「え?あのマメ子(私の母がつけたあだ名)に彼氏ができたの?」と、それはそれは興味津々なのだ。私の母へも知らせたら、「それは絶対にいい彼に決まってる!」って、もう大変!


近所のママ友に言いふらしている私も私だが、それだけ我が家のみんなが彼を気に入っているのだ。四角張って、生まれながらの公務員と言われている真面目な娘の彼は、なんとまったくの正反対!よくしゃべるし、とにかく社交的!娘とは学科が同じで去年知り合い、彼は2度も正式にデートに誘ったのに、2度とも完全に拒否され、この春3度目の誘いでやっと娘が「ヒマになったから」という理由でデートしたそうだ。「1年待たされたけど、やっと僕の方を向いてくれたんだ!」って、母親のこの私にいうか?普通。ほんとに笑えるおとこなんだな、これが。

「男の成功には素晴らしい女性がかならず後ろにいる」って、同じく私にいうか?とにかく笑える2歳年上の彼。

4年前に母親を亡くしているからか、とにかく母性愛に飢えているようで、そこいくとウチの娘は弟がいるせいか、人を育てることに関しては定評がある。ベビーシッターでも引っ張りダコだったし、ソロリティではプレジデントをし、大学のモデルUNっていう集まりでも大学代表でVice Presidentをして、「あてにならない学生が多いから、私がまとめているのよ」って、とにかく、裏方大好き娘なのだが、こういう地味な子に目を向けた彼は只者ではない!(爆)自慢じゃないが、娘はモテるタイプではない。それなりにかわいいんだが、バレエとコーラスの舞台以外、人の前で話すなんてもってのほかだし、目立たないように振る舞うのが得意な子だ。アメリカで人の目につくわけがない!

だからこそ、この子に目を付けた男の子は、私の母曰く「只者ではない」なワケなのだな。


娘はこの冬卒業だが、彼は来年の5月が卒業予定。娘は秋から他州の大学院を希望しているが、彼は近くで就職を考えている。

感心したのが、この夏。娘は5週間のサマースクールを大学で採っていて、彼は3週間のインターンでヴァージニアに離れ離れになっていたらしい。彼はホームシックで帰ってきたかったのに、娘が「ちゃんと残りなさい。3週間くらいなんでもないわよ!」って、毎日励ましたらしい。

さすがオンナは強い!

こういう話、彼の方がべらべら私に話すってのが実に笑える。とにかく娘にべたボレなのを隠さないで、あれこれ話すのがほんとにおかしい・・・

夢見る夢夫さんを、娘が「ふ~ん」って顔して隣で聞いているのっていう、正反対コンビが実に笑える。

しかし、私のオットは、ちょっと複雑らしい…

だって、今までなんでも「パパ、パパ」ってパパっ子だったのに、彼がいろんなことをやってくれるんだもん。うれしいような、寂しいようなって顔してた。

レイバーデイウィークエンドは彼らが遊びにきて、皆でダブルスをした。

彼ら若者vs私とオットのシニア対決。結局、やっぱりシニアが勝っちゃたんだけど、なんと夜は彼が日射病で吐いてしまったのだ。娘は甲斐甲斐しく面倒見ていたが、辛いのに我慢して2時間も炎天下でテニスし、夜はレストランに一緒に食事に行き、家に帰って来てからダウンしてしまったのだった。


オットは鬼だね(爆)意地悪しているみたいだったよ・・・


彼らは、というか、彼の方がいろいろと夢を見ているが、娘が手綱を引いているようだ。将来の子供の数とかも話していたが(この子はまったく)、未来の事を二人で考えながら切磋琢磨することはいいことだと思う。こうやって親同士が公認の仲だと、セックスばっかりに話が集中しないのが良い。オットは北欧人だから当たり前なんだと思うけど、私も「食欲、睡眠欲、性欲」のバランスがとれて初めて、本当にしなければいけない事に集中できると思うんだよね-物欲もあるな。

日本もアメリカも、この性欲を小さいころから真剣に教えないからそれに考えが集中して、曲がった人間になっちゃうんだと、つくづく日本のアニメや痴漢行為から想像がつく。


彼らが我が家に滞在中、私も二人を目の前にして、「大学を卒業するまでは妊娠しないよう気をつけなさい!」と言わせていただいた。できちゃったらそれはそれでしょうがないけど、計算が狂うから気をつけなさいよと、経験者から助言させていただいた。まぁ、私の場合はオットがもう社会人だったらから話は別だけどさ。


さっき、リンから興味深々テキストが入った。

リン:「週末はマメ子が帰っていたね!車が見えたよ。で、なにか新しいニュースはある???}

私;「いや、大したニュースはないね。私と一緒に婦人科検診のフォローアップにいったけど、(ビタミンD不足の為)、I think I'm not becoming a granny yet.」

リン;「Lol‼」



孫ができたら私だけじゃなく、周りの人間も舞い上がっちゃうな、きっと。




傷心 外プール

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うちのコミュニティーにあるプールは先週末で終わったが、ジムのプールはまだあいている。

日曜の午前中は穴場ですいている。

次男と二人で泳ぎに来た。

最高。


今気づいた。ロジャーが負けるといつも気晴らしに泳ぎに行ってる。けど、今回の敗退はロジャーの限界をみた気がして骨身にしみた。彼のレベルは今でもNo.1だけど、GSで優勝するには気力がいるんだ。

なんか世代交代を皆の前で見せられた感じでわたしは悲しい´д` ;

子供の前を歩く子育て

いままで私がドイツに行くとクラウディアの家に滞在していたんだけど、去年の秋から彼女はキャリアステップアップの為、病棟の婦長をしながら、月に1週間の学校に通っていて、かなり不規則な生活をしている。よって、一番暇そうなエリザベートの家に滞在していた。どこに居ようと小さな村なので、結局は朝食を一緒にとったり、犬の散歩に他の友達と出かけたり、夕飯の後に一杯他の家でひっかけたりと、小さな村を縦横無尽に動いていた。

このエリザベート。彼女の次男と長女は、ウチの長男と長女と幼稚園の頃からの友達だ。ドイツに居た時は、私に3人目が生まれても、夏はキャンプ、冬はスキーと、よく行動を共にしていた。

彼女の長男マティアスはウチの長男より4つ上で、マティアスには17歳の時から彼女がいた。で、いつもスキーやキャンプ、ホームパーティなどは、彼女も参加していた。よく、私の次男をベビーシッターしてくれたのも彼らだった。若夫婦が子育てしてるって、私たち親はよく笑っていた。

エリザベートと夫のトーマスも、彼らが17歳位の時からの付き合いで、大学入学前のトーマスの徴兵や、エリザベートの研修などの離れ離れも経て、『学生できちゃった結婚」をしているくらいの長い付き合いだ。

トーマスの家は由緒ある貴族。エリザベートの家はバンベルグの商家。トーマスと知り合った当時、エリザベートは16歳で、もちろん結婚は意識したこともなく、ただ付き合っていただけだったが、トーマスの家で行われるいろんな行事に参加していた。家族ぐるみで旅行もし、気が付いたら学生で子供も産んで、しかも名前を継ぐ男の子を二人も産み、xx家のドンとして家族イベントを切り盛りしている。トーマスの親曰く、「家柄どうのより、私の息子を愛してくれる女の子。しかも、家を代々ついでくれる子が一番」という考えなんだそうだ。

彼女の3人の子供たちにはそれぞれギムナジウム(高等学校)からの付き合いの彼女や彼氏が居て、この夏の家族のイベントでは、彼らがしっかりと給仕をしていて感心したものだった。私を家族として週末彼らそれぞれのアパートに招いてくれて、しっかりと夕飯をホストしてくれたのだ。

中でも娘のラウラは私の娘の大親友で、いまでも毎週火曜日にスカイプをしている仲なんだが、幼稚園から彼女を知っている私は、こんなに大きくなった彼女に感動して、涙が出そうになった。

帰りの車の中でエリザベートに「あの小さかったラウラが彼と一緒に今晩私まで招待してくれて大勢をホストしている姿をみて、感動して涙がでそうだった。本当にいい娘に育て上げて、エリザベート、あなたは自分を誇りに思うべきだわ」と言った。すると、

「Schatzi、私たち親が子供の手を取って教えることには限界があるのよ。彼らは«こんな時、ママだったら、パパだったらどうやってたかな、どう対処してたかな?»って振り返るものなのよ。だから、いろんな事を親が先にやって見せることが大事なのよ。子供はその場面になったら絶対に親のやっていたことを思い出すはずだから」

と言っていた。

もっともだと思う。

だからエリザベートも、子供たちがまだ学生の頃から家に呼んだり、旅行に一緒に連れて行ったり、とにかく家族ぐるみでのイベントを一生けん命していたのだ。子供にかかりっきりな親でなく、仕事も自らし、夫婦だけの時間を取ることを教えるのも大事な子育てなのだ。こういったメンテナンスなくして、長い夫婦生活が続くわけないと教えるためだ。

この秋、長男のマティアスは大学をやっと卒業する。28歳で大学卒業は、ドイツではめずらしくない。マティアスの彼女はすでに就職4年目で自立していて、二人は一緒に住み始めて丸4年。彼は卒業と同時にプロポーズすることに決めている。彼女だけが知らなくて、他の家族はだれもが知っている。こんな遠くのアメリカに居る私たち家族にも知れ渡っているのが笑える。彼らはすでに10年の付き合いだ。月日を重ねている彼らは、もうすっかり熟年カップルの域に達している。子供が生まれるのも時間の問題かな。私は自分の家族の事のようにとてもうれしい。


私は学生のころからの男女交際に大賛成である。アメリカ人の親たちは、やたらと男女交際に否定的だが、早いうちから男女で地道に生活を築くことを教えるのはよい事だと、声を大にして言いたい。

私の親は結婚に失敗しているが、母は私とオットの交際に初めから賛成で、とにかく寛大だった。オットの親も同じだったことがどんなに国際結婚をした私たちの支えになったか計り知れない。

お互い早くから夢に向かって平行に歩むことはとてもいいことなのだ。なので、堅物な娘が私たちに彼を紹介した事はとてもうれしかった。次の段階へやっと突入したと、先週末に我が家へ一緒に遊びに来た時に思った。

親として、自分の娘をとても大事にしてくれる男の子は、何物にも代えられないと思った。