子供の前を歩く子育て
いままで私がドイツに行くとクラウディアの家に滞在していたんだけど、去年の秋から彼女はキャリアステップアップの為、病棟の婦長をしながら、月に1週間の学校に通っていて、かなり不規則な生活をしている。よって、一番暇そうなエリザベートの家に滞在していた。どこに居ようと小さな村なので、結局は朝食を一緒にとったり、犬の散歩に他の友達と出かけたり、夕飯の後に一杯他の家でひっかけたりと、小さな村を縦横無尽に動いていた。
このエリザベート。彼女の次男と長女は、ウチの長男と長女と幼稚園の頃からの友達だ。ドイツに居た時は、私に3人目が生まれても、夏はキャンプ、冬はスキーと、よく行動を共にしていた。
彼女の長男マティアスはウチの長男より4つ上で、マティアスには17歳の時から彼女がいた。で、いつもスキーやキャンプ、ホームパーティなどは、彼女も参加していた。よく、私の次男をベビーシッターしてくれたのも彼らだった。若夫婦が子育てしてるって、私たち親はよく笑っていた。
エリザベートと夫のトーマスも、彼らが17歳位の時からの付き合いで、大学入学前のトーマスの徴兵や、エリザベートの研修などの離れ離れも経て、『学生できちゃった結婚」をしているくらいの長い付き合いだ。
トーマスの家は由緒ある貴族。エリザベートの家はバンベルグの商家。トーマスと知り合った当時、エリザベートは16歳で、もちろん結婚は意識したこともなく、ただ付き合っていただけだったが、トーマスの家で行われるいろんな行事に参加していた。家族ぐるみで旅行もし、気が付いたら学生で子供も産んで、しかも名前を継ぐ男の子を二人も産み、xx家のドンとして家族イベントを切り盛りしている。トーマスの親曰く、「家柄どうのより、私の息子を愛してくれる女の子。しかも、家を代々ついでくれる子が一番」という考えなんだそうだ。
彼女の3人の子供たちにはそれぞれギムナジウム(高等学校)からの付き合いの彼女や彼氏が居て、この夏の家族のイベントでは、彼らがしっかりと給仕をしていて感心したものだった。私を家族として週末彼らそれぞれのアパートに招いてくれて、しっかりと夕飯をホストしてくれたのだ。
中でも娘のラウラは私の娘の大親友で、いまでも毎週火曜日にスカイプをしている仲なんだが、幼稚園から彼女を知っている私は、こんなに大きくなった彼女に感動して、涙が出そうになった。
帰りの車の中でエリザベートに「あの小さかったラウラが彼と一緒に今晩私まで招待してくれて大勢をホストしている姿をみて、感動して涙がでそうだった。本当にいい娘に育て上げて、エリザベート、あなたは自分を誇りに思うべきだわ」と言った。すると、
「Schatzi、私たち親が子供の手を取って教えることには限界があるのよ。彼らは«こんな時、ママだったら、パパだったらどうやってたかな、どう対処してたかな?»って振り返るものなのよ。だから、いろんな事を親が先にやって見せることが大事なのよ。子供はその場面になったら絶対に親のやっていたことを思い出すはずだから」
と言っていた。
もっともだと思う。
だからエリザベートも、子供たちがまだ学生の頃から家に呼んだり、旅行に一緒に連れて行ったり、とにかく家族ぐるみでのイベントを一生けん命していたのだ。子供にかかりっきりな親でなく、仕事も自らし、夫婦だけの時間を取ることを教えるのも大事な子育てなのだ。こういったメンテナンスなくして、長い夫婦生活が続くわけないと教えるためだ。
この秋、長男のマティアスは大学をやっと卒業する。28歳で大学卒業は、ドイツではめずらしくない。マティアスの彼女はすでに就職4年目で自立していて、二人は一緒に住み始めて丸4年。彼は卒業と同時にプロポーズすることに決めている。彼女だけが知らなくて、他の家族はだれもが知っている。こんな遠くのアメリカに居る私たち家族にも知れ渡っているのが笑える。彼らはすでに10年の付き合いだ。月日を重ねている彼らは、もうすっかり熟年カップルの域に達している。子供が生まれるのも時間の問題かな。私は自分の家族の事のようにとてもうれしい。
私は学生のころからの男女交際に大賛成である。アメリカ人の親たちは、やたらと男女交際に否定的だが、早いうちから男女で地道に生活を築くことを教えるのはよい事だと、声を大にして言いたい。
私の親は結婚に失敗しているが、母は私とオットの交際に初めから賛成で、とにかく寛大だった。オットの親も同じだったことがどんなに国際結婚をした私たちの支えになったか計り知れない。
お互い早くから夢に向かって平行に歩むことはとてもいいことなのだ。なので、堅物な娘が私たちに彼を紹介した事はとてもうれしかった。次の段階へやっと突入したと、先週末に我が家へ一緒に遊びに来た時に思った。
親として、自分の娘をとても大事にしてくれる男の子は、何物にも代えられないと思った。
このエリザベート。彼女の次男と長女は、ウチの長男と長女と幼稚園の頃からの友達だ。ドイツに居た時は、私に3人目が生まれても、夏はキャンプ、冬はスキーと、よく行動を共にしていた。
彼女の長男マティアスはウチの長男より4つ上で、マティアスには17歳の時から彼女がいた。で、いつもスキーやキャンプ、ホームパーティなどは、彼女も参加していた。よく、私の次男をベビーシッターしてくれたのも彼らだった。若夫婦が子育てしてるって、私たち親はよく笑っていた。
エリザベートと夫のトーマスも、彼らが17歳位の時からの付き合いで、大学入学前のトーマスの徴兵や、エリザベートの研修などの離れ離れも経て、『学生できちゃった結婚」をしているくらいの長い付き合いだ。
トーマスの家は由緒ある貴族。エリザベートの家はバンベルグの商家。トーマスと知り合った当時、エリザベートは16歳で、もちろん結婚は意識したこともなく、ただ付き合っていただけだったが、トーマスの家で行われるいろんな行事に参加していた。家族ぐるみで旅行もし、気が付いたら学生で子供も産んで、しかも名前を継ぐ男の子を二人も産み、xx家のドンとして家族イベントを切り盛りしている。トーマスの親曰く、「家柄どうのより、私の息子を愛してくれる女の子。しかも、家を代々ついでくれる子が一番」という考えなんだそうだ。
彼女の3人の子供たちにはそれぞれギムナジウム(高等学校)からの付き合いの彼女や彼氏が居て、この夏の家族のイベントでは、彼らがしっかりと給仕をしていて感心したものだった。私を家族として週末彼らそれぞれのアパートに招いてくれて、しっかりと夕飯をホストしてくれたのだ。
中でも娘のラウラは私の娘の大親友で、いまでも毎週火曜日にスカイプをしている仲なんだが、幼稚園から彼女を知っている私は、こんなに大きくなった彼女に感動して、涙が出そうになった。
帰りの車の中でエリザベートに「あの小さかったラウラが彼と一緒に今晩私まで招待してくれて大勢をホストしている姿をみて、感動して涙がでそうだった。本当にいい娘に育て上げて、エリザベート、あなたは自分を誇りに思うべきだわ」と言った。すると、
「Schatzi、私たち親が子供の手を取って教えることには限界があるのよ。彼らは«こんな時、ママだったら、パパだったらどうやってたかな、どう対処してたかな?»って振り返るものなのよ。だから、いろんな事を親が先にやって見せることが大事なのよ。子供はその場面になったら絶対に親のやっていたことを思い出すはずだから」
と言っていた。
もっともだと思う。
だからエリザベートも、子供たちがまだ学生の頃から家に呼んだり、旅行に一緒に連れて行ったり、とにかく家族ぐるみでのイベントを一生けん命していたのだ。子供にかかりっきりな親でなく、仕事も自らし、夫婦だけの時間を取ることを教えるのも大事な子育てなのだ。こういったメンテナンスなくして、長い夫婦生活が続くわけないと教えるためだ。
この秋、長男のマティアスは大学をやっと卒業する。28歳で大学卒業は、ドイツではめずらしくない。マティアスの彼女はすでに就職4年目で自立していて、二人は一緒に住み始めて丸4年。彼は卒業と同時にプロポーズすることに決めている。彼女だけが知らなくて、他の家族はだれもが知っている。こんな遠くのアメリカに居る私たち家族にも知れ渡っているのが笑える。彼らはすでに10年の付き合いだ。月日を重ねている彼らは、もうすっかり熟年カップルの域に達している。子供が生まれるのも時間の問題かな。私は自分の家族の事のようにとてもうれしい。
私は学生のころからの男女交際に大賛成である。アメリカ人の親たちは、やたらと男女交際に否定的だが、早いうちから男女で地道に生活を築くことを教えるのはよい事だと、声を大にして言いたい。
私の親は結婚に失敗しているが、母は私とオットの交際に初めから賛成で、とにかく寛大だった。オットの親も同じだったことがどんなに国際結婚をした私たちの支えになったか計り知れない。
お互い早くから夢に向かって平行に歩むことはとてもいいことなのだ。なので、堅物な娘が私たちに彼を紹介した事はとてもうれしかった。次の段階へやっと突入したと、先週末に我が家へ一緒に遊びに来た時に思った。
親として、自分の娘をとても大事にしてくれる男の子は、何物にも代えられないと思った。