ゲシュタルト心理学は 美容の世界ではあまり知られていません。

 その理由は 視覚情報がすべてだと感じているからです。

 

 ところが ゲシュタルト心理学を知ってから 視覚情報に種々雑多な錯視が起きていることが判明しました。

 

 実は 私は 入店して1年後、スタイリストデビューしたときから 基本通りにはしていません。その理由は 基本通りにしても指定された結果を出せなかったからです。自分自身の才能のなさに驚きました。

 だから 免許を取ったらすぐにやめようと決心していたのです。結果が出せないなら お客様に当たるべきではないと思っていたのです。

 だから スタイリストデビューしてからは 叱られること覚悟で自分のやり方でカットしてきました。そうしなければ お客様に迷惑がかかることになるからです。

 自分が良いと思う方法でやることによって たくさんの疑問があることに気づき、その解決策を自分で考えなければならなくなりました。そんな経験が  目に見えていない視覚情報の混乱=錯覚があることに気づいたのです。そして ゲシュタルト心理学に巡り合ったのです。そして ゲシュタルト心理学を学ぶことによって 無意識に認識される「感性」がどういうものであるかを学ぶことができたのです。

 

 しかし、そんな落ちこぼれであったにもかかわらず、結構お客様にかわいがっていただきました。

 

 大胆にも 叱られることが怖くなくなり、シャンプーセットのお客様に 冗談交じりに 「チーフが忙しいので 襟足からやり始めましょうか?」なんて生意気なことを言ったのです。じつは そのお客様は水商売をしている人で 客扱いには厳しいん人でした。だから 腕の良いチーフを指名していた人ですから 冗談を聞き流してくれるだろうと高をくくっていたのです。

 ところが 帰ってきた返事は 「いいよ!」という言葉でした。冗談のつもりで聞き流してくれるだろうと思っていたのに、OK nお返事をもらい、慌ててしまいました。 チーフのところに行って 許可をもらい、襟足からブローに入ることにしました。

 

 ブロー技術は 練習でしかしたことが無かったので 襟足からワンパネルごとに分け取って 冷や汗をかきながら始めました。

 「こんな冗談!言うんじゃなかったー!」と思う反面、厳しいはずのお客様の内面に隠れた「やさしさ」に感動していました。

 

 失敗を経て 自信を失うことによって 謙虚さを学ぶことができし、自分自身の中に眠る「感性」を学ぶことができたように思います。

 私が「失敗」が大好きだというのは 周囲の人たちの暖かさがあったからなのです。

 ゲシュタルト心理学っているのは ものの形がどのように認識されるのかを理論的に解明している学問です。

 

 デザイナーにとってとても重要な学問だそうです。ゲシュタルトの法則には 「近似の法則」「類同の法則」「連続の法則」「閉合の法則」「運命共同の法則」「面積の法則」「対称の法則 」があります。

 これは 複数の要素を一つのものであると認識することによって 見えてくるイメージがどう変化しているのかを学ぶことができるのです。

 「ゲシュタルトの法則」を学ぶと、もうがどのように働いているのかを知ることができるようになり、「感性」とか「感覚」という曖昧な脳の働きを理解できるようになります。

 

 私自身、ゲシュタルト心理学を知ってから、曖昧にしか理解できなかったイメージ言葉を具体的に理解できるようになったし、ひょげんできるようになりました。

 

 施術体験を通して「ゲシュタルトの法則」を理解できるようになります。「フェイスマップ」を使えば「ゲシュタルトの法則」をわかりやすく理解できるようになります。

 

 そして ゲシュタルト心理学を学ぶと 多種多様の錯視があることを学びます。錯視というのは 見間違い=錯覚を起こす現象です。見間違えが起きることによって 見えてくるイメージを変えることができるし、その「見間違え」を消してしまう「ゲシュタルト崩壊」の働きを理解できるようになります。

 

 ゲシュタルト心理学を学べば どのように「錯覚」が起き、人間の脳を「騙して」いるのかを知ることができます。そして これを学ぶと 美容デザインが がぜん面白くなります。

 

 私たちに見えている視覚情報が いかに曖昧であるかがわかるようになり、その曖昧さが創り出す「感覚」とか「感性」がどういうものであるかを理論的に理解できるようになります。

 

 これからは 美容デザイナーの時代です。あなたも「美容デザイナーの講師」を目指しませんか?

 

 

 データ美容の特徴は 「失敗する楽しさを体験できるということです。

 

 「失敗して何が楽しいのか!」というお叱りを受けると思いますが、実は 失敗するたびに 世界が広まってゆくのでゆく 

 つまり、「成功」という答えは 一つですが、「失敗」は数限りなくあるのです。失敗することによって 「成功」するための道が開けてゆくのです。

 皆さんは 数限りなく成功への道筋があることを教えられてきたために 失敗する痛みやその原因を知らないことが多いと思います。

 ところが 「失敗」」するごとに 学べることがあります。

 

 それは 「失敗」しないためにはどうしたら良いかを体験し、自分で改善できるようになるのです。

 データ美容は もちろん「成功」することを目指しているのですが、「失敗」することによって 「成功するための方法を体得できるようになあるのです。

 つまり、どこを間違えたのかがはっきりと答えが出てくるし、その改善策がはっきりと明確に視覚化されるのです。だから 失敗するごとに知的財産が増えてゆくのです。

 

 なぜ答えが出てくるのかというと、「フェイスマップ」という基準が合えるからです。

 

  これは 無意識に認識されている「奇麗」とか「かわいい」「カジュアル」「フォーマル」「シャープ」「ゴージャス」といった無意識に認識されているイメージを視覚化したものです。

 

 従来は こうした無意識に認識される抽象的な表現に基準がななったために それぞれの人たちが勝手に想像し、勝手に判断してきたために それぞれの基準が定まっていませんでした。

 その結果 それぞれの理解力、表現力に違いが出てしまい、教えてもらう人には 誰の答えが正しいのかに迷うことがあったのです。「フェイスマップ」は 無意識に認識されているイメージを 具体的に視覚化することによって データの共有を可能にしたのです。データの共有を可能にすることによって 「フェイスマップ」と比較すれば誰でも簡単にどこをどのように改善するべきかをはっきりと理解できるようになるのです。

 また ゲシュタルト心理学を基にしたデザイン方法を確実に身につかることができるようになるのです。「感性」という曖昧にしか理解できなかったことを 理論的に理解できるようになり、言葉にして説明できるようになるのです。

 

 これは 音楽の「楽譜」と同じ働きをします。音楽の楽譜は 五線譜に記された音符によって 無意識に認識されていた音程を視覚化することによって 楽譜を見れば誰にでも同じように理解できるようにしたのです。

 今までは勘に頼っていたことを 誰でも同じようにデータの共有ができるようにしたのです。

 

 「フェイスマップ」を使えば データの共有ができるようになるために どこがどう間違ったのか?どこをどのように改善すればよいのかを学ぶことができるのです。

 そして 間違えることによってなぜ間違えたのかを学ぶことができるし、間違えを無くす方法を学ぶことができるようになるのです。

 

 また、教えるときにも「フェイスマップ」を使えば わかりやすくスピーディに技術を習得させることができるのです。人材育成を短期間することができるし、施術体験をするたびに学ぶことができるようになるのです。

 そのために 修業期間が短縮されるし、スタイリストデビューしてからも ドンドン失敗から学び取ることができるようになり、毎日が成長につながってゆくのです。

 

 だから「失敗が楽しい。」と思うようになるのです。

 

 

 

 サイズを合わせれば どんな髪型でも似合わせることができるようになります。

 この人もサイズを合わせてショートにしました。

 この人も このように似あわせることができるのです。

 この人は  このイメージにするためにサイズを合わせ、 このように変身できました。若くなりましたね!

 

 サイズを合わせることによって どのようなお客様にもどんな髪型にも対応できるようになるのです。

 

 こうしたデザイン技術を身に着ければ ハッキリと「わかりました。」と言って 自信をもって多くのお客様の希望をかなえることができるようになるのです。「化かす」デザイン術を楽しみましょう。

 楽しくなりますよ。

 

 顔を小さく見せるためのサイズ合わせ。

 

 この人の顔を小さく見せるには 髪型のサイズを合わせれば 相対バランスが整い、奇麗に見えるようになります。

 これが 相対バランスを合わせた結果です。見えてくるイメージが大きく変化しています。

この様に髪型のサイズを合わせれば 誰でもきれいに見えるようにすることができるのです。

 

 それでは具体的にサイズを合わせる方法をご紹介いたしましょう。

まず、デジタルカメラでお客様の顔の写真を撮ってください。その写真をパソコンに取り込んでください。そして 「フェイスマップ」をオーバーラップさせてください。

 このように目の位置に合わせ、基本となる理想の顔の相対バランスを視覚化します。

  

二枚の写真を合成して 比較してみましょう。このように理想の顔の形にするためには ヘアスタイルの高さを高くする必要があることがはっきりとわかります。

 高さを修正したことによって 理想の相対バランスになるので、欠点である顔の大きさが気にならなくなります。

 これは ゲシュタルトの法則にある、「近似の法則」=近くにあるものを一つの塊だとして認識する脳の働きと 「類同の法則」=相対バランスを同じにすることによって 奇麗に見せることっができる、という脳の働きがあるのです。

 写真を合成して比較してみれば はっきりとその違いが分かりますが、しかし、29秒経つと見慣れ(ゲシュタルト崩壊)てしまい、それほど違いが無いと感じられるようになってしまうのです。

 

 これが 美容技術の「化かす」というテクニックです。

 

 今までの美容技術は ゲッシュタルト崩壊(みなれる)によって 変化していないという錯誤が起きてしまい、変化が見えなくなっていたのです。

 その結果 変化していないという結論になり、それ以上追求されることがありませんでした。

 

 しかし、このようにデジタルカメラとパソコンを使い、「フェイスマップ」を重ねることによって その変化を「ゲシュタルト」に邪魔されることがなくなり、視覚化できるようになったので 誰が見ても同じように見えるようになったのです。

 

 その結果、「化かされ」てしまい見えなくなっていた変化を はっきりと認識できるようになったので  誰にでも同じように理解できるようになったのです。これで「感性」と呼ばれていた曖昧なことが見えるようになったのです。

 

 美容デザインは 騙すための技術なのです。

 

 

 昔 テレビが発売されたとき、画面を見て 殆どの人が 小さな人間が中にいるのかという勘違いをしていました。

 だから 横に回って奥行きを確かめたのですが、横から見てもテレビという機械でしかなかったのです。

 

 その時、初めて 平面に映し出され得た画像であることに気づいたのです。

 

 今、このことと反対の現象が起きているのです。それが「二次元脳」という脳の働きなのです。私たちは 生まれたときからテレビを見、本を読み、スマフォからあらゆる情報を得てきました。

 そのために 目に見えている視覚情報を基にして髪型づくりやメイクアップをしたのですが、思い通りの仕上がりを実現することができませんでした。

 つまり 平面上に見えている情報がすべてであると思い込んでいたために 錯覚を起こしていることに気づかなかったのです。

 その結果 立体を創るための採寸結果に間違いが起きていたことに気づかなかったのです。

 

  思い通りの仕上がりができない原因を考えたのですが、視覚情報に間違が無いと思い込んでいたために 原因を解明できなかったのです。

 結局、お客様の顔に問題があるのだという結論になり、美容技術の発展が止まってしまいました。

 

 視覚情報の間違いを創り出していたのは 無意識に認識されている脳の働きにあったのです。無意識に認識されているということは 目に見えていない視覚情報があることに気づいたのです。

 

 データ美容は 平面上に見えている視覚情報を立体変換=「三次元』に変換する方法を発見しました。

 

 デジタルカメラとコンピューター、そして「フェイスマップ」を使って 採寸結果を計算しなおす方法を発見したのです。

 

 その結果 「ゲシュタルト崩壊」によって 見えなくなっていた変化を目で見て確認できるようにしたのです。

 

 こうして無意識に認識されてきたゲシュタルト崩壊によって 「見慣れる」という脳の働きが起こり、変化がかき消されていた事実が明確になったのです。

 

 この時、脳の中で起きていた無意識の認識が 「二次元脳」と「球体要素」と「ゲシュタルト崩壊」だったのです。

 この 「二次元脳」と「球体要素」と「ゲシュタルト崩壊」を理論的に解明しているのがゲシュタルト心理学なのです。

 

 二次元脳というのは 無意識のうちに直線定規を思い描いて目測していることです。そのために 卵型という球体上にある各要素の採寸結果に間違いが起きていたのです。おまけに その間違いが起きていることを「ゲシュタルト崩壊」によって 変化していないという錯誤を作ってしまい、気づくことができなかったのです。

 

 こうして理論的に説明すると 「二次元脳」と「球体要素」と「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きが 悪いことだけをしている余殃に聞こえますが、実は この3つの働きによって「元から奇麗だったのだ」という錯誤絵お創り出しているのです。

 つまり、美容技術の根本的働き=「化ける」という認識を創り出しているのです。

 

 データ美容が「見ただけでは理解できない。」というのは こうした無意識に認識されていた脳の働きを視覚化しているからです。そして 無意識に認識されていた複数の錯誤を 自由にコントロールできるようにしているからなのです。

 

 データ美容を実践してみると あなたの脳の中に眠る可能性がどんどん広がりますよ。実際に施術を受けるようになってから 自分自身がどのようにすれば奇麗になるのかがはっきりと理解できるようになったお客様が 多く育ってきています。

 だから 固定客が増えるのです!

 

 

  実は 私は データ美容の講習はしたくありません。どちらかというと大嫌いです。

 その理由は 無意識に認識される脳の働きを視覚化しているために わかりにくいのです。

 つまり、見えているという思い込みを利用して 見えていない無意識の認識を変化させているのです。

 

 言い換えると見えていないところ(無意識の認識)を利用して 見えてくるイメージを変化させているのです。

 

 だから 「手品」と一緒なのです。視覚情報を混乱させることによって 見えているイメージを変えているのです。

 

 簡単に言うと「騙す」技術です。「騙す」ことによって『見えるイメージを「化かす」のです。これが 美容技術の「化かす」テクニックです。

 

 こんな風に一生懸命説明しても 皆さんには 理解できないと思います。

 

 だから 「教える」ことが嫌いなのです。だから すぐに教えることをやめようと思うのです。

 

 ところが そんな怠けごごろに 「辞めるな」というハリを刺してくる人たちがいという

 

 それは 霊感師さんたちです。

 

 実は 美容師になり始めたころ、 大学時代に出会った霊感師さんが 3つの予言をしました。

 

 一つ目は 名古屋に向かってゆくと道が開ける。

 二つ目は 「松平健」って誰ですか?この人と仲良くしておくといいですよ。

 そして3つ目が 写真を撮りなさい。と言われたのです。

 

 この頃の私は すでに 3年したら美容師を辞めるという確固たる目標があったので、一つ目の威厳は当たらないと思いました。3年で辞めるのだから 出世するはずがありません。

 そして二つ目は 「松平健」なんて言う名前の人は知りません。その時、高倉健と松平定知 というアナウンサーが頭に浮かびましたので 思わず、「そんな芸能人みたいにかっこいい名前の人は知り」と言ってしまいました。

 最後の3つ目は 一番嫌いな機械=カメラを使わなければならないという提案でした。当時は フィルムカメラでしたので 現状汁にも時間とお金がかかりました。

 

 だから すべて自分の心の中には全くないことでした。霊感なんてあてにならないものなのだと判断しました。

 

 ところが 1年から1年半たった頃、これら3つの予言は 各図tに当たってしまいました。

 

 一つ目の予言は インターンになると同時に店長になってしまったことです。

 ところが このことは 自分にとって「苦難=不運」であると考えて 全く違ってとらえていました。このことが とてつもない幸運であることは 10か月たってから気づいたのです。

 10月にオープンし、次の夏に行われたスクーリングでの出来事が 幸運であることに気づかされたのです。一か月間のスクーリングで 友達が 『俺の先生すごいんだぞ!昨日の日曜日に、一日32人もこなしたんだぞ!」と言って自慢してきたのです。

 その時、私も先週の日曜日に 一日に31人をこなしていたので、思わず言葉に出して言ってしまったのです。 

 ところがその反応は 予想したものとは全く違っていました。自慢するつもりが、ほら吹きだと思われてしまったのです。

 

 そして 「松平健」は 皆さんご存じですよね!暴れん坊将軍の「松平健」です。実は 彼とは 幼稚園の頃からの幼馴染なんです。かれのおねえさんの「ゆりちゃん」と私の2番目の姉とも仲が良かったので、「太陽にほえろ」に出るから見てね。」と言われたのですが、本名しか知らなかったのです。

 これが幼稚園の頃の写真です。後列の真ん中が「松平健」です。そして前列の左から2番目が私です。その右側が双子の兄貴です。

 そして3つ目の予言は 仕上がりを写真にとることによって自分自身の脳の働きがおかしいことに気づき、さらに早く辞めようと決めたのです。

 

 この3つの予言をした人は 平田照美という霊感師さんです。

 この人です。大学時代に知り合って、私が美容師になったのと同じころ、プロの霊感師としてデビューしました。 この記事は 20年後に 女性自身と女性セブンに「奇跡の霊能者」というタイトルで 特集されたときのものです。

 この人が一番初めに「美容業界の講師になる」という予言をした人です。私の思いとは裏腹の予言でした。絶対の講師になんかなりたくないと思っていました。 

 実は ケネスフォークスという美容集団において 社長である原田勝巳が講師をしていました。その時講習の手伝いをしていましたが、難しすぎて技術講習など絶対にしたくないと思っていました。

 

 こうした講習をやめようとすると 霊感師さんが表れて 尻を叩いて励ますのです。 皆さんも こんなゲシュタルト心理学を基にした講習はわかりにくいですよね!

 だから 辞めたいのですが 誰かがこの理論を引き継いでくれないとやめられないのです。

 

 その後、辞めようとすると約10年周期で別の霊感師さんが表れて励ましてくださるのです。

 

 私の美容師人生には 不思議なことが起きすぎています。「壁」だとお見込んでいた困難が、驚きの「チャンス」だったり、偶然の出会いが 幸運を運んでくれたりするのです。

 あまりに奇想天外で こうした事実を隠してきました。もし 話したとしても信じてもらえないどころか 馬鹿にされるのが落ちですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供のころから 私は「ゲシュタルト崩壊」と戦ってきました。

 

 というのは 絵を描くことが好き、習字を習うことが好きでした。作品作りにおいて 同じ文字を練習し、どれが一番良い出来であるかを判断しなければなりませんでした。同じように書いたつもりでも 微妙な違いを指摘され続けてきました。

 また同じような絵を描いても それぞれの微妙な違いを指摘されてきました。

 

 作品展に入賞するために そんな微妙な違いと格闘し続けていたのです。

 

 そして そんな些細な違いが創り出すおおきな変化を知るようになりました。確かに 作品を比べてみると それほど違いが無いように見えるのですが、はっきりとその違いが判るようになるのです。訓練することによって はっきりとした違いを感じるようになるのです。

 

 高校から大学生になるころに そうした違いを見分ける能力が少しづつついてきました。そして それが「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きであることを知りました。

 

 そして 「ゲシュタルト崩壊」が起きるのが 29秒で始まるということがわかりました。

 

 このことに気づくによって 人間にとって「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きが 非常に重要であることに気づきました。

 

 簡単に言うと、「慣れる」=「ゲシュタルト崩壊」という働きがあることによって 苦しさに耐えることができるようになったり、「楽しさ」になれることによって 楽しさ」が当たり前になってしまい感動しなくなったりするのです。

 

 反対の視点に立つと どんな苦しみも 時間の経過とともに耐えることができるようになるのです。その結果 強い人間になれるのです。

 また、どんなに楽しいことが起きても 時間の経過とともに その楽しさに慣れてしまい、感動しなくなるのです。そして感謝しなくなり、堕落してゆくのです。

 

 要するに 「ゲシュタルト崩壊」によって感覚的なヅレが生じてくるのです。

 

 美容技術は「感性だよ!」という言葉が言われますが、この「感性」にヅレ、つまり、「間違い」が起きていことが判明したのです。

 

 そして そのヅレを視覚化するためにデジタルカメラで写真を取り、パソコンに取り込み、「フェイスマップ」を使うのです。29秒で起き始めてしまい見失ってしまう変化が はっきりと見えるようになるのです。

 

 このようにして 私たちの視覚情報に「間違い=ヅレ」があることを視覚化したのです。

例えば

 これはチェッカーシャドウ錯視と呼ばれるものです。AとBは 同じ色に見えますが、

このように全く違う色に見えるのです。これが「錯視」=見間違いです。

 

 こうした脳の働きに気づかなかったために 採寸結果などに間違いが起きていたのです。

 

 データ美容は こうした脳の働きを視覚化するので 間違いを理論的に理解できるようになるのです。

 

 

 

 

 写真を撮ることによって 自分自身は 自信を失うと同時に 脳に欠陥があるのではないかと考えるようになりました。

 自分にとっては大問題でした。ほかの人たちは 何の疑問を抱くこともなく 素直に教えられた技術を習得しているのに、自分自身だけが まともにできないのです。

 どうしても切りすぎて短くなるのです。切りすぎてしまうと修正がきかなくなってしまうために 長めに設定するようになりました。 ボブスタイルの場合、約1,5倍の長さに設定するようにしたのです。見習いにもかかわらず、偉そうに自分自身のやり方を通していたのです。3年経ったら辞めるのだから 自分にできることをすることにしました。

 

 こうして 私自身は 普通の美容業界の技術とは全く違う施術方法にするようになりました。生意気にも 先輩たちとは 大きくかけ離れた考え方を持つようになりました。

 

 にもかかわらず 1年経った頃スタイリストデビューができました。とても生意気な扱いにくい見習いだったと思います。

 

 そして 2年がたとうとした頃、笠寺店に新店を創ることになりました。私は カットの3パターンを合格できたので、あと1年、ほかの店に代わろうかなと考えていました。

 その時に 笠寺に店を創るという話があり、そこではたら中にかという誘いがありました。どっちみちほかの店にに代わろうと考えていたので 「誰が店長になるのですか?」と聞いたところ 原田勝巳先生が取り仕切るということだったので、それなら仕事を見せてもらえるチャンスだと思い、笠寺店に変わることに決めました。

 

 ところが ところがです。いざ、笠寺店に出勤してみたら、私に「店長」としないかという話になったのです。

 この時に私の口から出てきた言葉は 「はあ?」という疑問符でした。

 そして この人たちは何を考えているのだろう?いこれからインターン期間に入る人間に対して「店長になれ」と言っているのです。

 とにかく断ろうと決めました!何度も断ったのですが、結局押し切られてしまいました。

 

 この時、自分の腹の中には こんなに断っても店長になれと言っているのだから 失敗しても文句は言わせないぞ!という覚悟でした。

 この開き直りも 3年で辞めると決めていたから出てきた言葉だと思います。成功に執着していたら、「やります。」なんて返事はできなかったのです。

 

 3年で辞めるつもりで 朝から終電まで居残りして練習してきたのに、さらにハードな環境に追い込まれてしまったのです。辞めるという決心が 目の前に現れた困難(幸運)に 「どうでもいいや」と開き直ることができるようにし、前に押し出したのです。

 実は 私は非常に小心者でした。小心者であったにもかかわらず、自分に不似合いな立場を受け入れてしまうことになったのです。こんなはずじゃないと思いながら 毎日を仕事をこなすしていたのですが、すべてのお客様をこなさなければならないという充実感が 自分自身の可能性を押し広げてくれました。

 

 

 

 

 この美容技術は サイジングという技術です。つまり、サイズ合わせです。

 サイズを合わせれば 誰でも奇麗に見せることができる技術です。洋服を選ぶときにも 必ず、自分の体形にあった洋服を選びます。体形に合わないものは 色や柄、形が気に入っていても絶対に買いませんよね。

 

 その理由は 「似合わない」からです。似合わない洋服を着る人はいませんよね!

 

 データ美容のサイジング技術というのは 「似合わせる」ために それぞれの人に骨格サイズに合わせてデザインを提供する技術です。

 

 ところが 従来の美容技術は 仕上げまでの施術過程は提供されてきましたが、 それぞれの骨格に合わせるための技術がありませんでした。

 

 なぜ 骨格に合わせる技術が無かったのでしょうか?

 

 それは 基本となる視覚情報に 錯誤=間違いが起きていたからです。つまり、目に見えていない脳の働きに問題があったのです。

 

 それも複数の錯誤が同時に起き、変化しているのです。そしてその複数の錯誤が創り出す変化を 無意識に認識される「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きによって消し去っていたのです。その結果 変化しているにもかかわらず、変化していないという錯誤が起きていたからです。

 

 これは 化粧をしたり、髪型を変えて奇麗にすることができると同時に 「似合わせる」ことによって その化粧の存在感や、髪型の効果を見えなくっしてしまい、元から奇麗だったのだという錯誤を起こしていたために 美容技術の効果ではないという錯覚が起きていたのです。

 

 そのために 美容技術の発展が妨げられてきたのです。

 採寸結果に間違いが起きているために 思い通りの仕上がりを創ることができなかった。

 採寸結果の間違いによって オーダーメイドができず、お客様の信用を失ってきた。

 ゲシュタルト崩壊によって採寸結果に間違いが起きていることにも気づなかったために サイズ合わせができなかった。

 サイズ合わせができない原因を お客様の顔に問題があると考えていた。

 

 こうした視覚情報の間違いを 簡単に見破る方法ができたのです。

 

 それが デジタルカメラとパソコンを使って 「ゲシュタルト崩壊」という脳の働きを視覚化することができるのです。無意識に認識されてしまう「ゲシュタルト崩壊=見慣れる」という脳の働きは 29秒で起きてしまうために 自分の視覚情報の間違いに気づくことができなかったのです。

 

 しかし、デジタルカメラで写真にとれば 「ゲシュタルト崩壊=見慣れる」が起きていることを認識できるようになるのです。

 

 昔 ある人が私にこうアドバイスしてくださいました。

 それは 「仕上がりを写真に撮ってみなさい。」といったのです。その当時は カメラもフィルムでしたので面倒だったのですが、 とってもたのです。


 その写真を見て 驚いてしまいました。自分ではかなり一生懸命基本通りに仕上げたつもりだったのですが、写真に写っていた仕上がりは 自分の頭が狂ってしまったのかと思うぐらい、思い描いていた仕上がりとは違っていたのです。絶望感に襲われると同時に 自分の中に眠る「可能性」がないことを知ったのです。

 

 その時から 私は基本通りにすることをやめました。どっちみち、3年で辞めてしまうのだから 怒られても見捨てられてもどうでもいいという捨て鉢の考えになりました。

 

 ところが このことをきっかけにして 皮肉にも私の人生が大きく開けてきたのです。