前の記事からの続きです。
読んでいて苦しくなると思いますので、
興味のない方はスルーして下さい。
流産手術後2ヶ月ほどしてから、
手術をした産婦人科で、妊活を始めました。
タイミング療法という、
不妊治療のファーストステップから始めました。
一度妊娠したから、
すぐ授かるだろうと思っていました。
1日でも早く、
赤ちゃんを取り戻したい。
私は失ったものを取り返すべく、
毎日妊娠のことばかり考えていました。
妊活には基礎体温が必須です。
数値の上がり下がりに一喜一憂し、
生理が来てリセットした時にはもう、
流産の再来かのような悲しみに襲われました。
こんな風に過ごしていたから、
他人の妊娠や出産に、
すごく苦しむようになりました。
同じ頃に出産予定だった女性の、
お腹ががどんどん大きくなっていくのが羨ましくてたまらない。
後から結婚した人が、
どんどん妊娠していく。
なんで私は…
お母さんになれないの？？
大好きだったFacebookが
友達の妊娠・出産報告に苦しむツールとなってしまい、
見るのも投稿するのもやめました。
年賀状も、
家族が増えました、みたいなやつが
自己嫌悪スイッチになるので見れません。
旦那さんに一度チェックしてもらって、
そういうおうちからのものは、
外してもらってから見てました。
（ごめんなさい）
嫉妬もあったと思うけど、
それよりも劣等感が強かったです。
他の人が妊娠できて、
私はできない。
私は、人間として、
欠陥品だ。
他の人の妊娠・出産を知るたび、
自分の女性としての機能が劣っていると感じていました。
なぜ子どもがほしいかと言われたら、
理由は言葉で言えませんでした。
子孫を残すことは、
本能だと思っていました。
本能で望むことが叶わない苦しみは、
脳に直接響いてくる感じでした。
そうして、
時間だけがどんどん流れていきます。
苦しみは増す一方です。
記録を処分してしまったので正確には覚えていませんが、
1年ほどタイミング療法を続けていたある時、
ついに、
なかなか生理が来ない時がありました。
つわりのような症状も出ていて、
胸を躍らせたけど…
また流産でした。
待ちわびた赤ちゃんは、
またしてもお空へ帰ってしまいました。
私のせいで…。
ごめんね…。
自分を責める思いはどんどん強くなりました。
そして約半年後、
また同じように流産をします。
産婦人科の先生は、
「ここでできることがもうないから、
不妊治療専門の病院へ行きませんか。」
と言いました。
すごくショックでした。
妊娠できると思っていたけど、
やっぱりだめなんだ。
初めの妊娠が奇跡だったかのように、遠く感じました。
不妊症で不育症。
出口の見えないトンネルを
ずっと彷徨っているようでした。
そして、次の赤ちゃんがなかなか来てくれない…
こんな風に30代前半を過ごし、
本を読み、
セミナーに行き、
佳実さんに直接教わって、
人生を見つめ直したい！と思って、
ワークライフスタイリスト養成講座に通いました。
続きます…
実はあと2記事あって長すぎるのですが、
できたら、
苦しみから喜びまで読んでいただきたいので、
怒涛の更新をさせていただきますね。
長いですがお付き合いよろしくお願いします。
