リムルです。
いつものようにyoutubeで暇つぶししてたら
こんな動画が。
1分半程度の短い動画なので、とりあえず見てみてください。
僕は野球のルールについて、たいして詳しいわけではないので、
「えっ?、ボークでしょ?」
と、まず思いました。
「ランナーがいなくてもボールカウントされるでしょ?」と。
コメント欄にも、そーゆー人が溢れかえってます。
でも、それは間違いでした。
まず、ボークはランナーがいる場合しか成立しません。
この動画のケースではランナーがいないのでボークではありません。
次、
ランナーがいなくても「反則投球」とみなされればボールが宣告されます。
でも「投球を中断する」という行為は、実は反則投球ではないのです。
(納得できない人は自分で調べてみてください。)
ランナーがいればボークになるので反則投球云々は関係ないのですが、
投球の中断自体がダメなんだと思いこんでる人は多いと思います。
結局、ノーカウントでブレー続行というのが正解なんです。
するとここで、
「じゃ、ランナーなしでセーフティーバントの構えをしてきたら、
いつもこうすりゃいいんじゃね?」
と考えますよね?
そーゆーコメントも多数ありました。
でも、ピッチャーは誰もそんなことはしてませんよね?
なぜかというと、公認野球規則に「12秒ルール」と呼ばれるものがあり、
ピッチャーはボールを受けてから12秒以内に投球しなかった場合、
遅延行為とみなされボールが宣告されてしまうからです。
つまり、投球を中断すること自体は問題ありませんが、
そこから再び投球準備をして投球を完了させたとしても、
12秒は確実に経過してしまってるのです。
だから、「投球中断作戦」は使えないのです。
ただし、ここでもややこしいルール上の問題があります。
この「12秒ルール」は日本だけの規則で、メジャーにはないのです。
米国でも学生野球やマイナーには「20秒ルール」というものがありますが、
メジャーにはありません。
となると、
「メジャーなら投球中断し放題じゃん!」
と思いますよね?
でも、そうもいかないんですよ。
メジャーにおいても試合時間の短縮・スピートアップをすすめている状況なので、
そんな行為を繰り返したら間違いなく警告を喰らいます。
そして、やがて「20秒ルール」が採用されてしまうでしょう。
このルールはピッチャーにとっては非常に不利なルールなので、
ほとんどのピッチャーはルール変更を阻止したいと考えてます。
だから、目先のセーフィーバントを防ぐために、
将来的に自分の全投球を不自由にしてしまうというのは、
リスクリワード的にはまったく馬鹿げた行為である、ということになります。
もし、大谷選手がルールを熟知していて、打席を外さずに構え続けていたら、
警告を与えてピッチャーを動揺させることができたかもしれません。
でも、こんなケースはまずないので大谷選手もビックリしたのでしょう。
咄嗟に打席を外してしまったので審判も遅延行為とはみなしません。
結局、何が言いたいかというと、
「ボークじゃないの?」「ボールじゃないの?」と思ったのなら、
何事もなくゲームが進行している。
そのことに違和感を感じなきゃダメだということです。
そして、違和感を感じたら放置しないで理由を解明する努力をすることです。
チャート上には至るところに違和感が埋もれています。
それにまず気づくということ。
そして、気づいたら理由を考えるということ。
「現象」と「理由」とを紐付けすることができたなら、
それはパターン・手法として使える可能性があります。
この動画を見て、何も違和感を感じなかった人、
自力でルールを調べてみようとしなかった人は
たぶんFXで成功するのは難しいと思いますよ。