⑨日豊線旅(白いソニック前面展望(大分-小倉),初関門トンネル通過で下関へ) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

①ソラシドエア初搭乗!サービスは?,宮崎空港,817系内外装

②817系車窓,宮崎地鶏摘み,美々津駅探訪

③宮崎美々津歴史的建造物地区,古民家カフェェmin

④初期デザイン水戸岡氏特急にちりん787系内装

⑤青いソニック,日向市-延岡-大分(県境越え)車窓

⑥大分鴛野温泉,初豊肥線キハ200

⑦関サバ・アジ郷土料理こつこつ庵,特急ゆふキハ185系

⑧カッコ良すぎ❕白いソニック内外装

 

  22.白いソニック前面展望・車窓(大分-小倉)

1)大分~中津駅間

乗り鉄、羨望の先頭車前面被り付き席。2021年今はなき長崎本線の白いかもめに乗車以来、3年ぶり❕

大分駅発車時の前面展望付き車内放送は動画でどうぞ。JR北海道の様な中国語放送もなく、吹込みのアナウンサーのせいなのか❔またなんとなく「これから旅へ行くぞ~~」の抑揚感もない淡々とした放送に聞こえます。。。また、放送内で「小倉経由の博多行き」というのがあり、久留米・鳥栖経由も幹線で機能しているのが関東育ちの北海道民には目からウロコでした。

白いソニック(14号)は、別府を出ると杵築(きつき)、宇佐に停車せず中津まで止まりませんでした。時刻表を調べると速達タイプのソニックと普通タイプ❔があります。速達と遅達のソニックでは大分→博多間で15分前後、小倉迄で10分前後所要時間が違うようです。白いソニック885系、青いソニック883系ともに振り子搭載車なので、運用の分けまでは調べた限りでは無いようです。

杵築→宇佐駅間は国東半島の根元、山がちで急曲線が連続する線形ですが、振り子装置を遺憾なく発揮して、グイグイぶっ飛ばします❕立っているのも足の踏張りが必要叫びあせる

国東半島の杵築(南)側→宇佐(北)側へ抜けるのにちょっとした峠、立石峠を越えます。

上り線は旧線なのか短めのトンネルで峠越え、下り線は長大トンネルです。

宇佐市に入ると、ソニックは平野部をぶっ飛DASH!ばしていきます❕❕。

3) 中津-行橋-小倉間

最初の停車駅中津駅停車(9:30)。ここまで大分県です。

次はこれに乗りたい❕兄弟車・元祖青いソニック883系。

行橋駅(9:47)停車。ここを起点にしている平成筑豊鉄道も乗りたい路線の一つ。

 

  23.小倉駅到着(10:05)

あっと言う間の1h30’の乗り鉄時間。宮崎→大分が遠かったの逆の印象。

いつまでも眺めていたい白ソニック。美しすぎるフォルム

 

ベンツ車のような立体的マーク。

初・小倉駅下車❕。今回は乗換えだけで、下車しません。。。

TVで視聴して、気になっている北九州名物「かしわうどん」割り箸10時なのに満席状態あせる

JR九州らしい赤い塗装の普通車813系にまた出会えました❕

 

  24.小倉(10:13)→門司

1)お久しぶりです4151500番台!

うれしい笑い泣き~~。関東では交直両用が必要な常磐線に投入されていましたが、遠い昔に駆逐されていて、超お久ぶりです。。。。

Wik.pによると、常磐線の青帯と比べてJR九州の青帯は若干明るいそうです。いわれてみれば……です。

たった1駅ですが、たった260円で古(いにしえ)の地・九州→本州、関門海峡を渡れるなんて安いもの二重丸

見慣れない博多圏内路線図。だから、いつまでも見ていられます。

門司駅を発車するとすぐに交直転換点🏭があることにびっくりしました。JR九州はたった1駅分、門司~下関駅間のみのために交直両用車(415系)を所有しなければならないので、非常に可哀そう。。。。すべて交流車ですむJR北海道や、すべて直流車のJR四国とは少々違うところ。。。

昔は客車寝台ブルトレや583系や581系の交直寝台特急も行き交ったところ。。。

 

2)関門トンネル

直流に変わってすぐに下り勾配・関門トンネルに向かいます。

青函トンネルの様に小さなトンネルを沢山通過して「どれが本物の青函トンネルでしょう❔」みたいな前振りが一切なく、いきなり関門トンネル坑口へ滑り込みます。いざ、海底へ❕❕

ブラタモリで取上げられた「関門海峡」。もともとは地続きで一つの山だったらしい。。。図面の通り北から新関門トンネル(新幹線)、関門トンネル(国道2号)、関門橋(高速道)、関門汽船、関門トンネル(鉄道)と並びます。他のトンネルが海峡の幅が狭い北側を通っているのに対し、鉄道のトンネルだけ海峡幅が広い南側を通っています。これは、「海峡幅より海底の深さ(浅さ)を優先したため」メモとのことで、計画当時、蒸気機関車の登坂力から浅い南側の海峡を選んだためらしいです。青函トンネルも距離が近い下北半島より、海底が浅い津軽海峡を選んだもの同じ理由です。

トンネルは3.6㎞。時速80㎞/hで走行したとすれば、わずか3分で通過する距離。アッと言う間に本州・下関側の坑口が見えて来ました。

おお❕、これが夢にまでみた❔❕山口県下関の地である❕普通の景色だけど、かなりの感動❕❕

門司駅からわずか7分下関駅到着(10:27)です。

 

次回Part9は唐戸市場で寿司を食べにいき、関門汽船で門司港へ戻ります。