13.豊富駅(11:16)
稚内から乗車した上り普通列車を見送って……
1)駅構内
待合室へ入ってみると、ダルマストーブを囲むようにベンチを配置。いろいろJR北海道各駅を回っていますが、このレイアウトはあるようで無かった配置です。普通、ベンチは同じ方向に2列から3列に並んでいますよね❔
駅舎出入り口には、運転本数が極端に少ない宗谷線には全く必要がない4灯式信号機が……
ここで、超久々Sumioの鉄道技術講座です。
(Sumio鉄道技術講座:道路と全く異なる在来線鉄道信号🚦の基本)
緑が進め、黄色が注意、赤が停止なのは道路、鉄道信号も同じですが、鉄道信号の場合、それぞれの現示に走行すべき速度が決められています。運転士が安全運行のために低速度で走行していい訳ではなく、決められた速度程度を維持しないと、そのままダイヤの遅れに繋がります。
① 緑(進行:G)。普通、在来線の直線区間では90~130㎞/h位までになりますが、曲線区間では線形により制限を受けます。例えばR=300mで曲線区間で50㎞/hの制限を受けるときは50㎞/hまで。
② 黄・緑(減速:YGと呼びます)75㎞/hでの走行。
③ 黄(注意Y):45㎞/hでの走行。
④ 黄黄(警戒YY):25㎞/h。
⑤ 赤(停止R):0㎞/h。
たまに、在来線でも160㎞/hを出す路線(成田高速鉄道🚄、北越急行)があります。この場合、もう一つ信号現示を増やして⑥緑・緑(高速進行GG)になります。
「電車でGo」でこれらの鉄道がある場合は、ぜひ「高速進行」と喚呼してゲームを楽しみましょう。
2)ガンダムマンホール
駅広にでると、ナント・南都上司がガンダムマンホールを発見してくれました。透明なクリアパネルと木枠で養生された中にありました❕
石油(茶)色の豊富温泉♨と利尻富士のデザインです。調べてみると、稚内の白い道や天塩川温泉(昨年往訪したのに気が付かなかった(泣))にも設置されているようです。⇒ https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kurashi/sumaisuido/gesui/mhcard.htm
さて、時刻が来ました。沿岸バスで、日本最北の温泉・豊富温泉郷へ
途中は、北海道らしい人が誰も歩いていないのに、やたらと広く・真っ~~~直ぐな直線道路🛣。まさに原野を切開いた開拓道路。
14.ホテル豊富(油温泉①)
沢山の候補の日帰り温泉がある中で、選択した理由はサウナと水風呂があるから…。。豊富温泉街には、露天+サウナ+水風呂の3点セットを揃えた施設はありません(泣)。。。
エントランスは、軽井沢風・高原ホテル。
エントランスにも人っ子1人も居ない。。。
誰も居ないので、風呂場も撮影しちゃいました。。。奥の茶褐色の湯が油温泉。
写真の通り、全面ガラス張りで室内はかなりの温度。所々ある換気口は虫の侵入防止のため、目張りされて外気が全く入って来ない状況。。。外は、関東人が羨む森林と草原。「ここにウッドデッキでも造って椅子を並べてくれたら最高なのに………」と感想。外に出られない代わり油温泉→サウナ→水風呂→油温泉→……。。。2時間以上も無限ルーチンをしてしまいました。。
ちょっと狭めですが、サウナもちゃんとあります❕
泉質分析表には「石油臭」。泉質は張高圧弱アルカリ低温泉質。ここで、石油温泉こと豊富温泉のイロハをHPから抜粋。
(歴史)
豊富温泉は大正14年より、石油の試掘を行ったところ、翌年5月に地下約960mの地点より高圧の天然ガスと共に43℃のお湯が噴出したことから開湯した温泉です。
(効能)
温泉には、含よう素-ナトリウム-塩化物温泉(高張性弱アルカリ性温泉)とナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(高張性弱アルカリ性低温泉)の2種類の泉質があり、いずれも黄濁し、井戸からは石油や天然ガスとともに湧出してくるため僅かに油分を含んでいます。
弱アルカリ性で高張性の温泉は肌にやさしく、温泉成分が体内に浸透しやすいと言われます。成分に多く含まれる重曹・ホウ素は皮膚を綺麗にする・殺菌効果が高いという特徴があります。また豊富温泉の最大の特徴である油分は保温保湿効果が高いと言われ、乾癖やアトピーに対しては、油分に含まれるタールが抗炎症作用を発揮すると考えられます。
〜〜だそうです。。
Sumio達は2時間強も入ってしまいました
15.町営ふれあいセンター(油温泉②)
続いて、ホテル豊富から徒歩5分程度の町営の大規模日帰り温泉。こちらは残念ながら、コロナの影響?でサウナは休止中のため、こちらの風呂は入浴しませんでした。
(HPより写真借用)
こちらの施設を選択した上司の話によると、「風呂は熱めと普通の2か所(別部屋)。HP写真左上の様にオイルスクリーンで油分が拡散しないようになっているのに、特にアトピーを患っている方は、わざわざその油分を身体に塗っている方もいる」とのこと。。。。
昼食は、ジンギスカンが有名ですが、あまりお腹は空いていないので、豚丼にとどめました。。。。
16.豊富町定住支援センター
バスで豊富町内に戻ってきましたが、町内の居酒屋はすべて17時スタート。時間調整に当施設を覗いてみました。
そして、こちらも誰~~~~~~~~~も居ない図書館。メインの定住相談コーナーのお姉さんも暇そうにしていました。。。1日、何人豊富町へ移住したいと相談があるのだろう。。。。
前述ガンダム・マンホールや後述ポケモンマンホールがありましたが、豊富町は、デザインマンホールの名産地なのでしょうか❔
17.心酔・鈴のや
1日3度(特急宗谷1本,サロベツ2本)しか札幌へ行くチャンスがないため、時間調整で入場した店。しかしgoogle4.1の高評価店(噓っぽい)。
既にふれあいセンターで酔っ払っているので、例の如く食べ物写真がなく、メニューに「牛乳」があって驚いて撮影したもの。ただ、オーダーはミルク・カクテル系だったかも❔
18.豊富(18:25)⇒札幌(22:56)
ミルクの街・豊富駅に戻りました。
13時台の後、5時間後の特急宗谷に乗るべく再び豊富駅へ。
こちらにはポケモン・マンホール(ロコン?)北北海道はデザイン・マンホールで町おこしをしているようです。
しかし、豊富町のメイン観光は、利尻サロベツ国立公園内のサロベツ湿原です(構内ポスターより)
そして、いや~~~~~何度見てもカッコいい哀愁のJR北海道のキハ特急。
この大平原・大牧草地帯の景色ともお別れ……。ビールを飲んで、外が暗くなればあとは札幌まで爆睡4時間半。
札幌到着❕キハ261系さん、札幌←→稚内1日1往復❔800㎞10時間半。お疲れ様です。