②特急宗谷で行く道北旅(宗谷線車窓;名寄〜稚内,宗谷岬) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ

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鉄道技術者(建設系)としての目線でも書いてます。
2021/12から鉄道建設のため北の大地で奮闘中。

①特急宗谷,内外装,札幌発車時車内放送,旭川⁻名寄車窓

  5.特急宗谷車窓(名寄〜稚内)

1)名寄駅(9:56)

さて、名寄からはいよいよ日本最寂路線あせる。稚内行きは1日5本(うち3本が特急)

2)美深(10:16)

乗降人員114人/日。開業の1964年から日本一赤字路線といわれた美幸線が東へ向かって枝分かれていました。美幸線はわずか20年(1985年)で廃止されてしまった。終点の旧仁宇布駅跡では、トッロコ遊びや名車583系中間車が展示されているようです。

 

10㎞北にはキャビア(チョウザメ)の飼育で有名な村営❔の美深温泉があって、気になっているところ。。。。

⇒ 温泉・館内 | 【公式】びふか温泉 | 北海道美深町の宿泊予約は【びふか温泉】公式サイトで! (bifukaonsen.com)

 

3)音威子府(10:41)

昨年往訪時に天塩川温泉行のバスを逃し、大苦戦したいい思い出がない駅。駅舎自体は旧天北線資料館を併設した村(国)の力が入った建築で、見所が多い。

音威子府駅舎と天塩川温泉,音威子府黒そばの記事はこちら⇒⑤北海道Lv6パスで行く道北(天塩川温泉,音威子府駅名物黒そばと天北線資料館,特急サロベツ) | sumioSLC57の鉄道情報ブログ (ameblo.jp)

 

4)天塩中川(11:13)と宗谷線一の眺望 天塩川

乗降人員6人/日。なぜ特急が停まるのか❔わかりませんが、1日5本として、1列車1人。統計通りメモおじさんが1名降車しただけだった叫び。。。

美深〜音威子府〜天塩中川〜幌延間は、宗谷線1番の見所・天塩川を車窓左に約1時間に渡って臨むことができますが、天候がイマイチかつ昨年乗車したばかりなので、写真はこれ1枚のみ。もし、ご覧いただけるなら5.3)昨年のブログのリンク    をみていただくとありがたいです。

 

5)幌延(11:46) と大牧草地帯

乗降人員66人/日。翌日立寄る豊富温泉の帰路、豊富行のバスと幌延行きのバスが同程度の本数が出ています。どちらの街で時間を潰すか❔(飲むか日本酒❔)迷いました。

幌延を出ると、天塩川は大きく西方して日本海へ流れ込みますが、宗谷本線はそのまま最北の地稚内へ北進します❕宗谷線は国立公園の名前にもなっている「サロベツ原野」近傍の大牧草地帯をばく進します。

天塩川の車窓は1枚だけですが、牧場の写真はかなり撮影してしまいました。これぞザ・北海道〜〜〜内地の人間がイメージする風景ではないでしょうか

 

6)豊富(12:00)

日本最北の温泉街があります。稚内市内にも温泉のホテルがありますが、温泉街と言えません。翌日よるので、その時詳しく報告します。

そうそう、豊富町は牛乳牛推し❕居酒屋メニューにも牛乳がありました❕(ホントです❕)

牧草ロールと乳牛の放牧、北海道的・牧歌的風景。ぜひ動画でもご覧くださいパー

 

7)南稚内(12:38)

稚内市の繁華街は、こちらの駅の方が近い。ホテルも当駅から10分位のところでした。

  6.稚内駅到着(12:42)

いやぁ~~~長かった~~。。けど、5h10’を感じさせない車窓の変化。東京~新鳥栖とほぼ同じ時間です。5時間も走りっぱなしでキハ261君もお疲れさんです。

側面は、直ぐに折返し特急サロベツ・旭川行きになってました。

枕崎より3099㎞。「だから………❔」という感想あせる

まだ、南方は指宿までしか行ったことないので、いつかは最南端西大山駅🚞へも往訪したいものです。しかし、指宿枕崎線も宗谷線並みに運行本数が少なく、到達困難路線ですね…。。。

2011年、旧駅舎が新駅舎へ移転する前は、ここまでホームや駅舎がありました。ちなみに新駅舎内には、道の駅や映画館、高齢者用住宅まであるようですグッド!

  7.稚内市内観光へ

1)昼食は「うろこ亭」

前週に積丹でうに丼を食べたばかりなので、当店で頼んだ海鮮丼に全く感動もせず、写真もなし。。。ただし、市内で1番メジャーな稚内海の駅内「副港市場」やまた、先週訪れた積丹よりうに丼が1000円程度安く食べられるようです。お詫びに(誰に❔うろこ亭さん❔読者の皆様❔)昨年GWに訪れた際の海鮮丼写真とのHPの写真とリンクを貼りつけます。

(2022年春往訪時の海鮮丼)

(HPからのうに丼のメニュ)

うろこ亭HP⇒ <食事>食事処 - 海鮮炉端 うろこ亭 | 稚内にきたら 名物うろこ市丼 | 工場見学 体験 もできる (uroco1.jp)

 

 

2)日本最北端・宗谷岬

稚内市内~宗谷岬まで、32㎞。同じ稚内市内なのに結構遠いです。東京~横浜間とほぼ同じです。

写真の通り、酷い濃霧でご覧の通りの視界。昨年往訪時はサハリンまで見えたのに。。いろいろNetを見ると、暖流の対馬海流が宗谷海峡まで流れ込み、夏は海霧が多く発生するらしい。サハリンを望むには冬季のほうがよいとのこと。

「えっ?サハリン見えるの?」と思われた方、宗谷岬とサハリン・クリリオン岬(日本名;西能登呂岬)まで43㎞。稚内〜宗谷岬の往復より近い距離。北方領土はおいといて、対馬と朝鮮半島間の朝鮮海峡48kmより近いらしい。

そして、昭和生まれ世代には懐かしいダカーポさんのフォークソング🎼「宗谷岬」音楽碑。Doc.Wikによると、もともとは、黒木真理さんの歌だったらしいけど、ダカーポがカバーしてヒットしたらいい。北海道出身の母が家事をしながら唄っていたのを思い出しますが、NHK「みんなのうた」では、1976~2021年(最近じゃ~ん!?)まで、繰返し放送されていたらしい。。1フレーズ弱録音してきたので、動画でもどうぞ。

そして、同僚からも不評だった・日本最北端の宗谷バスバスのダイヤ。なにが最悪って、7:30札幌→12:43稚内13:20→14:10宗谷岬14:55(最終)→15:53。とギリギリ朝一の札幌始発の特急宗谷に乗って、その日のうちに宗谷岬へ辿り着けますが、ちょとでもダイヤ遅れがあると、宗谷岬に置いてきぼりになったりする恐怖叫びの綱渡りダイヤ。そんなこともあって、前年も今回もレンタカーを借りたのでした。また、このバスの日程では、ゆっくり昼食も採る時間もありません。。。

こちらは国道挟んで南側、宗谷丘陵入口にある大岬旧海軍望楼跡。明治政府帝国海軍は、樺太と千島列島を交換(取られたはてなマーク)したことを機に、ここに対ロシアの偵察用の要塞を造ったもの。

 

さてPar3では、いよいよ稚内観光のメイン宗谷丘陵の風車の丘→白い道を巡ります。