先に、④大迫力❕❕前回アップし忘れの宗谷丘陵大風車群の動画をアップします
11.稚内駅(2日目帰路)6:36
偶然にもJR北海道1押し!帰路も1編成しかないラベンダー編成に乗ることができた
特急宗谷の兄弟車「サロベツ」。利用客の減少により、札幌~稚内直通は特急「宗谷」1往復、旭川~稚内のローカル特急は「サロベツ」2往復となってしまった(2021年ダイヤ改正)宗谷線。
やはり好きになれないLEDのHM。
前日往路の下り特急宗谷と違い、GWど真ん中なのにガラガラの車内。ゆっくり車内を撮影できる。腰当ての色は赤、オレンジ、ピンク、緑他アトランダムに配置されているらしい。。。
稚内~豊富~幌延までは、大牧草🐄地帯が続く。
札幌地区、石狩平野を含めてほとんど見られなくなったサイロのある風景。そうそうこれが子供の頃からイメージする北海道・でっかい道の風景です❕
(②より再掲)そして、北海道2位の大河,天塩川を渡らない橋梁(雄信内~糠南駅間)
世にも珍しい天塩川を渡らない橋梁(陸橋)この「問平陸橋」。河岸幅が狭く線路を敷設する用地がないため、やむを得ず橋梁を架けて天塩川脇をすり抜けた線路構造🛤となっています。
12.音威子府駅(8:38)到着
全く飽きない、あっという間の乗車2時間でした。
う~~ん…本当によく鉄板を曲げた美しい3次元曲線だ。鉄道車両はステンレス鋼板が曲げられないため、先頭車のみ鋼鉄製で造ります。
降車したのはSumioのみ。 早朝、列車は静かにディーゼルエンジンを響かせて出ていきました。
かつては、天北線(オホーツク海周りの稚内行き)の分岐駅で機関区もあり、鉄道の町として賑わっていたらしい。。。
木工の町(村)でもある。
跨線橋のカーテンは、吹雪よけ。
1990年村の予算で駅舎が建替わって、真新しい。。
平日の8時~16時は有人の様です。ってか、特急停車駅で無人駅です。
1)音威子府そば「常盤軒」(閉店?!)
かなり有名な(製麺は、村内畠山製麺所)駅そば店だったようですが、2021年2月店主死亡により、閉店してしまったらしい
。。。。
Sumioが温泉行きのバスを待っている間にも、おじさんライダー軍団&家族旅行組(車)の2組が閉店を知らずに蕎麦屋へやって来て、落胆して帰っていきました。
2)おしゃれな待合所
音威子府美術工芸高校卒業生が制作したようです。
小上がりの和室風待合所、とてもデザイン力がありますね。「ここで宿泊禁止!」を謳う注意書きが何枚も掲示されていました
。18キッパーが泊まってしまうのでしょう。。。。
こちらは、おしゃれカフェ風。
3)天北線資料館
天北線(上図参照);1989年まで、音威子府駅から東へ分岐し、オホーツク海側の浜頓別町を経由して稚内に至る路線があったそうです。このほか日本海側にも留萌~稚内間の路線(旧羽幌線1986年廃止)があったので、北海道選出議員の「我田引鉄🚂」ぶりが伺えます。。。。
「風っこそうや」は現在でも季節臨時列車で運転される急行ですが、このHMは運行日に壁から外されて、列車の先頭に取付けられるのでしょうかそれとも2枚以上ある
急行「天北」とか「礼文」とか「利尻」とか旅情を掻き立てる素敵な名前の急行があたんですねぇ~~~
宗谷本線と天北線の分岐する鉄道拠点駅だった音威子府。それを良く表しているNゲージ模型。
13.村地域バスと徒労に終わった10㎞ウォーク(9:25)
1)道内最小の自治体・音威子府村
音威子府村は道内最小の人口で、わずか670人しかいません(それでも特急が止まる)。面白いのは670人内、前述の工芸高校生(全員村外からの寮生)が120名、教員をいれると20%以上が高校関係者という面白い人口構成。逆に人口が少なすぎて、老人ホームも成立たないほどらしい。。。。
2)とんだうっかりミス(バス乗遅れ)2時間10㎞ウォーク
9:25発天塩川温泉行のコミュニティバス(なんと無料!)に乗車しようと駅舎内で待機し、出発前の1分前に駅外に出たところ、JustNow1、2秒前にバスが出て行ってしましました(おそらく早発9:24)。もちろん大声を張上げ追いかけましたが、バスは待ってくれず……。。。
内心は、「何で早発するんだ!」と怒りを覚えつつも、前向きに気持ちを切替えて景色を楽しみながらウォークキング。
写真の様な北海道らしい白樺の原野の中に切通された国道40号と音威富士スキー場など、景色を楽しみながら2時間歩きました。
残り3㎞になったところで、途中のバス停咲来(さっこい)公民館(旧小学校)でトイレ休憩をさせて頂き、2時間後続のバスに3㎞だけ乗車して、天塩川温泉(音威子府住民保養センター)へ向かうことにしました。つまり、2時間歩いたら(9:25)⇒後続のバスに追いつかれた(11:43)⇒徒労に終わる⇒温泉後のビールが旨い!のロジック。
14.天塩川温泉(音威子府住民保養センター)(11:45)
温泉全景
3㎞だけ乗った地域バス(なんと無料)お客?はSumio1人。。。
子供たちが喜ぶ広々ロビー、2Fはホテルになっている。GW中でも観光客と思しき方は皆無。。。
1)温泉評
(写真はHPより)
浴槽は露天1,内湯2の構成ですが、温泉吐出量が少ないのか?温泉は内湯のみ。露天と泡風呂は地下水使用と脱衣場に小さく記載がありました。入浴の感想は、飲用で長らく使用されていたせいか?パンチに欠けます。よく言えば肌に優しいといえるのでしょうか前日に入浴した稚内の油風呂(Part④参照)にパンチがありすぎたので………。。。。
あくまでもSumioの感想ですが、稚内油風呂>天塩川温泉かな…。。。
https://teshiogawa-onsen.com/
2)すげぇ~頑張れ宗谷線ポスター
誰も居ない休憩所で、汗が引くのを待っていると、壁に「頑張れ宗谷本線」ポスター。宗谷線はJR北海道が廃止を提案した路線。
なんか、色が変だなぁ~~。。。っと、ポスターに近づくと……
1枚・1枚の鉄道(宗谷線?)写真の集合体だった。よく作ったなぁ~~
15.今夏限り?名物「音威子府・黒そば」
蕎麦の実を皮ごと挽いて、真っ黒いそばを楽しめます。付属のプリンがまたうめぇ~~。。大酪農地帯ですから。
そばの香りが「これでもか?!」と、口の中に広がり「そば・そば」感が半端ねぇ~~
ですが…、音威子府駅では、店主死亡により駅そば閉店を記載しましたが、当温泉でも名物音威子府黒そば蕎麦の提供が出来なくらしいのです。。。。
製麺所の社長が高齢(77歳)で工場を閉めるとのこと。頑固な店主は、「誰にもこの製法を引継ぎたくない」とのこと。頑固なおやじがいるもんです。バスの運転手
が話していたことが頭をよぎりました。
「人口が北海道1少ないのは、働く場所がないため」と。。。
製麺所が閉鎖れるとそこの従業員はまた、村外にでることに……
https://teshiogawa-onsen.com/restaurant/
次回はPart⑥、旭川でサロベツ→カムイに乗り継いで帰路札幌へ