
白木蓮日記?2024 シウマイ弁当
早めに家を出られた日は近所の公園の白木蓮の樹の下によります。
これも母といっしょに見ていた花。
3月13日、開き始めた花が青空に映えています。
3月14日、より開いています。
3月16日午後4時過ぎ、低い位置の花も咲き始めて大きめの写真が撮れました。
今年いちばん一つの花が大きく撮れた写真。花びらの根元のほんのり淡い紫、あるいはピンクがすてき!
分かれた幹の間から額縁のように見えるのも面白いですね。
ちなみにこの3月16日土曜日は眼科、耳鼻科、心療内科と医者を
三軒もはしご?して疲れました。父が時々、売っている弁当を食べたがるので崎陽軒のシウマイ弁当を一つ買いました。
ところが家に帰ると既に父が即席やきそばを食べていたので、自分で
食べました。あまりやらないぜいたくです。おいしいけどやはり野菜が
少ないですね(笑)。
ハナモモ日記?2024
2018年に亡くなった母が大好きだったハナモモです。
3月4日、まだつぼみが多いですね。

3月6日雨の日です。水滴がついているのもきれいです。
3月7日、ピンクのハートのような形で咲いていてかわいいですね。
白いユキヤナギとのコラボ。
これはボール状に咲いています。
3月9日、晴天なので光が強すぎて写真が難しいです。
本日3月20日、父を車いす散歩に連れて出た時も遠目には
まだピンク色でしたが、午後の強風で散ってしまったかもしれません。
ちなみに父は母とちがって散歩に出るのをいやがります。
「今日は腰が痛い」とか「足が痛い」とか言って。
もう歩かせるのはあきらめて車いすに乗せて出るのですけれど。
家の中は歩けるし、風呂もトイレも今のところ自分でできるのですけれど。
父が散歩をいやがるたびになぜか私、小学校から中学校にかけて
学校に行くのが嫌だった自分を思い出してしまいます(笑)。
散歩に出れば日の光や風を楽しみ、花をきれいだと言っていた
母が恋しくなります。
そごう美術館『水木しげるの妖怪百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』
話はさかのぼりますが…3月9日土曜、そごう美術館の『水木しげるの妖怪百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』を鑑賞しました。
特別水木しげるや妖怪のファンでもないのですが、そごうへ行く必要があったので。といいつつも2016年にあった江戸東京博物館の『大妖怪展』も見ています。あの時は最後の方が『妖怪ウォッチ』の展示でした。
2月にいった『中尊寺』展で買った三尊像のクリアファイルの裏は金色堂の形の部分が透明になっています。そこに今回のチケットを入れてみたら何だかお堂の中で妖怪が寄合をしているように見えて楽しくなりました。
第1章のテーマは「水木しげるの妖怪人生」
水木少年に「のんのんばあ」が妖怪「おとろし」を教える場面の展示を見ました。普段不信心なものが都合のいい時だけ神頼みをしようとして神社やお寺にお参りすると出るともいわれるとか…ああ私、今までの人生で何度もおとろしに会っているような気がします。寺でも神社でも教会でも!?『のんのんばあとオレ』一度は読んでみようと思います。
一番見てよかったと思うのは第2章の「古書店妖怪探訪」何だか神保町に妖怪が出る?みたいですが、水木氏が古書店街を歩いて集めた妖怪関係の資料を展示。これからもし怪談や妖怪のお話を読みたくなった時、ここの展示目録が役立つかも。圧倒されたのは井上円了の『妖怪学』のボリューム。広辞苑ぐらいの厚さです。「井上円了は妖怪を否定する立場なのだが、なぜかいちばん妖怪が沢山載っているのが『妖怪学』だ」と水木氏も言っていたとか。この本そのものが夜になると妖怪になりそうな気がしました。柳田國男の『妖怪談義』、江馬務の『日本妖怪変化史』もいつか読みたいですね。
写真撮影がゆるされていたのは最後のコーナーのみ。水木氏の自画像。

どこからともなくやってきて家にあがりこんで茶を飲む?という妖怪ぬらりひょん。
そして疫病を除けてくれるというアマビエ。このブログを読んでくださった方々がコロナやインフルエンザやはしかで苦しむことがありませんように。
そごう10Fの市民広場に作り物ですが桜の樹。少しライトが青くて妖気が
あるかも?
上野公園のオオカンザクラ、カンヒザクラ2024
2月23日夕方、上野公園、かえるの噴水そばのオオカンザクラです。
去年とおととしは気がつくとやや散りかけになってしまっていましたが、
今年初めて咲き始めを観察しました。
3月1日夜。友人たちにラインしたら大好評。一足先にお花見気分を味わってもらえたようです。
見上げるような大木ですが花はソメイヨシノより小さく、花の柄というのでしょうかサクランボならつまむ部分が短いのがとても可憐です。
夜桜はフラッシュを使った方が細部まではっきり撮れますが、まわりが
真っ暗になりますね。
上野公園噴水脇のカンヒザクラ。無粋なことにまわりが整備中で柵で囲われ、近づけません。一昨年もちょうどこの花が咲くころに同じように整備していました。一年おきに整備が必要なのかしら。それならもうちょっと早く2月中に整備を済ませられないのでしょうか。春はいつもこの花のショッキングピンクで冬眠?から目覚めるのですから。
今年、樹の下から見られるのは東京都美術館側に一本だけある
カンヒザクラ。3月4日、咲き始めです。
3月7日、曇りなので回りが暗いですが花色は鮮やか。
3月15日朝。ほぼ満開ですね。
カンヒザクラは下を向いて咲くので、花の中が暗くなってしまい、写真を撮るのがとても大変、心を静めて?樹の下からスマホを花に向けて、風と光が明るくしてくれる時を見計らってシャッターボタンを押します。でもそんな時間
もとても幸せ。
花を眺めるのに忙しい季節がやってきました。
特別展『中尊寺金色堂』五重塔、河津桜など
話はさかのぼりますが、2月23日土曜日、東京国立博物館の『建立900年 特別展―中尊寺金色堂』を鑑賞いたしました。さかのぼっても書いておかないとまた後からわからなくなります(笑)。
展覧会サイト
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2613
いつか平泉へは行こうかと思っていたのでその時でいいかな?という気もしましたのですが、いつか?はずっと来ないかもしれませんし、ちょうど同じ東洋館で開催中の『呉昌碩の世界』を仕事で見る必要があり、ついでに。ついでの方が混んでいましたが。
雨ですが土曜日なので、チケットを買うのにずいぶん並びました。
呉昌碩を見た後、中尊寺の入館の混雑が落ち着くのを待つため、庭園へ。
庭園入口の紅梅。よくみると盛りを過ぎていますが、遠目にはまだきれいです。
東博の庭園をゆっくり見るのは初めて。案内図に「五重塔」とあるから、見上げるようなのかときょろきょろ探してしまいました。でも五重塔といっても建築物とは言えない大きさのが入ってすぐ右に。でもてっぺんに龍が巻き付いていてよく見ると迫力があります。
特別展『中尊寺』はやはり人が多くて、人が多いせいか展示室がただ一つでやや手狭な感じ。
経文や願文の類はどうせ読めないのであきらめて仏像をゆっくり見ました。いちばん心ひかれたのは三尊像の一つ、勢至菩薩立像。手に持っているのがハスの花なのでしょうけれど、ちょっと見には開きかけたバラのつぼみのようにも見え、今の私を救ってくださる?のはこの仏様のような気がして心の中で拝みました。まったく私の一方的思い込みなのですが。
『金銅迦陵頻伽文華鬘』や『曼荼羅』『天蓋』『太刀』『金銅幡頭』の類は人が少なくなったところからとびとび?に見ました。ちなみに奥州藤原氏の歴代のミイラが入っていたという『金箔押木棺』はとにかくおおきな木箱。
小さな展示物できれいだったのは『瓔珞断片』金の細工に翡翠らしき緑の玉が編み込まれていました。
一番の目玉は大きなスクリーンに映し出される金色堂。中央壇の三尊像だけでなく、脇の西南壇も西北壇も映し出されて行った気分になれます。ある男性が連れの女性に話していたところでは金色堂へ行くには長い坂を歩かなければならず、行っても内部は暗くてこんなにはっきりとは見えないとのこと。
金色堂のミニチュアのみ写真撮影可能でした。
お守りになる?かと思い、勢至菩薩様が映っているクリアファイルを購入。
考えてみると俗悪なものは入れられませんね(笑)。500円とクリアファイルにしては高いのにやられた?感じ。
東博を出た後、梅は盛りを過ぎているだろうなと思いながら五条天満宮へ。
ここの河津桜も満開状態。
夕方なのでややピンボケなのはご容赦ください。
この鮮やかな紅梅の濃いピンク、なぜかあんみつに入っているさくらんぼを思い出させます。
あんみつに入っている寒天がこういう色になっているものもありますね。
あんみつでも食べに行けば元気出るかしら
両大師の豊後梅―断捨離を悔やむ?
熱海へ行った後、『金色夜叉』の貫一に扮した母方の祖母の写真がどこかにあったはず?と探したけれど見つからず…2018年に母が緩和ケア病棟に入る直前、介護ベッドを入れる必要から古いアルバムのうちの1冊を母に「これ捨てていい?」と尋ねて「いいよ」と言われたので処分してしまったことを思い出しました。おそらくはあの中に入っていたのでしょう。おそらくよちよち歩きの母が椅子につかまっている写真も…
なかなかものを捨てられない私がなぜあれに限ってあっさり捨ててしまったのか?…考えてみると母方の祖母をしのぶものは少ないのです。高校卒業まで同居していた父方の祖母には思い出も形見もたくさんあります。でも私がまだ赤ん坊の頃に骨髄性白血病で亡くなった母方の祖母の記憶は全くありません。
さらに母の兄夫婦と妹の一人は私ども家族があまり得意でないキリスト教系の宗教の信者になっていて、はっきり仲たがいはしていないけれどなんとなく疎遠です。

母から聞いている話では母の父は母が小学生の時にふとした病で急死、母方の祖母は菓子店を営む傍らいろいろな仕事をして男2人、女3人の子供を育てたのだそうです。
そんなわけですから母は中学しか出ていませんし、末の弟は仕事を求めて十代で北海道へ行ったとか…
この叔父の存在を私は高校生ぐらいまで全く知らないまま育ち、一度も会うこともなくこの叔父も亡くなっています。普通北海道に叔父がいたら「遊びに来い」みたいな話になってもいいように思いますが、母に年賀状ぐらいしか来ていなかったようです。

そんなふうに苦労の多い人生を送ってきて初孫の顔をみてまもなく
亡くなってしまった母方の祖母。貫一に扮した日、それは祖母の人生の中では数少ない楽しい日だったのかもしれません。記憶の中でその写真の祖母は楽しそうな表情です。アルバムそのものはひどく傷んでいて保管不能だったかもしれませんが、あの写真と幼少の母の写真だけでも保存しておけばよかったのに…
などなど妙に落ち込んでいるうちに…気がついたら上野両大師の紅梅や上野公園噴水脇の寒桜の花が終わってしまっておりました。両大師の手水舎脇の豊後梅の花盛りは22日に見て、雨にぬれながらも咲く姿を写真に撮れましたが。
梅の樹は珍しくありませんが、上の方にしか花が咲いていないものが
多く、写真も黒く映ってしまうことが多いのです。ここの豊後梅のように
迫力のある枝ぶりが低いところまで伸びていてかぶりつきで楽しめる
樹はなかなかありません。大倉山や池上、湯島のような梅の名所へ
行けば、いくらでもあるのかもしれませんが。
旗が映りこんでいるのは本堂に向かって左側の梅です。
古いアルバムのことも熱海に行かなければ、思い出しもしなかったかもしれませんが、このところどうしてだか記憶のない母方の祖母のことを考えてしまうのです。
もしも母方の祖母がもう少し長く生きていたら…もしかしたら私が子供のころ
ピアノなどの音楽教育が受けられるように導いてくれたかしら?ひょっとしたら
ピアノを買ったり、月謝を援助したりしてくれたかしら?
そもそも母の兄一家が私たちから見ると不思議な宗教に入ったのも祖母の
死が関係しているかも…
母方の祖母がもう少し長く生きていたら…私も自分のことしか考えない
母に言わせるとわがままな父方の祖母そっくりに育つこともなく、
ピアノでも習って情操豊かな女の子に育ったかしら?
そんなことを考えちゃうのですね…。考えてもしかたがないし、もしも
ピアノ大好きな音楽少女になっていたら、関東では家賃が高くて
ピアノがおけるところに住めないという理由で、あのまま長野にいたかも。
自分の人生で数少ない?正しい選択の一つは故郷を出たことなので、
やはりこれでよかったのでしょう。
一方、今の仕事がもうすぐ定年になり、今後の人生を考える時、
音楽とか演劇とかとどう向き合うのか…その辺のモヤモヤを
今抱えていて、それで父方にはない音楽や芝居の趣味があった母方の
ことを考えてしまうのです。
心療内科の先生に話したら、過去のことから心を離すために、これからのことを考えることを勧められました。
春から自治会の役をやることになっていて…不安と共に住まいの周辺に
ついて今よりよく知ることができるかもという期待もあります。
それからとりあえず、カルチャースクールの単発のオペラ講座を
予約しました。
『砂に書かれた三角形』クリスチィ短編全集 4 (創元推理文庫)より
クリスチィ短編全集 4 (創元推理文庫 105-4) 文庫 – 1967/5/19
アガサ・クリスティ (著), 宇野 利泰 (翻訳)
アガサ・クリスティ (著), 宇野 利泰 (翻訳)
エルキュール・ポワロが休暇で訪れたロードス島が舞台。白い砂浜で日光浴中も白いフラノを着ているポワロ。そのそばでは「からだに着けるものを、最小限度にとどめて」いるパミラ・ライアルとセアラ・ブレイク。この二人のおしゃべりからシャネル香水のマネキンも務めた美女ヴァレンタイン・チャントリーが滞在中であること、昨夜到着したゴールド夫妻の夫がハンサムであることが語られます。
同じく海辺のリゾートである熱海の起雲閣の窓辺の写真です(関係ないか?)
そこへ現れたのは噂のヴァレンタインと六か月前に結婚した五人目の夫チャントリー大佐。39歳ながら背が高くすらっとした体に白い水着、日本では「孔雀が羽をひろげたような」といわれそうなヴァレンタインの美しさ。でも夫はむっつりして類人猿を思わせる顔。おくれてビーチへ来たのはゴールド夫妻、夫ダグラスは波打つ金髪に青い瞳、俳優のように洗練された物腰。妻マージョリーは夫より年上で小柄でおどおどしていて、粗末な海水帽の地味な女性。ヴァレンタインにたちまち視線を奪われるダグラス。
ヴァレンタインの美しさは花で言えば満開のオリエンタルリリー?(関係ないか?)
ある朝、マージョリーは心おだやかでないのを隠すかのようなほがらかさでポワロに「トラブルや不幸で離婚したりする夫婦たちに比べて自分たちは夫婦は本当に気があっていて幸せ」「ヴァレンタインは美貌で財産もあるのに男のひとがほんとうに愛情を感じるタイプではなく、夫のチャントリーはなんとなく恐ろしい」と語ります。でもダグラスは降りてくるのが遅れた自分を置いてヴァレンタインと城壁見物へ行ったというのです。滞在客の一人バーンズ大佐はマージョリーをかわいい婦人で、ヴァレンタインをあばずれと評します。
その三日後、涙ながらにポワロに「ヴァレンタインが夫からひどいめにあわされている(いわゆるDV?)と告げられたダグラスが彼女を夫から救いたいので自分と別れてくれという」と語るマージョリー。それに対するポワロの忠告は「今すぐダグラスと共に島を出る」こと。でもヴァレンタインに夢中なダグラスは承知しないからできないと答えるマージョリー。
10月29日の夜、マージョリー、パメラ、セアラとの月夜のドライブから戻ったヴァレンタインは談話室でピンク・ジンを飲んで苦しみだし、急死。そのピンク・ジンは夫のトニー・チャントリーがオーダーし、妻にゆずったもの。ダグラスの服のポケットからストロファンチンの包みが出たため、ダグラスがヴァレンタインを奪うためにトニーのグラスに毒を入れ、それをヴァレンタインが飲んだのだとされ、ダグラスは逮捕されますが…
ヴァレンタインが好むカクテル、ピンク・ジンはピンク色なのかな…とお酒の飲めない私はピンク色のラムネの写真をアップしてみました(関係ないか?)。そしてマージョリーがオーダーするのがオレンジエード。ロードス島のオレンジエードっておいしそうですね。
冒頭でヴァレンタインとダグラスが出会ったのを見たポワロは砂に指に三角形を描きます。リゾート地を舞台に侯爵に鉄鋼王にスポーツ選手と浮名を流してきた美女と若いハンサム男のロマンスから起きた事件…のように見えますが真相は驚くべきものです。確かに砂の上に三角形はありましたが、三角形の中心は見かけとは異なるものでした。誰が誰を本当に愛しているのか?誰が誰をだましているのか?
タイトル原題は「TRIANGLE AT RHODES」
事件が英国から遠く離れたロードス島で起きたことにも意味があります。
デビット・スーシェ主演のドラマ版は弦楽器を用いた異国風の音楽が流れ、ロードス島の海岸、町並み、遺跡なども映されて何度見ても地中海の旅行気分が味わえるシリーズの中でも大好きなエピソードです。
小説ではパメラとセアラのおしゃべりから事件の中心人物とその成り行きが語られていきますが、ドラマでは同宿の女性はパメラ一人に絞られ、休暇中のヘイスティングスとミス・レモンの代わりにポワロのアシスタントを務めます。ドラマではチャントリー夫妻とゴールド夫妻は同じ船で島へ到着。同じホテルへ行くのだからと同乗を願おうとするダグラスをにべもなく断るトニー・チャントリー。原作でパメラから「私たちには口もきかないけだもの」と評されるトニーのキャラクターを表す言動。
ヴァレンタインを見ていると自分がみじめになるというパメラ。確かにドラマのヴァレンタインは浜辺では顔が四つぐらい入りそうなとんでもなくつばの広い帽子を被ってもかっこよく、街歩きをする時も黒いバラをつけたおしゃれな帽子(ちょっとミッキーマウスの耳とまちがえそうだけど)。パメラが企画した遺跡ツアーに行く時も水色の帽子とワンピース。あんな長い石段をスカートにおしゃれな靴で昇るなんて疲れるだろうなあ。そしてアポロの神殿に夕日を見に行く時もシルバーグレイのイブニングドレスに頭に揃いのターバン…それに引き換え、ビーチに現れた時、パメラに「なんてかっこうでしょう?」と評されるのがマージョリー。どこかつりあっていない二組の夫婦の成り行きによくないことを予想しているポワロをよそに興味津々のパメラ。やや不謹慎にも思えますが悲劇が起きると毒物の入手先と真犯人を突き止めるためパメラは大活躍。
クリスティをいくらか読んでいる方なら気づくと思いますがこの短編は、『地中海殺人事件』という題で映画化もされた長編『白昼の悪魔』の元となっています。手もとにある『アガサ・クリスティー生誕100年記念ブック』(早川書房1990年刊)によれば、『砂に~』の発表は1937年、『白昼の悪魔』は1941年。犯人像はちがいますが、リゾート地が舞台であること、被害者が華やかな社交界の女王であること、ある人物が表面と本質がまるでちがうことなどが共通しています。
デビット・スーシェの『名探偵ポワロ』は4月からBS11で放送されるとのこと。
このブログがこれからごらんになる方のお役にたてば幸いです。
番組サイト
https://www.bs11.jp/drama/poirot/
またすでにスーシェ版のドラマをごらんになっている方も原作が未読でしたら、ドラマではあまりはっきりしない被害者ヴァレンタインの心情や事件の背景なども書かれていますのでご一読をお勧めいたします。
小説ではパメラとセアラのおしゃべりから事件の中心人物とその成り行きが語られていきますが、ドラマでは同宿の女性はパメラ一人に絞られ、休暇中のヘイスティングスとミス・レモンの代わりにポワロのアシスタントを務めます。ドラマではチャントリー夫妻とゴールド夫妻は同じ船で島へ到着。同じホテルへ行くのだからと同乗を願おうとするダグラスをにべもなく断るトニー・チャントリー。原作でパメラから「私たちには口もきかないけだもの」と評されるトニーのキャラクターを表す言動。
ヴァレンタインを見ていると自分がみじめになるというパメラ。確かにドラマのヴァレンタインは浜辺では顔が四つぐらい入りそうなとんでもなくつばの広い帽子を被ってもかっこよく、街歩きをする時も黒いバラをつけたおしゃれな帽子(ちょっとミッキーマウスの耳とまちがえそうだけど)。パメラが企画した遺跡ツアーに行く時も水色の帽子とワンピース。あんな長い石段をスカートにおしゃれな靴で昇るなんて疲れるだろうなあ。そしてアポロの神殿に夕日を見に行く時もシルバーグレイのイブニングドレスに頭に揃いのターバン…それに引き換え、ビーチに現れた時、パメラに「なんてかっこうでしょう?」と評されるのがマージョリー。どこかつりあっていない二組の夫婦の成り行きによくないことを予想しているポワロをよそに興味津々のパメラ。やや不謹慎にも思えますが悲劇が起きると毒物の入手先と真犯人を突き止めるためパメラは大活躍。
クリスティをいくらか読んでいる方なら気づくと思いますがこの短編は、『地中海殺人事件』という題で映画化もされた長編『白昼の悪魔』の元となっています。手もとにある『アガサ・クリスティー生誕100年記念ブック』(早川書房1990年刊)によれば、『砂に~』の発表は1937年、『白昼の悪魔』は1941年。犯人像はちがいますが、リゾート地が舞台であること、被害者が華やかな社交界の女王であること、ある人物が表面と本質がまるでちがうことなどが共通しています。
デビット・スーシェの『名探偵ポワロ』は4月からBS11で放送されるとのこと。
このブログがこれからごらんになる方のお役にたてば幸いです。
番組サイト
https://www.bs11.jp/drama/poirot/
またすでにスーシェ版のドラマをごらんになっている方も原作が未読でしたら、ドラマではあまりはっきりしない被害者ヴァレンタインの心情や事件の背景なども書かれていますのでご一読をお勧めいたします。
和装用バッグ、祖母の形見
父が入浴中に「うしろにひっくり返りそうになる」というので、背もたれ付き
シャワーチュアを買うことにしました。 それに伴い、玄関を片付ける必要が
生じました。
シャワーチュアでなぜ玄関かと申しますと、マンションの浴室が狭いので、
父専用の高めの風呂の椅子はふだんは玄関に置いているからなのです。
浴室に置きっぱなしだと他の者が入浴しにくいし、すぐカビだらけになりますので。
下駄箱上の収納の一段を弟のくつ専用にする必要から、ここに入っていたものを片付けることに。
これは私が以前、着物で結婚式などフォーマルな席に出る時に使っていた
バッグです。新橋の建築関係の会社で働き、虎ノ門の呉服店で着付けを
習っていたころ、五反田のTOCビルで催されたバーゲンで買いました。
そのころ読んだ女性向け雑誌に「TOCのバーゲンは質のよいものが安い」と
あったので。また当時は池上線の荏原中延に住んでおりました。
今はあのTOCビルも建て替わっているそうですが、大きくていろいろな
ものが中にあって不思議な建物だったような。何なのかわからないままに
「ウォーターシルク」と称する青と緑の花柄のスカーフとこのバッグを
購入。同様の和装バッグはどれも5000円以上で、これだけが3000円だったのです。たぶん柄がシンプルだからでしょう。花や紅葉などの柄が
ないおかげで洋装のフォーマルの時にも使うことができました。
ただあまり収納力はなく、ファスナータイプのマチが広いものを
入手してからはしまいっぱなし。写真でわかるようにサビのようなものが出ていますので、これを機にお別れすることにします。私の若くてかわい?かった
時を共にしてくれてありがとう。
これは同居していた父方の祖母が買ったもので、おそらく半世紀ほど前の
ものなのに本革?のせいか傷みがめだちません。洋服の時も使えますが、
現在ではあまり「ハンドバッグ」なるものは見かけません。そうたいてい
ショルダーバッグ。私もハンドバッグを持ってしゃなりしゃなりと
出かけることなどほとんどありません。使うとすれば…不祝儀の時かな?
でも不祝儀には皮はよくないとも、でもなめした皮で動物の皮膚を
感じさせなければいいともいいますし…紐を長いのにつけかけて
ポシェットにして使ってしまおうか?でもガマ口って使いにくいな
とあれこれ考えています。
、
これも祖母のもの。祖母のことを必ずしも尊敬していなかった母(祖母にとっては嫁)も買い物のセンスは悪くない人だったと言っていました。
右下にあるリボンがわりとかわいいかな。
これも紬などのカジュアルな着物の時使うといいのでしょうが…
そんな機会は今はなく、今後もあるかどうか…
真ん中のがま口の中に財布や定期入れなどを入れてその両脇のポケットに
ハンカチやティッシュを入れられるから便利な作りではあるのですね。
何とか加工して日常的?に使う方法を考えてみるつもりです。
ヴァレンタインに会社を休みましたが…父の通院ついでにヘアカット
バレンタインチョコ、もう買った?
▼本日限定!ブログスタンプ
本日、2月14日、有休をとりました。と申しましても
お日柄?にふさわしいロマンティックな理由ではなく、
父の脳外科通院とその後、薬局で薬を用意している間の時間に
同じ駅前にある車いす受け入れと顔そり可能jの美容室へ
行ったのです。
血液検査のため、父は朝食抜きでした。薬局に処方箋を出した後、
美容室の予約時刻まで間があったので、海鮮のお店で食事。
父は家ではめったに食べられないまぐろといくらの丼。私は
本日の白身(鯛)とシラスの丼。
父がヘアカットと顔そりをしてもらっている間、美容室にあった
藤子不二雄の『気軽に殺ろう』という短編漫画集を読んでました。
車椅子で利用可能ではありましたが、本来はもっと若くておしゃれな
人用の美容室のようで…料金は6000円しました。場所がいいだけに
高いのはしかたないか。
薬局で薬を受け取り、女性運転手さんのタクシーで帰宅した後は
疲れが出て眠くなってしまいました。
せっかくなのでチョコレートの日?にちなんだ?写真を…
ウルトラ兄弟を瓶に閉じ込め、チョコでコーティングしようとたくらむ
ヒッポリト星人です。
筆者の書いていることがわからない方は『ウルトラマンA』第26,27話をごらんください。
松岡美術館 アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界 及び白金台のお上りさん
2月3日、弟が父の整形外科通院付き添いを引き受けてくれたので、松岡美術館の『アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界』を鑑賞しました。
展覧会サイト
社会人になりたての頃、新橋の勤め先近くにあったこの美術館に行きましたが、白金台に移ってから行くのは初めてです。地下鉄の白金台駅で降りるのも初めてなので、駅から美術館まで行く途中のハイクラス?な建物にも目を奪われました。
この妙に階段が目立つヨーロッパ風?の建物は1Fの一部がチョコレートの店、
1Fと2Fはレストランなのだそうです。
なんだか「刑事コロンボの犯人が住んでそうな」つまり豪邸風のこの建物は
結婚式場。使用料高いだろうな。
松岡美術館のエントランスも豪邸風。
展示物は写真を撮ってもいいものもあったのですが、シャッター音を出すなとのことなので諦めました。
最初の小さめの金銅仏の展示コーナー。『観音菩薩立像』は腰の微妙な曲がり具合が奈良の薬師寺の日光、月光菩薩にそっくり。
絵画でまさにアメイジングだったのは武丹の《山水画冊》。山や水の流れはもちろん、樹々の枝、葉の一枚一枚から建物、そしてその中の人物や家具
まで描き出す繊細な筆致。会場中央のガラスケースに十枚並べられていたのを2周して見入ってしまいました。
同じく「アメイジング」だったのは翡翠の小さな衝立? 『翡翠楼閣花鳥図挿屏』。絵葉書を買いましたが、残念ながら拡大されているのは「花鳥」部分。
これもすばらしいけれど、この裏は楼閣だけでなく、ハスの花のさく池に
水鳥、そしてたくさんの人物。それもただ細かいだけでなく、すごくリアル。
展示されていた左側の衝立?は一人の偉そうな人物が何かに怒って
腕をふりあげているのをおつきの者が止めている…何が起きたのかしら…
右側には皇帝?らしくも見える堂々とした人物とそれに何かをささげている
人、警護する人、着飾った女性、舟遊びをする人…まるで王朝時代劇を
視ているような気分になります。
童話の『オズの魔法使い』では家ごと竜巻に巻き込まれた主人公ドロシーが
何もかもが緑色の「エメラルドの都」を目指しますが、この 『翡翠楼閣花鳥図挿屏』を夢中で眺めていると、やはり何もかもが緑色の「ヒスイの都」にワープしてしまうような気がします。
なおヒスイの工芸品コーナーで一番緑が鮮やかだったのは『翡翠獣耳鐶獅子鈕瓶』。『翡翠透彫花卉文瓶』は瓶にからんでいる花と葉のツルがとても
繊細。展覧会のチラシになっているのが『翡翠白菜形花瓶』。ヒスイの白菜と言えば2014年に東博でも展示された台北故宮博物館の『翠玉白菜』が有名です。『翠玉白菜』の方が緑色の部分が濃いから質の高いヒスイなのは
わかるけど『翡翠白菜形花瓶』の方が大きさがありますね。白菜は花嫁の純潔を象徴するとのことで嫁入り道具として人気のモチーフだったとか。
松岡美術館のクリアファイルにもなっている『青花龍唐草文天球瓶』は高さ41.8センチ、直径34.8センチの大きなフラスコ形の瓶を鋭い爪を持つ龍がぐるりと巻いていて迫力たっぴりですが、龍の表情はちょっとかわいいですね。
今回は展示されていませんでしたが、同じくクリアファイルにプリントされている『粉彩八桃文盤』はなんとなく、昔新橋で見たような気がします。きれいだけどいただけるなら青磁か白磁の皿が欲しいです(誰もくれないか)
尚、陶磁器コーナーの展示物で一番家に欲しかったのは『瑠璃釉魚藻文鉢』
でした。
昨年秋から開催されていたのですが、NHKEテレの日曜美術館で視るまで
知りませんでした。前期展示の明の絵画も見たかったですね。
ロビーにあるのが美しいミネルヴァ像。
ロココ風?の飾り壺?もありました。
帰りに気づいたのがプラネタリウム・バー。このあたりの店はどこも
高そうで入る気になれませんが、プラネタリウムにはちょっと興味あります。









































































