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園里黄桜、モッコウバラ、ぼたん苑入口だけ

4月11日、上野駅公園口近くの園里黄桜です。

 

緑と白からだんだんピンクになっていくこの桜…

この日はまだ新緑の中に埋もれていて気がつかない人が多いです。

その中でも早めに咲いたのか、ピンクがかっているのがあって…

これを撮ろうとして植え込みの縁の石に上がってスマホを掲げたら、

周囲の注目を浴びてしまいました(恥ず…)

 

これは4月12日、あまり変化はありませんがこの日は前日より天気がよかったので

ちがう印象。

12日は土曜日、東照宮のぼたんまつりを見ようかと思って

行ったのですが、人がとても多く入口に長い列ができていたので

断念しました。数回見に来ておりますが、こういうのは初めて。

入口で咲いていたボタンだけ写真を撮らせていただきました。

5月6日までなのでリトライしようかどうか迷っております。

 

同じ日、清水観音堂裏のモッコウバラも咲き始めていました。

何の花か尋ねる人が多いのか、毛筆で名前が柵に貼ってありました。

モッコウバラの花は清楚で可憐です。

しかしこの株全体の姿は大きすぎてどこか怪獣?めいているという

ご意見もあるようです…怪獣モッコーン?

もうこの日気づいた不思議…桜並木と清水観音堂の石段の脇に

ある樹。同じ樹に淡いピンクと濃いピンクの2色の花が

咲いているように見えます。近づけないところにあるので

はっきりわからないのですが、ハナモモに似ているように

思います。

でもハナモモにしては咲くのがおそいような…

これから調べます(笑)。

 

ちなみにこれは4月15日の同じモッコウバラ、より怪獣度?が増してます。

 

 

 

 

黄色いアイリス(ハヤカワクリスティー文庫)より表題作

早川書房2004年初版
表紙の写真はこちら
早川書房サイト
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000320059/

 

夜の十一時半、ひどく差し迫った感じの女性の電話を受けたポワロ。
「すぐに…生きるか死ぬかの問題ですの…<白鳥の園>に…すぐ…黄色いアイリスを飾ったテーブルです」

レストラン<白鳥の園>に着くとウェイターのルイジに他のテーブルにはピンクのチューリップなのにあるテーブルに黄色いアイリスが飾られているわけを尋ねます。そのテーブルを予約しているのは実業家バートン・ラッセル。黄色いアイリスは今夜来る女性の客の好みとのこと。そこには既に青年トニー・チャペルがいました。彼はラッセルの義妹、ポーリーン・ウェザビーに恋していますが、言い争いをしたばかりで落ち込んでおります。ラッセルが招いた客は他に無口な外交畑の男スティーブン・カーターと南米出身のダンサー、ローラ・ヴァルデス。自分に電話した女性を知りたいポワロがボーイに確認するとポーリーンもローラも二人とも少し前に電話をしていたとのこと。ポワロはポーリーンとローラに黄色いアイリスが好きなのか? そして自分に電話したかを尋ねますが二人とも否定。黄色いアイリスは4年前の同じ日に亡くなったバートンの妻、アイリスのためのものでした。

 

ニューヨークで同じメンバーが集まっての晩餐会の最中、演芸がはじまってすぐにいきなり照明が消えて暗闇に。再び灯りがついた時、アイリスは死んでおり、彼女のシャンパングラスには青酸カリが…ハンドバッグの中に同じものの薬包があったことから自殺とされたのですが、夫のバートンは納得できていないと言います。あの夜来ていた誰かの仕業ではないかと…

そして今宵、ロンドンの白鳥の園で黒人の女性歌手があの夜と同じ歌を歌っていた時…テーブルに伏して動かなくなったのは…

パーティや宴席で列席者が急死し、その謎を解くため目的で同じメンバーが集められ、同じ状況が再現されるというミステリーは日本の作品でもよく見る気がしますが、このお話が元祖なのでしょうか?

 

 

ポワロが灰色の脳細胞を使って恐るべき犯罪をふせぎ、冒頭で雲行きが怪しかった恋人たちはよいムードになる、ハッピーエンドではあるのですが、快刀乱麻の名作とはちょっと言いにくいです。狙われた人はスキャンダルを嫌い、犯人を官憲に渡さず絶縁するだけ、そのため物語の題にもなっている黄色いアイリスに記念される女性アイリスの死の謎は解決されないまま。もし自殺したい心境だったとしても、衆人環視のディナーの真っ最中に決行するなんておかしいではありませんか。

 

デヴィット・スーシェ版のドラマでは原作の釈然としないところを補うため、アイリスの死をアルゼンチンでの出来事とし、石油採掘権をめぐる悪事から起こる殺人として再構成しています。

 

老練なボーイのいる高級レストラン、優雅に踊る客たち、ステージで歌われる愛の歌…金髪でヤグルマギク色の瞳、20歳にしては少女風のポーリーン、南米出身の黒髪で妖艶なダンサーのローラ、対照的な二人の美女に黄色いアイリスが好きかを尋ねながら真相を探っていくポワロ。筋立てにはしっくりしないところはあるけれど、道具立て…花や音楽の使い方が巧みなのはクリスティの魅力。

ブログ冒頭の写真の黄色いアイリスは4月25日、上野両大師の輪王殿の庭で咲いていました。 花も草丈も大きめですからおそらくはジャーマンアイリスでしょう。この写真が撮れたので4月の本レビューはこの小説にすることにしました(笑)。

ついでですが白いアイリスは同じ場所で黄色の1週間ほど前に見ごろだったもの。ちなみにスズランは同じく両大師本堂前で咲いていたもの。

 

ポーリーンはポワロに問われて自分が好きなのはバラかスズランだと答えます。こういう女性の方が多数派でしょう。



花が大きく開き、ひょろっと長いイメージのあるアイリスは玄関や寝室ならともかく食事の場には向かない気がします。黄色いアイリスの花言葉には「復讐」というものもあるそうです。この花を好み、宴席の場にも飾らせるとすれば、アイリスは考えのはっきりした主張の強い女性…原作には登場しませんが、ドラマではダンサーのローラに「踊りに興味がない」と言い放ち、不正を許さない厳しさをもつレディとして登場しています。

ちなみにドラマで飾られていた黄色いアイリスは花は小さめで色はレモンイエローに近いものを短く切ってアレンジしていました。ダッチアイリスかな?

黄色いアイリスといえば、小学校の頃、通学路沿いの農業用水路沿いに黄色い大輪ではないアヤメ風の花を咲かせるものがびっしり生えていたものを思い出します。小学生だから黄色いアヤメと呼んでいたけれど、アヤメというのは本来、水辺は好まないそうで、キショーブだったようです。繁殖力が強すぎて危険視されている外来植物だとか。ひょっとすると今でも小学校近くに生えているかも。


夜11時半過ぎとはずいぶんおそくまで営業しているレストラン「白鳥の園」の名前にも子供の頃、時々連れて行ってもらった温泉施設の『白鳥園』を思い出してしまいました。本当に白鳥のいる大きな池があり、散らばっている白鳥の羽を拾って持ち帰ったこともあります。宴会場では踊りなどの大衆芸能も演じられ、映すと太って見える変な姿見もありました。売店でちょっとしたおもちゃを祖母や母に買ってもらうのも楽しみでした。我が家では日帰りのみでしたが、当時はホテルとして宿泊もできたとのこと。2014年頃閉業し、今は同じ名前で食事もできるスーパー銭湯になっているとのことです。

そのうち、三谷幸喜あたりがこの短編を翻案し、スーパー銭湯を舞台にキショウブが事件のカギとなるミステリードラマを作ってくれないかしら?

 

 

八重桜、ラーメンでもお花見?

4月9日朝、上野動物園入口近くの八重桜、カンザンです。

毎年ながら、この桜のピンクは鮮やかです。

9日夜、疲れすぎてしまったので上野駅構内のTSたんたんで夕食。

食べなれている胡麻ラーメンにしようかと迷いましたが、期間限定の

「桜色Veganとんこつらーめん」にしてみました。平素豚骨系は

あまり得意ではないのですが、桜色?とマッチするのはやはり醤油より

白色の豚骨スープでしょうね。食べ方にいろいろと説明がありました。  

真ん中の白い桜の形をしているのはなんと最中…でも中のあん?は

甘くないので大丈夫。

普通の豚骨系ラーメンはしつこくて苦手なのですが、やはりヴィーガンの

お店なので、楽に食べられました。赤紫のビートパウダーが溶けていくのも

きれいでした。

 

このTS.たんたんさんは連休明けで上野駅での営業は終了とのこと。

寂しいですね。あともう一度ぐらい食べに来られたらと思います。

 

4月10日朝、科学博物館フェンス際の八重桜、ショウゲツです。建物の

レンガに映えて、こういう柄の着物が欲しいって感じ。

 

4月11日の朝、科学博物館のシロナガスクジラと八重桜、イチヨウ。

晴れている朝は鯨の背景にもろに太陽があって写真が撮れないですが、

この日は曇っていたおかげで撮りました。クジラが花の海にダイブするように見えた年もありますが、今年は刈り込まれているのか、イチヨウのボリュームが今一つ。

でも近寄って眺めるとさすがにきれいです。

 

4月15日朝、清水観音堂裏手のフクロクジュ。あるのは知っていましたが、

今年初めてちゃんと見た八重桜です。

カンザンよりもさらに花びらが多く、ピンクが濃く、咲くのもややおそいようですね。

4月12日の土曜にもここを通ったのですが、シートをしいて宴会?をしている人がたくさんで近づけませんでした((笑)。

 

 

 

金閣寺風?弁天堂、オモイカワ、天の川

花見の続きです。

 

3月27日夜、不忍池の桜並木からの弁天堂、ソメイヨシノがまだ咲きかけでしたが、池を渡る風がさわやかでした。

同じ夜のカエルの噴水近くのシダレザクラ。実はもう散りかけでしたが、

先端部はきれいでした。来年はこの桜の盛りを見逃さないようにします。

 

そして3月31日夜、満開に近いソメイヨシノと弁天堂。友人に送ると

金閣寺みたいと絶賛されました。

 

4月4日、上野駅公園口近くのソメイヨシノの大木、幹に咲いているのが

かわいいですね。

 

同じ日のオモイカワ。国立西洋美術館の世界遺産登録1周年を記念して

植樹されたというわりには西洋美術館から離れたカフェの裏に植えられている不遇な?桜ですが、今年はとても美しい写真が撮れました。

 

川つながり?で上野公園の「忘れじの塔」のそばのアマノガワ。

桜マップではあることになっているのになかなか私が見つけられなかった

桜です((笑)。

地面の近いところに枝がないため、近づいて写真が撮れません。

上向きに咲く不思議な桜。バラのようでそばで見られたら

どんなにきれいでしょう。

どこかでアマノガワをもっと近くで見られるところを

探してみたいと思います。

 

 

 

花祭りの両大師2025、御車返しの桜、ヤエベニシダレ、ハナカイドウ

3月28日、上野両大師、門からも花咲く樹々が見えて、気分が

上がります。いかにも厄除けのご利益がありそうです。

この日、花祭りのための花御堂が本堂前に設けられていました。花祭りは4月8日だからちょっと早い気もしますが。

 

ここにしかない輪王寺御車返しの桜。3月28日、まだつぼみが多いです。

同じ日のココヤエベニシダレ。五分咲きぐらい?

でも近づいてみると華やかです。つぼみもピンクが濃いですし。

 

3月31日の御車返しの桜。この桜はふつうの花びら5枚の一重に交じって

花びらが6、7枚あるのが咲くのが特徴ですが、かなり今枝を刈り込んでしまってあって、高いところにしか花がなく、思い切りスマホの拡大倍率をあげて

撮るので、花びらの枚数まで確認するのは難しい感じでしょうが、

それでもよく見ると花びらがちょいと多いのがありそうな。

 

 

そして31日のヤエベニシダレ。より多く咲いています。

 

31日には輪王殿門脇のハナカイドウも見ごろを迎えていました。

31日、輪王殿端から見た春爛漫の境内。

 

4月4日、この日は晴れ過ぎてあまり鮮明な写真が撮れませんでいたが、

御車返しの桜。満開です。

太い枝からまるで別の植物のような枝が生えて花を咲かせているこの桜の

不思議。

4月4日のヤエベニシダレ。ちょっと盛りすぎたかな?

と思うとまだつぼみの多い枝もあります。上野公園噴水脇の吉野の山桜も

そうでしたが、同じ樹でこんな風に花盛りを迎える時期がちがう部分があるのが今年は目立ちます。寒暖の変化が激しいからかしら?

 

ハナカイドウにも燦燦と日が降り注いでいます。

3月28日、31日、4月4日と参拝して生まれたばかりのお釈迦様に

甘茶をかけさせていただきました。勤め先の売り上げがあがるよう、そして

私がやりたいことができるよう願いをこめて(笑)。

 

家族で花見、桜色カステラ、やさしくなるのが一番…

金曜のよる「春だよりカステラ、桜&ミルク風味」を買いました。先日のブログのように生クリームやいちごで飾ることも考えましたが、いちごが

大粒のものしか残っていませんでしたし、せっかく桜色になっているのでこのまま父に食べさせました(笑)。

 

 

3月から父の訪問医療が始まりました。今までは通っていたクリニック近くの

薬局を利用していましたが、家の近くに調剤薬局ができたので、

薬をひきとりに行くついでに父を車椅子に載せ,弟に押させて近所の公園に連れていきました。

母も喜んでみていた桜です。おそらくはソメイヨシノ。

父と弟は母ほど素直に楽しんでいませんでしたが((笑)。

 

弟に父を連れ帰ってもらい、私は昨年スズランが咲いていた別の公園に行ってみました。スズランは見当たらず、代わりにラナンキュラスとキンセンカが

咲いていました。

ラナンキュラスもキンセンカも母が見たら「きれいだね」と喜ぶだろうな。

 

この公園には母が大好きだったハナカイドウもありました。

この日、この公園ではお父さんと来ていた一人の女の子が一輪車で遊んでいました。私がキンセンカの写真を撮っている時、女の子がこう言うのが聞こえました。

 

「やさしくなるのがいちばん…」

 

私に話しかけているわけではなく、独り言か、歌の歌詞でも我知らず口ずさんでいるような感じ…

 

親子とも全然知らない人たちなのですが…

なんとなく天が女の子の口を借りて?今の私に与えてくれた助言のように感じました。

そう、花を見るのもおいしいものを食べるのもそれで自分が元気になって、自分以外の人にやさしくなるためなんですよね。

 

この公園のスズランはなくなってしまったのかもしれませんが、

2週間ほどしたらまた来てみようと思います。

 

 

 

桜の続き―コマツオトメ、吉野の山桜、新発見の?山桜、アマギヨシノ

3月最後の週末は自治会の会計監査と防災会議が続き、疲れがとれないのですが、めげずに花見をしています((笑)。

 

3月25日、上野公園噴水脇のコマツオトメです。濃いピンクのつぼみが

キュート。

4

 

この25日、個人的には新発見?の桜。噴水を後にして科学博物館前に出る時、左手に咲いていました。

 

上野公園桜マップによれば山桜とのこと。

わりと高い樹なので写真が撮りにくいです。

 

毎年注目しているのが噴水脇の吉野の山桜。3月27日時点ではまだ

咲き始めかなって感じでしたが…

週明け3月31日、ここのある2本のうちの一本は週末にパッと咲いて盛りを

過ぎてしまった…のかなって感じ。

もう一本の東博よりのものは花盛り。

 

新緑に映えてさわやか。

 

右から吉野の山桜、真ん中がコマツオトメ、その左も吉野の山桜。右の樹は

今年は花つきが悪いのかしら?

 

科学博物館のアマギヨシノ。かなりの大木です。

純白の清楚な花にただただ見とれてしまいます。

 

 

家の近所の公園にあった桜も白い花の大木でした。

この季節には朝夕眺めていましたのに、

昨年伐られてしまい、そのロスからなかなかたちなおれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月の桜より…河津桜、アカバザクラ

桜ブログ?の続きです。

話はさかのぼりますが、3月6日、上野の五條天神社の河津桜です。

 

これは同じ桜の3月10日夜。夜桜は写真は鮮明に撮れないのですが、

幻想的になります。

 

3月14日、上野公園スターバックス脇のアカバザクラです。桜と名前がついていて上野公園の桜マップに載っていますが、本当はスモモの仲間だそうです。そのせいかつつぼみがツンと上を向いているのが桜とちがう気がします。

まだ咲き始めですが、この樹にしかないつぼみの愛らしさを堪能。

 

3月18日のアカバザクラです。寒いせいかゆっくり咲いてくれてます。

 

3月19日、雨の朝でしたが、家を早く出られたのでやはり見に行ってしまいました。泣いている?風情も可愛いですね。

 

 

そして春分の日の後、3月21日、花盛りを迎えます

今年は大噴水周りのソメイヨシノやコマツオトメの開花が遅かったせいか、

カンザクラが散った後、しばらく咲いているのが少し盛りを過ぎつつあるカンヒザクラとこのアカバザクラだけでした。そのため昨年よりも注目を集めているようで私も観光客の人から「桜ですか?」と聞かれ、「アカバザクラっていうんですけどスモモの仲間らしいです」などと答えておりました。

 

いつもより沢山の人に楽しんでもらえてアカバザクラの精?も今年は喜んでいるのではないでしょうか。

 

 

 

ウエノシラユキシダレと今年初めてちゃんと見た?エドヒガン

桜の写真見せて!

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3月25日、上野公園のここにしかない白い枝垂れ桜、ウエノシラユキシダレ
です。
先週はまだつぼみもかたい感じだったのに22,23日の温かさで一気に咲いたみたいです。
純白のシダレザクラと言われていますが、つぼみは淡いピンクですね。
 
これは本日27日、小松宮銅像近くのエドヒガン。今まで何となくソメイヨシノだとばかり思っていて…今年初めて個人的にはちゃんと見ました((笑)
ソメイヨシノよりやや早く咲き、花が小さめとのことです。
こんな龍のような枝ぶりの大木なのに今まで注目していなかったなんて。
今年は見逃さず、本当にラッキーでした。
 

東京国立博物館『大覚寺』『拓本のたのしみ』

既に終了している展覧会で恐縮ですが、3月12日、父の訪問治療の手続きのため、有休をとったので、午後、東京国立博物館の特別展『大覚寺』を鑑賞しました。たまたま100円引きチケットが手に入ったのですが、それでも高いからどうしようかと思ってはいたのですが。

会期終了間近ではありましたが、雨の平日だったせいかすぐに入場できました。

 

 

仏像で一番心を打たれたのは目玉の五大明王ではなく、愛染明王坐像。

水晶がはめられている眼が澄み切っていて力があり、怒りの像なのにずっと眺めていたくなるのです。愛染明王は愛欲などの煩悩を昇華して悟りに至らせる仏とのこと。例えばですが、好きな人が振り向いてくれない時、それでもあきらめきれなくてストーカーみたいなことをしてしまいそうな時、そんな苦しみの中でこの愛染明王の眼を見るとたぎる思いが抑えられ、楽になれるような気がします。

 

この像にひきつけられたのは私だけではないようで、ネットで検索すると沢山の方がブログなどでこの像の目力について書いています。写真撮影禁止で絵葉書も売っていませんでした。大覚寺で一筆箋を売っているようです。

 

愛染明王について本などでもっとよく知るべきかもしれません。
 

展覧会の利点はその仏像がある寺に行っても見られない左右や後姿、

足元などの細部が見られること。五大明王の一つ降三世明王像に踏まれている左側の人が眠っているみたいであまりつらそうじゃありませんでした。

 

それからこの展覧会で見ておこうかと思ったのが源氏ゆかりの刀、

『薄緑<膝丸>』と『 鬼切丸<髭切>』、あまり刀剣には興味がないのですが、我が家は何となく源氏の子孫かな?と思っているので(笑)。その根拠は源氏の地と言われる信州の出あることと家紋が丸に笹竜胆であるということだけですが…。まあ先祖の名刀?を見たご利益はこれから現れる?かもしれません。

 

 

『薄緑<膝丸>』には専用のHPがあります。

 

 

 

https://www.daikakuji.or.jp/usumidori-hizamaru-official/

 

 

髭切の写真はこちら

 

 

 

 

 

 

 

第4章は撮影が許可されていました。

狩野派の『牡丹図』、『紅白梅図』もきれいですが、キンキラキンすぎて

家の壁紙にはしたくありません(笑)。

板戸に描かれた芭蕉、こんなのがあったら観葉植物は買わなくていい?

『鶴図』も声が聞こえそう…

 

『野兎図』も可愛いですね

この展覧会でいちばん家にほしいのはこの『雪景山水図』。ちょっと寒そうだけど、楽しいお話をしていそう。

 

扉の下の山水図も寝転んで眺めていたいです。

 

襖絵の『竹林七賢図』もすてきですが、夜になるとしゃべりだしそうで

ちょっと怖い?

 

ちなみに『竹林七賢図』はこの後に行った東洋館の『拓本のたのしみ』でも

明の王純の掛け軸が展示されていました。

この東洋館の展示は仕事関係で上司に見ておきなさいと言われたもので、

拓本などはあまりよくわかりませんが面白いと思ったのが青銅器に梅や南天を生けている『歳朝清供図軸』。

青銅器って生け花に使えるのですね(笑)。