早いもので今年もあと僅かとなりました。
今年も、大変多くの方に作品をご購入頂き本当に励みになりました。感謝も込めて、今年最後のイベントでもある仙台のクリスマス展にて小さなサイズの作品をお手にとってもらいやすい価格の作品展〔抽選販売〕を開催致します。是非、詳細ご確認の上、足を運んで貰えたら幸いです。

"クリスマス展覧会 in 仙台(仮)
会期  12月16日土曜日
場所 仙台 petit musee ABSTRAIT (プチミュージアムアプストレ)
詳細 ミニ作品の展示販売とライブペインティング
販売方式 抽選販売
詳細は、アプストレさんのインスタグラムをフォローの上ご覧下さい。此処でしか行われないキャンペーンやお得な情報などを日々発信しております。東北では唯一本物の杉田作品を見れる場所となります。


"アーティストとお客さんとの距離について時々考える。"

様々なリスクを考えれば距離を置いて制作だけに専念する方が、要らぬストレスもないだろうしギャラリーストーカー対策にもなるし作品に求心力があれば売れもするだろうし一番良いのかなとは思う。

一方で、始めてくるお客さんにとっては、作家の言葉や振る舞いを直に感じる瞬間というのは、興味のなかった人にアートに引き寄せる"一筋の糸"であるのは間違いない。

何故なら例えるならジーパンの味を本当に1番知っているのはジーパン職人自身であって店員さんは、事前に聞かされている売り文句以外には"勝手"に話す事は難しいのに対してそれを作った本人の場合は、作る時の苦悩や"無駄"に拘っている事も話す事が出来、5歳の子には5歳にも届く言葉に置き換えて話したり、80のおばあさんには、難しい専門用語を使わずに日常用語に例えて伝える事が可能だからだ。
新規層が増えなければ大体のコンテンツは
悪循環になってしまうのは、歴史が証明している。

僕は、何度も始めてのお客さんの笑顔に助けられてきた。

どうしても作家自身が話す機会に意味がないとは思いたくはない。答えなき問いに考える事を諦めず歩んでいきたい。








今回のhotsoxさんとのコラボ商品が出るキッカケとなった、高橋良太社長との対談インタビュー動画が配信されました。

取材当日、話している内に、アトリエに置いてあるパレットや描きかけの作品を見て興味を持って貰い、僕はホットソックスさんの"靴下をアーティストのキャンバスに"というコンセプトに惹かれて、今回の商品化へと繋がりました。

大変ありがたい事に、販売開始約3分でECサイト分は完売となりました。購入用途として、大切な人へのプレゼントとしてや、ミュージアムグッズとしてなど、自分が履く用以外にも2.3足買われている方もいらっしゃるようです。なるほど、履くのが勿体というご意見がありました。
多数の方が".再入荷のお知らせ待ちボタン"を押してくれているようで企業様も驚き喜んで貰っているようです。(現在対応協議中です。)杉田陽平限定アートソックスネットショップ



このブログや、XやInstagramの投稿を読んでくれて購入しようとしてくれた方々に、心から深く御礼を申し上げます。大感謝。
実店舗の方は、まだ若干在庫があるそうです。もしお立ち寄りになった際は、脚を止めて本物の"質感"色彩"を確かめて貰えたら幸いです。一体どんな話をしたでしょうか良かったらご視聴下さい。↓

展開店舗は以下の通り。
■展開店舗:ロフトの大型店9店舗にて展開
池袋ロフト・渋谷ロフト・梅田ロフト・吉祥寺ロフト・横浜ロフト・仙台ロフト・千葉ロフト・京都ロフト・銀座ロフト
その他、11/13~11/19の1週間、吉祥寺の靴下と酒という、セレクト靴下を販売するBAR"bobo"でもpopupを実施されるようです。


動画視聴↓




















"ECサイト(ネットショップ)から限定アートソックス(男女兼用フリーサイズ)を買おうかなと思っている方へ"

厚かましく宣伝御免なさいね。
明日11月11日午前12時特設ECサイトより、限定アートソックスが販売スタートとなります。今まで僕はグッズ販売やブランドさんとのコラボ商品を時々出してきた経験から、販売スタート直後は、サーバーが動かなくなったりする事がある為、繋がり出した頃には品切れになっていて買えませんでしたというDMを頂く事が多々ありました。今回まさか大丈夫だとは思いますが、もしこのポストを読んでいる人で、是非買いたいなと思う方がもしいらっしゃいましたら、10分位前から入力の練習というかご準備をして頂けたら安心だと思います。万が一なので普通にずっと買えるとは思いますが。。。
特設ECサイトは↓になります。
店舗販売店は、以下の通り。
■ロフトの大型店9店舗にて展開
池袋ロフト・渋谷ロフト・梅田ロフト・吉祥寺ロフト・横浜ロフト・仙台ロフト・千葉ロフト・京都ロフト・銀座ロフト









1
"文化服装専門学院(ファッションプロモーションコース)にてイベントに登壇"
文化服装学院の学生が靴下の販売数を競うHOTSOX×文化服装学院_プロモーションバトルのキックオフイベントにて杉田陽平がSNSを活用したPRの重要性や次世代のプロモーションについて自身の体験を交えてお話します。何かお役に立てれば幸いです。
会期 11月9日

2
"hotsox×杉田陽平"
会期 11月11日-
販売場所 特設ECサイト、全国ロフト各所
詳細(最新作をモチーフにした靴下を限定販売)限定100枚(予定)ホットソックス×杉田陽平限定靴下




3
"クリスマス アート 100"
会期 11月29日〔水〕-12月12日〔火〕
場所 伊勢丹立川 2F立川伊勢丹ギャラリースクエア
詳細(伊勢丹立川縁の画家orクリエーターさん総勢100人による展示販売)杉田は、小作品2点-3点を展示販売


4
"クリスマス展覧会 in 仙台(仮)
会期  12月16日土曜日
場所 仙台 petit musee ABSTRAIT (プチミュージアムアプストレ)
詳細 ミニ作品の展示販売とライブペインティング
詳細は、アプストレさんのインスタグラムをフォローの上ご覧下さい。此処でしか行われないキャンペーンやお得な情報などを日々発信しております。東北では唯一本物の杉田作品を見れる場所となります。



5
"個展タイトル未定"
会期:2/9(金)〜2/27(火)の19日間
場所 ルーフミュージアム(東京代官山)
詳細 作品or限定グッズ(予定)



この度、米国最大級の靴下製造販売会社の日本法人【レンフロ・ジャパン株式会社】さんのご提案で作品とコラボレーションしたオリジナルアート靴下を限定販売する運びとなりました。以下詳細となります。是非最後まで一読頂けたら幸いです。




【HOTSOX×杉田陽平】

名画をモチーフにした靴下シリーズで世界的に有名なHOTSOXシリーズは、NYを中心にMOMAを始め世界中の美術館グッズとして世界中で愛されてきました。

この度、注目の画家として知られる杉田陽平氏との初のコラボアイテムが実現。

杉田陽平の最新作ゴッホの向日葵をモチーフにした半抽象画作品を原画に、履く靴下の現代アートとなります。

一足は記念に、一足は、履くために、一足はクリスマスの大切な人にプレゼントなどにどうでしょうか。

この最初デザインは、100足在庫がなくなり次第販売終了となります。


11月11日販売開始→特設ネットショップと全国ロフト各店にて販売となります。各数足 各2400円


展開店舗は以下の通り。
■ロフトの大型店9店舗にて展開
池袋ロフト・渋谷ロフト・梅田ロフト・吉祥寺ロフト・横浜ロフト・仙台ロフト・千葉ロフト・京都ロフト・銀座ロフト
その他













"何も飾られていない壁が教えてくれた事"

中学生や高校生の時の授業の内容はスッカリ忘れてしまうのに、失恋した時の瞬間や、試合で負けた後の夕日の綺麗さや、先生に叱られた後の友達との会話など、何故ずっと忘れないのでしょう。その時に、心の動く"何か"があったからでしょう。

自分の30代は何回心が動く瞬間があったでしょうか。僕にとって30代は、フルタイムアーティストとして"若手"という枕言葉がとれて、本当の腕が試されだす時で、周りの同級生は、結婚し家を建てて子供を育てていたり、安定した職について、それなりに部下を抱えて責任ある立場になり始めている中で、自分は食べていくだけで精一杯、貯金を食い潰して社会になんの貢献もできていなく不甲斐なく思う自分がいました。そんな中、とある展覧会で僕の作品がこの伝統ある百貨店のショーウィンドウには相応しくないというご意見が寄せられて一時的に下げざる追えない事がありました。自分は、議論したり抵抗したりが周りに迷惑ばかり掛けて余り意味がないと思う方なので、そのまま言い訳せず素直に作品を下げるのを許可した訳なのですが、その夜、何気なく、気になって様子を現場に見に行ったんです。夜中だったのですが、自分の担当のショーウィンドウの前に30名位の人集りが出来ていて皆が携帯カメラでガラスの中を撮っていたのでした。中に作品はなく白い空間があるだけなのですが、事情を知った人達が集まって来て中には、何も飾られていない壁を見て動かない人もいらっしゃったように記憶しています。その展覧会イベントには、僕だけではなく世界で既に活躍しているスター作家さんも参加しているにも関わらず、
作品がない。"何も飾られていない僕の壁"だけに多く人が何かを眺め想像して立っていました。SNSで事情を聞きつけた方々が各々集まっていたのでした。
僕はその時、確かに心が動いて、人は作品を見ているのではなく、作品という"窓"ごしにその向こうに映る風景をみてるんだ。目に見えないモノこそ意識するのが一番大事なのかもと感じたのでした。
その後、相当数の作品を飾ってあげて欲しいというお客様からのご意見お手紙がカスタマーに寄せられたそうで無事戻される事になりました。今日から丁度10年前の話です。

"視覚芸術だからこそ目に見えない部分、数字で測れないモノを大切に。"

そんな事を考え続けたあっという間の30代でした。

40代も何気ない事を大事に感謝しながら感動しながら生きていきたいな。
明日から僕も福岡入りです。10月28日、29日に会場の博多大丸天神店に居ますので、是非、多くの方にお会い出来たら幸いです。心からお待ちしております。













御免なさい上から目線で、、全くの個人的な話なので、他の作家さん達はまた基準が全然違うと思うので、偶々、杉田は、という感じで参考に読んでくれたら幸いです。

1.プレゼント類は、お花、酒類、お菓子、衣服、靴下、手紙、すいません今回は全て無しでご遠慮お願いします。皆様、毎度お気遣いして頂き、本当に有り難う御座います。
個展には一般的には、何か"手見上げ"を持っていくものだろうと思うのかもしれません。ですが、本当に手ぶらで大丈夫です。手ぶらでも、全然失礼ではないです。間違えて持ってきてくれた方は、勿論、身体全体で喜んで受け取ります。
もしどうしても気持ちを表したい残したいという場合もあるかもしれませんその場合は、会場に30冊限定"ミニ画集販売"がありますのでお買い求めになってくれたら本当に嬉しいです。勿論、絵画を購入してくれるのがこの上ない励みです。

2.行くつもりでしたがやっぱり行けなくなりました御免なさいDMの禁止

いつもご報告本当にお気遣い有り難う御座います。ですが、皆様、貴重な時間を割いて来てくれている筈なので、来れなくても仕方がないと始めから僕は思っています。なので、朝起きた時、山程、知らない人から、やっぱり仕事で行けません報告のDMばかりが来ていると普通に落ち込んでしまうので、、。偶々、近く来たから寄ったよなどはとても嬉しいです。

3.作家本人が展覧会にいるのは、最低だというご意見をX上で度々、目にするようになりました。作家は売り子(コンパニオン)のような事をするな、お客に媚びを売るな、作品をゆっくり鑑賞するのに邪魔でしかない。アートがチャラいと思われるから辞めろ、人柄が理由で売れても嫌いになった途端作品も嫌いになるだろ、など、お気持ち良く分かります。全くそれも正論だとも思うのですが、日本の中でのアートというコンテンツが世界レベルの高い技術と志の割に、多くの人がアーティストとして食い続ける事が困難な状況なのは、アートの哲学を重んずるばかりに"自分事"として伝える行動に批判的な風潮に原因があるように自分は感じています。例えば、高精度なタイヤを開発したとしてそれを受け取って貰うには、拡めるには、ゴムの歴史や安さや素材の良さを伝える前に、そのタイヤでどんな楽しい旅が出来るかを語る必要があります。幾ら、美しくても、コンセプトとしてしっかりしていても、批評価値があろうとも、始めて勇気を出して足を運んだ人に冷たい態度をされて、アート通の人、買い慣れている方、アートインテリジェンスな方のみ大事にしていたら、やっぱり自分に関係ない世界だと思われてファンが広がっていきません。
自分に関係のある延長に作家も生きていて様々な葛藤の中作っている事を自分の声で話して先ずは好奇心や愛着を持って貰うことが本当のアートファンになって貰うのが第一歩だと、自分は仮説をたてて実践しています。きっと今、アートファンの方もハマったのは、実は何気ないキッカケだったんじゃないかなと想像します。
とは言え、会場に作家がいたらそりゃ色々気を遣うだろうなとも思います。作品をゆっくりみてほしいですし。ヤバい作品があって調べたら偶々、バチェロレッテの杉ちゃんだったって構図が嬉しいのも事実です。
様々な観点から、今回は、時間短めですが、土曜日と日曜日の16時から19時のみ在廊とさせて貰いました。

東京での30代最後の個展です。
これからも自分らしくコツコツ頑張ります。
長い文章をここまで丁寧に読んでくれた貴方に、一人一人に心から深く感謝します。
杉田陽平

個展のご案内(東京)↓

・会期10月12日(木)~17日(火)  "東武百貨店池袋店第26回 秋の絵画市 ※杉田来場日→14日(土)16時〜19時、15日(日)16時〜19時 全作品抽選販売24点
価格帯およそ小品55万〜200万、大作約560万





個展の開催が近づいてきました。
絵を見にきて何か感じてくれたり、シェアしてくれたり、行ってよかった、買って良かったと言ってくれる人たちのおかげで、また新しく、誰にも理解されないかもしれない自分の眼差しの世界を描く勇気をもらえています。感動して貰える展覧会を目指して最後まで悩み抜こうと思います。

10月の個展は、東京池袋と、福岡天神 の2箇所となります。それぞれ日にちも作品も詳細も異なりますのでお間違えのないようくれぐれもご注意下さい。


杉田陽平 個展情報詳細(東京、福岡)↓

〈東京池袋〉
・個展 10月12日(木)~17日(火)  "東武百貨店池袋店第26回 東武 秋の絵画市 ※杉田来場日→14日(土)16時〜19時、15日(日)16時〜19時 全作品抽選販売24点
価格帯およそ55万〜200万、大作約560万
特設サイトを参照下さい。


〈福岡天神〉
・個展 10月18日〜30日"大丸福岡天神"杉田来場日28日29日&イベント内容申し込み詳細など特設サイトを参照下さい。
↓ 全作品通常販売 約20点 
価格帯およそ55万〜200万、大作約800万
限定画集販売あり、オリジナルポストカード付き

 


2023年8月6日に武蔵野美術大学にて開催された
「アート&デザイン2023大人の芸術祭」の企画、クロストークショー 💐杉田陽平 & ✨中島健太 (写実画家)が好評により、YouTubeにて動画配信となりました。是非、ご視聴下さい。

鍛錬と苦悩を乗り越えてやっと入った芸大美大ですら、その中からフルタイムアーティストになるのは僅かです。努力を費やしたから、才能があるから必ず報われるとは限らない、"答えなきアートサーキット"において、全く違うアプローチの同期二人が卒業後、この15年間、何を考え実践してきたのか?学部時代の印象は?意外な共通する点は?
アートジャンル領域を越えてとても貴重な対談となりました。
中島健太さん本当に有り難う御座いました。
誰かの何かヒントになれていたなら幸いです。