市場で売っているタコのモツは 前述通りの味の保証は出来ない。さてイシダイだが まず 身は 刺身、塩焼き、煮付け、ムニエル、一夜干しとなんでもイケる。皮は湯引き、兜は味噌汁に。ここまでは 普通に定番メニューで割烹でも味わえる。 ここからは酒好き世界だ。卵巣は勿論メスの話しだが、捕れたてを海水で洗って生で食べても旨い。肝臓もだ。酒蒸しやカラスミにしてもイケるかも知れない。心臓は他の臓器より比較的小さい。 生きてるまま解体した時は まだ ポンピングしているので すかさず切り取って 生でいただく。大型に成れば 親指の爪位の大きさに成る為 噛みごたえが有る。大漁ならズリキモみたいにしてビールのあてに食べるも良し。ひれは 鰭酒がいいかも知れない。クチバシは 磯の勇者の明かしとして上顎と下顎を大切に保管する。

その勇者にしばらく出会っていない。
意外と知られていない珍味にタコやイシダイの臓器など、ふだん捨てる部位が有る。タコは磯遊びでも安易にゲットできる。塩茹でし、目の上から胴体を切り離す(普段タコの頭だと思っている場所は あれは 胴体)胴体部分に詰まった味噌のような固まり、それが珍味なのだ。足を焼いて味噌を付けて食べるも良し、生野菜と食べるも良し、そのままでもよし。タコは 口意外は 全部食べられる。次回はイシダイ。
ヒトミハタとイシガキダイを肴にキャンプ地での宴が始まったビールは 勿論だが ハーパータイムは夜八時に解禁!明るい間に集めた流木のおかげで夜は焚火を見つめる事が出来る。愛用のSONYの短波Radioは 異国のPopがまっさかり。二人ともガンガン酔った。屋久島万歳!!落書きでヤク島って書いてあったなあ。何を語り合ったか解らないうちに就寝。明日の大物を夢見ながら…。 翌日キャンプ場の近辺を潜ることにした。タンクがいたので潮の流れを尋ねた。2ノット以上なら死を意味する。ドリフトもいいか。死ぬ訳無い。無理さえしなきゃ。ただでオーストラリアかどっか行けるかも。他に先客!軽トラでパンクが 二人これから潜る雰囲気。荷台に鉄砲。これみよがしだ。つまりデカイのが 居ると言う気配を察した。流され覚悟でエントリーした。 結果は、というと… せっかく南の海で青春を謳歌している魚達を尾崎豊にしてしまった…。 印象としてはイラブチャが 多かったなぁ。シガテラが怖いので 真剣になれなかった。ターゲットではなかったし。 最終日は 雨 雨 雨。漁港の屋根を借りて コールマンのストーブでランチ。突果も虚しく 翌日朝 帰阪となった。 知らぬフィールドで保守的になった当然の結果となった。さよなら 屋久島!また会う日まで。

7年くらい前に、潜り仲間と屋久島へ遠征した。車で大阪から、高速を使って一路、鹿児島県へ。長い長い長い運転の末、鹿児島へ到着し、後は、フェリー(トッピー)で車ごと屋久島、と当初は、考えていたが、なんと貨物の船の方が、安いし一台の車輌に対し、同乗者一名まで、乗れるとの事で、それに乗った。旅慣れてるバイクの少年とか、地元の人たちもどうやら貨物の安さを知ってて、意外と予約が、満杯だったが、ぎりぎりまで待って予約者が、来なかった為に乗船できた。煙の匂いと年季の入った丸窓が、素敵だ!揺れも最高いい。           さて現地到着だが、本当は、竹島に行きたかったので、港に観光客が、多いのには 少しげんなりした。潜り屋や、ブルースナイパーよりも登山の格好をした人たちが大半を占めていた。先ずは、島の下見だ。運転する友人(先輩)の助手席で地図をみながらナビゲーション。屋久島を反時計回りで、回る。ポイントもさることながら、宿も探さなくてはならない。ポンントイコール、宿である。野営だからだ。島には数箇所あるキャンプ場の内、2箇所目にめぼしをつけた、国民青年キャンプ場だったかな?屋久島は、自然保護の為にむやみに、勝手なところでキャンプをしてはいけない。隠岐とは、えらい違いだ。大切なことかもしれない。                      で、一日目のポイントへ再度戻って、今日の獲物を捕まえなければならない。ポイントとしては、初の島なので、小手調べで、大川の滝の近くのビーチから、エントリーした。滝の水が、流れ込む浜なので、覚悟はしていたが、サーモフランで特に水面より-2mくらいまでは、水中の地形が、読みにくい。ビーチから、沖合い200mくらいの岩の底を潜ってみた。岩の付け根の穴の中に何やらうごめく気配。イシガキダイだ!大きさはそんなに大きくないだろう。クチジロ狙いで有ったため、そんな驚きは無い。エニウエアで、発射!そして穴から引きずり出した。出てきた出てきた・・・。え?何?この魚!?なんと出てきた魚は、ハタの仲間であった。48cm位のまだら模様のハタだったのだ。そういえば、水中でも、イシガキにしては、どうも少し様子が違っていた。後で図鑑で見たら、ヒトミハタと書かれていた。取り込んだ時は、毒性の有る魚かと思ったくらいだ。シガテラ毒は、イラブチャにも有る。さすが南方の海である。その日の漁は、早めに終わってキャンプ場の炊事場へいった。友人は、イシガキのやはり 45cmクラスを突いていた。                                  炊事場で、キャンプ場のほかの旅行客が、野菜や米を洗いながら、我々の獲物に驚いていた。こんなシチュエーションで、ほとんどの場合、「釣ったんですか?」って聞かれる。めんどくさいので、「ええ、まあ…」っと答える。説明がめんどくさいので無難に終わらしたいからだ。しかし、次の瞬間「凄いですね。餌は、何ですか?」とか「よく引いたでしょう?」とか聞いてくる。定番だ。しまった!っと、内心後悔する。今後は、少しまともな切り返し話法も考えておくほうが、言いなと思った。




つづきは、次回号で

潜水漁を繰り返していると、月に二回くらい朝起きるとき驚きがある。ツカマラである。ツカマラとは文字通り疲れている時のマラ、精器の状態である。身体の窮地に本能的に子孫を残そうとする防衛メカニズムらしい。普段の朝立ちとは明らかに違い、棒だけでなく 玉まで張ってくる。あと黒髪の何本かが、白髪に変化している事もよくある。以前、テレビで転覆した釣り舟の漁師の一人が漂流の末、助けられ、恐怖のあまり、黒髪が白髪に変わってしまったと流していた。原因は医学的には究明出来ないという。個人的には極力VO寸前までの深追いは 避けているので 恐怖心は 少ないはずであるが…。今度 熟練者にも聴いてみることにする。
タスマニア沖の深海に生息する巨大な怪物が 浜に打ち上げられたそうだ。ダイオウイカだ!一気に-1000mまで潜る能力を持つマッコウクジラと闘い、相手の身体に吸盤の跡を着ける程の力は 有名である。映画で船を襲う怪物や悪魔の遣いとして巨大ダコと共に、または 最近の海賊映画で不気味な生き物としてとらえられている。日本では 数年前に京丹後市の塩江漁港付近に住む 顔見知りの舟本さんが 五色浜に打ち寄せられたダイオウイカを捕獲している。冬の出来事だそうだ。イカの図鑑にも紹介されている。この近海にも潜って捕獲したイカでは アオリイカやコウイカが 新鮮で旨い。船の上で早速喰らう。ソデイカとやらに遭遇したこともある。残念ながら 距離が あと1mほど足りないところでこちらが 息が続かず逃がしてしまった。全長1mくらいは あったと記憶している。実に宇宙的な身体をしている。前記のダイオウイカは 一体 どんな生活をしているのだろうか?大変興味が有る。イカだけにスミに置けない存在だ。

ここ、7年近く通っている磯で突いたイシダイは、なぜか、メスの方が多い。本来、個体の保存と言う意味では、我々、ブルースナイパー(ブルーハンター)は、オスを突かねばならないだろう。そんな事お構いなしの人たちが、実は、大変多いこの世界。由緒正しい、ハンティング道なるものが有るのなら、メスが、大変貴重な種の継承者だと思う。では、なぜ、メスが多くオスがにめぐり会うのが、少ないのか?それは、素潜りの能力と関係が、あるようだ。イシダイのオスは、実は、メスに比べ、より深いところを好んで生息しているのでは、ないだろうか?産卵期のメスは別として。専門家に問い合わせてみようと思うが、今日は、早く帰るつもりだ。冷蔵庫に冷えたビールとイシダイが待ってるからだ。

曇り 微風 波1m 透明感8m、突果39cm。釣堀跡地前 沖合 50m 縦割れの溝にて。○崎は 相変わらず クチグロ回っているが 突けない距離。 浜は人少ない。近所の浴衣の旅館宿泊客三人下駄で歩いてる。風情あるなぁ。
七夕が近い 星の周期が ロマンスの伝説を現代にもたらしている。先週の海のコンディションは 新月で大潮。波が暴れていた。今週末は小潮である。狙えるかも知れない。今から楽しみだ。○崎のクチグロ!待ってろよ!道具を磨く手に力が入る。
昔、ロンドンに旅行した事が有る。49GreeK st.のクラブやスクワッドで踊ったり、ダムドのハマースミスパレスライブなんかを観たり、ノッティンヒルのPubで飲んだりしてすごした。登場、我々の間で少し流行ってたジャンルは ゴシックパンクとかポジティブパンクと言われるロックとネオアコだった。パンクは 相変わらず人気が有ったが それ以上にそそるサウンドとして前出のジャンルがあった。バンシーズ、バウハウス、シスターズオブマーシー、キュアー、ドアーズやエレポップも素敵だった。他に好きなジャンル、スカ、レゲエ、ハウス集めては、毎月バイト代をレコードに注ぎ込んだりした。気が済むまでレコードを集めて 気がついたら 人前で回してお金貰ってた。懐かしい思い出だ。
今は 「ジュテーム」が 1番好きだ。