住宅ローン支払いの不安を仲介会社の営業マンに相談しても、
その不安を理解してくれて、資金計画を見直ししてくれることはないでしょう。

支払い年齢や家族構成、生活水準によって返済可能額は変わります。

年収だけでは判断できません。

ましてや、物件が気に入った後には「大丈夫です!」の一点張り。

仲介会社の営業マンにローン支払いを算出してもらうと
たいていは、1%前後の金利での支払いを算出されるでしょう。

1%前後の金利とは、1~2年の固定期間選択型のキャンペーン金利です。

その期間は表面金利よりも1%以上も低くなるので魅力はありますが
その選択期間が終了すると優遇幅が少なくなり
支払いもアップします。

つまり、キャンペーン商品の金利はステップ式のようなものです。

選択期間終了後に金利が上昇していたら、当初よりも1%も上昇することが
あるのです。

最初の接客時に、長期固定の金利で計算してくれる人はほとんどいません。

今後20年、30年先を考えた時、必ず金利は上昇するでしょう。

しかし、営業マンにとっては、お客様がローンを完済できるかというよりも
今、ローンが組めるかがポイントです。

自己防衛をしなければ、買わされていまいます。

参考までに、全期間固定金利(約2.8%)で35年返済の場合

借入金額(1000万円単位)×0.003737

で月々均等返済額が算出できます。


例えば、3000万円を借り入れした場合

30,000,000×0.003737=112,110円

となります。

この返済ができれば、あとはどれくらい期間選択型の固定金利
を組み込むかを考えればいいのではないでしょうか。


しかし、全額1%の金利で算出すると
30,000,000×0.002822=84,685円
となり、

月々27,000円以上も違います。

この算出方法だけでは、リスクがあります。

金利が上昇した場合もよく考えましょう。

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お客様の不安で以外に多いのがこの『業者』への不安です。
(ここで言う業者とは、不動産仲介会社のことです。)

今週もこの不安を抱えたお客様2組の相談がありました。

2組のお客様が共通して言われていたのは、

「担当者の最初の印象は悪くなかった。」ということです。

むしろ、良い印象だったとのこと。


では、いつからその印象が変わり、不安感が出てきたのでしょうか?


具体的にお聞きすると

●何か分からないことを質問したりとか、細かいことを聞いたりすると
  あいまいな答えをしたり、露骨に嫌な対応をされた。

●物件の詳細を知らないのに契約を急がされている。


●良いことしか言ってくれない。

ということでした。

いくら物件がいい物件でも、間に入る仲介会社や担当者の対応によって
このような不信感を持つことが多いのです。

せっかく物件は気に入っているのに、気持ちよく購入することができないと
精神的なストレスになります。

仲介会社の担当者は営業マンです。

当然ですが、毎月利益(ノルマ)を目標にしています。

あなたが物件を気に入ったとしたら、悪いことを教えてくれるでしょうか?

セールストークはほっといても聞かされますが、
悪いことは教えてくれないことが多いのです。

客観的にプロから見て、この物件はどうなのか?
というアドバイスが欲しいですよね。

むしろ、素人ではきづかないような点を指摘してくれたりすれば嬉しいものです。


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   ◆ そんな不安がある場合は・・・
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流通している物件(不動産オンラインに登録されている物件)は
どの仲介会社でも取り扱うことができます。

このオンラインは不動産会社専用で、一般の方は閲覧することができません。

住宅情報誌やインターネットに掲載されている物件も実はこのオンラインから
問い合わせが入りそうな物件をランダムに選び、掲載しているのです。

中には1社だけの専任物件もありますが
ほとんどはこのオンラインに掲載されている物件です。

つまり、担当者の対応に不安や不信感がある場合は
信頼できる会社で購入することも可能なのです。

消費者であるあなたが選ぶことができるのです。

これからはそういったことが一般的になるでしょう。

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「鉄は熱いうちに打て!」と日々教え込まれている営業マン。

お客様が物件を気に入っている様子をみせると
すぐに契約の段取りにすすもうとします。

しかし、契約日が決まると今まで毎日のようにかかってきた電話が
ピタッと止まります。

「どうして?」  

それは営業マンも不安だからです。


無事に契約ができるだろうか?( 断りがこなければいいけど・・・)


しかし、お客様はそれ以上に次から次へと不安感が襲ってきます。

「ホントにこの物件でいいのだろうか?」

「契約日も決まっているので今さら、聞けないことも多いし・・」

「何か質問をしたとしても、いいことしか言わないのではないか・・・」

「住宅ローンは支払っていけるだろうか?」


そんな不安を解消するにはどうしたらよいのでしょう?


不安には大きくわけると3つあります。

●『物件』にたいする不安。
●『業者』にたいする不安。
●『支払い』にたいする不安。


この不安を解消するにはどうしたらよいのでしょう?

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   ◆ 『物件』にたいする不安を解消するには?
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当たり前ですが、物件の詳細を知ることが全てです。

できれば、詳しい第3者(第3社)に依頼することがベストですが、
最低でも重要事項説明書、売買契約書は
必ず、事前に用意してもらってください。

同時に、覚書や協定書(※)など契約書以外に締結するような書類があったら
それも事前に用意してもらいます。

(※覚書・協定書とは、その契約の当事者に有効とする約束や取り決めのことです。
   例えば車の出し入れの為に、敷地の一部を共有にしたり
   することで、塀や物置を設置しないようにしたりすることがあります。)


それらの書類を契約までにチェックをして、疑問点やわからない事が
あったら確認します。

一般的に契約の直前に重要事項説明が行われることが多いのですが
落ち着いた精神状態でないうえに、専門用語を説明されても
すぐには理解ができないでしょう。

重要事項説明書といっても、ただスラスラ読んでおしまいと言った
取引主任者も多いのです。

しかも、その書類は業法で定められている最低限のことしか
書かれていません。

購入後に不安になったり、気になることがでてくることがあります。

でも、それでは手遅れです。

地盤は?
近隣トラブルは?
騒音は?
防犯は?
電磁波は?
ゴミの収集方法は?
浸水は?
路線価は?
賃料相場は?
再販性は?

など、実際に住んでから気になりそうなことは調べてもらいましょう。

良いことは聞かなくても教えてくれますが、
悪いことは聞かないと教えてくれないこともあります。


さらに細かい調査を希望される場合は、第3者に依頼しましょう。

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(((●本日の教訓●))))))))


        契約前に書類をチェックしましょう

購入の意思を決めて、売主に申込みの依頼をする時に書く書類を
「不動産購入申込み書」といいます。

業者間ではこの購入申込み書を「買付け」とも言ってます。

価格の交渉をする時にもこの書類を書きます。

・申込み金額
・契約日
・手付金の金額
・資金内容(自己資金と住宅ローンの内訳)
を書いて、売主に対して購入意思を示すのです。

この購入申込み書を書いた後にもし断る場合はどうなるのでしょう?
(セミナーの時などよく受ける質問の1つです。)


結論から言いますと、

この書類は、購入の意思を示し、交渉権を得る為の書類なので
提出後に止むを得ずに契約を断りたい時はペナルティなしで、
撤回することもできます。

しかし、売主が交渉に応じてくれた後に、断りを入れることは
失礼なので、よく検討してから書くようにしましょう。

「物件を止めないと売れてしまいますよ!」

と、営業マンから言われても、軽はずみに書くことはやめましょうね。


業者によっては、買主に断り難くさせるために申込み書と一緒にお金を預かり、
なかなか返金に応じないケースもあります。

買い付けと一緒にお金を預ける必要はありませんので
申込み書だけ提出するようにします。

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   ◆ 2番手の方の条件がいい場合は?
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□ もし、金額交渉をしている時に、2番手でこちらの金額よりも高い金額で
  申込みが入った時はどうする?


売主としては少しでも高く売りたいわけですが、
通常は、すぐに2番手に売却するということはありません。

1番手へ買い上がらないかどうか?をたずねられるはずです。

もし、予算的に伸びない場合は、その時点で断るしかありません。

□ 2番手で金額が同じだが、こちらよりも資金条件がいい場合はどうなる?


その場合でも、仮に2番手よりもローンの金額が多いとしても

常識的な範囲のローンであれば、ひっくり返されることはありません。

極端に、物件価格100%ローン組む方の後に現金で買われる方が
ついた場合は現金のお客様が優先されることもあります。


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   ◆ 申込みを迫る業者は信用がない?
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「とりあえず申し込み書にサインを・・・

                  後で断ることもできますから」

と迫ってくる業者は、業者間でも信用がなくなります。

この会社、また申込み書を送ってきている
と売主さんに思われているのがオチです。

そういった噂は、業者間にすぐにまわるので
売主さんも本気で交渉に応じてあげようとは思わなくなるのです。

買付けを書くときにはしっかりと意思表示をいただいてからという
会社、担当者のほうが信用があります。

そういう担当者は、
申込み書も単にFAXで流すだけではなく、売主さんまで出向いて
交渉してくれるでしょう。

相手も人なので、電話で話すよりも無理な金額にも応じてくれる
こともあります。

しっかりと意思を固めてから書くようにしましょう。

もちろん自分だけの意思では、家族間でトラブルになることもあります。

とくに親から自己資金の援助をしてもらう時は、
事前に話をしてから書きましょう。


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購入にたいしての資金計画のめどが立ったら、
具体的な契約の段取りに入っていきます。

価格交渉を前提に予算よりも高い物件を見ている方もいますが、
すべての物件が安くなるわけではないので、おすすめできません。

あくまで、資金計画から算出した予算の物件を見て、
もし、その物件が予算よりも安く買えた場合はローンの支払が
楽になると思うほうがいいでしょう。


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   ◆ 業者の利益はどれくらい?
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通常、建売住宅の場合は約1割ぐらいが利益目標です。

しかし、この利益も最近では土地の仕入れの値段があがっているので
確保するのもむずかしくなっています。

1割の利益と言っても、即日にその利益がでるわけはなく
土地の仕入れから販売まで、約6ヶ月の事業期間での利益なので
棟数をこなさないとそんなに儲かるわけではないのです。

つまり、完成して半年以上経過している物件で
販売価格より1割安くなっている場合は、
利益はほとんど無いということになります。

単純に価格が高くて売れなかった物件であれば、
約1割安くなって買うということは、利益もとんとんで売るわけで
買手側にとれば、お買い得の物件ということです。


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   ◆ どれくらい交渉できるの?
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・決算などで売り急いでいる場合
・引き合いが多く値引き交渉に応じない場合
・最初からある程度の値引きを想定している場合

など、売主の状況は様々なので
一概に、いくら安くなるとは言えません。

そういった状況を知らずに、自分の感覚や予算で交渉するより
一度、仲介の営業担当者に依頼をして、現在の状況を売主側の担当者に
確認してもらうといいでしょう。

売主側の担当者も営業成績がありますから、
ある程度の交渉ラインを教えてくれる場合があります。

一般的には、これから建築するような未完成物件の場合は
あまり、値引きすることはなく、完成物件の場合は5パーセント
ぐらいがラインだとは思いますが、やはり、その時の売主の状況に
よるのです。

個人が売主の場合は、仲介会社の査定を依頼し、その参考価格
前後で売りに出す場合が多く、媒介期間の3ヶ月を過ぎても
買手がつかない場合でないとあまり安くなることはありません。

しかし、これも、あくまで一般的な話です。

やはり、状況次第です。


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   ◆ 価格交渉の額は、担当者によって違う?
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あなたの代わりに、価格交渉をするのは営業担当者です。

価格の交渉を電話で済ます担当者もいれば、
売主まで出向いて頭を下げてお願いする担当者もいます。

あなたの担当者はどちらのタイプでしょうか?

あなたとの信頼関係でその担当者の動きが変わり、
交渉の額にも影響します。

最近、
「物件情報は数社から入手しているが
いざ購入という時に、会社や営業マンが信用できない」
という方の相談が増えています。

信頼関係がないと、いくつもの山は越えられません。

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 ◆住宅のランニングコストとは?
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まず、最初に気をつけなければならないのは
「不動産取得税」です。

これは、購入後に1回だけ支払うので
ランニングコストではありませんが、購入前に必ず計算しておきましょう。

新築の場合は評価額から1200万円の控除がありますが、
中古の場合は築年数に応じて控除額が少なくなりますので
注意が必要です。


ここでお話をさせていただく、忘れがちなランニングコストとは

●固定資産税
●都市計画税
●メンテナンス代
●リフォーム代(建替えを含む)

です。

固定資産税・都市計画税は
詳しい税率の説明をすると長くなるので避けますが
物件の評価証明書があれば計算できますので
営業マンに算出してもらってください。

ここでは
メンテナンス代とリフォーム代を考えてみます。
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 ◆メンテナンス代とは?
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メンテナンス代とは文字通り、維持費として
「防水加工」や「外壁の吹き付け」としてかかる費用です。


私も、戸建を購入してちょうど10年後にメンテナンスをしました。

屋根とバルコニーの防水処理、外壁の吹き付けをしました。

費用は建物の大きさやによって変わるので一概にいくらとはいえませんが、
狭い我が家(恥ずかしいので、ご想像におまかせします)の場合で
約80万円ぐらいかかりました。

一般住宅の場合はおそらく100万円は最低かかるでしょう。

いつかしようと思っても、ズルズルしがちですが
家の寿命を延ばすには、必要なことです。

ここでの100万円の出費がプラス数百万円の価値になることもあるのです。

マンションをお考えの方は購入時の長期修繕計画をしっかりとチェックしてください。

将来、一時金として出費があるか、毎月の修繕積立金の中に入っているかを
確認しましょう。

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 ◆リフォーム代とは?
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リフォーム代とは、将来家族構成やライフスタイルの変化
によって生じる「間取りの変更のための改築費」や
「水まわりなどの設備交換費」です。

子供の成長による部屋の広さの増減、親と同居する場合などの増改築費用や
キッチンやお風呂、トイレなど水まわりの老朽化による交換費用などは
メンテナンス代よりも大きな出費になることがあります。


住宅ローン控除で戻ってくる税金を
繰り上げ返済にまわされる方もいますが、メンテナンス代やリフォーム代として
「ローン控除貯金」をしておくといいかもしれません。

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まだ、ご存知ない方も多いと思いますが、
ライフプランの作成のニーズは確実に増えています。

ライフプランとは、文字通り生活設計ということで、
子供の教育や老後の生活など自分が描いている夢、目標に向かうための
設計書(キャッシュフロー表)です。


住宅の購入時に『初めて』具体的に家計の収支のことを考える方が多いのです。

「今まで貯蓄してきたお金を住宅購入の頭金に使ってしまった後

   我が家のキャッシュフローはどうなるのだろう?」

ここまでくると完全に不動産の営業マンの相談の範囲を超えてしまいます。

「先のことなんて誰にもわかりませんよ」と言われるのが関の山でしょう。

住宅購入後の家計の最大の支出は住宅ローンの返済だとは思いますが
教育費、保険料、老後の生活費など家計の支出はそれだけではありません。

それらの家計の出費と金利の上昇が重なったりすると
家計がいっきにきびしくなります。

我が家の今後のキャッシュフローがどうなるのか?

住宅ローンの返済シュミレーションができたら
次はライフプランのシュミレーションをしてみましょう。

present@style-system.net
まで、件名「ライフプラン希望」と書いて送っていただいた方へ
ライフプランをダウンロードできるメールを返信いたします。
(メルマガの感想もそえていただけるとうれしいです)


これから考えられるライフイベントや将来の夢を実現させるには
家計管理が大切です。

計画通りに行くことはないと思いますが、ゴールまでの
羅針盤になることは間違いありません。

このままでは、将来赤字に転落する予想になることもありますが
それでも今なら改善できます。

無計画で暮らすよりもよっぽどましです。

私もファイナンシャルプランナーになった時に
尊敬するFPの方に作成してもらいました。

漠然と考えていた将来のことが話をしているうちに
だんだん明確になっていくのを感じ楽しい時でもありました。

提案を受けた後、私たちの夢を実現するためにがんばろうと
がぜんやる気が沸いてました。

住宅探しを始める前に試してみることをおすすめします。


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貯金の中からどれくらい自己資金を用意すればよいのか?
今後住宅ローンは支払っていけるのか?


「営業マンに相談してみようかしら・・・・?」


いや、そんな不安や疑問は不動産会社の営業マンに相談することではありません。


彼らは「売る」ことが目的ですから、
住宅ローンの審査が通りやすいように、
なるべく自己資金は多めに入れていただくことを望むでしょうし、
支払いの不安は、賃貸の相場と比較して、「大丈夫です」という
結論にもっていこうとします。

不動産会社の営業マンは現在の金利で支払いを算出しますから
将来の金利上昇などは考慮しません。

しかし、あなたは今後数十年もローンを支払っていかなければならないので
金利上昇や予期せぬ出費などを考えなくてはいけません。

「何とかなるだろう」ということでは、家計破綻を招く恐れがあります。


そんな時は、住宅ローンのシュミレーションをしてみましょう。

銀行のサイトには簡易な住宅ローンシュミレーション表がついてますので
まずは利用してみてください。

借入額と返済期間と金利を入力すると自動的に月々の支払いが算出されるように
なっています。
多少の目安にはなると思います。

もうちょっと、細かいシュミレーションをしてみたい方には
present@style-system.net
まで、件名「ローンシミュレーション希望」と書いて空メールを送っていただければ
ローンシミュレーションをダウンロードできるメールを返信いたします。


いつのタイミングでどれくらい金利が上昇するかは誰にもわかりませんが
まず、今後の金利上昇をあなたなりに分析してみてください。

2年後、5年後には何パーセント金利が上昇しているでしょうか?

3人のファイナンシャルプランナーに聞いても3通りの答えが
返ってくることもあります。

ローンを組むのは自分自身ですから、自分で想定する金利でいいと思います。

10年後、20年後となるとさらに予想もつきにくくなるので
それまでの平均金利がどれくらいになるかも考えてみるといいでしょう。

次に、繰上げ返済の目標額を入力して何歳に完済をするかを確かめてみましょう。

どのタイミングでいくらの繰上げ返済をすれば完済できるかがわかると
これからの住宅ローン返済の目標になります。

できれば、定年までに完済できるようにシュミレーションを立てることをおすすめします。

一般的に最長返済期間は35年(79歳完済)です。

退職金はローンの返済にあてず、老後の生活費にまわしましょう。


銀行の相談窓口で聞いてみるのもいいですが、担当者や銀行によって対応がさまざまですので
満足されるような返答は期待できません。

独立系のファイナンシャルプランナーの場合
有料相談(3,000円~6,000円が相場です)になると思いますが、
きっと役に立つでしょう。

相談できそうなFP事務所が見つからなかったら
http://www.style-system.net/fp
をご覧になってみてください。

---

私はよくカウンセリングの時に最初にお客様に聞いてみます。

「諸費用はどれくらいかかると思いますか?」

「そうですね~。だいたい5%ぐらいですか?」

そんなお返事が一番多いですね。

それでは実際はいくらかかるのでしょう?


物件を購入する時にかかる諸費用とは

◆ローン事務手数料
◆ローン保証料
◆火災保険料
◆登録免許税
◆仲介手数料
◆印紙代
◆固定資産税、都市計画税の日割り精算金

などがあげられます。

借り入れの期間、金額
物件の種類、金額などによって違いますので
一概にいくらとは言えません。

しかし、頭金が2割ぐらい用意できる場合は
およそ物件価格の7%ぐらいになります。

それを基準に以下の増減する内容をあてはめて
考えてみてください。


…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…:*:…

◆ローン事務手数料
一般的に3~4万円がかかります。

◆ローン保証料
住宅ローンの金額、返済期間、金融機関によって変わります。

借入金額が多い、返済期間が長いほど保証料は高くなります。

保証料なしという金融機関もありますが、その分金利が上乗せされていたり
団体信用保険料が高い場合などがあります。

◆火災保険料
建物の構造によって変わります。

木造の一戸建てと鉄筋のマンションと比較をした場合
防火性の優れているマンションのほうが
火災保険が安くなります。

◆登録免許税
物件の評価額によって変わります。
評価が高いと登録免許税も高くなります。

例えば、新築の一戸建ての場合

・土地の移転登記
・建物の表示登記
・建物の保存登記
・抵当権の設定登記

の4種類の登記が必要になります。

土地の評価は立地、前面の道路幅員、建ぺい率、容積率
によって変わります。
人気のある場所で前面道路が広ければ評価は高くなります。


建物の評価は構造、築年数、床面積によって変わります。
木造よりも鉄筋コンクリートで築年数が浅く、面積が広いほうが
評価は高くなります。

抵当権の設定登記料は借り入れ金額によって変わります。
住宅ローンの額が多いと登記料は高くなります。

正確な金額は固定資産税評価額の証明書(評価証明書)
がないと算出できませんが取り扱いを多くしている営業マンであれば、
ある程度の評価額が頭に入っているので概算で答えられるでしょう。

◆仲介手数料
物件の価格によって変わります。

買主側からもらう仲介手数料は物件価格の3%+6万円が上限である
と業法で決められていますが、上限ではなく一律3%であると
思われている方もいらっしゃいます。

最近では会社によって仲介手数料半額!
などのキャッチコピーで集客している会社もありますが
提供しているサービス、アフターフォローをみると
それなりでしょう。

売主が直接販売している場合は、手数料はかかりません。

◆固定資産税、都市計画税の日割り精算金
1月1日の所有者の方に都税事務所から納付書が送られてきますので
引渡し日に、買主が売主に対して、日割りにて精算します。
つまり引渡しを受けた日より12月31日までの分を
売主に支払うのです。

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さて、物件は気に入った、購入をすすめよう!

まてよ、
総額でいくらになるのだろう?
頭金はいくら出せばいいのだろうか?
果たしてローンは支払っていけるのだろうか?


様々な疑問と不安があなたを襲ってきます。


本来であれば、物件探しの前にしておくことなのですが
気に入った物件が見つかってから具体的に計算をされる方が
多いのです。

大事なところなので今週から5週連続でお送りします。


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 ◆頭金はいくらが適当なのでしょうか?
==========================================================

頭金=貯金  ではなく  頭金<自己資金<貯金 

なのはわかりますよね。

つまり
貯金とは
生活資金+住宅資金+教育資金+etcであり、
住宅資金のことが自己資金をさします。

自己資金とは
頭金+諸費用(保証料+火災保険料+仲介手数料+登記料引越し代+家具代など)
です。

つまり、自己資金の一部が売買代金に充当する「頭金」にあたります。


頭金は物件価格の約2割が理想と言われていますが
実際には2割入れられる方はむしろ少ないです。

自己資金を2割貯めるよりも、今の家賃負担がもったいない
という方が大半です。

親と同居されている方や社宅に住んでいる方は
比較的自己資金が貯めやすいとは思いますが、
賃貸に住んでいる方は貯めている間の家賃代が
ローンにまわせれば残債が少なくなるという考えの方が多いのです。

人によって動機はさまざまですが、家賃負担は理由の1つに必ず入っています。

ですので頭金がなくパーフェクトローンを組む方も多いのです。


「頭金なし」「月々の支払いは家賃並み」というセールストークに
踊らされてはいけません。

計画なしに貯金の大半を頭金に充当したり、金利が低いからといって
頭金なしで購入に踏み切る前に、しっかりと諸費用をいれた資金計算をして
今後数十年の住宅ローンの返済を考えた購入計画をたてましょう。


それでは諸費用はだいたいいくらかかるのでしょうか?


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