購入の意思を決めて、売主に申込みの依頼をする時に書く書類を
「不動産購入申込み書」といいます。
業者間ではこの購入申込み書を「買付け」とも言ってます。
価格の交渉をする時にもこの書類を書きます。
・申込み金額
・契約日
・手付金の金額
・資金内容(自己資金と住宅ローンの内訳)
を書いて、売主に対して購入意思を示すのです。
この購入申込み書を書いた後にもし断る場合はどうなるのでしょう?
(セミナーの時などよく受ける質問の1つです。)
結論から言いますと、
この書類は、購入の意思を示し、交渉権を得る為の書類なので
提出後に止むを得ずに契約を断りたい時はペナルティなしで、
撤回することもできます。
しかし、売主が交渉に応じてくれた後に、断りを入れることは
失礼なので、よく検討してから書くようにしましょう。
「物件を止めないと売れてしまいますよ!」
と、営業マンから言われても、軽はずみに書くことはやめましょうね。
業者によっては、買主に断り難くさせるために申込み書と一緒にお金を預かり、
なかなか返金に応じないケースもあります。
買い付けと一緒にお金を預ける必要はありませんので
申込み書だけ提出するようにします。
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◆ 2番手の方の条件がいい場合は?
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□ もし、金額交渉をしている時に、2番手でこちらの金額よりも高い金額で
申込みが入った時はどうする?
売主としては少しでも高く売りたいわけですが、
通常は、すぐに2番手に売却するということはありません。
1番手へ買い上がらないかどうか?をたずねられるはずです。
もし、予算的に伸びない場合は、その時点で断るしかありません。
□ 2番手で金額が同じだが、こちらよりも資金条件がいい場合はどうなる?
その場合でも、仮に2番手よりもローンの金額が多いとしても
常識的な範囲のローンであれば、ひっくり返されることはありません。
極端に、物件価格100%ローン組む方の後に現金で買われる方が
ついた場合は現金のお客様が優先されることもあります。
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◆ 申込みを迫る業者は信用がない?
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「とりあえず申し込み書にサインを・・・
後で断ることもできますから」
と迫ってくる業者は、業者間でも信用がなくなります。
この会社、また申込み書を送ってきている
と売主さんに思われているのがオチです。
そういった噂は、業者間にすぐにまわるので
売主さんも本気で交渉に応じてあげようとは思わなくなるのです。
買付けを書くときにはしっかりと意思表示をいただいてからという
会社、担当者のほうが信用があります。
そういう担当者は、
申込み書も単にFAXで流すだけではなく、売主さんまで出向いて
交渉してくれるでしょう。
相手も人なので、電話で話すよりも無理な金額にも応じてくれる
こともあります。
しっかりと意思を固めてから書くようにしましょう。
もちろん自分だけの意思では、家族間でトラブルになることもあります。
とくに親から自己資金の援助をしてもらう時は、
事前に話をしてから書きましょう。
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