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愛知の社労士・行政書士|労務管理・外国人雇用・在留資格の専門家

愛知県で外国人雇用や在留資格、建設業の許可など、企業の“人”の課題をサポートする社労士・行政書士が発信します。

【模試当日に意識したこと】


社労士の模試当日。

私は「本番を想定して行動する」ことを一番大切にしていました。


当日だけ特別なことをしても、本試験では力が出せない。

だからこそ、模試も「いつものように」淡々と。

・問題を解く順番

・お昼休憩の過ごし方

・持ち物や心構え

細かいところまで、本番のつもりで取り組みました。



【テキストは持っていかない】


模試の試験会場には、何冊もテキストを持ち込んでいる方もいました。

でも私は、テキストを1冊も持っていきませんでした


理由は、「テキストを見ても落ち着かない」から。

直前に情報を詰め込もうとすると、余計に頭が混乱してしまうタイプなんです。

だから「出たとこ勝負」と割り切って、模試に集中するようにしました。



【問題を解く順番とお昼休憩】


問題を解く順番は、いつも通り 国年 → 厚年 → 健保 → 社一・労一 → 雇用 → 労災 → 労基


人によっては労基から始める方も多いと思いますが、私は得意な科目で気持ちを落ち着かせてから、徐々に苦手なものへと進むスタイルが合っていました。


お昼休憩は、友達と一緒にご飯を食べてリラックス。

その後、残りの時間は1人で静かに過ごして、試験に向けて気持ちを整えました。



【おわりに】


私は社労士の模試の判定は正直良くありませんでした。

でも、「これで不合格になったわけじゃないし、私は本試験に合格するし!」という、なぜか根拠のない自信がありました。


模試はあくまで通過点。

模試の結果が思うように出なかったとしても、本試験で合格すればいいだけの話です。

大事なのは、結果を冷静に受け止め、淡々と復習し、本試験までに基礎をしっかり固めること


自分に足りない部分を明確にし、一つずつ補っていけば、確実に力はついていきます。

焦らず、自分のペースで仕上げていきましょう。

基本講義が終わった後の勉強、模試に向けて

すべての基本講義が終わったとき、正直なところ「何から勉強していいのか分からない」という状態になりました。
なぜなら、労基法や労災、雇用保険など、一通り学んだはずの内容をほとんど忘れてしまっていたからです。

「こんな状態で模試なんて大丈夫?」という不安が強く、焦りもありました。
でも、これは決して私だけではなく、多くの受験生が感じるごく自然なことだと思います。むしろ、すべてを完璧に覚えている人のほうが珍しいのではないでしょうか。


私が取り組んだ勉強法

私が基本講義が終わった後にまず取り組んだのは、TACの実力テストを最初からもう一度やり直すことでした。
1問1答形式の過去問や市販の5肢択一問題集などはあえて使わず、TACの実力テストと本試験の過去問(10年分)に絞って学習しました。

やり方はシンプルです。
問題を解いて、見直す。
この繰り返しです。
間違えた問題や、答えは合っていても「なんとなく」で解けてしまった問題も、テキストに戻って確認し、関連する周辺知識も含めて見直していました。
問題を解く時間よりも、見直しにかける時間の方がずっと長かったと思います。

また、私がよくやっていたのが「テキストを見ずに、自分で書いてみる」という方法です。
たとえば、労災保険の仕組み、雇用保険の給付内容、年金の種類などについて、頭の中にある知識だけを使って紙に書き出してみる。
この方法だと、「覚えているつもり」になっていた部分があぶり出されます。
手が止まってしまったとき、「あ、ここが分かっていないんだ」と気づくことができました。
逆に、ちゃんと覚えているところはスムーズに書けるので、自分の理解度を客観的に確認するのにも役立ちました。


自分に合う勉強スタイルを探す

私自身、最初から自分に合う勉強法が分かっていたわけではありません。
いろんな方法を試しました。

  • ノートに書いて覚える

  • 声に出して読む

  • テキストを何度も読む

  • 問題をとにかく解く

その中で「テキストを中心に、問題で理解を確認する」という方法を最後まで貫き通しました。

正直、自分に合う勉強法なんて今でもよく分かりません。

ただ、「テキストを中心に、問題を解く」というのと「何も見ずに書く」というのが一番知識が定着して理解できている実感があったからです。

 


さいごに

TACの実力テストは、テキスト全体をまんべんなく復習できるように構成されていると感じています。
基本講義が終わった後も、繰り返し実力テストに取り組んだことで、基本知識が少しずつ自分の中に定着していきました。

もし、「基本講義が終わったあと、何をすればいいか分からない」と悩んでいる方がいたら、まずは 実力テストをもう一度やってみる という選択肢を試してみといいかもしれません。


TACの実力テストに向けた勉強法



こんにちは。今回は、TACで行われる「実力テスト」に向けて、私がどのように勉強していたかをご紹介します。

社労士を目指して勉強している方にとって、少しでも参考になればうれしいです。


日々の勉強ルーティン

私は、講義が終わったその日から、次のような流れで勉強していました。


● 講義が終わったらすぐに実践!


TACで配布されていたトレーニング問題、過去問の一問一答、TAC出版の5肢択一問題集などを使い、とにかく「解けなくてもやる!」という姿勢で取り組んでいました。


最初から正解できるとは思わず、まずはやってみることを大事にしていたのですが、やはり解けない問題に落ち込むことも多かったです。


● 翌日からは復習重視


次の講義までの間は、前日に解いた問題のうち、「分からなかったところ」や「あいまいだった部分」を中心に、テキストを読み直していました。


過去問の論点などはテキストに書き込み、まとめノートは作りませんでした。

テキストを繰り返し読むことで、最初はピンとこなかった内容も、少しずつ理解できるようになっていった感覚がありました。


実力テスト直前の取り組み方


実力テストの直前には、普段取り組んでいたトレーニング問題や5肢択一に加えて、過去5年分の本試験問題にも取り組みました。

ただ解くだけではなく、

  • 解いた後に解説をじっくり読む
  • 関連する箇所をテキストで確認する
  • 周辺の知識もあわせて見直す

という流れで、問題を解く時間の何倍もの時間をかけて復習していました。

このやり方は、試験直前まで変わりませんでした。


自分に合った勉強法にたどり着くまで

この勉強法に落ち着くまで、私はいろいろな方法を試してきました。

  • 書いて覚える
  • 声に出して読む
  • ノートにまとめる
  • とにかくテキストを読み込む

など、試行錯誤の連続でした。

最終的には、「テキスト重視+繰り返し学習」が自分に合っていると感じ、この方法で続けました。


もし勉強方法に悩んでいる方がいたら、まずはいろんな方法を試してみることをおすすめします。

さまざまな人のやり方を参考にしながら、自分に合うスタイルを見つけていくことで、自然と勉強がやりやすくなると思います。

さいごに

TACの実力テストは、テキスト全体を一周できるような構成になっていました。

私は、基本講義が終わった後も、何度も何度も実力テストを解き直しました。

その積み重ねによって、基本的な知識がしっかりと定着したと実感しています。



■ TACを選んだ理由

私がTACに決めたのは、短大の社労士の先生お二人がTACに通って合格されたという話を聞いたことがきっかけでした。

  • 「合格した人が通っていた場所なら安心できる」と思った

  • 他の予備校は検討せず、TAC一本で決定

  • 当時、有名講師である宮島先生や岡根先生の存在も知らない状態でスタート

私は短大1年の3月から、「総合本科生Wide+plus」という1.5年コースに申込みました。


■ 1.5年カリキュラムの特徴

このコースの流れは以下の通りです:

  • 最初の半年間:
     健康保険法から始まり、厚生年金、国年、社一など社会保険科目を先に学習

  • 半年後:
     労働基準法から社会保険科目を学ぶカリキュラム

ポイントは、得点源となる社会保険科目を2周できること!

  • 社会保険科目を繰り返し学べることで、知識の定着が強化される

  • 実際に私にとって大きなアドバンテージになったと感じています


■ TAC名古屋校でのリアルな通学スタイル

私はTAC名古屋校に通っていました。

  • 最初の半年は「夜の部」へ

  • 残りの1年は「昼間の部」に出席

  • 講師は1.5年を通して同じ方が担当

通学を選んだ理由は以下の通りです:

  • 実際の講義を受けて学びたい

  • リアル講義のほうが自分に緊張感もあり学習のリズムが作れるのではないかと思った

   tacではwebで講義も受けれますが、通うスタイルにしてよかったです。

■ TACの講義スタイルと活用法

講義の基本的な流れ:

  • 約6回の講義 → 7回目に実力テスト

  • インプットとアウトプットを繰り返す仕組み

  • 各講義の後に質問タイムもあり、
     私はよく前回の疑問点などを講師に質問していました

基本講義終了後:

  • 法改正対策

  • 答練(=本試験に近い問題のテスト)で実戦力を養成等


【次回予告】

次回は、TACでの勉強を通して得た気づきや、
実力テスト・答練への取り組み方、
モチベーション維持の工夫などをお伝えする予定です。


【おわりに】

「まずはやってみよう」と決断し、1.5年間の学びに飛び込んだことで、
知識だけでなく自信も得ることができました。

  • 特に、社会保険科目を繰り返し学べた点

  • 自分に合った通学スタイルで学習できた点
    この2つは私にとって大きな財産です。

今後のブログでは、

  • 社労士試験の勉強法

  • 社労士合格後の行政書士試験の勉強

  • 合格後の準備や開業までのリアルな日々

これらを発信していく予定です。
これから挑戦する方の背中を、少しでも押せる内容になれば嬉しいです。

社労士を目指したきっかけ

数年前、私は労務管理に悩んでいました。
何が正しくて何が間違っているのかも分からず、知識のなさにうんざりする日々。
「どうすれば正しく学べるのか?」と調べる中で、「社会保険労務士(社労士)」という資格に出会いました。

社労士の存在自体は知っていましたが、「高卒の私には無縁の世界」と、これまで考えたこともありませんでした。
それでも今回は、本気で知識が欲しかったし、自分の力で判断できるようになりたかったんです。


受験資格という壁

「社労士の勉強をしよう!」そう決めて、すぐに受験資格を調べました。
そこで壁にぶつかりました。

  • 学歴(短大卒以上)

  • 実務経験

  • 他の国家資格合格(例:行政書士)

私はどれにも当てはまらず、「どうやってこの壁を越えるか」が次の課題になりました。


通信制短大を選んだ理由

行政書士を先に取るか、短大に通うか――。
悩んだ末、私は2年で確実に卒業できる通信制短大を選びました。

それが2021年、私が38歳のとき。
ちょうどコロナ禍で「大人の学び直し」が注目され、大学もZoomで授業を行うなど、学びやすい環境が整ってきたタイミングでもありました。


次回予告

次回は、短大での勉強と並行して通った資格の学校 TAC での学習方法、カリキュラムの内容などをお伝えします。

これから資格を目指す方、今まさに壁にぶつかっている方、そして将来の開業を考えている方にとって、
少しでもヒントや勇気を届けられたら嬉しいです。


おわりに

今、振り返るとあのとき「無理かも」と思いながらも一歩踏み出して本当に良かったと思います。
社労士の勉強は決して楽な道ではありませんが、得られる知識や経験は確かな自信につながっています。

これからこのブログでは、社労士試験の勉強のこと、行政書士のこと、合格後の準備や開業に向けたリアルな日々を綴っていきたいと思います。
少しでも、誰かの背中を押せるようなブログになれば嬉しいです。