せ〜の!「頑張れぇ〜〜〜っ!」としか言えない今度のウルトラマン映画(タイトル長過ぎ)
阿波踊り情報誌『AwaDama(あわだま/阿波おどり魂)』8月号の初稿が何とか〆切に間に合ったようなので、午後から『ウルトラマンフェスティバル』の内覧会に参加するために池袋サンシャインシティへ。
この内覧会は、円谷プロファンクラブで抽選だったのだが、私は申し込んですらいなかった。
が、昨夜ウルトラなお友だちから「同行する予定の家族が行かれなくなったのでご一緒しませんか?」とのご連絡をいただいた。
このお友だちは事前にちゃんと円谷プロファンクラブに問い合わせて「行かれなくなった家族の代わりに友人を連れて行って良いか?」との確認をしてくれていた。「友人の方もファンクラブ会員であればOK」との回答があったとのことで私を誘って下さったのだ。
この催しは、会場の“内覧”の他に、ステージにおいて『大怪獣バスターズ』…だったけかな…とにかく、そんなゲームの発売予告と、12月12日公開予定の劇場映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』のPRを兼ねていた。(ちゃんと数えるのを忘れていたが)最低4台のビデオカメラと30人くらいのスチールカメラがプレスとして入っていたので、見聞きしたことは「解禁情報」である。
科学特捜隊の制服風の衣装を着た何とかいうお笑いコンビによる超ヘタクソなステージ進行。
武士の情け。コンビ名と顔は伏せる。
登壇したのは、坂本浩一監督、ZAPクルーの5人、モロボシ・ダンこと森次晃嗣さん。
坂本監督
ZAPの皆さん…思いっきりブレブレの写真でスミマセン
いついかなる時でも、どんなに不思議な衣装(劇中のものらしい)でもモロボシ・ダンな森次晃嗣さん
さて。
上記のように、ステージでは正式にいくつかの新情報が公開されたわけだが、以下は既に公開済みの情報と会場で見聞きした話に加え、ネット情報や知人から聞いた噂も交えた私の推測が多分に含まれていることをおことわりしておく。なので、「誰がそう言っていた」などについては敢えて書かない。
また、私は『大怪獣バトル』を観ていないので、そのあたりに誤認などがあるかもしれない。
さてさて。
公式サイトから概要を引用すると、「ウルトラマンキングの封印をやぶり、復活した邪悪なウルトラマンベリアル! 大怪獣軍団を率い、ウルトラ戦士に宣戦布告! M78星雲「光の国」に壊滅の危機がせまる! ウルトラマンメビウスとともに怪獣使いレイとゴモラも駆けつけるが…」とある。ベリアルは「ギガバトルナイザー」なるアイテムで100体もの怪獣を操れるそうな。
で、同サイトには「マントを羽織ったウルトラマンとウルトラセブン」というビジュアルも載っているし、レイが変身(?)した姿であるレイモンもいる。
さてさてさて。
舞台となるのは完全にM78星雲「光の国」であり、地球での戦いなどは無いらしい。
やはりあの「街を蹂躙する怪獣」とか「逃げ惑う群衆」というお約束なシーンは無いのか…。
そのかわりと言っちゃナンだが、怪獣たちは「光の国の街を蹂躙」して、「ウルトラ“戦士”ではない普通のウルトラマンたちが逃げ惑う」という、ネタなのか本当なのかと疑いたくなるような話が出た。
これを聞いて、モンティ・パイソンの「自転車修理マン」というネタを思い出したのは私だけではないと思う。
「自転車修理マン」は、住民すべてがスーパーマンという世界で、正体を隠して自転車修理をする正義の味方が…という話。人々は全員あの「S」マークをあしらった青い全身タイツに赤いパンツを身に付けてマントを翻している。ぶっちゃけ、そのシーンだけでも爆笑出来る。
その爆笑シーンがウルトラマンで見られるかもしれない。長生きはしてみるものだ。
そんな光の国で、「いつもウルトラマンに助けられている地球人」がウルトラマンの助っ人として戦うようだ。ZAP SPACYのメンバーである(レイも、一応、地球人ってコトで)。
きっと、光の国のテレビでは「♪光の国へと僕らのために きたぞ我らの 地球人~」という主題歌の特撮ヒーロー番組があるに違いない。身長約1/20のヒーローが怪獣をやっつけてくれるという内容であろう。
…ってか、そもそも光の国で、ウルトラマンってどれくらいの身長なんだろう?
“一般のウルトラマン”は地球人サイズで、“ウルトラ戦士”は40m…というのは考えにくいよなあ。
かと言って、怪獣がウルトラマンの20倍の身長というのも…(笑)
全ウルトラマンと怪獣が同スケールだとすると、それはもう仮面ライダーVS怪人のような等身大ヒーローの世界に等しいのではないか?
レイは「ネオバトルナイザー」を使う怪獣使い(レイオニクス)だが、ゴモラとリトラの2体しか操れないとのこと。
「ギガバトルナイザー」で100体以上の怪獣を操れるベリアルとは規模が違う。
規模はなお違いつつも、かつて怪獣を操るヒーローがいた。ウルトラセブンである。
今回の映画では、(意外にも)映像作品で3体揃うことがなかったアギラ&ウインダム&ミクラスというカプセル怪獣が初共演するとのこと。…でも、モロボシ・ダンが持っていた「カプセルの箱」には5つのカプセルが入っていた。イカルス星人の時に四次元世界に消えた1つは無くなっちゃったとしても、あと1つは残っているハズ。そいつも初登場するのかな。
三役そろい踏み
にしても、怪獣100体以上。
ウルトラ戦士として戦うウルトラマンも、過去作品未登場キャラを含めて50体くらい登場するらしい(それに加えて“逃げ惑う一般ウルトラマン”の群衆…w)。
ま、CGでしょうね。
制作期間はそんなに長いとも思えないし、既に撮影は終わって編集に入っているというし、ひょっとして『大怪獣バトル』のゲームに登場した怪獣のデータをそのまんま(ポリゴン数を上げたりテクスチャをよりリアルにしたりはするだろうが)流用するんじゃないのか? と勘ぐってしまう。
また、今回のウルトラマンは「体操の選手以上にクルクル回る」らしい。
どのようにクルクル回るのかよくわからないのだが、想像される動きのひとつがキリモミ…別名「香港スクリュー」というヤラれ方である。単に蹴られただけなのに、何故か飛ばされて水平になった身体が頭ーつま先のラインを軸にクルクル回って落っこちるアレ。
何と言っても今回の監督はジャッキー・チェンに憧れて単身渡米してスタントなどをやりながらアクション監督に上り詰めた坂本浩一監督である。キリモミに代表される香港のアクション映画のような、必要以上に派手なアクションを、ライブ(スーツアクターによる演技)にもCGにも求めた可能性は皆無とは言えない。
マントを纏った状態でのウルトラ戦士のバトルシーンもあるようだ。
ん~…それも等身大ヒーローっぽいなあ。内山まもる先生の描くウルトラワールドは否定しないが、マントを羽織る“実物の”ウルトラマンにはどうしても抵抗があるし。
あなたにマントは似合わない
さて、今回ステージに登場した俳優さんは、ZAPの5人と森次さん。他に既にアナウンスされているのがハヤタこと黒部進さんとヒビノ・ミライこと五十嵐隼士さん。これで合計8人。
映画に顔出しで登場する「人間(または人間体のウルトラマン)」は、全部で9人だけらしい。
残りの一人は…。
舞台がM78星雲なので、地球生まれのティガ&ダイナ&ガイアは出番が無いことになるが、この中の一人は最終回で時空の歪みの中に消えて行ったらしい(私は平成ウルトラもよく知らない)。その設定ならM78星雲に登場する理屈もつけられる。
で、まあ、実際にネットで「隊員服姿のその人」が確認されているのだが、どうなんでしょう…。ZAPの皆さんと一緒に地球人として戦うキャラとして登場する可能性もある…つまり、変身はしない、と。
再確認。
顔出し俳優さんは9人。「残りの人」の名前が今のところ公式発表されていないようなので、俳優陣に関しては最大のサプライズは「残りの人」と考えられる。
非常に申し訳ないが、今「旬」と言えるのは五十嵐さんと「残りの一人」だけなのではないか。
森次さん、黒部さんはウルトラ的には大物俳優だが、一般的にはどうか。
明確な根拠にはならないが、試しにそれぞれのお名前でGoogle検索をかけてみる。
「残りの一人」…約998,000件
五十嵐隼士…約186,000件
黒部進…約55,800件
森次晃嗣…約55,000件
小西博之…約43,800件
南翔太…約20.300件
一方で、劇場版の『仮面ライダー
ディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場する「脇役」の皆さんについても検索してみると…。
GACKT…約5,440,000件
大杉漣…約352,000件
石橋蓮司…約244,000件
………。
出演者の話題性で言ったら勝負にならん。
しかも、仮面ライダーが地上波で現役放映中なのに対し、ウルトラマンは冬の時代。
トータルの話題性で言っても「悪のウルトラマン登場」という以外に、今のところ売りと言えるものは無い。
もし、今回の映画が興行的にポシャったら、これからの子どもたちのためのウルトラマンが作られるのかどうか…。
見え見えな方法を使ってでもいいから、「売れる」映画にしてくれ~~~~っ!
「今までに観たことが無いようなウルトラマンの映画」になると言う。
だったら、「今までに観たことが無いウルトラマン」を新たに生み出して欲しい。
「もうすっかりイメージが定着したウルトラマン」に、変な形で「今までに観たことが無いような」ことをさせないで欲しい。
私が馴染んだウルトラマンは「アクション」を売りにはしていない。何のための光線技だ。
怪獣が「アクション」なんて言語道断。力任せに重々しく暴れてこそ怪獣なのだ。
こいつは確かに「観たことが無いウルトラマン」だが、似たようなヤツをアメコミで観た記憶がある
うううううう…。
私に希望を与えるサプライズ情報が出てきて、なおかつ実際の映画でもっと凄いサプライズ(もちろん、良い意味で)があることを祈るしかない。
登壇者の皆さん
関係各位、マジ、頼みます!
この内覧会は、円谷プロファンクラブで抽選だったのだが、私は申し込んですらいなかった。
が、昨夜ウルトラなお友だちから「同行する予定の家族が行かれなくなったのでご一緒しませんか?」とのご連絡をいただいた。
このお友だちは事前にちゃんと円谷プロファンクラブに問い合わせて「行かれなくなった家族の代わりに友人を連れて行って良いか?」との確認をしてくれていた。「友人の方もファンクラブ会員であればOK」との回答があったとのことで私を誘って下さったのだ。
この催しは、会場の“内覧”の他に、ステージにおいて『大怪獣バスターズ』…だったけかな…とにかく、そんなゲームの発売予告と、12月12日公開予定の劇場映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』のPRを兼ねていた。(ちゃんと数えるのを忘れていたが)最低4台のビデオカメラと30人くらいのスチールカメラがプレスとして入っていたので、見聞きしたことは「解禁情報」である。
科学特捜隊の制服風の衣装を着た何とかいうお笑いコンビによる超ヘタクソなステージ進行。
武士の情け。コンビ名と顔は伏せる。
登壇したのは、坂本浩一監督、ZAPクルーの5人、モロボシ・ダンこと森次晃嗣さん。
坂本監督
ZAPの皆さん…思いっきりブレブレの写真でスミマセン
いついかなる時でも、どんなに不思議な衣装(劇中のものらしい)でもモロボシ・ダンな森次晃嗣さん
さて。
上記のように、ステージでは正式にいくつかの新情報が公開されたわけだが、以下は既に公開済みの情報と会場で見聞きした話に加え、ネット情報や知人から聞いた噂も交えた私の推測が多分に含まれていることをおことわりしておく。なので、「誰がそう言っていた」などについては敢えて書かない。
また、私は『大怪獣バトル』を観ていないので、そのあたりに誤認などがあるかもしれない。
さてさて。
公式サイトから概要を引用すると、「ウルトラマンキングの封印をやぶり、復活した邪悪なウルトラマンベリアル! 大怪獣軍団を率い、ウルトラ戦士に宣戦布告! M78星雲「光の国」に壊滅の危機がせまる! ウルトラマンメビウスとともに怪獣使いレイとゴモラも駆けつけるが…」とある。ベリアルは「ギガバトルナイザー」なるアイテムで100体もの怪獣を操れるそうな。
で、同サイトには「マントを羽織ったウルトラマンとウルトラセブン」というビジュアルも載っているし、レイが変身(?)した姿であるレイモンもいる。
さてさてさて。
舞台となるのは完全にM78星雲「光の国」であり、地球での戦いなどは無いらしい。
やはりあの「街を蹂躙する怪獣」とか「逃げ惑う群衆」というお約束なシーンは無いのか…。
そのかわりと言っちゃナンだが、怪獣たちは「光の国の街を蹂躙」して、「ウルトラ“戦士”ではない普通のウルトラマンたちが逃げ惑う」という、ネタなのか本当なのかと疑いたくなるような話が出た。
これを聞いて、モンティ・パイソンの「自転車修理マン」というネタを思い出したのは私だけではないと思う。
「自転車修理マン」は、住民すべてがスーパーマンという世界で、正体を隠して自転車修理をする正義の味方が…という話。人々は全員あの「S」マークをあしらった青い全身タイツに赤いパンツを身に付けてマントを翻している。ぶっちゃけ、そのシーンだけでも爆笑出来る。
その爆笑シーンがウルトラマンで見られるかもしれない。長生きはしてみるものだ。
そんな光の国で、「いつもウルトラマンに助けられている地球人」がウルトラマンの助っ人として戦うようだ。ZAP SPACYのメンバーである(レイも、一応、地球人ってコトで)。
きっと、光の国のテレビでは「♪光の国へと僕らのために きたぞ我らの 地球人~」という主題歌の特撮ヒーロー番組があるに違いない。身長約1/20のヒーローが怪獣をやっつけてくれるという内容であろう。
…ってか、そもそも光の国で、ウルトラマンってどれくらいの身長なんだろう?
“一般のウルトラマン”は地球人サイズで、“ウルトラ戦士”は40m…というのは考えにくいよなあ。
かと言って、怪獣がウルトラマンの20倍の身長というのも…(笑)
全ウルトラマンと怪獣が同スケールだとすると、それはもう仮面ライダーVS怪人のような等身大ヒーローの世界に等しいのではないか?
レイは「ネオバトルナイザー」を使う怪獣使い(レイオニクス)だが、ゴモラとリトラの2体しか操れないとのこと。
「ギガバトルナイザー」で100体以上の怪獣を操れるベリアルとは規模が違う。
規模はなお違いつつも、かつて怪獣を操るヒーローがいた。ウルトラセブンである。
今回の映画では、(意外にも)映像作品で3体揃うことがなかったアギラ&ウインダム&ミクラスというカプセル怪獣が初共演するとのこと。…でも、モロボシ・ダンが持っていた「カプセルの箱」には5つのカプセルが入っていた。イカルス星人の時に四次元世界に消えた1つは無くなっちゃったとしても、あと1つは残っているハズ。そいつも初登場するのかな。
三役そろい踏み
にしても、怪獣100体以上。
ウルトラ戦士として戦うウルトラマンも、過去作品未登場キャラを含めて50体くらい登場するらしい(それに加えて“逃げ惑う一般ウルトラマン”の群衆…w)。
ま、CGでしょうね。
制作期間はそんなに長いとも思えないし、既に撮影は終わって編集に入っているというし、ひょっとして『大怪獣バトル』のゲームに登場した怪獣のデータをそのまんま(ポリゴン数を上げたりテクスチャをよりリアルにしたりはするだろうが)流用するんじゃないのか? と勘ぐってしまう。
また、今回のウルトラマンは「体操の選手以上にクルクル回る」らしい。
どのようにクルクル回るのかよくわからないのだが、想像される動きのひとつがキリモミ…別名「香港スクリュー」というヤラれ方である。単に蹴られただけなのに、何故か飛ばされて水平になった身体が頭ーつま先のラインを軸にクルクル回って落っこちるアレ。
何と言っても今回の監督はジャッキー・チェンに憧れて単身渡米してスタントなどをやりながらアクション監督に上り詰めた坂本浩一監督である。キリモミに代表される香港のアクション映画のような、必要以上に派手なアクションを、ライブ(スーツアクターによる演技)にもCGにも求めた可能性は皆無とは言えない。
マントを纏った状態でのウルトラ戦士のバトルシーンもあるようだ。
ん~…それも等身大ヒーローっぽいなあ。内山まもる先生の描くウルトラワールドは否定しないが、マントを羽織る“実物の”ウルトラマンにはどうしても抵抗があるし。
あなたにマントは似合わない
さて、今回ステージに登場した俳優さんは、ZAPの5人と森次さん。他に既にアナウンスされているのがハヤタこと黒部進さんとヒビノ・ミライこと五十嵐隼士さん。これで合計8人。
映画に顔出しで登場する「人間(または人間体のウルトラマン)」は、全部で9人だけらしい。
残りの一人は…。
舞台がM78星雲なので、地球生まれのティガ&ダイナ&ガイアは出番が無いことになるが、この中の一人は最終回で時空の歪みの中に消えて行ったらしい(私は平成ウルトラもよく知らない)。その設定ならM78星雲に登場する理屈もつけられる。
で、まあ、実際にネットで「隊員服姿のその人」が確認されているのだが、どうなんでしょう…。ZAPの皆さんと一緒に地球人として戦うキャラとして登場する可能性もある…つまり、変身はしない、と。
再確認。
顔出し俳優さんは9人。「残りの人」の名前が今のところ公式発表されていないようなので、俳優陣に関しては最大のサプライズは「残りの人」と考えられる。
非常に申し訳ないが、今「旬」と言えるのは五十嵐さんと「残りの一人」だけなのではないか。
森次さん、黒部さんはウルトラ的には大物俳優だが、一般的にはどうか。
明確な根拠にはならないが、試しにそれぞれのお名前でGoogle検索をかけてみる。
「残りの一人」…約998,000件
五十嵐隼士…約186,000件
黒部進…約55,800件
森次晃嗣…約55,000件
小西博之…約43,800件
南翔太…約20.300件
一方で、劇場版の『仮面ライダー
ディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場する「脇役」の皆さんについても検索してみると…。
GACKT…約5,440,000件
大杉漣…約352,000件
石橋蓮司…約244,000件
………。
出演者の話題性で言ったら勝負にならん。
しかも、仮面ライダーが地上波で現役放映中なのに対し、ウルトラマンは冬の時代。
トータルの話題性で言っても「悪のウルトラマン登場」という以外に、今のところ売りと言えるものは無い。
もし、今回の映画が興行的にポシャったら、これからの子どもたちのためのウルトラマンが作られるのかどうか…。
見え見えな方法を使ってでもいいから、「売れる」映画にしてくれ~~~~っ!
「今までに観たことが無いようなウルトラマンの映画」になると言う。
だったら、「今までに観たことが無いウルトラマン」を新たに生み出して欲しい。
「もうすっかりイメージが定着したウルトラマン」に、変な形で「今までに観たことが無いような」ことをさせないで欲しい。
私が馴染んだウルトラマンは「アクション」を売りにはしていない。何のための光線技だ。
怪獣が「アクション」なんて言語道断。力任せに重々しく暴れてこそ怪獣なのだ。
こいつは確かに「観たことが無いウルトラマン」だが、似たようなヤツをアメコミで観た記憶がある
うううううう…。
私に希望を与えるサプライズ情報が出てきて、なおかつ実際の映画でもっと凄いサプライズ(もちろん、良い意味で)があることを祈るしかない。
登壇者の皆さん
関係各位、マジ、頼みます!
タモリから入った「音の世界」
人間ドックと白内障手術で1週間休んだタモリが復活したとのこと。
ここだけのハナシだが「音で遊ぶ」ということについて、私はタモさんを師と仰いでいる。
東京12チャンネル(現・テレビ東京)で『空飛ぶモンティ・パイソン』が始まったのが1976年。番組の最後のコーナーで「四カ国語麻雀」などのネタを披露していたのがタモリのテレビ初登場だった。
中学三年でその影響を受けた私は、デタラメなら数カ国語が喋れるようになった。
そのタモさんがデビュー直後に書いた本がある。
『タモリのカセット面白術 もてる!ウケる!きわめつけ実例94』(主婦と生活社/1977)。
カバーの破れが、いかに私が“活用”したかを物語る。
“カセット”というのは、あのカセットテープのこと。
テープレコーダーを使って色々と遊んじゃおう(主に、いたずらだが)という実例集で、タモさんがラジオなどで披露したネタなどもずいぶん含まれている。前の記事で久々にラジオを聴いたことを書いたが、それもあってタモさんのこの本を思い出したのだ。
1977年というと、私は高校一年生。
友人たちと2台のカセットテープレコーダーを使って多重録音やラジオ番組のパロディを作ったりとか、微妙なスイッチ操作によって“早回転で音を再生する”という本来は機能として備わっていない使い方を発見して遊んでいた時期であった。
実はタモさんのこの本にはいたずらのネタだけでなく、簡単ながらもマイクやミキサーの使い方から生録のコツ、音響効果の作り方のコラムなんかも入っていて、意外と実用性が高い。
残念ながら高校時代にマイクやミキサーを買うことは出来なかったが、そういうノリに憧れつつ、おバカなテープは徐々に凝ったものになっていった。
「白色彗星に体当たりをするかと思いきや、ウルトラマンに後を任せて逃げちゃう古代進。ウルトラマンは悲痛な叫びをあげて白色彗星とともに宇宙に散る」なんてネタを、全て富山敬さんと伊武雅刀(当時は伊武雅之)さんの声だけで作ったっけ。
これは、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のドラマが入ったLPレコードと、テレビ『オーケストラがやってきた』でヤマトとウルトラマンの特集をやっていたのを録音したものと、ラジオの『スネークマンショー』を録音したものを音源として使った。
就職してから「ヤマハ ポータサウンド」を経て、シンセサイザーを使った多重録音を始めるようになったが、それはタモさんと冨田勲先生が私のアタマの中で「脳内コラボ」をした結果であろう。
YAMAHAのデジタルシンセ「DX100」をメインにしたシステム…の一部を買った。
ついでに、私はタモさんと同じ大学の同じ学部を、同じように学費未納で抹籍になっている。
さらについでに、1989年から、コンサートホールがある施設の管理事務の仕事をするようになり、音響関係についてホールの技術屋さん(「小屋付き」と呼ばれる人たち)から色々教わった。いや、職務上の必要があったわけではなく、単なる個人的興味である。
長いコードを絡まないように巻く「8の字巻き」なんていう方法もその人たちから教えてもらって、今でも重宝している。
今、我がstudio7には12chのミキサーがついたデジタル録音機があり、パソコンにも音をミックスしたり加工したりできるソフトが入っている。
映像制作環境よりも音で遊ぶ環境の方が先に充実していった。
KORGのD1200…まだ使ったコトが無いスイッチが沢山ある…。
これらが映像制作に大いに役立ったことは言うまでもない。
近作は、撮影時の同時録音はメイキング映像のみで、これはメイキング監督のカメラの内臓マイクが拾った音をそのまま使用。
編集段階で意図的に音をずらしたりして遊んだ程度。
機材のわりに大したことはやっていないし、基本的な知識があまりにも足りないとは言え、映像だけでなく音も自分でコントロール出来るというのはありがたい。
その結果、完成したメイキング映像を観た主役の男の子(6歳)に大受けしたのは音ネタだったりして。
タモさんのおかげである。
ここだけのハナシだが「音で遊ぶ」ということについて、私はタモさんを師と仰いでいる。
東京12チャンネル(現・テレビ東京)で『空飛ぶモンティ・パイソン』が始まったのが1976年。番組の最後のコーナーで「四カ国語麻雀」などのネタを披露していたのがタモリのテレビ初登場だった。
中学三年でその影響を受けた私は、デタラメなら数カ国語が喋れるようになった。
そのタモさんがデビュー直後に書いた本がある。
『タモリのカセット面白術 もてる!ウケる!きわめつけ実例94』(主婦と生活社/1977)。
カバーの破れが、いかに私が“活用”したかを物語る。
“カセット”というのは、あのカセットテープのこと。
テープレコーダーを使って色々と遊んじゃおう(主に、いたずらだが)という実例集で、タモさんがラジオなどで披露したネタなどもずいぶん含まれている。前の記事で久々にラジオを聴いたことを書いたが、それもあってタモさんのこの本を思い出したのだ。
1977年というと、私は高校一年生。
友人たちと2台のカセットテープレコーダーを使って多重録音やラジオ番組のパロディを作ったりとか、微妙なスイッチ操作によって“早回転で音を再生する”という本来は機能として備わっていない使い方を発見して遊んでいた時期であった。
実はタモさんのこの本にはいたずらのネタだけでなく、簡単ながらもマイクやミキサーの使い方から生録のコツ、音響効果の作り方のコラムなんかも入っていて、意外と実用性が高い。
残念ながら高校時代にマイクやミキサーを買うことは出来なかったが、そういうノリに憧れつつ、おバカなテープは徐々に凝ったものになっていった。
「白色彗星に体当たりをするかと思いきや、ウルトラマンに後を任せて逃げちゃう古代進。ウルトラマンは悲痛な叫びをあげて白色彗星とともに宇宙に散る」なんてネタを、全て富山敬さんと伊武雅刀(当時は伊武雅之)さんの声だけで作ったっけ。
これは、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のドラマが入ったLPレコードと、テレビ『オーケストラがやってきた』でヤマトとウルトラマンの特集をやっていたのを録音したものと、ラジオの『スネークマンショー』を録音したものを音源として使った。
就職してから「ヤマハ ポータサウンド」を経て、シンセサイザーを使った多重録音を始めるようになったが、それはタモさんと冨田勲先生が私のアタマの中で「脳内コラボ」をした結果であろう。
YAMAHAのデジタルシンセ「DX100」をメインにしたシステム…の一部を買った。
ついでに、私はタモさんと同じ大学の同じ学部を、同じように学費未納で抹籍になっている。
さらについでに、1989年から、コンサートホールがある施設の管理事務の仕事をするようになり、音響関係についてホールの技術屋さん(「小屋付き」と呼ばれる人たち)から色々教わった。いや、職務上の必要があったわけではなく、単なる個人的興味である。
長いコードを絡まないように巻く「8の字巻き」なんていう方法もその人たちから教えてもらって、今でも重宝している。
今、我がstudio7には12chのミキサーがついたデジタル録音機があり、パソコンにも音をミックスしたり加工したりできるソフトが入っている。
映像制作環境よりも音で遊ぶ環境の方が先に充実していった。
KORGのD1200…まだ使ったコトが無いスイッチが沢山ある…。
これらが映像制作に大いに役立ったことは言うまでもない。
近作は、撮影時の同時録音はメイキング映像のみで、これはメイキング監督のカメラの内臓マイクが拾った音をそのまま使用。
編集段階で意図的に音をずらしたりして遊んだ程度。
機材のわりに大したことはやっていないし、基本的な知識があまりにも足りないとは言え、映像だけでなく音も自分でコントロール出来るというのはありがたい。
その結果、完成したメイキング映像を観た主役の男の子(6歳)に大受けしたのは音ネタだったりして。
タモさんのおかげである。
やっぱり出たウルトラマン
で、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』。
ラジカセ(CD&MD対応)を、家の中で最も電波状態が良い居間に引っ張り出してエアチェック。
そう言えば、『ヱヴァンゲリオン新劇場版・破』で碇シンジ君の部屋にあったのは懐かしい(憧れの)クーガというラジオだったっけ…(ザ・ピーナッツの『ふりむかないで』が流れていた)。
それはともかく、『爆笑問題の日曜サンデー』である。
「27人の証言」というコーナーで、5週連続で「夏休み子供まつり」の特集を組んでいるようだが、その一発目のテーマが「ウルトラマン」だった。
爆笑問題の二人がそれなりにオタッキーにハマっていたもんで、あんまり「子供まつり」な雰囲気ではなかったがw
まずは「ウルトラマン」の概要がアナウンサーによって語られる。締めが「(ゼットンに倒されて)ウルトラマンの死去。およそ2万歳の生涯でした」という言葉だったのは潔いというか何というか。
このナレーションにはBGMとSEが流されるが、音楽の編集はかなり凝ってるし、SEのタイミングも工夫してあるし、スタッフもかなり好きと見た。いや、聴いた。
とにかく、昭和40年生まれの太田・田中両人が、浮かれている。
太田「オレたち、もう40いくつになってもさ“ウルトラマンの特集”とか聞くとワクワクするよね」
田中「音とか聴いててもそれだけで人生…(他の人の喋りで遮られる)」
毒蝮三太夫さん(アラシ隊員役)、鈴木清さん(当時は撮影)、満田かずほ(※)監督が当時の様子を証言(※=「禾(のぎへん)」に「斉」)。このお三方の証言はいずれも録音されたものだった。
そうした証言を元に、出演者たちが語る。
田中「一番リアルなんだけどね、ウルトラマンの時の怪獣が」
太田「今のなんか、ハリボテにしか見えない」
ん~、同世代だなあ…オレの方が4つばかり上だが。
ただ、「ウルトラマンが飛び立つシーンは、飛び降りている映像を逆回転した」「飛行物体を吊るためのピアノ線が気付かれにくいように、下から吊った映像を上下逆さにする」など、微妙に誤解を招く会話もあった。『ウルトラQ』の企画時タイトルの『アンバランス』と『恐怖劇場アンバランス』の混同とかもあったし。
もっとも、誤解されたまんまでも政治にも経済にも地球環境にも全く影響が無いから、いいか(笑)
そして、後半。
ウルトラマン本人にして、アマギ隊員の古谷敏さんが生出演。
古谷さんが登場した時の爆笑問題の反応が素晴らしい。
声は裏返っちゃうわ黙っちゃうわ。
まずはウルトラマンのスーツアクターがアマギ隊員であったことを知って感動する二人。
さらにケムール人にも入っていた、というところでは拍手と絶叫の阿鼻叫喚(意味不明)。他の出演者が「田中さん、“ケムール人”と聞いて髪の毛をかきむしってましたよ」と。
爆笑問題のお二人が単なるファンと化して色々質問している雰囲気と、古谷さんの偉業を讃える様子が伝わってくる。
太田「あのウルトラマンの独特のフォルムは、我々の世代からすると古谷さん以外にありえない」
田中「(ウルトラマンの)本を持ってきて“この時は?この時は?…”みたいに全部聞きたい」
太田光さんは「マニア」なノリで、田中裕二さんは「猛烈なファン」なノリですかね。
非常に共感したのは、最初の方で田中さんが漏らした言葉。
「考えられないことなんだよ、こんな日(ケムール人=ウルトラマン=アマギに会えた)が来るなんて!」
わかる、わかるぞ、田中!
彼らのような芸能人ですら“ウルトラマン本人”に会えるというのは奇跡みたいなことなのだ。
私がサインを頂いただけで有頂天になっても不思議はない。
そんなわけで…って。
え?「古谷さんが何を語ったか」について触れられていない? こりゃまた失礼しました。
えっとですね。
私に「ウルトラマンの言葉」を伝えるような文章は書けないっしょ。
多分、今回のトークの内容も含めて、この秋に出版されるという噂の古谷さんの著書で語られることと思う。
なので、是非、古谷さんご自身の文章で書かれた「ウルトラマンの想い」を読んで下さい、ということで。
ただ一つ、非常に気になった発言だけ。
太田「(たぶん冗談で)これからまた(ウルトラマンの)スーツに入っていただいて」
古谷「もちろん」
太田「ホントですかあ??」
古谷「いつまでもは入れないと思うけど、一応…」
田中「いやホントに今日はもう貴重な話を」…って、肝心な古谷さんの言葉を遮るなよ!田中!すんげー気になった状態で放置されたリスナーの身にもなってくれ。
太田「(ポツリと)ウルトラマン…最高のヒーローだよ…」
…この相方の言葉で、許してやるが。
ラジカセ(CD&MD対応)を、家の中で最も電波状態が良い居間に引っ張り出してエアチェック。
そう言えば、『ヱヴァンゲリオン新劇場版・破』で碇シンジ君の部屋にあったのは懐かしい(憧れの)クーガというラジオだったっけ…(ザ・ピーナッツの『ふりむかないで』が流れていた)。
それはともかく、『爆笑問題の日曜サンデー』である。
「27人の証言」というコーナーで、5週連続で「夏休み子供まつり」の特集を組んでいるようだが、その一発目のテーマが「ウルトラマン」だった。
爆笑問題の二人がそれなりにオタッキーにハマっていたもんで、あんまり「子供まつり」な雰囲気ではなかったがw
まずは「ウルトラマン」の概要がアナウンサーによって語られる。締めが「(ゼットンに倒されて)ウルトラマンの死去。およそ2万歳の生涯でした」という言葉だったのは潔いというか何というか。
このナレーションにはBGMとSEが流されるが、音楽の編集はかなり凝ってるし、SEのタイミングも工夫してあるし、スタッフもかなり好きと見た。いや、聴いた。
とにかく、昭和40年生まれの太田・田中両人が、浮かれている。
太田「オレたち、もう40いくつになってもさ“ウルトラマンの特集”とか聞くとワクワクするよね」
田中「音とか聴いててもそれだけで人生…(他の人の喋りで遮られる)」
毒蝮三太夫さん(アラシ隊員役)、鈴木清さん(当時は撮影)、満田かずほ(※)監督が当時の様子を証言(※=「禾(のぎへん)」に「斉」)。このお三方の証言はいずれも録音されたものだった。
そうした証言を元に、出演者たちが語る。
田中「一番リアルなんだけどね、ウルトラマンの時の怪獣が」
太田「今のなんか、ハリボテにしか見えない」
ん~、同世代だなあ…オレの方が4つばかり上だが。
ただ、「ウルトラマンが飛び立つシーンは、飛び降りている映像を逆回転した」「飛行物体を吊るためのピアノ線が気付かれにくいように、下から吊った映像を上下逆さにする」など、微妙に誤解を招く会話もあった。『ウルトラQ』の企画時タイトルの『アンバランス』と『恐怖劇場アンバランス』の混同とかもあったし。
もっとも、誤解されたまんまでも政治にも経済にも地球環境にも全く影響が無いから、いいか(笑)
そして、後半。
ウルトラマン本人にして、アマギ隊員の古谷敏さんが生出演。
古谷さんが登場した時の爆笑問題の反応が素晴らしい。
声は裏返っちゃうわ黙っちゃうわ。
まずはウルトラマンのスーツアクターがアマギ隊員であったことを知って感動する二人。
さらにケムール人にも入っていた、というところでは拍手と絶叫の阿鼻叫喚(意味不明)。他の出演者が「田中さん、“ケムール人”と聞いて髪の毛をかきむしってましたよ」と。
爆笑問題のお二人が単なるファンと化して色々質問している雰囲気と、古谷さんの偉業を讃える様子が伝わってくる。
太田「あのウルトラマンの独特のフォルムは、我々の世代からすると古谷さん以外にありえない」
田中「(ウルトラマンの)本を持ってきて“この時は?この時は?…”みたいに全部聞きたい」
太田光さんは「マニア」なノリで、田中裕二さんは「猛烈なファン」なノリですかね。
非常に共感したのは、最初の方で田中さんが漏らした言葉。
「考えられないことなんだよ、こんな日(ケムール人=ウルトラマン=アマギに会えた)が来るなんて!」
わかる、わかるぞ、田中!
彼らのような芸能人ですら“ウルトラマン本人”に会えるというのは奇跡みたいなことなのだ。
私がサインを頂いただけで有頂天になっても不思議はない。
そんなわけで…って。
え?「古谷さんが何を語ったか」について触れられていない? こりゃまた失礼しました。
えっとですね。
私に「ウルトラマンの言葉」を伝えるような文章は書けないっしょ。
多分、今回のトークの内容も含めて、この秋に出版されるという噂の古谷さんの著書で語られることと思う。
なので、是非、古谷さんご自身の文章で書かれた「ウルトラマンの想い」を読んで下さい、ということで。
ただ一つ、非常に気になった発言だけ。
太田「(たぶん冗談で)これからまた(ウルトラマンの)スーツに入っていただいて」
古谷「もちろん」
太田「ホントですかあ??」
古谷「いつまでもは入れないと思うけど、一応…」
田中「いやホントに今日はもう貴重な話を」…って、肝心な古谷さんの言葉を遮るなよ!田中!すんげー気になった状態で放置されたリスナーの身にもなってくれ。
太田「(ポツリと)ウルトラマン…最高のヒーローだよ…」
…この相方の言葉で、許してやるが。
ラジオにウルトラマン登場か?
TBSラジオ! 今日!
同番組サイトによれば…
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『爆笑問題の日曜サンデー』
7月19日(日)「夏休み子供まつり」シリーズ第1弾!
同番組サイトによれば…
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『爆笑問題の日曜サンデー』
7月19日(日)「夏休み子供まつり」シリーズ第1弾!
1966年7月17日の放送開始から43年!
ほとんどマスコミに出ないという
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「27人の証言」という14時~15時のコーナーの模様。
…これに該当するスーツアクターって、一人しかいないでしょ。
もちろん、古谷敏さん。
もともと東宝の俳優さんで、怪獣映画に多数出演。
『ウルトラマン』でウルトラマンのスーツアクターを務め、『ウルトラセブン』は顔出しでアマギ隊員を演じたという、おそらく「世界で最も多くの怪獣と戦った男」。
一度は芸能界を離れたが、40年の時を超えて一昨年くらいから徐々にファンの前に姿を現し、昨年は『ギララの逆襲~洞爺湖サミット危機一発』でスクリーンに登場した、あの方である。
今年の秋には、ウルトラマン撮影当時の様子を綴った本も出版されるという話もある。
出るんですか? 古谷さん!
昨年7月5日(古谷さんのお誕生日)に開催されたトークショーでのお姿。
ただ、古谷さんの声は、「シュワッキュ!」とか「ヘヤッ!」というあのかけ声でもないし(あの声は、故・中曽根雅夫さん)、ガヴァドンの時に子どもたちに約束した声(石坂浩二さん)でもないし、第一話と最終話で喋った「M78セイウンノ ウチュウジンダ…」という抑揚の無い声(録音技師の声だったらしい)でもない。
普通に日本語で喋ってくれるので、ワレワレ ニホンジンデモ キキトレルハズダ。
阿波踊りの「音楽」
もはや「映像実験室」でも何でもない雑多なブログと化しているが、誰も気にしていないのと同じように私自身が気にしていない。
さて、15年くらい前、東京・高円寺の某飲み屋さんで「阿波踊りの鳴り物(お囃子)」について二人の人が激論を戦わせていたらしい。
Aさんは徳島出身で、徳島に姉妹連を持つ高円寺の連で鳴り物(主に鉦)を担当しているが、「俺は“阿波踊り”というより、むしろ“阿波囃子”だと思っている」と、『鳴り物メイン説』を展開。
Bさんは東京出身で、やはり徳島に姉妹連を持つ高円寺の連の連長さん。同じく鉦をメインに鳴り物をやっている方だが「鳴り物はあくまで“踊らせるための存在”」と、「踊りメイン説」を主張。
店の主人のCさんはAさんと同じ連で鳴り物をやっているが「俺はどっちでもいいよ。二人が盛り上がってどんどん飲んでくれれば店が儲かるから」と(笑)
阿波踊りの音楽というと「チャンカチャンカ チャンカチャンカ…」という単調なものと思われるかもしれないが、どうしてどうして奥深い。
「徳川連」みたいに鳴り物を追求するために出来た連もあるし(今は踊り手もいるらしい)、「藍吹雪」のように連の枠を越えた練習会から発展して最強鳴り物集団になったケースもある(CDやDVDも出ている)。
両者とも、お盆の徳島の演舞場ではその姿を見ることは出来ない。「徳川連」は「葵連」本体に入っているし、「藍吹雪」はメンバーそれぞれが本来所属している連に戻っている…我々県外の一般人にとってはなかなかお目にかかれない伝説の存在である。
…阿波踊りを知らない人には何のこっちゃわからないかもしれないが。
踊りと同様に、阿波踊りの音楽も様々な文化を貪欲に取り入れてきた歴史がある。
「♪チャンカチャンカ チャンカチャンカ…」という跳ねるリズムは、沖縄のカチャーシーなどにも共通点があることなどから、「黒潮のリズム」と言われることがある。そのルーツを東南アジアにまで求める説もあるが、いずれにしても南方伝来説が有力と思われる。
一方で、ジャズのスウィングも跳ねるリズム。
某オーケストラのパーカッション奏者で徳島出身の方とお話をしていたら「阿波踊りもジャズも“よっこらせ、よっこらせ”とか“えらいこっちゃ、えらいこっちゃ”という文化から生まれたリズムやと思うんですわ。ホンマに庶民のパワーが爆発した感じやなあ」とおっしゃっていた。
さらに、徳島出身の作曲家・三木稔先生は、「両手で均等にリズムを刻んでいても、利き手がどうしても強くなるから自然と跳ねたリズムになる」という旨を『阿波踊りの世界』(朝日新聞徳島支局 1992)の中で語っている。「体の奥底から湧き出たリズム」であると。
このお二方の分析からすると、世界各地で自然発生したという可能性も考えられる…が、そのへんは専門家の研究にお任せしておく。
ついでながら、音符でこのリズムをちゃんと表すのは非常に難しい。
便宜上、「付点8分音符と16分音符」という組み合わせや、「三連符の真ん中を抜く」みたいに書かれることもある。実際にはもっと微妙な、人間的ゆらぎというか「間(ま)」があるのだ。それこそが阿波踊りのリズムのキモ。
…「キモ」なんて書いてしまったが、「♪ダダダダダダダダ…」と均一なリズムで押し出してくるようなリズムを使う連もけっこうある。そこに「おかず」が加わったり「抜き」が入ったりして「♪ダンズカダッダ ダンズカダッダ ダンダンダダダダ…」みたいになり、そりゃもう、大変な勢いになる。
「あんなん、阿波踊りやないっ!」という批判もあるが、ここまで広まると「これも阿波踊り」と言うしか無いのではないか。
微妙なゆらぎ、と言えば、『阿波よしこの節』。「♪チャンカチャンカ…」という鳴り物に乗って歌われる曲である。
有名な「♪踊る阿呆に見る阿呆 同じアホなら踊らな損損…」「エラヤッチャ エラヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ」という囃子言葉は、この『阿波よしこの節』の中に登場する。
昨年亡くなった「お鯉さん」こと多田小餘綾(ただ・こゆるぎ)さんがその名手であり、昭和7年にこの曲を初めてレコードに吹き込んで全国に広めた。
が、これがまた、西洋音楽からしたらあり得ないようなテンポの取り方なのだ。
お鯉さんが監修した阿波踊り用三味線の教本みたいなのがあるが(誰かに貸しっぱなしで手元に無い…)、確かこの本には「『阿波よしこの節』は自由なタイミングで歌って下さい」といったようなことが書いてあったと記憶している。
また『日本の民謡(西日本編)』という文庫サイズの本…これまた誰かに貸しっぱなしで手元に無いのだが、監修者が採譜した五線譜の譜面が載っていた。誰が歌ったものを採譜したのかわからないが、「阿波よしこの節」の譜面は、前衛音楽かよ、ってくらいのテンポの取り方…。
結局のところ、歌う人の感性に任されているようなものである。
「♪チャンカチャンカ…」というリズムに合っているような合っていないような感じなのだが、達人が歌うとちゃんと心地よく踊れるらしい。
この「阿波よしこの節」もまた、潮来節とか都々逸とか色々な文化の集大成で、司馬遼太郎先生が言うところの「阿波人の大発明」の一つなのだが、阿波踊り人口の中でこれを歌う人の比率があまりにも少ない。
ギリギリで幸いなのは、笛がこのメロディを奏でるケースがけっこうあることだろうか。
私自身も笛吹きの一人として(大袈裟な!)このメロディを練習した。
が、上記のように「自分にとって心地よいノリ」で歌う(演奏する)曲なので、基本的には同時に複数の笛で吹くのは無理。
しかも、私レベルだと踊り手のノリと共感させられないもんで、ウチの連でこの曲が登場する機会は無い。
上記のように、リズムや「阿波よしこの節」については、それなりにどんな要素が取り入れられて現在の形になったかといった歴史的研究がなされていて書籍にもなっている。
が、私が気になるのは「♪(ン)ピト~ロヒャラリ」「♪ヨ~ルヒ~ル ヨ~ルヒ~ル…」みたいな、それだけで“阿波踊りっぽくなる笛の旋律”はどこから生まれたのか、ということ。
各連ともオリジナルの笛のメロディーを持っているものだが、このいずれかのフレーズは必ず含まれているのではないか。
徳島ではないが、極めてオリジナリティの高い笛のメロディを使っている連と遭遇して「…阿波踊りっぽく無ェ…」と思ったことが二回ばかりある。リズムは「♪チャンカチャンカ…」なのに、笛によって全く別もののお囃子に聴こえてしまうのだ。
この“阿波踊りっぽいフレーズ”も、恐らくは他と同様に様々な文化を貪欲に取り入れて行った長い歴史の中で生まれたものだとは思うのだが、笛吹きとしてはそのルーツを知りたくなる。
私が徳島を訪れると(何も買わなくても)立ち寄る岡田和楽器という店がある。
ここのご主人である岡田寛斎さんは、笛の名手にして笛作りの達人にして民族音楽の研究家である。
私の手持ちの資料では何ともわからなかったので、岡田さんに「あのメロディはどうやって生まれたんでしょうか?」と質問をしてみた。
明確な回答があった。
「わからん」
…え…。
別の方にも伺ってみたのだが「岡田先生がご存知ないとすると、誰にもわからないでしょう」と…。
確かに、江戸時代の録音があるはずも無い。
ただでさえ史料が少ないと言われる阿波踊りであるが、発見されている絵や文書などからは「音」は聴こえてこないし。
残念。
そうなると、事実云々ではなくイマジネーションを働かせて吹くしかない。
と、言ったわけで…。
そのイマジネーションの源を探し求めているうちに、笛の達人ではなく“単なる蘊蓄野郎”が出来上がってしまった。
ウルサいだけの先輩ですまんね、後輩たちよ。
さて、15年くらい前、東京・高円寺の某飲み屋さんで「阿波踊りの鳴り物(お囃子)」について二人の人が激論を戦わせていたらしい。
Aさんは徳島出身で、徳島に姉妹連を持つ高円寺の連で鳴り物(主に鉦)を担当しているが、「俺は“阿波踊り”というより、むしろ“阿波囃子”だと思っている」と、『鳴り物メイン説』を展開。
Bさんは東京出身で、やはり徳島に姉妹連を持つ高円寺の連の連長さん。同じく鉦をメインに鳴り物をやっている方だが「鳴り物はあくまで“踊らせるための存在”」と、「踊りメイン説」を主張。
店の主人のCさんはAさんと同じ連で鳴り物をやっているが「俺はどっちでもいいよ。二人が盛り上がってどんどん飲んでくれれば店が儲かるから」と(笑)
阿波踊りの音楽というと「チャンカチャンカ チャンカチャンカ…」という単調なものと思われるかもしれないが、どうしてどうして奥深い。
「徳川連」みたいに鳴り物を追求するために出来た連もあるし(今は踊り手もいるらしい)、「藍吹雪」のように連の枠を越えた練習会から発展して最強鳴り物集団になったケースもある(CDやDVDも出ている)。
両者とも、お盆の徳島の演舞場ではその姿を見ることは出来ない。「徳川連」は「葵連」本体に入っているし、「藍吹雪」はメンバーそれぞれが本来所属している連に戻っている…我々県外の一般人にとってはなかなかお目にかかれない伝説の存在である。
…阿波踊りを知らない人には何のこっちゃわからないかもしれないが。
踊りと同様に、阿波踊りの音楽も様々な文化を貪欲に取り入れてきた歴史がある。
「♪チャンカチャンカ チャンカチャンカ…」という跳ねるリズムは、沖縄のカチャーシーなどにも共通点があることなどから、「黒潮のリズム」と言われることがある。そのルーツを東南アジアにまで求める説もあるが、いずれにしても南方伝来説が有力と思われる。
一方で、ジャズのスウィングも跳ねるリズム。
某オーケストラのパーカッション奏者で徳島出身の方とお話をしていたら「阿波踊りもジャズも“よっこらせ、よっこらせ”とか“えらいこっちゃ、えらいこっちゃ”という文化から生まれたリズムやと思うんですわ。ホンマに庶民のパワーが爆発した感じやなあ」とおっしゃっていた。
さらに、徳島出身の作曲家・三木稔先生は、「両手で均等にリズムを刻んでいても、利き手がどうしても強くなるから自然と跳ねたリズムになる」という旨を『阿波踊りの世界』(朝日新聞徳島支局 1992)の中で語っている。「体の奥底から湧き出たリズム」であると。
このお二方の分析からすると、世界各地で自然発生したという可能性も考えられる…が、そのへんは専門家の研究にお任せしておく。
ついでながら、音符でこのリズムをちゃんと表すのは非常に難しい。
便宜上、「付点8分音符と16分音符」という組み合わせや、「三連符の真ん中を抜く」みたいに書かれることもある。実際にはもっと微妙な、人間的ゆらぎというか「間(ま)」があるのだ。それこそが阿波踊りのリズムのキモ。
…「キモ」なんて書いてしまったが、「♪ダダダダダダダダ…」と均一なリズムで押し出してくるようなリズムを使う連もけっこうある。そこに「おかず」が加わったり「抜き」が入ったりして「♪ダンズカダッダ ダンズカダッダ ダンダンダダダダ…」みたいになり、そりゃもう、大変な勢いになる。
「あんなん、阿波踊りやないっ!」という批判もあるが、ここまで広まると「これも阿波踊り」と言うしか無いのではないか。
微妙なゆらぎ、と言えば、『阿波よしこの節』。「♪チャンカチャンカ…」という鳴り物に乗って歌われる曲である。
有名な「♪踊る阿呆に見る阿呆 同じアホなら踊らな損損…」「エラヤッチャ エラヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ」という囃子言葉は、この『阿波よしこの節』の中に登場する。
昨年亡くなった「お鯉さん」こと多田小餘綾(ただ・こゆるぎ)さんがその名手であり、昭和7年にこの曲を初めてレコードに吹き込んで全国に広めた。
が、これがまた、西洋音楽からしたらあり得ないようなテンポの取り方なのだ。
お鯉さんが監修した阿波踊り用三味線の教本みたいなのがあるが(誰かに貸しっぱなしで手元に無い…)、確かこの本には「『阿波よしこの節』は自由なタイミングで歌って下さい」といったようなことが書いてあったと記憶している。
また『日本の民謡(西日本編)』という文庫サイズの本…これまた誰かに貸しっぱなしで手元に無いのだが、監修者が採譜した五線譜の譜面が載っていた。誰が歌ったものを採譜したのかわからないが、「阿波よしこの節」の譜面は、前衛音楽かよ、ってくらいのテンポの取り方…。
結局のところ、歌う人の感性に任されているようなものである。
「♪チャンカチャンカ…」というリズムに合っているような合っていないような感じなのだが、達人が歌うとちゃんと心地よく踊れるらしい。
この「阿波よしこの節」もまた、潮来節とか都々逸とか色々な文化の集大成で、司馬遼太郎先生が言うところの「阿波人の大発明」の一つなのだが、阿波踊り人口の中でこれを歌う人の比率があまりにも少ない。
ギリギリで幸いなのは、笛がこのメロディを奏でるケースがけっこうあることだろうか。
私自身も笛吹きの一人として(大袈裟な!)このメロディを練習した。
が、上記のように「自分にとって心地よいノリ」で歌う(演奏する)曲なので、基本的には同時に複数の笛で吹くのは無理。
しかも、私レベルだと踊り手のノリと共感させられないもんで、ウチの連でこの曲が登場する機会は無い。
上記のように、リズムや「阿波よしこの節」については、それなりにどんな要素が取り入れられて現在の形になったかといった歴史的研究がなされていて書籍にもなっている。
が、私が気になるのは「♪(ン)ピト~ロヒャラリ」「♪ヨ~ルヒ~ル ヨ~ルヒ~ル…」みたいな、それだけで“阿波踊りっぽくなる笛の旋律”はどこから生まれたのか、ということ。
各連ともオリジナルの笛のメロディーを持っているものだが、このいずれかのフレーズは必ず含まれているのではないか。
徳島ではないが、極めてオリジナリティの高い笛のメロディを使っている連と遭遇して「…阿波踊りっぽく無ェ…」と思ったことが二回ばかりある。リズムは「♪チャンカチャンカ…」なのに、笛によって全く別もののお囃子に聴こえてしまうのだ。
この“阿波踊りっぽいフレーズ”も、恐らくは他と同様に様々な文化を貪欲に取り入れて行った長い歴史の中で生まれたものだとは思うのだが、笛吹きとしてはそのルーツを知りたくなる。
私が徳島を訪れると(何も買わなくても)立ち寄る岡田和楽器という店がある。
ここのご主人である岡田寛斎さんは、笛の名手にして笛作りの達人にして民族音楽の研究家である。
私の手持ちの資料では何ともわからなかったので、岡田さんに「あのメロディはどうやって生まれたんでしょうか?」と質問をしてみた。
明確な回答があった。
「わからん」
…え…。
別の方にも伺ってみたのだが「岡田先生がご存知ないとすると、誰にもわからないでしょう」と…。
確かに、江戸時代の録音があるはずも無い。
ただでさえ史料が少ないと言われる阿波踊りであるが、発見されている絵や文書などからは「音」は聴こえてこないし。
残念。
そうなると、事実云々ではなくイマジネーションを働かせて吹くしかない。
と、言ったわけで…。
そのイマジネーションの源を探し求めているうちに、笛の達人ではなく“単なる蘊蓄野郎”が出来上がってしまった。
ウルサいだけの先輩ですまんね、後輩たちよ。
