出張撮影専門 スタジオたいとう です。
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本日はこちら。
Nikon F3 high-eyepoint
ニコンF3HP(ハイアイポイント)は1982年に発売された一眼レフカメラ。
フラッグシップ機としては最後のマニュアルフォーカスです。
1980年発売の「F3」との違いはファインダー部分のみ。
ボディは同じ。
「F3HP」の標準装備であるハイアイポイントファインダーDE-3は、「F3」標準装備のアイレベルファインダーDE-2よりもファインダー倍率が低いけれど、接眼部から少し目を離しでもファインダーがケラレなく確認できて、特に眼鏡をかけているカメラマンなどには使いやすくなっています。
F3はジュージアーロのデザインで、モータードライブMD-4装着時の姿はニコンF2時代のMD-2と比べるとスマートになりました。
私が初めてF3を入手したのは、F4を質屋で流してしまった後のこと。
当時はFM2とF90を持っており、撮影には困らなかったものの「プロとして最上位機種を持っていないのは恥ずかしい」との今思えば恥ずかしい考えで、間に合わせで安い中古のF3HPを購入しました。
使ってみると実に信用できるカメラで、F4を手放して良かったとさえ思ったものです。
その後しばらくしてブライダルフォトの会社に所属した時期には完全にF3HPがメインに。
ボディはF3HP+MD-4、New FM2+MD-12、F90。
レンズは17mm、35mm、50mm、90mmマクロ、135mm。
そしてスピードライトSB-25、SB-15。
結婚式のスナップも雑誌の取材も商品撮影も、基本的にはこのシステムで何でも撮りました。
今でも35ミリフイルムで撮る仕事があるなら同じようなセットを持って行きます。
スピードライト同調速度が1/80秒で日中シンクロしづらいところはF3唯一の問題点と言えるでしょう。
室内では特に困った経験はありません。
F3はアクセサリーシューが独自のタイプなので使用時は要注意。
上に書いたSB-25やSB-15などは、そのままではF3に装着できません。
また、専用スピードライトもボディに直接装着すると巻き戻しクランクが使えなくなります。
スピードライト使用時はガンカプラーAS-7を用意しましょう。
上がAS-7、下がAS-4。
AS-7を使えば巻き戻しクランクを隠さずにスピードライトを使えるようになります。
AS-4はアクセサリーシューを変換するだけのタイプ。
巻き戻しクランクが触れないとフイルム交換できません。
スピードライトを使う場合はガンカプラーAS-7を用意しておくと便利です。
出張撮影専門 スタジオたいとう (東京都台東区)
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