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5日目・1

おはようございます。朝6時半起床です.....朝ご飯を食べたら出発です。
さて、今日まず参りますのは世界遺産カジュラホの寺院群です。

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このあたり、寺院は色々と建っておりますが、西と東のグループに分かれているそうで、西がヒンドゥー教、東がジャイナ教とのこと。まずは西のヒンドゥー教寺院群へ。

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色々な寺院の画像が混ざってると思うのでどれがどれって判りませんが、なかなかの作りですね。色々説明は間違えそうなので割愛。ほとんどがシヴァ神かヴィシュヌ神を祀ってあります。

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で、中でも壮麗かつスケールかつ、エロティックな彫刻群で有名なのが「カンダリア・マハディヴァ寺院」ですね。至る所にミトゥナ(男女結合像)があります。ガイドさんによれば「日本は48手、ここは100何手もある」とか....数えたのかどうか知りませんが、ヨガを極めないと不可能なのは言うまでもありませんねぇ~。

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ドォ~~ンと存在感のあるイノシシの像。グッドです。

4日目・7

あれ、まだ4日目なのかよ.....ジープサファリ?からようやくホテルに帰って、やっと少し落ち着こうと....甘い。まだまだ今日は行きますよ?マジですか.....マジです。

シャワーを浴びる時間もありません。流石にホコリっぽいので部屋で顔や手を洗ってすぐ集合。なので急ぎ部屋に戻ると......はて.....何のボタンをいくらカチャカチャ押しても電気が付かなぁ~い。停電か?お向かいの部屋も付かないみたい。停電か?って、廊下の電気は明るく付いているので、この2部屋だけの停電みたいです。停電用にと一応持って来ておいた懐中電灯が役に立つ事ですよ。薄暗いシャワールームでバシャバシャと顔を洗って拭いて、さ、行きますか。
ガイドを通じてその事をフロントに伝えておいたので、帰ってくる頃にはなおっているでしょう。うん。

では出発。向かいましたのは何と劇場でございます。こんな田舎街にも立派な劇場がありますものですねぇ。

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舞台は「カンダリアン・ダンスショー」で、ヒンドゥー教のシバ神を祭る内容とのこと。それにしても背景画.....職業がら気になります.....演奏は舞台のそでに4人くらい座ってやってて、アナウンスもそこでやってます。流れは基本的に1人(この一座のトップスターなのでしょう)女性が踊る、幕締まる開く、男女8名くらいで踊る、幕締まる開く、女性が踊る、幕締まる開く、男女8名くらいで踊る.....繰り返し.....えぇ~っと、奇麗でした.....8人くらいが踊るには舞台狭いかも......多くの方が寝てたと思います....チープ.....ゴニョゴニョ.......
そりゃそうなのですよ。娯楽の乏しいインドの片田舎で娯楽にまみれた日本人が見てスタンディングオベーションもありませんよ。約1時間......私は最後まで起きて見てましたよ?頑張ったもの。

何?4日目のコメントが粗い?そりゃそうですよ、今までの疲労も出て来る頃だし今日の夜明けはサルナートのガンジス河で日の出みてたんですよ?遠い記憶に感じるくらいクタクタなのにジープで追い打ち。更にこのショー。ショーの間寝るなと言うのは拷問です。はい。

本当に本当に今度こそホテルに帰ります。夕食です。解散です......ふぃ~.....部屋に戻ると、お向かいさんの電気がパッと付いたので一安心。カチャカチャ......ん~....がっかりだ。うちの部屋は真っ暗なまま。インド人め、1部屋なおったら終わった事にしやがったな.....再びフロントに行ってガイドさんに伝えます。夜ですからさっきよりも真っ暗すぎる部屋に戻ってますと、電気工事さん2名に、ただそれを見守ってウロウロ指示するだけのマネージャーっぽい人。しばらく部屋中ゴソゴソしてたら、遂に天井の開口窓を開けて本格的な配線工事に突入......こりゃ長期戦だな.....

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これは昼の画像ですが、電気さえ付けばこの部屋は良い。窓を開けるとベランダごしにホテルのプールが見えます、誰でも入れます。昼間は欧米の夫婦や夕方にはインドの親子さんらがのんびりしてました。われわれにもそんな時間が欲しいものです。まぁまた集団で日本人が集まるとバカンス感もない市民プールみたくなりそうですけどね。

ベランダにでると満天の.....とまでいかないけど星空が奇麗です。この辺のインド人は子供でもちゃんと教育は受けているので英語や日本語も少し、色々けっこうしゃべりますので、ガイドさんは例えば女性などが1人で外出し、「もっと星が奇麗に見えるポイントがある」などと可愛い子供に導かれて安易に行ってしまうと....悲惨な目に遭いますとのこと。カジュラホ全体で7000人くらいの小さな村なので、逆に犯人や被害者を探しにくいのだとか。近所さんが口裏をあわせればそれまでって事でしょうか......怖い怖い。

夜もふけて、ベランダで一服していると、真っ暗で見えませんが少し先の開けた土地から音楽が聞こえてきます。どうやら地元の方々が集まって演奏しているみたいです。星空に気持ち良い風に心地いいBGM.....幸せですねぇ~.....こうして夜はふけていくのでありました....

ありましたじゃないよっ!どうなったうちの部屋はっ!どれだけ待っても全然明かりがつかないじゃないかっ!......いいかげんにしろ見たいな顔をしてると、とりあえず照明はつけてくれた。つくじゃん。で、マネージャーさんが何か言って来る....聞き取りにくいな....何?エアコン?空調?使うのか?.......使うっ!当然だっ!使わないって言ったらこれで帰るつもりだったろうお前、許さないぞ......しぶしぶ?まだ作業は続くのでした。

でしたって、もう何時だ?クタクタなのに風呂にも入れない。寝る時間がどんどん無くなって行く。イライラしてフロントに行こうとするとマネージャーが「あと10分でなおす」とのこと。ここまでまったんなら部屋チェンジより10分待つか.....信用出来るかなぁ......10分経過。当然なおらない。私はさておき、早く寝たい母はもう限界。フロントに行ってガイドさんの部屋を聞いてガイドさんに伝えると「えっ!まだやってるんですかっ!」大慌てでどこかに電話をかけて大声で何か言ってたらしい。
そんな最中に、うちの部屋の電気工事がちょうど終わったみたい。一通りチェックして空調もオッケー。「パーフェクトだ」と伝えてさっさと引き上げてもらう。するとちょうどガイドさんから部屋に電話があったので問題無いと伝える。工事が引き上げるとちょうど母が部屋に帰って来る。タイミングが良いんだか悪いんだか。そもそももっと早くガイドさんに言っていればもっと早く済んだのかも。インド人よくわからない。

さて.....やっと.....今日は「やっと」とか「ようやく」とか何回書いた?.....やっと部屋でのんびり出来るのでルームサービス。メニューのビールには180ルピーとある。はてな、レストランやホテルで250ルピー。ルームサービスの方が安いのか?おかしな話だと頼んでみれば、結果はやはり250ルピー。何故だと聞くと「税別だ」と。でも税率も税込み金額も書いてないじゃないか.......と、まぁ、こんな事は本当にどうでも良くなってきた私。ふぃ~、やっと今日の終わりのくつろいだビールタイム。遅い、遅すぎる。あまりのんびりせずに早く寝よう。うん。長かった4日目の終了です。

4日目・6

さて、いよいよ野生動物を....トラを....見に行きますよぉ~.....はぁ~い......

よぉ~し、見てやろうじゃないかぁっ!トラっ!珍しい動物っ!なんでもこいっ!......無駄に気合い入れとかないと私も「もう良いから帰ろうよ....」と心のどこかでつぶやいてしまいますから.......トホホ。

再びジープは発進し、森の中を爆走。しばらく走ると森の中で枯れ葉などをのぉ~んびり焼いている方々も......「危ないぞっ!ここはトラが出るのだぞっ!」と注意してあげないとっ!テンションあげないとっ!
と、ジープが少しスピードを落とします。「クジャクだっ!」ドライバーさんしてやったりなテンション。どこどこ?ん~.....あ、いた!遠っ!かすかなシルエットにカメラを向けてピントを.....すら待たずに発進っ!おいおいっ!止まれっ!なんだよぉ~撮影もさせてくれないのかよぉ~......その後しばらくはなぁ~に~も~なぁ~い~.......

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で、フとまたスローダウン。「猿だっ!」よし、今度は猿を確認する前にすぐドライバーが指差した方向にカメラを向けてパシャリっ!......撮れてる?......後で確認すると撮れてた。わ~い......望遠合わせてるヒマもない。実際私はサルの姿も黒い影としか見えてなぁ~い。

後は、牛がいました。以上です。ワニは保護区入り口の看板に絵が書いてあるのを見ました.......アレなんでこの辺の植物画像でもお楽しみ下さい......

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一般道に戻ってホテルへの帰路につくと、こちらの方が賑やかです。放牧なのかな?を終えた牛やヤギの群れが行く手を延々と遮ります。道すがらの子供達もジープが通ると必ずみんな駆け寄って来たり手を振ったり挨拶してくれます。穏やかな農村地帯の夕暮れで心も和みます.......写真?ないですよ。ジープだもの。ノンストップだもの。どうせ手ぶれするもの。うん。

今日ジープで回ったあたり、あの集落も含めて滝や森など自然保護区内にありますので、その入り口でチケットを購入する必要があります。はい。

目が真っ赤で鼻と喉をやられて......ホテルに帰還しました......これはこのツアー最高にキビシかったなぁ~.......しみじみ.....

4日目・5

再びジープに乗り込んで、今度は森の中を爆走。まぁ、ここまでくると一般の道路だろうが森の中の道路だろうがでこぼこ具合は一緒か。砂ぼこりは一層ひどくなってきて、みんな口や鼻を何かで抑えだしたのでした。

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しばらく走行して停車。着いた?やれやれ、ここから歩いて壮大な滝とグランドキャニオンを見に行こうっ!おうっ!
ガイドさん「はい、滝に着きましたよぉ~」.........一瞬みな「はて?」......間をおいて「あぁ~」あった。ありました。よかった。ある事はあった.......トホホ。あとは......まぁ......渓谷だ。大地のパワーを感じようではないか......ふぅ~む。

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一応フォローしておくと(笑)「雨期は凄い事になる」と言う事です。今は乾期ですが.....割にB級的に?有名なスポットらしく、物売りの少年の持つ絵はがきには、なるほどすごい光景が。この渓谷いっぱいに大量の水があふれて流れて大騒ぎな画像です。何か釈然としないので帰国してからもブログなどを検索していると、レネアの滝というあたりの場所だったのかな?皆様が掲載されている画像はそれはもう水満載。うらやましいわぁ......

この辺りは宝石が取れるらしく、物売りさん達も日本人1人1人の肩をチョンチョンと叩いて、わざわざこっそり自分のポケットから白い布か紙に包まれたような石をチラ見せしてきて「あなただけ」感をあおります。「あなただけ」ったって、あちこちで全員にやってるんだから興ざめするやら、一応このポイントの商品をずらっと並べた簡易な店(岩の上に布を敷いて並べただけですが)にも同じ物がずらり。しかも彼らの商品説明がまた「石」だもの.....「石、いらない?」.....「石はいらない。勝手に拾うから」.....トホホ。

ここでしばしトイレ休憩。御年配の方々はもう当然....グロッキー気味....

4日目・4

1~2時間かな、ホテルで休んで夕方からサファリツアー?へ。トラが見えるかもだワニがどうだ言ってましたが、まぁ、急遽取り急ぎのオプションツアーなので、結果からすればサファリツアーではありません。とにかくジープに箱乗りで爆走し、動物はさておき色々この辺を見て回ろうツアーです。
ホテル前にズラリと並んだジープに分乗してレッツゴ~~~っ!

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にしても1台のジープに運転手さん、助手席に1名、荷台に4~5名と乗り込みまして、出発っ!ひたすらでこぼこ道を爆走っ!......って、すごい土ぼこりだわ振動だわ、荷台にシートベルトなんて無いので何かしらポールなり何なりにしがみつくもののポールは外れるやら大騒ぎ。とにかく時速はあまり出てなくて40~50Kmだと思うけど体感速度は半端ない。息が出来ん。風もあるけどとにかく猛烈な土ぼこりだ。目も鼻もおかしくなる......いつまで走るのか判らないほど走り続けるのでした......

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ようやく停車。ここは何処なのか、もう私ごときにわかりませんよ。とある小さな集落ですわ。ここではここの文化やしきたりがあって勝手に生きているという事で、インドがどうなってるとか、ましてや日本なんて知ったことでは無いと。彼らは彼らの法律や規律で生きており、政府もそれを容認していと言う事みたいですね。テレビは村に1台以上はありそうだが、見たい放送があればみんながそこに集まるのは日本でも過去に同じ事だろう。貧しいかどうか聞かれれば私の答えは貧しい村です。しかし、そんなの関係無い。彼らは農民であり食べ物に困る事は無い(肉食いたいだアレ食いたいだ言わなければ。食べる物はたくさんある。)し、特に今の生活を捨ててもっと街に出ようとか社会を知ろうとか思っていない。勿論彼らにとって不要であっても情報は勝手に外からやって来るのだけれども。こうして日本人が大量に訪れたりしてね。

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街の雰囲気は整然としてて田舎の集落だなとしか思わせない。少し違うのはインド政府は教育や医療には力をいれており、こんな集落にも必ず案外必ず立派な学校があり、インド人の子供は身分にさほど関係無く多くが平気で英語など話せる。かしこいのだ。日本人は学校で習っても話さないので話せなくなる。インドは習ったら話すので話せるようになるとのこと......英語の苦手な私には耳の痛い話だねコリャ.....トホホ。

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やはり子供達などが物乞いでは無いにしろ、多くの日本人観光客が村長さんクラスの人と交渉して集落への立ち入りを許可してもらって入り込むなんてのは彼らにとっても珍しい出来事。娯楽の少ない彼らにとって格好の遊び相手。色々とお金や物を欲しがったり、カメラを意識したりして笑ってます。のでぇ~、今回の作戦?「ジープの運転手さん達が村の子供達を一カ所に集めてお菓子を配るので、その間にゆっくり見て回っちゃいましょう大作戦っ!」......は、もうグダグダ.....そんなもん何分ももたないよ......すぐ囲まれて賑やかなことです。

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母と撮影したこの子達も「フォト、フォト」と何かしらしつこい。写真が欲しいのかと思いきや、よく聞くと「写真を撮ったんだからモデル料をくれ」という事だわ.....ギャフン.......まぁ、それば別にして、ここにポラロイドカメラを持ち込むとヒーローになれるのは間違い無さそうだ。チェキでも。すぐ現像できて彼らにあげればそれはもう大騒ぎになるかも。
しかし悪気は無くても子供達の「ジャパネ、マネプリ」の連呼はどうかと.....「日本人、金くれ」だもの。よくもまぁ略して覚えたものだよ......誰が教えたのやら.....しみじみ.....

さぁ~てぇ~、行きますか。また。またジープ乗りますか。帰りますか?帰りませんね、次はインドのグランドキャニオンとか壮大な滝だとからしいです。はい。期待はあまり.....私もしてないです。誇大広告にも程があります。もう少しちゃんと説明してれば多くの御年配の方々は無理せずホテルでゆっくり出来たのでは?.......このオプションツアーの醍醐味は唯一、ひた走るジープの荷台で我慢比べです。はい。日本ではまぁ体験出来ないでしょうからそれで充分っちゃ充分かなぁ~......私は振動はまだしも土ぼこりで鼻と目が痛いっす。はい。

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ジープにのって村を去る時にも村の子供達がダッシュで追いかけて来ます。早い早い。疲れなければどこまでも付いて来そうな勢い。しかしかけ声は「ジャパネ、マネプリッ!」........何かがっかりするんだなぁ......誰かもっと良い言葉を教えてあげるべきだっ!