体幹部
スタッフ児玉です!
今回は、体幹部の肩甲骨 をピックアップします。
肩甲骨 は、体幹部側は他の骨と接しておらず、筋肉のみで
くっついている骨です。
ですから、肩甲骨というのは肋骨を滑るように動く骨で
比較的自由度が高い骨なのです。
そして、訓練すれば肩を動かさずに、肩甲骨のみを
動かせるようになります。
(私は、最近動かせるようになりました。)
肩こりの原因のほとんどは肩甲骨周辺の筋肉の
こわばりであり、動かすことで緩和できますが、
動かされると痛いものです。
また、肩こりとはストレスとも関係しています。
「肩に力が入る」とは、精神的にも肉体的にも言われる
言葉で、本来両方のことを言っています。
「よし!やってやるぞ!」と思うと本当に肩が上がるから
面白いものです。
体(特に腕)の力感(力を入れているという感覚)を
強く求めている人も肩が上がってしまいます。
肩の力を抜いて肩甲骨が動かせるようになると
心も体も軽くなります。
『がんばらない体』を目指して今日も稽古に励みます!!
胴体力
スタッフ児玉です!
胴体力とは、胴体の動きを活性化させて
パフォーマンスを向上させる力
のことです。
胴体の動きは、3つあります。
1、反る―丸める
2、伸ばす―縮める
3、捻る
胴体は、一枚の板ではなく動きの
可能性が眠っている内臓と骨と筋肉の
集まりです。
胴体力をつけて、パフォーマンスを向上
させていきたいです!
コツ(骨)をつかむ
スタッフ児玉です!
今回は、コツ(骨)をつかむことについて
書きたいと思います。
コツ(骨)は、硬いもので自力では変形しません。
(軟骨は省きます。)
変形しないコツ(骨)をつかむことが大事です。
つかむというのは、把握すると言うことです。
コツ(骨)を把握すると、コツ(骨)を見ることが
できます。
特に一斉指導(たくさんの人を対象にした指導)や
幼児、児童の指導を行うときに、
コツ(骨)をつかんだ指導をする必要が
あると考えます。
例えば筋力を主においた見方をすると、技術が
向上しないのはトレーニングが足りないからという
原因が導き出されてしまいます。
今、指導しなければいけないのは、ある意味において
完成された身体を持つ対象者(生徒)であり、
筋力を発揮できていないから技術の向上が見込めない
とういう指導をすることになってしまいます。
対象者がたくさんいれば、体型や筋力も違った人たちの
集まりです。
幼児、児童に筋力トレーニングをさせてはいけないのは、
指導者の世界では、今や常識です。
筋力の付け方によっては、身体の成長を妨げるためです。
つまりコツ(骨)をつかむ指導は、指導者必須なのです。
コツ(骨)で動作を把握して、コツ(骨)で動作を伝える
コツ(骨)の操作をスムーズにすることが、スポーツ指導に
求められると思います。
これからも、コツ(骨)をつかんだ指導を心がけていきます!!