晃生の踊り子・来夢(らいむ)さんのデビューについて、「晃生の天使たち」シリーズとして、「夢見る来夢」と題して語ります。
H28(2016)年4月11日に、大阪晃生ショー劇場から、本物のストリップの天使がデビューした。その名も「来夢」。名前のとおりストリップファンの夢が叶った瞬間である。
実は、彼女はデビュー前月の3月6日に五日間だけのプレデビューしていた。一年先輩の望月きららさんの丁度一周年週に当たる。そのときは同じ晃生所属の大先輩である神崎雪乃さんが来夢さんに付きっきりで指導していたらしい。そのプレデビューの時点で目の肥えた晃生客が来夢さんに注目しており、4月11日はまさに満を持したデビューになる。
来夢さんの評判はすぐに関東にも届いた。晃生客が関東に遠征したときに彼女のポラ写真を見せてもらい、その美しさに驚嘆した。私も早くお会いしたいものと考えていた。そして、その機会は意外に早く実現した。
H28(2016)年5月1日がデビュー二週目となる。デビュー後、すぐにGW週にもってくるあたり、劇場側の力の入れようが分かる。
私はたまたま前の週、GW前半に前倒しで休暇をもらい晃生に来ていた。そして、公演前日の4月30日に、晃生のスナック「ふくろう」にお手伝いに来ていた来夢さんと初対面。彼女は晃生常連さんと一緒に呑んでいた。既に来夢さんにお熱をあげているファン(Bさん)が来夢さんに食事をご馳走していた。横の席に座った私にも「来夢です」と気さくに挨拶してくれた。きれいなうえ、茶目っ気たっぷりな声が耳をくすぐり、すごく感じのいい娘。一発で好印象を抱く。来夢さんは食事が終わるとカウンターの中に入り、私と一緒に入ったスト仲間三人(kみんと京都Aさん)とも談笑してくれた。我々三人はすぐに来夢さんを気に入る。来夢さんはチャーミングなのでスナックで働いても人気が出そう。そんな娘がストリッパーなのだから我々ストリップファンの心はさざめく。早く関東の劇場にものってほしいと頼んでみた。そもそも来夢さんは東京在住らしく、あとは晃生のママさん次第で関東の劇場にのることになるだろう。ちなみに、私とAさんは心弾ませ翌日の初日に来夢さんの応援に来たが、kみんは東京にとんぼ返りしなければならなくて来夢さんのステージが観れないのを凄く残念がっていた。
GW週の香盤は次の通り。①望月きらら(晃生)、②来夢 (晃生)、③神崎雪乃(晃生)、④虹歩(札幌ニューカジノ)、⑤浜崎るり(晃生)〔敬称略〕。
今週のトリは虹歩さんかと思ったら、なんと浜崎るりさん。るりさんは二年目を迎えたばかりだが、晃生としても次代を担う若手育成に力を入れている感じ。るりさんは今週が初トリかと思ったら、確かにデビュー週も新人三人デビュー企画という公演の中でトリを任されていたなぁ。私も観ていたのを思い出す。「今週はまさかのトリでした笑。デビュー週ぶりのトリだよーん。」とのるりさんのコメント。
今週は仲良しの望月きららさんと浜崎るりさんもいるし、なにより前評判のいい新人の来夢さんを観たいのでGWは晃生と決めていた。そして、実際に来夢さんのステージを観たらあまりにも素敵で翌二日目も晃生にいることにした。
初日に、スト仲間のTぽんから連絡が入り、名古屋のHさんとも合流。Hさんは初日で帰ったが、私と同じく来夢さんを気に入ったTぽんとは二日間晃生で過ごすことになる。彼はふくろうの顔なので、ママさんとも気さくに話ができる。ふくろうに彼と一緒にいるとなんか安心する。ここに居てもいいという気分かな。初日の夜には、二人で天鵬に焼き肉を食べに行き、私の定宿「志津可ビジネス旅館」に一緒に泊まることができた。仲のいいスト仲間と一緒に来夢さんの応援ができたのも楽しめた大きな要因。
Tぽんは只今休業中の晃生の先輩・青山はるかさんの応援客(1月に四周年イベントの幹事をやった)だが、来夢さんはまさに青山はるかさんによく似た美形タイプだなぁ~とついつい思ってしまった。はるかさんが居ないときに、来夢さんがデビューしてくれて本当に嬉しいよ。
さて、来夢さんのデビュー作を私なりに紹介してみよう。
最初に、赤いドレスに身をまとい登場。上半身は胸元と肩口が濃い赤布で、その下からキラキラしたラメ入りの布地が流れる。肩口から袖・手首までは薄い透け透けの布地が続き、手首の袖口から赤と白の薄い布が螺旋状に絡まりながら垂れている。下半身のスカート部はふわっと広がり赤と白が交互に重り合う。
長い黒髪に、真っ赤な無数の羽根の髪飾り。頭の上部と左側頭部を覆う。
赤がよく似合う。赤が彼女の美しさを引き立てる。まさに華を感ずる。
かかとの高くない銀のハイヒールを履いて、優雅に舞う。
次に、白いラグジュアリー・ドレスに着替える。胸元から胴回りはコルセット模様になっていてラメがキラキラ輝く。スカート部は膝上の短い丈で、透け透けな感じ。
そのまま、ベッドショーへ。
近くで見ると、更に彼女の美貌に酔いしれる。お顔は女優の壇蜜さんを彷彿させる美しさ。目鼻立ちがはっきり。眉毛の線が濃い。切れ長の瞳。艶めかしくぷりっとした赤い唇。これだけの可愛らしくも、かつ女性らしい妖艶な美貌と色香を兼ね備えた踊り子は今のストリップ界にいない。彼女のもつ雰囲気は、若々しくもあるが、これだけの色気は若い子では出せない。年齢が気になるところ、プロフィールに平成2年10月27日生まれと書いてくれた。なるほど私の長女の一歳下の25歳かぁ~。納得しちゃった。
アクセサリーは新人らしく少ない。耳ピアスだけかな。左耳たぶに二個の小さいダイヤがちらりと見える。足の指に赤いマニキュアがあるが、手の指にはない。新人らしいさりげなさがいい。
白いTバックのパンティを脱ぐ。白い素肌に、すごくそそられるヌード。セクシーに魅せてくれる。うっとり眺めていると、まるで夢の中の桃源郷を彷徨っているみたいになる。
まさしく今目の前に、ストリップの天使が降臨した。
ストリップファンとして、ストリップの神に感謝するのみ。
初日5/1がGW休日なこともあって、たくさんの晃生常連が駆けつけていた。私の顔見知りも多い。Tiさんもいた。
来夢さんには既に熱心なファンが付いていて、口々に来夢さんのことを賞賛していた。
その中の一人が私のスト仲間のGさん。彼がスマホにある緑のLINEマークのTシャツを着ているかと思ったら、なんとよく見ると文字がLIMEになっている。パロディ風で、彼らしい粋なデザインに笑った。さっそく、新人の来夢さんのために作ってプレゼントしたらしい。
来夢さんがオープンショーで、そのTシャツを着て現れる。Gさんが笑顔になる。こういう応援スタイルも彼にしかできない独創的な応援で素敵なこと。こうした個人の個性や才能を活かした応援は素晴らしい限り。
Gさんには前から私のストリップ童話を読んでもらっている。いつも「いい話が書けたかな?」と声をかけてくれるスト仲間。今度、来夢さんが主人公の童話も書かせてもらいます。「夢見る星からやって来たストリップの天使」なんてどうかな。楽しみにしていて下さい。
来夢さんを題材に、どんな夢(ファンタジー)を見れるかな。これから先のストリップが楽しみになります。
さて、初日、二日目と来夢さんの応援をしていて、今週どうしても、もう一度会いたくなって、予定通り(?笑)また五日目に戻ってまいりました。今年のGWはライム色に染め上げ、最高の想い出にしたいと思っています。お付き合いよろしくお願いします。
まずは、この来夢レポートをプレゼントさせてもらいます。
平成28年5月 大阪晃生にて
『夢見る国からやって来たお姫様』
~来夢さん(晃生所属)のデビューを記念して~
ぼくはストリップ通いを趣味にする、しがない中年男性。住んでいる東京にはストリップ劇場がたくさんあって毎日のようにいろんな劇場に通い、ときには地方にも遠征するほどの熱烈なストリップファン。完全にストリップが生活の一部になっている。
ぼくは「ストリップは大人のネバーランドだ」と思っている。子供の頃に、ディズニーランドに行くたびに感じたウキウキ・ドキドキした感覚を、大人になった今もストリップで味わえるんだ。
今回、GW週に大阪まで遠征し、晃生ショー劇場で観劇していた。今週の公演における私のお目当ては、今週デビューとなる新人さん。名前を来夢(らいむ)と言う。宣材ポスターがとても可愛い。期待に胸がふくらむ。
二番手で登場。ステージに現れた瞬間、眩しいオーラを放った。
「なんて美しい方だろう。まるでディズニーの世界から飛び出してきたお姫様のようだ♡」
優雅に舞う。長い黒髪が背中まで流れる。私はうっとり眺めた。
ベッドショーのとき近くで見ると、更に彼女の美貌に酔いしれる。目鼻立ちがはっきりしたルックス。細く濃い眉毛の線。切れ長の瞳。すっきりと通った鼻筋。艶めかしくぷりっとした赤い唇。容貌の美しさに強く惹かれる。これだけ可愛らしくも、かつ女性らしい妖艶な美貌と色香を兼ね備えた踊り子は見たことがない。
真剣に見つめるぼくの熱い視線を感じたのか、彼女は優しく微笑みながら、ぼくの視線に絡みつくように見つめ返してくる。まるで目でSEXしている感覚。ぼくは桃源郷を彷徨った。
あっという間に夢のようなひとときが過ぎていく。
ぼくは彼女から離れられなくなり、GW週をずっと晃生ショー劇場で過ごした。
職場のある東京に戻っても、来夢さんのステージが目に浮かび、会いたくてたまらない。仕事も手に付かない状態。ぼくは来夢さんに恋に落ちていた。
次の公演が待ち遠しかった。ところが待てども待てども来夢さんの二週目が発表されない。もう辞めちゃったのかなと諦めムードになってきた。
しかし、ぼくはどうしても来夢さんにもう一度会いたかった。どうしたら会えるのだろうか?
たしか、来夢さんは「私は寝ることが大好きなの」として「夢見る来夢」とポラのコメントに書いてあったことを思い出す。もしかしたら夢の中で彼女を探すことができるかもしれない。ふと、そう感じた。
ぼくはその晩、早々に布団に入り、夢の世界に入っていった。
そこは、すごく懐かしい場所のように感じた。子供時代かな、いや、もっと前だ。まるで、母なる子宮の中で優しく包まれているような空間だった。
ぼくは嬉しくなって、駆け回った。
あらっ! 白雪姫が七人の小人たちと戯れていた。シンデレラ、それに不思議の国のアリスまでいるぞ。ぼくの心はときめいた。
突然、肩を叩かれた。知っている顔がぼくに声をかけた。なんとピーターパンだ!
「いらっしゃい! ネバーランドにようこそ。」
ぼくはピーターパンと話をした。ストリップ劇場で会ったお姫様に会いたくてここまで探しに来たんだ! 一緒に探してくれないかな!とお願いした。
「その方は、この夢の国ネバーランドを治めるお城に住んでいるお姫様だよ。ただ、お姫様に会うには夢の国の住人にならないと会えないよ。」と説明してくれた。
「ぼくじゃ、その資格はないのかな。どうしたら夢の国の住人になれるの?」と尋ねた。
「メルヘンの世界を信じ、心から楽しめることが条件になるんだ。君はストリップをメルヘンの世界にしたくて沢山の童話を書いているよね。ぼくも読んだことがあるよ。ネバーランドのみんなが君の童話を喜んでいる。だから君は夢の国の住人として立派に資格があるよ。」とピーターパンは説明してくれた。
そう話したピーターパンは、ぼくの手をとって、ネバーランドのお城に向かって飛び立った。
お城までたどり着くと、城の前にお姫様が立っていてぼくのことを笑顔で迎えてくれた。
やはり、お姫様は来夢さんだった!!! 来夢さんは夢の国から来たお姫様だったんだ。
「ずっと会いたかったんだよ」とぼくが言うと、「私もよ」そう言って、お姫様はぼくの頬にキスをしてくれた。
「ストリップの世界に戻ってきてくれないかな?」と真剣な眼差しで尋ねた。ぼくには彼女に求愛して結婚し、この夢の国で暮らしていく選択肢もあったかもしれない。しかし、ぼくはストリッパーとしての来夢さんに恋をしていた。また、彼女自身、このネバーランドで平穏に暮らしていけるにもかかわらず、あえて刺激的なストリップの世界に一度飛び込んできたということはストリップの魅力を感じているはず。
「ぼくと一緒にストリップを楽しまないか? ストリップファンのみんなが君のことを待っているんだよ。」
お姫様はぼくの言葉に頷いた。
今、四ヶ月ぶりに来夢さんがステージに戻ってきた。
ぼくはいつものようにかぶり席でにこにこしながら彼女の華麗な姿を見つめていた。そして、これから始まる来夢さんとのストリップLIFEに心をときめかせていた。
おしまい