2020年5月中の渋谷道頓堀劇場における、蟹江りんさん(栗橋所属)の公演模様を、三作目を題材に、「キャンディになって食べられたい♡」という題名で語りたい。

 

 

2020年5月中の渋谷道頓堀劇場に4日目5/14(木)に顔を出す。私としては、この日がコロナ禍外出自粛解禁明け初日である。今週はメンバーがいいのでたくさん通いたくなる。

今週の香盤は次の通り。①るあん(道劇)、②柳るい(道劇)、③蟹江りん(栗橋)、④MINAMI(まさご座)、⑤金魚(道劇) 〔敬称略〕。今週は柳るいさんのデビュー週。

 

 

蟹江りんさんが新作を初披露していた。すぐに曲名を教えてもらった。

私はいつものように観劇レポートに取り掛かる。

まずは、観たままと曲名からステージ模様を紹介する。

最初に、メイドのような恰好をして登場。パープルと白をミックスした衣装。パープルの制服を基調として、白いブラウスと白のエプロンという感じ。具体的には襟元、胸元からボタン周りの前面フリル、手首の袖、エプロンが白。そして、上半身の衣装とスカートの他、襟のリボン、おへそ部のリボンはパープルとなる。頭にも衣装に合わせてパープルのリボンの付いた白い帽子をかぶる。

音楽に合わせて、裸足で軽快に踊る。

一曲目は、アメリカ合衆国の女性歌手ケイティ・ペリーの「カリフォルニア・ガールズ featuring スヌープ・ドッグ」(原題:California Gurls)。2010年5月11日リリースの、多くの国で1位を獲得した大ヒット曲。(この曲のMVを見れば、お菓子だらけの動画であり、今回の演目のベースになっているのが窺われる。)

音楽が変わり、着替える。

次は、ピンク系のベビードール姿で登場。左側頭部に同じ色の大きな髪飾り。ガラス状の首飾り。肩出しで、肩紐で胸から下を吊るす。胸元は白めで、刺繍入りの透け透けの生地。ショッキングピンクのTバックが透けて見える。裾はフリル状。手首に白いフリルを巻く。

白地に赤の渦巻き状のペロペロキャンディを持って、踊る。

二曲目は、スウェーデンのバンド・カーディガンズ(The Cardigans)の「ラブフール」(Lovefool)。ポップで洗練された懐かしいメロディ。1996年リリースの世界的ヒット曲。

 また、音楽が変わり、一旦暗転して、着替える。

 次は、キラキラしたオレンジのロングドレス。肩出しで、胸から下を肩紐で吊るす。胸元と裾は黄色いフリル状になっている。

三曲目は、東京事変の「スイートスポット」。英語の歌詞で官能的なメロディ。

そのままベッドショーへ。

ピンクの紐パンを脱ぐ。小さな逆三角形のヘアがちょこんと見える。

アクセサリーとしては、さきほどのガラスの首輪。ピンクのマニキュア。

ベッド曲は、アンミカの「SWEET MEMORIES」。パリコレのステージから音楽のステージへ. 美の伝道師アンミカが松田聖子の名曲を歌う。

そして、立ち上がり曲はまたしもケイティ・ペリーの大ヒット曲「ティーンエイジ・ドリーム」。

 

 

今回の作品は、選曲だけでも取り上げると、音楽通がうなるほどの内容になっている。

まずは、最初と最後にもってきたケイティー・ペリー(Katy Perry)の楽曲は最高である。私個人的には、できたら全曲をケイティー・ペリーにしてほしいと思うほどだ。

今回、音楽をネット検索しているうちにケイティー・ペリーの他の曲をも聞き惚れて時間を費やしてしまった。音楽もいいし、動画で見る彼女のセクシーさやファッションも最高である。

そういえば、昨年、虹歩さんが全曲レディーガガの作品をパート1とパート2と二つ作って魅了してくれたのを思い出した。20年のキャリアとあのダンス力だもんね。カニちゃんも虹歩さんのようなベテランになったら、虹歩さんに負けずに是非とも全曲ケイティー・ペリーなんかに挑戦してほしいなと思っちゃったよ。

本作の残りの三曲も凄い。かなりの音楽センスがないと持ってこれない曲だと思った。

とくに「スイートスポット」。椎名林檎さんのファンはたくさんいるが、東京事変の4枚目アルバム『スポーツ』(2010年リリース)に収録されている「スイートスポット」は渋い。シングルカットされていない曲だし。英語の歌詞に、たまらなく官能的なメロディ。作詞 椎名林檎 作曲 椎名林檎・伊澤一葉。

 

音楽の話ばかりしているわけにはいかないな。

今回の新作は、今週出したばかりで、選曲も振付も自分でやったとのこと。

さて、カニちゃんは今回の演目で何をアピールしたいのかなと考える。

最初に、曲名を教えてもらった。全体として耳障りがよいノリのいい音楽が並んでいる。ダンスもベッドも気持ちよくやれてる感じ。カニちゃん自身、「今回は新人さんっぽさを目指して作ってみました。」「ひたすらカワイイ!を意識して頑張っていますー。」「私はお客さんにハッピーを与えるような素敵な踊り子さんになりたいです。」とコメントで強調している。この気持ちは汲み取れる。

ただ、カニちゃんが言うには「本当はもっと小道具があったのですが、コロナの影響で届かず(製造元は中国)、しかたなく色々変えて出しました。」「全然ダメ! 納得してない! まだまだ進化していきたいと思います。」とのこと。

小道具もそろわず、まだ自分で納得のステージになっていない。そういう前提であれ、彼女のファンとしては、なんとかして彼女の意図を推し量らなければならない。うーん。

正直言うと、一日目だけステージを二度拝見しただけではレポートが書けなかった。私は悩む。

 二日目に再度確認して、カニちゃんから「新作のテーマは‘おかし’」と教えてもらう。

そこで初めて、ふたつめの衣装のとき持っていたペロペロキャンディの意味が理解できた。ということは、ひとつめの衣装はメイド服じゃないな。お菓子店の販売員か、お菓子作りをイメージしているのかもしれない。そうすると、最後の衣装も、なんか、お菓子のお姫様のように見えなくもない。話をつなげると、お菓子を売る人、それを買って食べる人、そして、その人はお菓子のお姫様に変身となる!

 そんなことを考えていたら、カニちゃんがお菓子のように甘く見えてきた。カニちゃんを食べちゃうとお菓子のようにスウィートな味がするのかなといつもの妄想癖が始まった。

 えーい、童話にしちゃえ!!!

  題名は、「王子に食べられたキャンディ(実は女の子)」

⇒もう少し、まろやかに『王子とキャンディ』という題名にしようかな。・・・

 

 私はキャンディ。どこにでもあるキャンディのひとつ。

でも私には夢がある。私たちは人間に食べられたら無くなちゃうちっぽけな存在だけど・・・できれば素敵な王子様が現れて、私のことをお口の中で溶かしてほしい。私は王子様のお口の中で蕩(とろ)けたいの♡

 

ある日のこと、キャンディの夢は実現しました。

キャンディは甘いもの大好きな王子の目に留りました。「かわいいキャンディだなぁ~。どんな味がするんだろう?」と手に取って、包みをくるんと解いて、お口の中へ。

その瞬間、不思議なことが起こりました。 キャンディの夢が叶えられたせいか、お空の星たちが一斉に地上に降ってきました。コンペイトウの形をしたキャンディでした。それらは王子の元に集まり、一人の女性を形作りました。キャンディは人間の女の子になったのでした。

 

甘いもの好きな王子は、一目でキャンディを気に入り、抱きしめました。

王子はキャンディのキラキラ輝く瞳にキスをしました。甘いチェリーの味がしました。

王子はキャンディのかわいい口にキスをしました。ファースト・キッスは甘いレモンの味がしました。

王子はキャンディの形のいいバストにキスをしました。甘いミルクの味がしました。

次に、王子はキャンディのセクシーなおしりにキスをしました。甘いピーチの味がしました。

そして最後に、王子はキャンディの秘密の花園を求めました。そこは甘いマンゴの匂いがします。王子は花園の中にかわいらしい真珠を見つけ優しくキスをしました。するとたくさんの蜜があふれ出しました。甘いもの好きな王子は大喜び。

王子とキャンディは甘い甘いひとときを過ごすうちに、いつの間にか二人とも完全に溶けてなくなってしまいました。とさ

                                    おしまい  

 

2020年5月                            渋谷道頓堀劇場にて

 

 

. 蟹江りんさんの‘どうしても口説きたい’絵の魅力

 

 2019年12月結のライブシアター栗橋で遂に念願が叶った。蟹江りんさんからお絵描きを頂く。ついに憧れの女性を口説き落としたかのような妙な達成感があった。たまらなく嬉しい。今の気持ちとその模様をメモしておきたくなる。

今週の香盤は次の通り。①香山蘭(ロック)、②蟹江りん(栗橋)、③南美光(TS)、④雪見ほのか(ロック)、⑤鈴木ミント(ロック) 〔敬称略〕。

 

蟹江りんは、8月中にライブシアター栗橋でデビュー。私はその週に二日通い、そのとき、りんさんが絵の上手い子であることを知った。他のお客さんのポラをちらっと見て、お絵描きされていたから。しかも、その絵がすごく上手で驚いた。ただ今、お絵描きブームの私の琴線にビンビン触れた。そこで、私も干支である猪の絵をお願いしたらポラの裏側にささっと描いてくれた。私はその絵を一目見たときに一発で彼女の絵に惚れた。その筆タッチから、この娘はどんな題材も自由自在に描ける絵心を持っていると感じた。そして、絶対にこの娘と仲良くなって私の専属お絵描きさんになってほしいと心から思った。

そこで、ポラの裏ではなく、A4のコピー用紙をポラ袋に同封して、それに描いてほしいとさりげなくお願いした。ところがコピー用紙に絵は返ってこない。忙しいとか、気が向かないとか、いろいろあるだろうと思い、また強引な頼み方をしたら嫌われると思って、時間を開けては何度もお願いした。しかし、全く反応がない。なんか私自身、空回りしていた。頭の中で自問自答が始まる。・・・

もしかしたら、蟹江りんさんは警戒心の強いタイプかもしれないと思う。新人だからね。もうしばらく応援して仲良くならなければ描いてくれないのかな・・・と思う。

ときに、もしかしたら私が彼女の嫌いなタイプ(生理的に受け付けないタイプ)かなとも考える。しかし特に私の顔を見て嫌な顔をするわけでもなく、ポラの対応は至って普通だった。私がいつも渡す手紙はちゃんと読んでくれている感じ。先輩の黒井ひとみさんなどが私のことを「先生」と呼んでいるからか、りんさんも私のことを「先生」という敬語を使ってくれている。

私の20年間のストリップ歴では、蟹江りんさんのようなタイプとは絶対に相性がいいはずと思える。

いずれにせよ、どうして彼女はすんなりお絵描きをしてくれないのかなと私自身ずっと悩んでいた。

 

今回、新作(二作目)の観劇レポートを書いてあげるついでに、正直に今の私の気持ちを伝えようと決意した。

なんというか、好きな娘に告白するように妙な気分だった。気に障って逆に嫌われるかもしれない。でも、言わずにいられない。まぁ、私はお客さん側なので、踊り子さんとしては無碍な対応はしないだろうとも思えた。いずれにせよ、嫌われても仕方ないと思いつつ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で手紙を書いた。

観劇レポートにかこつけて書いたので、ずいぶん回りくどい言い方になっていた。長い文章になった。深夜遅くまで悶々としながら書いていた。気付いたら朝方4時になっている。私は昔懐かしい恋する青年の気分になっていた。

 

さて、その結果はいかに・・・

りんさんがポラの時に「レポート読みました。驚きました。あのA4の用紙は私にお絵描きしてほしいというものだったんですか。私はてっきりミスって入れてきたものと思っていました。もったいないな~と思って家に持ち帰り落書きしていました。(笑)」と言う。あれあれーって感じ。勘違いもあってか、お互いのやりとりが全くチグハグなものになっていたのだった。

 

その後は、りんさんから「私はお絵描きが大好きなの」と言って、次々にA4用紙にお絵描き作品が返ってきた。めっちゃ上手い。私は涙が出るほど感激した。

 目の前に、りんさんの描いたステキなイラストがある。まさしく念願の私のお宝をGETできた瞬間だった。

 私の心はパーッと晴れた。この四か月間の鬱々とした気分がまるで嘘のようだ。心底うれしかった。なんというか、好きな娘にデートを申し込んで叶った気分みたいだ。りんさんが愛おしくてたまらなくなる♡

 ついに、こんなに可愛いお絵描きさんと仲良くなれた。今までとはまた違った意味で彼女のステージが華やいで観えた。これから蟹江りんさんを本腰を入れて応援させてもらおうと心に誓った。

 

 

2019年12月                       ライブシアター栗橋にて

 

 

 

 

2019年12月頭の池袋ミカド劇場における、蟹江りんさん(栗橋所属)の公演模様を、二作目「蟹江りんご」を題材に、「踊り子になったりんご」という題名で語りたい。

 

 

  2019年12月頭の初日、池袋ミカド劇場に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①愛奈(TS)、②金魚(道劇)、③蟹江りん(栗橋)、④黒井ひとみ(栗橋)、⑤美樹うらら(栗橋)、⑥伊東紅蘭(東洋) 〔敬称略〕。

その週は二日間通う。

 

初日、待ちに待った蟹江りんさんの二作目を拝見した。本作品は二週前の11月頭の蕨ミニで初出しされたようだ。

なんと、りんごの着ぐるみで登場!!!  この演目名はきっと「りんご」だ!と思って本人に聞いたら「蟹江りんご」との回答。うまく名前とかぶせたユニークなネーミングにおもわず感心しちゃったよ(笑)。

すぐに選曲も教えてもらったので、さっそく観劇レポートを書いてみた。

 

第二作「蟹江りんご」は、次のようなステージ模様である。

最初に、真っ赤な林檎の着ぐるみを着て登場。頭にも林檎のかぶりもの。てっぺんに茶色い林檎の芯と緑の葉っぱがひとつ付いている。赤い長袖のシャツに赤いスカート。

音楽に合わせ、裸足で踊る。

一曲目は、なんと童謡「りんごのひとりごと」。

♪わたしはまっかなリンゴです お国は寒い北の国

『りんごのひとりごと』は、作詞:武内俊子、作曲:河村光陽による日本の童謡・唱歌。1940年(昭和15年)2月にキングレコードにより河村の娘・順子の歌でレコード化された。

リンゴを題材とした曲であり、歌詞は、出荷されて店頭に並ぶ様子をリンゴ自身の視点で描く。前年(1939年)当時猩紅熱で入院していた武内が、長妻完至により見舞いに持参されたリンゴを見てノートに走り書きした歌詞を、見舞いに訪れたキングレコードの担当者・柳井堯夫が見て、曲として仕上げたという。武内自身は作曲者に長妻完至を望んでいたが、河村光陽に依頼された。

武内 俊子(たけうち としこ/1905-1945)は、広島県三原市出身の童謡作詞家、童話作家。『かもめの水兵さん』、『赤い帽子・白い帽子』の作詞で知られている。

河村 光陽(かわむら こうよう/1897-1946)は、昭和期の戦前から戦中にかけて活躍した作曲家。長女は歌手の河村順子。代表曲に、『うれしいひなまつり』、『かもめの水兵さん』、『グッドバイ』、『仲良し小道』などがある。

かわいい林檎の着ぐるみと懐かしい童謡に、おもわずほっこりさせられる。

音楽が変わり、着ぐるみを脱ぐ。

下には、赤いワンピース衣装。

肩出しで、肩紐で胸から下の衣装を吊るしている。赤い生地の中に小さな白い水玉模様。腰に長くて白いフリルを四つ垂らしている。上着の前面には白い真珠のボタンが縦に三つ並ぶ。小さい赤いリボンが、胸元、ベルト部、四つのフリルに、ワンポイントで付いている。

持ってきたバスケットから赤い林檎をひとつ取り出す。また、赤いピストルに黄色い玉を付けて、客席に向かって撃つ。楽曲「林檎殺人事件」に合わせているんだね。玉は当たってもスポンジなので大丈夫♪

二曲目は、懐かしの「林檎殺人事件」。

1978年6月21日にリリースされた、郷ひろみの27枚目のシングル。作詞:阿久悠/作曲・編曲:穂口雄右

「お化けのロック」に続く樹木希林とのデュエット曲であり、テレビドラマ『水曜劇場「ムー一族」』(TBS系列)におけるコントコーナーの挿入歌であった。『ザ・ベストテン』では4週連続で1位に輝き、1978年の年間ベストテン第10位に輝いた。

樹木によれば、この歌は、一般的なイメージの「素敵な男女」とは別物の凸凹ペアである樹木と郷を、雌雄の区別がない両性具有のような存在とするコンセプトである。そして、曲中のフレーズ「フニフニフニフニ...」は、そのコンセプトに基づくもので、二つとない実際は一つと言う『不二』を意味するものという。歌のイメージやコンセプトは、『ムー一族』のプロデューサーだった久世光彦によるものであり、「フニフニフニフニ...」も、久世による言葉遊びである。作詞者の阿久悠は、久世から作詞を依頼されたときコンセプトも聞かされて「それだけ出来ているなら自分で書けばいい」と答えたという。

この曲の最後には、ピストルを客に渡し、自分に向けて撃ってもらう。

ここで一旦、暗転。

音楽が変わって、着替える。

赤いガウンを羽織る。透け透けの生地。銀の首飾りがキラキラ。下には黒いパンティのみ。

三曲目は、東京事変の「恐るべき大人達」。作詞:椎名林檎、作曲:亀田誠治×椎名林檎。ジャズっぽく、おしゃれでハイセンスなサウンド。ちなみに椎名林檎の歌詞は英語なので聞き取れず内容は理解できない。

東京事変(とうきょうじへん、英称:Tokyo Incidents、Incidents Tokyo)は、シンガーソングライターの椎名林檎を中心に、2003年に結成された5人組のロックバンド。2012年2月29日の日本武道館公演をもって活動を終了。

最終バンドメンバーは、次の五人。

・椎名林檎 - ボーカル、ギター、ピアノ、ドラムス

・亀田誠治 - ベース、コーラス

・浮雲 - ギター、マンドリン、ボーカル、ラップ、コーラス

・刄田綴色 - ドラムス、パーカッション、コーラス

・伊澤一葉 - 鍵盤楽器(キーボード、ピアノ)、ギター、ボーカル、コーラス

それぞれ独自の音楽性を確立するメンバーで構成されており、ライブにおいてはCD音源とは異なった多様かつ高度なアレンジが展開されていた。

しかし、その活動期間は、2005年を境に第一期・第二期に大別される。(第一期は椎名個人に重点が置かれ、第二期からはバンドとして表現できるようになる)

というのも、2003年当時、引退を考えるほど音楽活動の継続にモチベーションを見出せなかった椎名林檎が「メンバーたちのために書き下ろすつもりで曲を書けば意欲が湧くのではないか」と考えて結成。当初は椎名のツアーのバックバンドとして稼働していた。だから、このバンドは初めは椎名の表現者としての延命装置として生まれ、彼女が音楽と向き合って自身の音楽的成長を促すため設定したカリキュラムのようにスタートした。これが第一期。

そして伊澤一葉と浮雲が加入した際は、彼らのように「実力がある」と言われながらも普段はアンダーグラウンドやインディーズで活動している陽の目を見ない才能には、自分たちの内輪だけで循環するのではなくメジャーの場で勝負して欲しいと思い、自分の方から一緒にやってくれないかと誘った。椎名の意識の変化に伴い、バンドも彼らを世間に通用させるまでの過程そのものをビジネスとすることを目的としたプロジェクトへと変化していった。この過程について椎名は「学習機関に始まり(『教育』)、職業訓練校、研究室・実験室を経て(『大人 (アダルト)』〜『スポーツ』)、最終的にメンバー各々がそれぞれ独立して稼働できる生産工場となった(『大発見』)」と表現した。 『』はアルバム名。

そのまま盆へ移動。

上着を脱いで、ベッドショーへ。

黒いパンティを左太ももに巻く。

アクセサリーは銀の首飾りのみ。手のマニキュアが透明だがテカテカ輝いている。

ベッド曲は、Sia(シーア), Diplo(デュプロ), Labrinth(ラビリンス)の楽曲「Genius」(ジーニアス)。

立ち上がり曲は、キリンジの「エイリアンズ」。2000年10月12日リリース、キリンズの6thシングルで、キリンジの代表曲である。

夜にしっぽり聴けるような、とてもアダルトな雰囲気の曲だね。エイリアン=宇宙人というタイトルからは想像もできない、ハイセンスな感じ。こういうミュージシャンの曲を知っていて、かつ本作品の立ち上がりに使用してくるとは意外に思った。

キリンジ(KIRINJI)は、日本のバンドである。

1996年に兄の堀込高樹が弟の堀込泰行を誘って兄弟2人で結成。デビューするとすぐに、複雑ながらポップなサウンドと独自の詞世界で大きな注目を集め、また兄弟それぞれが他のアーティストへの楽曲提供を手がけるなど、作詞家・作曲家としても支持を集める。2人構成時代においても、「キリンジは主に泰行が歌っているわけだから、そもそも“デュオ”っていうのとは違いますよね」と高樹が発言しているなど、「デュオではなくバンドです。」と主張していた。

2013年春、弟の泰行がグループを脱退してソロとなり、兄の高樹がキリンジの暖簾を引き継ぎ、新たに5人のメンバーを加えてバンドとして活動を継続することとなる。

 

さて、以下に感想を述べさせて頂きます。

りんごの着ぐるみを着て登場し、童謡「りんごのひとりごと」で始まり、懐かしの「林檎殺人事件」の曲が続くあたりは、かわいいユニークな演目にまとめるのかなと思って楽しく観ていた。おじさんとしては十分についていけるところである。

ところが、三曲目の東京事変の「恐るべき大人達」から様子がガラリと変わり、ラスト曲のキリンジの「エイリアンズ」で締める。かわいい路線が突然アダルト路線に変わるのだ。このへんの曲は普通のおじさんではついていけないだろう。「恐るべき大人達」の歌詞の中には和訳すると「アダムとイヴは林檎を渡し 地球は逆さに回り始めるだろう」なんて箇所もあるので、タイトルの林檎に通じているのかとも思ったが、意味はよく理解できない。おじさんとしては難しいことは考えずに、ただただ若い女の子のヌードに関心を集中させることにする。笑 そうすればヌードを楽しみながらステージをすーっと流せる。

しかし、ストリップ評論家を自認する私としては簡単に見過ごせない。出だしでニコニコ安心して観ていたものの、途中から、ありゃありゃ、この作品「蟹江りんご」は何を目指しているのかなと思っちゃった。テーマの「りんご」が一貫していない気がした。

 

 この感想に対し、すぐに、蟹江りんさんからお返事を頂く。次のように解説されてあった。

「リンゴの演目は、長野県産のリンゴが実はアダムとイブの血を受け継いだリンゴで、私はなんてことをしてしまったんだ・・・と一回なるのですが、それでもやっぱり長野のおじいさんのため、愛を紡いでいく・・・という感じで作ったのですが、分かってもらおうとは一切思わず、ちょっとワラビ用に作ってみた演目です。」

 正直これでもよく分からずにいた。そうしたら翌日、得意の漫画入りで解説してもらう。

1曲目 出荷されたリンゴ

    長野から大都会・東京へ!

        おじいさん元気かな?

2曲目 なんと東京でモテる!!!!

        男達は私をめぐり争うように・・・!  「林檎は俺のモノだー!!」

    こんなことになるなら、私なんていない方がマシよ~! と自殺してしまう

    (自分で頭撃ち抜く予定でしたが、怖いのでお客さんに撃ってもらうことに

しました)

3曲目 そう・・・死んでから分かった

    私はアダムとイブのリンゴだったのだ・・・!

4曲目 私のせいで皆、狂ってしまった(泣)と嘆いています

5曲目 で、おじいさんを思い出して、やはり生物は誰かを何かを愛さずにいられない

と気づき、おじいさんを思いオナニーをするリンゴです♡

 

 以上の解説で、ようやくステージ内容は理解できた。しかし、こりゃ解説してもらわないと、悲しいかな、ここまで思考が至らない。「分かってもらおうとは一切思わず」とコメントされているが、そう言わずに、せっかく作った作品なので、蟹江りん作品として観客に理解してもらいたいと思わずにいられない。

 そこで私なりに咀嚼して、次のような童話を書いてみた。一曲目の童謡「りんごのひとりごと」をベースにして、蟹江りんさんの解説を加味し、ストリップ・バーションにアレンジしてみた。是非とも参考にしてほしい。

 なお、本童話は2020年最初の私の創作童話になったよー! 蟹江りんさんに感謝!!!

 

 

2019年12月                           池袋ミカド劇場にて

(2020年1月改訂)                                          (ライブシアター栗橋にて)

 

 

 

 

 

 

                                     2020.1

童話『踊り子になったりんご』 

~蟹江りんさんの二作目「蟹江りんご」を記念して~

 

 

 ここは見渡す限り山ばかりの長野県。

 山の一面にりんご畑が続く。きちんと区画整理されていて、りんごの木々が並んでいた。

 そこでは一人のおじいさんが丹精込めてりんごを栽培していた。おじいさんは民謡が大好きで、大きな声で林檎追分を唄う。りんごたちは清々しい空気と燦燦と降り注ぐ日差し、そしておじいさんの伸びやかな唄声を栄養分にして大きく育った。

 

 その中に、一本の老樹があった。樹齢何年か分からない。おじいさんが生まれるずっと前からそこにあった。

 その老樹は、りんご畑の中央に位置した。もっとも日当たりのいい場所。よく見ると、りんご畑はその老樹を中心にして区画整理されていた。つまり、その老樹こそがりんご畑の長(おさ)であったのだ。

その老樹からはそれはそれは立派なりんごが採れた。真っ赤に大きく、とても美味しい味がした。おじいさんはその老樹とそこから採れたりんごを「アダムとイブ」と呼んでいた。そして、まるで我が子を育てるかのように丁寧に扱った。

 

 リンゴ畑は、収穫時期になると、熟したりんごの色で一面が真っ赤になる。その時期には毎年恒例でたくさんのアルバイトがやってきて出荷を手伝っていた。ふだんは人気のない閑散としたりんご畑だが、そのときだけは長野の賑わいの時期となった。

 ただ、その中でも老樹だけはおじいさんしか扱うことができなかった。おじいさん自らが老樹からりんごをひとつひとつ丁寧に採ってカゴにいれた。そう、「アダムとイブ」だけは特別扱いなのだ。おじいさんは、大きくて、真っ赤に光ったりんごに‘寿’の金粉文字を書いた。この「アダムとイブ」は高級贈答品として特別な値段がついたのだ。

 今年の「アダムとイブ」は格別に立派な出来だった。お陰で驚くような値段が付いた。おじいさんは自然と目元が緩んだ。

 

 出荷の日、「アダムとイブ」のりんごちゃんは叫んだ。

「おじいさん、いままで大事に育ててくれてありがとう。今から出掛けていくねー。」

 おじいさんは「いい人のところにもらわれていくんだよー。」と答えた。

 こうして、りんごちゃんは貨物トラックで東京に向かっていった。

 

 今年の「アダムとイブ」は作柄が評判になっていた。たくさんの販売業者が獲得しようと争った。値段がますます吊り上がった。まるで宝石を扱うような状況になる。

 そのため、裏で悪徳業者が動き、大きな裏金が流れた。

 りんごちゃんは運命に翻弄された。

  りんごちゃんは優しかったおじいさんのことを思い出していた。おじいさんが唄う林檎追分が聴こえてきた。

「わたしは長野のきれいな空気で育った。そして、おじいさんにキレイに立派に育ててもらった。だから汚いお金なんかに染まりたくない。」りんごちゃんは心から願った。

「こんなことだったら自殺してやるー!」 りんごちゃんは自ら命を絶とうとした。

 

 そこに、林檎の神さまが現れた。

「浅はかなことを考えてはいけない。自ら命を絶つとは内部から腐らせようとしているのだろう。そんなことをしたら、長野の林檎は全て信用をなくしてしまう。おじいさんはもう林檎を作れなくなってしまうぞ。

ましてや、おまえは林檎のアダムとイブである。自ら命を絶ったりなんかしたら、りんごの老樹は伐採されてしまう。そうすれば、おじいさんはどんなに嘆き悲しむことだろうか。それはおまえも望むところではないだろう。」

 りんごちゃんは頷いた。

 林檎の神さまは続けた。「おまえは類まれな容貌をしている。ひとりの人に食べられるよりも多くの人に鑑賞される方がいいだろう。おまえをストリッパーにしてあげよう!」

 神さまは魔法の杖をもって、りんごの周りをくねくねと回した。ねるねるねるねー♪ 呪文とともに、りんごは眩しいばかりの美しい踊り子に変身した。

 

 りんごちゃんのデビューは長野に近い北の劇場に決まった。名前も‘りんご’にした。

 りんごちゃんのヌードは、まるで採れたての林檎のように、瑞々しい素肌で輝きを放った。たわわな乳房、きゅっと締まったウエスト、そして小股の切れ上がったお尻、すべてが一級品。舞台に上がると、色白なのに恥ずかしさで頬をりんごのように赤く染め、その赤みが身体の隅々まで流れた。その初々しさが観客に大いにうけました。

 デビューの日には、長野からおじいさんが応援に駆け付けた。かぶり席から以前のように優しい笑顔を向けてくれた。りんごちゃんはおじいさんと再会できて心から嬉しかった。

「おじいさん、私のヌードをたっぷり見て元気で長生きしてね。」そう思い、おじいさんの目の前で激しくオナニーショーを始めた。口元から甘い吐息が漏れ、身体が小刻みに震えた。りんごちゃんのあそこはまるで林檎を真っ二つに割った果肉の芯のようでした。そこから樹液が溢れ光りました。すると場内を甘いりんごのようなニオイが漂いました。

 観客の誰もが、りんごちゃんのステージに酔いしれた。

 そうそう、ひとつ言い忘れました。りんごちゃんの腕にはおじいさんが描いたような金粉のTATOOが残っていましたとさ。

                                    おしまい

 

 

〔註〕.美空ひばりの「リンゴ追分」は有名であるが、林檎追分という曲名の民謡はない。ここでは勝手に民謡曲があるものとした。

 

 

蟹江りんさん(栗橋所属)について、2019年8月中のライブシアター栗橋でのデビュー模様を、デビュー作を題材に、「久々の栗橋新人デビュー」という題名で語りたい。

 

 

2019年8月15日(木)、ライブシアター栗橋に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①西園寺瞳(ロック)、②蟹江りん(栗橋)、③黒井ひとみ(栗橋)、④赤西涼(ロック)、⑤鈴木千里(ロック)〔敬称略〕。

今年の夏は前半に長い梅雨空が続いたが、梅雨が終わったと思い気や、昨年並みの炎暑が襲いかかってきた。そんな中、今週は大型の台風10号が西日本に近づいてきており、その影響で関東も時折豪雨に見舞われるという異常天候。ただ命の危険を感ずるほどの暑さに変わりない。

こんな暑いときはストリップ劇場で避暑するに限る。

栗橋で珍しく新人がデビューするという。しかも二人も。まずは今週8月中に蟹江りんさん。そして続いて10月頭に浅井ひなみさんが予定されている。私としては新人好きの血が騒ぎ、さっそく栗橋にやってきた次第。

栗橋の新人デビューは、たしかH25年末にデビューしたみずきさんと泉るいさん以来だから六年ぶり(二人とも今はいない)。途中、栗橋閉館騒動もあったことを考えると、こうして新人がデビューするようになったことに感慨深いものがある。また、その間、黒井ひとみさんが閉館した若松劇場から移籍してきた。黒井ひとみさんとしては、若松から通しても初めてのお姐さんとなる。「やーっと栗橋からも新人ちゃんがデビューして私もとうとうお姐さんとなることができました!! めでたい(笑)」というひとみさんのコメントにも想いがこもっている。 

 

あらかじめ劇場の宣材写真は見ていたが、やはり実物を見なくてはいけない。実際のりんさんはチャーミングなレディさん。一目見て、会いに来て良かったと思った。

舞台の上では堂々としているように感じたが、ポラ対応で客と話す様子を見ていたら慣れてないところに新人の初々しさを感じさせられた。エロポラの撮影でも恥じらいを隠せない様子。私としてはその方が新人らしくて嬉しかった。

 新人らしさが表れたのは二回目のポラタイムだった。黒井ひとみさんと一緒に現れる。りんさんがしょげた面持ち。あらあら、どうしたのかな。すかさず、ひとみさんが「一回目のポラで、一部順番がずれちゃっていたので撮り直しさせて下さい」と言って、ずれてしまった人にお願いした。りんさんは新人なので相手の客が誰なのか判断つかないが、ひとみさんはお客の名前と顔が一致する。ひとみさんがテキパキと対応した。りんさんは「本当に申し訳ありません」と神妙な顔をしている。ひとみさんが本当に頼りがいのある先輩に見えた。私のポラコメにも「新人ちゃんのデジがずれていて、とってもバタバタしてしまってごめんね。私も初めての姐さん業で日々勉強ですっ」とのひとみさんの弁。

 りんさんにとってはショッキングな出来事だったと思うが、ポラの順番ずれはベテランのお姐さんでも時たまやるから、そんなにしょげなくても大丈夫だよ。ふつうのストリップ客なら怒ったりしないから心配ないよ。

 後で、りんさんのポラコメに「ひとみ姐さんがいなかったらデビューできませんでした! とても優しいです」とあった。二人の先輩・後輩のいい関係がよく伝わってきた。りんさんにとって大変なアクシデントだったが、私にはとてもいいものを見せてもらった気がしたよ。

 このアクシデントのお陰で、りんさんの性格も垣間見れた。私はとても好印象を受けた。

ひとみさんのポラコメに、りんさんのことを「すんごく無邪気で若さがまぶしい子です」とあったが、まさしくその通り。りんさんの性格の良さが伝わった。私も是非応援させてほしいと思う。

 

 話は前後してしまったが、りんさんのステージ模様を話したい。

 最初に、舞台に登場したときに、ずいぶん落ち着いた雰囲気を感じた。整った顔立ち。アイラインと口紅に化粧の上手さを感じた。茶系のショートヘアがとてもよく似合っている。きれいな美人さんだ。

 頭に銀のヘアバンド。首にもキラキラした銀のネックレス。

 上下セパレートの衣装。黒地をベースに小さな白い水玉模様。上着は襟部と袖部に赤いフリル。肩から伸びた白い左腕に紫の花のTATOOが妖しい。スカートも裾部に赤いフリル。長い脚の先にはキラキラ光る銀のハイヒールを履く。

 一曲目は、女性ボーカルの軽快な洋楽に合わせて、ノリノリで踊る。

 続いて、二曲目はディズニー音楽。アリエルの『Under the Sea』かな。

 袖のところで衣装を脱ぐ。水色の水着が見える。ブラは貝殻状で、細かい真珠が散りばめられている。下半身に水色の布を巻く。布には白いフリルが斜めに流れている。銀のハイヒールを履いたまま踊る。

 ここで一旦暗転。

 三曲目も、女性ボーカルの洋楽に変わり、ここで着替える。

 白いロングドレス。薔薇の刺繍入りで豪華。ハイヒールはそのまま。

 四曲目に名曲「Lovin' You」が流れ、そのままベッドショーへ。

 水色のパンティを左手首に巻く。逆三角形の小さなヘアがこんにちは。美しいヌードがまぶしい。

 近くに来たのでアクセサリーを目で確認。銀の線が垂れるイヤリング。銀のネックレス。薄いピンクのマニキュア。

 立ち上がり曲は邦楽。シェネルの「Happiness」かな。

 

 プロフィールや曲名などを教えてもらったら書き直しますね。よろしくね。

 

 

2019年8月                        ライブシアター栗橋にて

 

 

H30年11月頭のライブシアター栗橋での第三回空中大会の模様を語りたい。

 

 

今週は、第三回栗橋空中大会が催された。

第一回栗橋空中大会はH29年8月中。メンバーは①水鳥藍(道劇)、②渚あおい(東洋)、③永瀬ゆら(栗橋)、④秋月穂乃果(ロック)、⑤清水愛(ロック) 〔敬称略〕。

第二回栗橋空中大会はH30年2月結。メンバーは①水鳥藍(道劇)、②MOKA(TS)、③松本なな(東洋)、④MIKA(ロック)、⑤清水愛(ロック) 〔敬称略〕。

第三回栗橋空中大会はH30年11月頭。メンバーは①黒瀬あんじゅ(TS)、②永瀬ゆら(栗橋)、③浅葱アゲハ(フリー)、④MIKA(ロック)、⑤清水愛(ロック)〔敬称略〕。

こう見ると、三回とも出演しているのが清水愛さん。二回が自小屋の永瀬ゆらさん、そして水鳥藍さん、MIKAさんということになる。

 

H30年11月3日(土)、ライブシアター栗橋に顔を出す。

朝からたくさんの客が並んでいた。早朝八時前に劇場に着いたが10番目、どうにかかぶり席には座れそうだ。並んでいる客同士が、「前日の金曜日も平日というのに激混みだった。土日はどうなるんだろう。」と話している。案の定、正午12時の開演時点で客席は全て埋まっていた。驚いたのが、この時点で、あの広い駐車場が満杯になったこと。後から来る客は駐車するのに往生するだろう。そのため従業員がてんやわんやしていた。

場内は立ち見。栗橋にこんなに客が入ったのを私は見たことがない。

 

その激混みが納得いく、素晴らしい内容だった。内容を紹介する。

一日四回公演のうち、二回目がチームショーになっている。これが前回までと大きく違い、随分凝った企画になっている。次の通り。

1番目は、黒瀬あんじゅさんと永瀬ゆらさんのチームショー。ポラは一枚500円。

2番目は、永瀬ゆらさんと浅葱アゲハさんのチームショー。ポラは無し。

3番目は、浅葱アゲハさんとMIKAさんのチームショー。ポラは一枚1000円。

4番目は、黒瀬あんじゅさん、永瀬ゆらさん、浅葱アゲハさん、MIKAさんの四人のチームショー。ポラは無し。

そして5番目は、清水愛さんがソロステージとなっている。

二回目ステージの終わりには、恒例の合同ポラがある。栗橋では合同ポラが500円と安い。誰かが「MIKAさんとアゲハさんの二人だと1000円だが、五人全員になると500円になるから不思議だな。」と呟いていた(笑)。とにかく合同ポラがよく売れる売れる。場内をコの字に客が並んだのも初めて見たよ。

 

チームショーの内容を説明する前に、各メンバーの演目状況を話す。

トップの黒瀬あんじゅさんは、1,4回目は新作「真夏の世の夢」、2回目はチームショー、3回目はデビュー作。彼女は今週が栗橋初乗り。ポール演技を披露する。

二番手の永瀬ゆらさんは、1,4回目は演目「まちこ」、2回目はチームショー、3回目は演目「蜘蛛」。ポール演技を披露する。

三番手の浅葱アゲハさんは、1回目は新作「ポップコーン」、2回目はチームショー、3回目は演目「フェアリー」、4回目は演目「あきんこ あかいと」。空中ショーの第一人者である彼女は多彩で、新作「ポップコーン」とチームショーではリング演技、演目「フェアリー」とチームショーでエアリアル・ポール演技、演目「あきんこ あかいと」では赤いティシュー演技を披露。

4番手のMIKAさんは、1,4回目の演目「華ひらり」、2回目はチームショー、3回目は演目「「Jupiter」。MIKAさんの空中ショーも多彩で、演目「華ひらり」ではハンモック(ループ状のティシュー)演技、チームショーと演目「「Jupiter」でリング演技、また演目「「Jupiter」ではエアリアルキューブ演技が加わる。

5番手の清水愛さんは、1回目が「マナ イルカ」、2回目が「ハナサカ マナサン」、3回目が「マナ ジャングル」と三個出し。リング演技を披露する。

 

この観劇レポートでは、チームショーの内容を簡単に紹介する。

1番目の、黒瀬あんじゅさんと永瀬ゆらさんのチームショー。

OL二人の話。仕事に気合の入らない後輩とそれを咎める小うるさい先輩。あまり仲がよろしくないOL二人だが、ポール演技はばっちり息が合っていた。ポール上段にあんじゅさん、下段にゆらさんというポジションで回るポール演技は圧巻。

2番目の、永瀬ゆらさんと浅葱アゲハさんのチームショー。

これまたOL二人の話。今度は気の合う二人で、デパートでお洋服のショッピング。名曲「雨に唄えば」を二人で傘をさして演ずる。白いエアリアル・ポールにて演技。上にゆらさん、下にアゲハさんのポジショニングで回るのは圧巻。

3番目の、浅葱アゲハさんとMIKAさんのチームショー。

OL三部作となる。OL姿のMIKAさんが帰宅後、部屋でリラックス。鏡の中から同じ姿のアゲハさんが現れ、二人で楽しむ。‘イマジカリーフレンド’がテーマ。

この二人のリング演技は凄い。まさに夢の共演である。ロックのMIKAさんと非ロックの浅葱アゲハさんという奇跡のチームショーである。これを観れただけでストリップファンとして幸せだ。二人の左右揃ってのリングも凄いが、リングの上部にアゲハさん、下部にMIKAさんという上下のリング演技は圧巻だった。

そして最後4番目の、黒瀬あんじゅさん、永瀬ゆらさん、浅葱アゲハさん、MIKAさんの四人のチームショー。四人がそれぞれ動物の耳を頭に付けている。

この四人がベッドショーをやるとハーレム状態。沐浴する女神たちを見ている気分になる。ラスト曲は映画「The Greatest Showman」からの曲で盛り上がる。舞台前方に、あんじゅさんとゆらさんのポール演技、舞台後方でアゲハさんとMIKAさんのリング演技。これまた最高に圧巻である。

 

今回はまさしく空中ショーのスペシャリストが揃った。栗橋を自小屋にしている永瀬ゆらさんは栗橋を代表して第一回空中大会に初参戦した。それから本当に腕を上げた。本人は「夢のような共演、迷惑かけまくりな永瀬くんですが頑張ります」と謙遜のポラコメをしていたが、なんのなんの素晴らしいポール演技に脱帽です。

今回のメンバー五人全員が左利きというのも面白い。これまた奇跡のチームショーである。(笑)

 ストリップファンとして、これほど素晴らしいステージを観れて本当に幸せである。

 間違いなく今年一番の企画だと確信する。ストリップファンで、このステージを見逃したら本当にもったいないと感じてしまう。

私の隣に座っていた顔見知りの客が「こんなに素晴らしいステージが観れて本当に幸せだ。栗橋は一時期閉館しそうになったことがあったな。もし閉館していたら、この素晴らしいステージが観れなかったわけだ。閉館しないで本当に良かったなぁ~」としみじみ話していた。

結局、企画が良ければこれだけ客が入るわけだ。客入りは企画次第なんだね。問題は企画力だと思う。みんなで知恵を絞って、ストリップを大いに盛り上げたいものだ。

 

 

平成30年11月                       ライブシアター栗橋にて

 

 

【MIKAさんからの手紙】

「全体のレポートも本当にありがとう。これはメンバーのみんなも絶対に喜んでくれると思うー! 私の中の記録としても、ずっとずっと大切に保存します。延久保存版。」

 

 

 

 

今回は、H30年2月結の第二回栗橋空中大会の模様を語ります。

 

 

H30年2月21日(水)、初日に顔を出す。前半二日間と後半二日間通う。

今週の香盤は次の通り。①水鳥藍(道劇)、②MOKA(TS)、③松本なな(東洋)、④MIKA(ロック)、⑤清水愛(ロック)〔敬称略〕。松本ななさんが栗橋初乗り。

 

今週は、第二回栗橋空中大会。H29年8月中の第一回栗橋空中大会にも出演し、引き続き今回も出演されているのは水鳥藍さんと清水愛さんのお二人。第一回目から大評判になっていたが、残念ながら私は第一回目は拝見していない。

 

初日の入場時間が遅れた。いつもは10時半に開場なのだが、今回は空中大会の準備で開場を15分遅れの10時45分にしますとの張り紙があった。ところがいろいろ調整に手間取り、実際に開場したのは11時を大きく回っていた。急いでベイシアに行って昼食・買い物をして劇場に戻ることになる。

さて、中に入って場内の構成が変わっているのに驚く。盆の前に新たに舞台を追加して、そこにポールを立てている。そのため一列目が通常より一席分後ろに下がる。盆とその舞台を囲み、かぶり席を置き直す。いつもは、かぶり席が正面三つ、左右五つの計八席なのだが、空中大会では正面三つに、左右11席、計14席となっている。かぶり席が広くていいと思い気や、正面席に座ったら照明が暗い。いつものように盆に照明を合わせているため、前方の舞台でポール演技を観るのはいいが、そこでOPショーしても暗くてよく見えない。せっかく踊り子さんがサービスで近づいてくれてるのに暗くてよく見えないのが正直がっかり。でも、今回は空中大会なのだから我慢しよう(笑)。

そのマイナス分を差し引いても、空中大会は見応え十分。今回は通常料金で入れたのが不思議なくらい。この企画なら特別料金でも納得するから、お得な気分♪

 

内容を簡単に紹介する。

トップの水鳥藍さん。出し物は「Swinging London」と「Princess of China」の二個出し。二回目の出演のせいか貫禄まで感じる。動きが極めてシャープ。

二番手はMOKAさん。ポールダンサーなのでポールは得意。ポールの上にいる時間が圧倒的に長い。力技のポーズが特徴。

三番手は松本ななさん。二周年作と演目「Butterfly」の二個出しで、二周年作でのみポール演技をやる。初乗りで緊張しているから肩慣らしもあり、これで十分と思う。なおOPショーではポールで激しく旋回する。一番元気がいい。

以上三人がポール演技。後半のロック二人はリングとティシュー演技。前半と後半が分かれるのが面白い。

四番手はMIKAさん。新作「明日へ」と「rain」の二個出し。「rain」では得意のリング。新作「明日へ」では今週からティシューに初チャレンジ。

トリの清水愛さんは、新作「リローデッド」で、リングとティシューを組み合わせた器具(私は初めて見た)を使うエアリアル演技をする。

 

空中大会は本当に見応え十分。

なんというか、空中大会はストリップとサーカスを両方見ているような楽しさがある。観ている客は本当に楽しい。

勝手に一人で盛り上がっていたので、踊り子さんのポラコメに驚く。清水愛さんのポラに「昨日、久しぶりにエアリアルしたけど・・身体が痛いよーう。空中大会、観てるのは楽しいよね~。」とありハッとさせられた。さらにMIKAさんのポラコメに「一日四回のエアリアルを初めてやってみて・・・これを八日間やるの!? って感じです。浅草で一日五回踊るよりもしんどいかも・・・無事生還できますように。」とあり慌てる。病気休業明けのMIKAさんの身を思うと、別の意味でハラハラドキドキさせられる。くれぐれも無理はしないでね。

怪我なく無事に空中大会が終わることを祈る。

 

 

平成30年2月                        ライブシアター栗橋にて

 

 

 

H29(2017)年暮れのライブシアター栗橋の模様を、「栗橋のメリー・くりくりクリスマス!」と題して観劇レポートする。

 

 

H29年12月結のライブシアター栗橋に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①竹宮あん(まさご座)、②友坂麗(ロック)、③安田志穂(ロック)、④鈴木ミント(ロック)、⑤雪見ほのか(ロック)〔敬称略〕。

今週は竹宮あんさんが栗橋初乗り。それ以外はロックの踊り子さんばかり。

 

トップの竹宮あんさん。先週の大和と同くデビュー作と二作目「おんなの子」二個出し。

今回は栗橋初乗りということで応援に来た。仲良しのまさご座常連客からも「あんさんのこと宜しくね!」とお願いされる。今回の栗橋は、まさしくロック大会の様相で、初乗りとしてはアウエィ感いっぱいだろう。でも元気いっぱい頑張っていた。

 

トリは雪見ほのかさん。話上手なほのたん、トリの挨拶はさすが堂々としている。

今週は四個出しで、うちクリスマスものが三つ。「今週は一回目から、小野寺梨紗ちゃんとのコラボ新作を限定で踊ってます。ダンスのみの私バージョン『さんたぁ』と、歌ありのりさバージョン『りさんた』の2バージョン。『りさんた』は歌で照れちゃうので最終回だけこっそり踊ってます(笑)」とのこと。嫌がおうにもクリスマス気分が盛り上がる。

今週は彼女のバースディ週。クリスマス・イブが誕生日とはほんとメルヘンですなぁ~

12/24(日)の二回目終了後にバースディ・イベント&クリスマスパーティがあった。当日は三回公演にして、イベントの時間をたっぷり取って盛り上がった。

昨年もここ栗橋で同じ企画があり、その時の宣言通り‘から揚げパーティ’が催された。劇場提供のバースディケーキとから揚げ10kgの他、踊り子特製のシチューも振る舞われ大いに腹が満たされる。ほのたん人気は凄まじく花束の嵐。またジャンケン抽選で踊り子から選ばれた客の口への直接手渡し‘から揚げあーん’ゲームは盛り上がった。最高に楽しい企画だった。来年は、ほのたん宣言によると‘から揚げツリー’が予定されている(笑)。

 

ストリップを観ながら「メリー・クリトリス!」。あっ!いや「メリー・クリスマス!」。

栗橋だから「メリー・くりくりクリスマス」だね♪

 

 

平成29年12月                      ライブシアター栗橋にて 

 

 

 

 H29年11月中のライブシアター栗橋「ロック大会」の模様を語ります。

 

 

H29年11月中のライブシアター栗橋公演の楽日20日(月)に顔を出す。

今週は開館記念としてロック大会となる。

香盤は次の通り。①牧野れいな、②misaki、③小室りりか、④川菜ひかる、⑤清水愛 〔敬称略〕。元々、桜庭うれあさんが出演予定であったが怪我のため急遽お休みとなり、代わりに前半は黒崎優さん、後半は牧野れいなさんが穴埋めとなる。

 

 牧野れいなさんと川菜ひかるさんとは、今月11月頭の大阪東洋で会ったばかり。

 私の一番のお目当ては、そのときに初顔合わせした牧野れいなさん。「またすぐにお会いできてびっくりしました!」喜んでくれて来た甲斐があった。

牧野れいなさんと川菜ひかるさんともに、演目は大阪東洋と同じ。

 

今週観に来て感激したのがmisakiさんと清水愛さんの新作。二人とも今回の栗橋で初出しの様子。私は一目で魅了された。

misakiさんの演目は、白雪姫の魔女を演じている。白雪姫を演じている作品はこれまで沢山観てきたが、白雪姫の魔女をテーマにしたのは初めて。すごく新鮮で強いインパクトがあった。彼女とは来週の大阪東洋でお会いする予定なので、是非この演目をレポートさせてもらおう。

 今週一番感動したのは、清水愛さんの新作「Harry Potter」。私の中のファンタジー魂が身震いするほどの作品だった。何と言っても、愛さん扮するハーマイオニが似合い過ぎるほど似合っていて映画の雰囲気をそのまま伝えてくる。また、ハリ―の魔法による空中芸が、愛さんのリングによる空中芸にマッチしている。愛さんがリングを始めたのはここ栗橋での8結の空中大会から。清水愛が持つ全ての芸域がこの作品「Harry Potter」に集大成された形だ。清水愛さんの最高傑作と評したい。

愛さんは今週三個出し。2ステージ目の演目「レクイエム」にも感激。この演目は白い仮面を付けて始まるもので、今年の5月頃の作品で既に拝見している。今年に入ってからの作品はどれも素晴らしい。愛さんはデビューから応援していて沢山の作品を拝見している。もともとダンスが上手く、いい作品が多いと定評があるが、ここに来て一皮剥けたようにステージの芸術性を高めている。

愛さんが来月12月中に大阪東洋に乗るのが楽しみ。是非この演目「Harry Potter」をレポートさせてもらいたい。

 

平成29年11月                       ライブシアター栗橋にて

 

 

 H29年6月結のライブシアター栗橋公演の模様をレポートします。

 

 

H29年6月結のライブシアター栗橋公演に顔を出す。

梅雨の時期らしく、初日は大雨に見舞われた。しかし客入りは良かった。栗橋というのは周りが田畑だらけで農家が多いため雨の日は仕事ができず、そのため劇場が混むらしい。土地柄なんだね(笑)。

今週の香盤は次の通り。①鶴見つばさ(ロック)、②花音芽(道劇)、③葵マコ(DX東寺)、④misaki(ロック)、⑤KAERA(TS) 〔敬称略〕。

 

今週は、私的にいいメンバーに恵まれた。今回は、TS のKAERAさん以外、みなさん栗橋初乗り。「栗橋にはのっているの、今まで10回弱くらいなのかな? (中略)まさか今週私以外はみんな初乗りとはびっくりです。」とのKAERAさんコメント。

 

トップはロックの鶴見つばささん。

今週は二作目「つばさ」と三作目「海」の二個出し。

4月中の大阪東洋で初顔合わせしてから二度目の再会。しっかり私のことを覚えてくれていて嬉しかった。

彼女は身長166㎝あり、まさにロックの大型新人。初日に、天井の低い栗橋の劇場で早くも頭をぶつけていた。危ないね。栗橋は盆が高くなっているから舞台と盆の移動は気を付けないとね。

 

二番手は、道劇の花音芽さん。

私がホームにしている道劇で先月5月結にデビューしたばかりの新人さん。

なんと二週目が他劇で、ここ栗橋になる。関東の北の果てまでしっかり辿り着けるだろうか、また淋しい想いをしていないか等、様子を窺いに来たが、天真爛漫な性格からか元気いっぱいなので安心した。

ちなみに、渋谷道劇の藤波社長も彼女を心配して初日に来ていたらしい。

後で詳しく話すが、バースディイベントを企画してもらいハッピーになっていた♪

 

三番手は、DX東寺の葵マコさん。

今週は「(仮称)さばく」「めかくし」と、古い作品「フラフープ」の三個出し。

マコさんとは今月6月頭に晃生でお会いしたばかり。しかし、その晃生は二年ぶり、その前は三年ぶりと、ここ五年間ほとんどお会いしていない踊り子さんだった。正直もう辞めたかと思っていた(失礼)。

そんなマコさんも来月で9周年になる。彼女はデビュー後間もなく、当時私が単身赴任していた仙台の劇場、仙台ロックでお会いしたのが懐かしい思い出。「仙台はとてもいいところだったなぁと・・・また仙台ロックのりたかったなーなんて思います。」当時は仙台出身のマコさんが仙台ロックにのること自体驚きでした。それにしても、仙台ロックは昨年六月に閉館してしまい今はない。思い出の場所がなくなって本当に悲しい・・・。

前回の晃生、すぐに栗橋での再会。なにかの縁か、今週は楽しい時間を過ごしている。

 

四番手はロックのmisakiさん。今年1月中のDX歌舞伎以来なので五カ月ぶり。

今週は、演目「キューティーハニー」と周年作「いさこい」、新作「Alive」の三個出し。

初日に演目「キューティーハニー」を観てキュンとした。彼女のこの演目は初めて観るが、なんとなく観たことがある。ポラタイムに「これ、美咲遥姐さんから借りている演目なの。」と言われて、ハッとした。そうか、misakiさんは時咲さくらさん(TS所属)と一緒に美咲遥さんのお店を手伝っていると聞いていたなぁ。そうかぁ、私がmisakiさんと初めてお会いした昨年1月中の大和で二人は一緒にのってたね。そこで仲良くなったのかー。「お店は歌舞伎町だよー。オフに去年末位から手伝ってます。チーママだよー(笑) さくら姐さんと私しか、チーママ?姐さんはいません。お客さんではいたりしますが(笑)」飲み代は高くないらしいから今度行ってみようかなぁ。

 

 そして、トリは仲良しのKAERAさん。

 新作の「ちょうちょ」を披露していた。二週前の大和で初披露したようだ。相変わらず手作り感満載の華やかな衣装。

 今週は、この新作と演目「アナザーディ」の二個出し。

 KAERAさんがいると楽屋の雰囲気がいい。他のメンバーが初乗りの中、一番年長格のKAERAさんが楽屋を居心地のいい雰囲気にしている。いつもKAERAさんは周りをファミリーな気分させてくれる。

 KAERAファンは彼女のもつ癒しの魅力に心酔している。かくいう私も、KAERAさんに会うと家に帰った気分になり、ストリップの姉御のように話しやすく、いつも色々と相談させてもらう。

 

  今週の栗橋には私的に二つのトピックスがあった。

 ひとつは、イベントの開催。

 最近は劇場側が主体的にイベントを企画するところは少ない。ほとんどは客主体で劇場側が協力する形が多い。ただ実際に企画する客側の負荷はかなり大きいので、こういう劇場主体は客サイドからは大変有難いこと。私の知っている限り、大阪東洋とここ栗橋くらいか。あと大阪晃生がママさんの鶴の一声で実行されるかな。

 今週は6/24(土)に花音芽さんのバースディイベントがあった。まだ二週目の芽さんのために、BDイベントを企画してくれた劇場側の計らいに感謝したい。最初は劇場側も新人さんを緊張させてはどうかと心配して芽さんに実施を打診したらしいが、芽さんとしては折角の好意なので喜んで受けたという。当の芽さん自身が感激していた。

 二回目のフィナーレ終了後、大きなケーキと大きなオードブルが豪華に盆の上に並べられた。飲み物とクラッカーまで配布する周到さ。盆の真ん前に座っていた私はケーキの大きさに驚く。縦20㎝×横30㎝以上ある長方形のケーキ。「すごいね」と隣の客に話したら、たまたま隣の客が元ケーキ屋で働いていたらしく、大きいけど果物が入ってないから値段は6000円くらいじゃないかなと説明し出したのには驚いた。換金化したらダメじゃん。きっとこの人は関西人だなと思ったら兵庫出身だった。あはっ!余計な話でした。

 後で、劇場受付のところで観客にケーキが振舞われた。嬉しかった。とてもケーキ(景気)のいい話。美味しかったよー♪

 イベントは、ファンからのプレゼント、写真撮影、タレントさんからのお花とご祝儀そしてお祝いの言葉、最後に芽さんからの御礼の挨拶で締める。

 各タレントさんからのお祝いの言葉、味があったね。トップの鶴見つばささんが「お互い新人同士なので、芽さんは蕾(つぼみ)に花を咲かせられるよう、また私はつばさで羽ばたけるよう、お互いに頑張りましょうね。」名前にかけた粋な話ですね。葵マコさんはお互いが宮城県の仙台市出身なのに驚いた話。「どこの高校に通っていたの?」という地域性の高い話で盛り上がったことを披露。私も9年間仙台に住んでいたので懐かしくなったよー。

 

 さて、今週、ストリップファンの私にとって、栗橋の大きな変化について話をします。

なんと栗橋の照明が変わったのです。これは喜ぶべき大きな変化。

私は栗橋の照明に対して不満を持っていた。一年前にリニューアルしたときに照明を変えたのですが、正面の照明が改悪になってしまった。正面センター席は盆から一番近いのですが、せっかく踊り子さんが近くでOPショーをしてくれても左右のライトが強いため肝心のところが影になり暗くて見えないんです。私にとってはどの席で観るかが楽しさを左右するわけですが、その際の重点ポイントは距離よりも照明にあるんです。

どの劇場でも朝早くから並んでいる熱心なストリップファンはかぶりセンター席を目指して座るもの。ところが栗橋はその常識から外れていました。そのため私のようなかぶりつき大好きな常連は正面を避けていつも左右の席に座っていました。

今週初日に栗橋にやってきて、いつものように左側の席に座ったら、照明が弱くて、逆にOPショーでは影になっている。照明が変わったのに気づき驚きました。確認したら正面席が最も見やすくなっていた。そのため、二日目からは正面センター席に座るようにした。

私としてはこの照明装置の改良が嬉しくてたまらない。大好きな踊り子さんを近くで明るくばっちり観れるわけですからね。そのため今週は予定を変更して、栗橋にずっと居たくなった次第です。(笑)

まぁ、劇場の照明装置としてはこれがあるべき姿。従業員に確認したところ、先月5月後半にLED照明器具に入れ替えたとのこと。まだ照明器具を正面に追加するのでもっと良くなるらしい。これは朗報である。

これからは、栗橋に来る頻度が増えそうです♪

 

 

平成29年6月                        ライブシアター栗橋にて

 

 

今回は、H28年11月結のライブシアター栗橋の模様を話します。

 

 

 11月21日(月)に栗橋に行く。田んぼの中を吹き抜けてくる風はもう冬の冷たさ。朝早く場所取りで並んでいると辛いので、車の中で待つことにした。

今週の香盤は次の通り。①西園寺瞳(ロック)、②仲間直緒(東洋)、③香坂ゆかり(ロック)、④平野ももか(道劇)、⑤新條希(道劇)〔敬称略〕。

 

私が現在のホームにしている渋谷道劇の新人二人、新條希さんと平野ももかさんが栗橋に初乗りになり、初日から応援に駆けつけた。お二は仲が良いので一緒に栗橋に来れて良かったね。初日に劇場前の広い駐車場で、車の中にいたら二人が一緒にタクシーで乗り入れて来たのを見つけた。他のメンバーも次々とタクシーで駆けつけてきて、仲間直緒さんとは目が合い軽く挨拶した。

今週は私としても仲良しのメンバーが多く楽しい。たくさん通いたい。

 

 トップの西園寺瞳さんとは久しぶりの再会。4月のDX歌舞伎以来だから7ヶ月ぶりになる。昔からのお付き合いなので、今週は私が道劇所属の新人さん目当てなのをしっかりご存知。「可愛い新人ちゃん二人もいて太郎さんうきうきだよね。」

 仙台単身赴任時代に通った仙台ロックが今年6月になくなったことや、昔話に話が咲く。「仙台ロックのお話。読んでいるとすごく懐かしくなっちゃう!! ひとみたんまた仙台乗りたいなぁ。」私の最近の近況も聞いてもらった。瞳たんは苦楽を共にした私のストリップの戦友である。

 瞳たんは10年選手であるが会う度に綺麗になっていく。むしろ若返っているのではないかと思わせられる不思議な魅力をもつ方である。最近のロックでは顔なじみの10年選手がどんどん辞めていっている。仙台ロックが無くなったりと仕事の場がなくなっていることが要因のひとつだが、その中で瞳たんは最も出演頻度が高いベテランさんと言われている。昔から出演依頼があったら決して断らないことで劇場側の信頼が厚いという話をよく耳にする。素晴らしいことだ。

 今週は三個だし。その中で、初めて瞳たんの着物姿を見て、あまりの美しさに驚いた。着物がよく似合う。というか、瞳たん、しばらく会わないうちにまたまた綺麗になった感じだね。「『星月夜』は藤咲茉莉花ちゃんからの演目です。日舞はずっとやったことなくて浅草以外だと初なのです。とっても素敵な曲たち。」

 

 2番手の仲間直緒さん。直緒さんは栗橋には再来演らしい。

 今週は二個出し。特に、2,4回目の周年作が華やかで素晴らしい。この周年作は既に大阪東洋で拝見している。

 直緒さんは周りをパーッと明るくさせてくれる。そして「太郎さん来てくれて今日も頑張っちゃう」と言ってくれる。すんごく性格のいい子だ。

直緒さんとは、手紙のやりとりも楽しい。今回は東洋のお姐さんの話で盛り上がった。

 

 4番手の平野ももかさんはお目当ての一人。今週、栗橋に初乗り。

 初日は慣れない劇場で「ステージ高くてびっくりしたよー。落ちたらやばそう」、「五人香盤いそがしいよぉぉぉぉ」てな感じだった。(笑)

 彼女とは今年6月結のデビュー以来、本拠地渋谷の他にも大阪晃生、上野など各公演には必ず欠かさず顔を出していたが、前回の11月頭のTSには行けなかった。また、先週、蕨ミニに一日だけ紫りょうさんの穴埋めで入ったらしい。いろんな劇場を廻るにつれ、かなりファンがついてきた。ポラが一番売れている。また今週はリボンさんが二人。私は新しいリボンさんと顔馴染みだったので驚いて声をかけた。二三週前からリボンに付いたと話してくれた。このように着実に客が付き人気が高まっている実感。デビューから応援してきたストリップの父としては娘の成長が喜ばしい限り。

 今週は二個出し。今回、二週前の渋谷後半に初出しした新作を漸く拝見することができた。演目名は「爽」で、まさに爽やかな作品。ももかさんの清楚感がよく出ている。選曲は全てももかさん自身で行った。「1.砂漠の雪(MELL)、2.believe(梶浦由紀)、3.Masquerade(黒石ひとみ)、4.晴包(HHH&MM×ST)  爽やかな音源で組んでみました。(中略) 振付けは園田しほり姐さん。」

 

 トリの新條希さんは、初乗り&初トリのダブル初。ファンとしては必ず応援しないといけない週になっている。

希さんの方も初日は「ダブルきついー!! 時間がないよ~ ポラコメ書けない。。」とバタバタのご様子。(笑)

今週は三個出し。新作「命短し恋せよ のぞみん」と「のぞみんとネズミープリンセス」。そして先週の渋谷道劇で初出しした作品を漸く見れた。園田しほり姐さんの作品を譲り受けたとのこと。「しほり姐さんが小倉のセーラー大会で出した演目を頂いたものです。演目名は無い。。『しほり姐さんから頂いた演目』って呼んでるよ。」希さんには既にセーラー服ものがあるが、前回のは私立っぽく、それに対し今回のは公立っぽい紺の制服。 

ももかさん共々、しほり姐さんにお世話になっているようだね。

 

希さんとももかさんの仲良しコンビは、私にとって二つの味を一度に味わえて嬉しい。

希さんは若さ溢れるきゃぴきゃぴ感でロリ系好きにはたまらないタイプ。一方のももかさんは、おちついた大人の雰囲気をもつ。この二人を一緒に応援できるのはストリップファンとしてまことに贅沢な話だ。

 

 

平成28年11月                        ライブシアター栗橋にて