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ガット張り専門店 Kiitos のブログ

鈴鹿市営コートのすぐそばにある、ガット張り専門店 Kiitos のブログです。
日々おもう事を書き綴っています。

僕も手に職をつけた者のはしくれとして、大切にする道具があります。

 

ガット張りに欠かせない道具のひとつ

『セッティングオフオール』 です。

 

ドライバーの先端を丸くしたようなカタチの道具で、ガットを編み上げていく時にこれを使います。

 

僕がキートスを始めた6年前から使い続けたオールにとうとうガタがきました。

ので、新しいものにしました。

 

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左:古

右:新

 

 

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ヨネックスの製品がお気に入りなんです。

 

前にも書きましたが、木素材を組み合わせるのがヨネックスっぽくていい感じです。

 

持ち柄の塗装は剥げまくったし、金属の部分も取れちゃったし

ガットに触れる芯の金属もキズが増えてきたからです。

 

 

問題はこの木製オールが廃番になり、もう手に入らないことです。

それを見越して(ウソ)(なぜかわからんけど)発注してたので、新しいストックがあと1本あります。

 

今回新しくしたのと合わせて10年分かな。

 

こりゃ足らんな。

 

もいっかいダメ元で担当さんにお願いしてみよー。

正義ってのは

その人の立ち位置によってさまざまに変化する。

 

人類社会の形成と同時に

それぞれの正義で

平和のための戦争が何千年も繰り返されてきた。

 

 

集団生活。個性。多数決。心的相互作用。

 

 

秩序を守るためにある者をやむなく除外する。

でも被除外者には不満が蓄積されていく。

溜まった不満は暴力となって爆発する。

対抗・抑圧手段も暴力となる。

 

 

負の連鎖はいつも

ある種の自己防衛から始まる気がする。

 

 

 

こんな負の連鎖は断ち切るべきだ。

 

でもそんなことが本当にできるのか。

 

 

不平等で、理不尽で、不確実なこの世界で。

 

 

 

正義の味方なんていない。

平和の使者なんていない。

 

在るのは自分と他人だけ。

 

 

 

愛すべき自分と

愛すべき他人。

 

 

 

愛をもって生きよう。

 


 

いよいよ出ました。

新ピュアドライブ。

 

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コアテックスが内蔵されて、

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ストリングホールの配置が以前の感じに戻って、

でもホールのカタチがヘキサゴナルになって、

います。

 

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日本だけ1カ月先行発売です。

 

ピュアアエロと同じようなグロメットの感じ。

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これもゼッテー砂粒が挟まりまくるヤツ。

 

 

とはいえ、世界的にも大人気ラケットのピュアドライブ。

そのうちいろんなところで見かけることになるでしょう。

 

 

お取り寄せのご注文はキートスでも承れます。

 

 

いわゆる名器、ネクステージ80S

 

渋いカラーとカタチで一定の支持を得ていたこのモデルがアイネクを経て、ネクシーガ80Sとして復活です。

 

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緑がかったグレーとさし色のパープル。

 

そして逆三角形のフェイスからの細身のシャフト。

 

渋いです。

通好みです。

 

 

ガードテープなんて貼らねーよ!

とお考えのアナタにおすすめです。

今年から?でしょうか。

インターハイ競技がライブ配信されていて、オンタイムで試合の様子を見ることができます。

 

結果検索だけをしたつもりが「いいもの見つけた!」ってなもんです。

 

ほんで、おとついのテニス団体戦女子。

いやー、感動させてもらいました。

 

決勝なんてこんな感じで手に汗握ってPC観戦していました。

 

即張りの時間的猶予をいただいたT様、すみませんでした。

 

 

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おめでとう!

そしてありがとう!

素晴らしい優勝でした!

 

 

今度お店に来てくれた時、オレ、泣くかも。

大きなモータースポーツの大会は、まったく縁のない僕にとっても鈴鹿育ちとしては誇りに思うイベントのひとつです。

 

日曜まで行われてた 『鈴鹿8耐』に

僕の知人がライダーとして出場されていました。

 

DUCATIを駆る「Team de”LIGHT」。

 

 

チョーかっけーバイクで

チョーぶっ飛ばしておられたようです。

 

 

 

この8耐出場を目標にここ数年ずっと練習もされてて、ツインサーキットのコースレコードを保持するほど頑張ってこられました。

各地のレースでポイントを獲得し、チーム成績もバッチリオッケーで晴れて初参戦。

そして見事完走!

 

すげーっす。

チームワークの賜物っす。

 

大会自体、多少の転倒はあったものの

大きなクラッシュや事故もなく、無事に終わったみたいでなによりです。

 

 

もし来年も出場されるのならば、ぜひ僕も直に応援いってみたいと思いました!

一番最初に考えて作り出されたモノが、いろんなところで真似されながら広がって、それが世界のスタンダードになっていく。

 

たぶん世の中のモノは大抵そんなもんでしょう。

作られる過程やできあがった構造が合理的であるならなおさら。

 

ラケットスポーツ界にもそんなのがあります。

 

およそ60年間変わっていないもの。

いまでもほとんどのメーカーが同じように作ってる。

 

それがバドミントンラケットのグリップです。

 

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木です。

 

最近(30年くらい前から)のテニスラケットはポリウレタンで成形されていますが、バドラケはいまも木です。

 

僕が思うに、バドラケのパイオニア『ヨネックス』が最初にこうやって作ったから。

 

そもそもヨネックスの起こりは米山木工所という木製の浮きを作る会社でした。

木材加工の得意な会社が別事業を考えてヒットしたのがバドラケだったのです。

 

だからシャフトが鉄になろうが、カーボン樹脂になろうがグリップ部分には木を使います。

だって木を使いたいから。

 

軽くて、適度に振動を吸収してくれて、加工が簡単な木だから

いまでもそのままなんでしょう。

 

知らんけど…。

 

 

とにかくグローバルスタンダードを作りだした米山さん。

リスペクトっす。

新型(いつからか知らんけど)の近鉄特急で向かった先は、名古屋高島屋。

 

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来年には小学生となる長男のため、ランドセルを注文しにいきました。

 

僕の勝手なイメージでは

デパートのランドセルコーナーなんて、それはそれは山のように並べてあって、見て回るのも一苦労。

と思っていましたが、実際はわりとあっさりめ。

 

あっという間に決めました。

 

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一番シンプルなやつ。

 

カウンターにお願いしに行ったら、「これが最後の1点で現品渡しになる」と言われました。

でもサービスのネーム入れを頼むと2018年1月末のお渡し。

 

別に来年まで全く使わんけどさ、刺繍ごときでなんでそんなに時間かかんの?

と思いましたが、そのままオーダーしてきました。

 

しかし数日後、生産数の追加が決まったから展示品でない物を用意できるという電話があり、まぁそれならそのほうがいいかと思って了承しました。

でも納期が2月末に伸びるそう。

 

さっそくカード決済は終了してるし、あとは無事に届けてくれるのを待つばかりです。

そういやどこいったんかわからんけど、

なくなってしまうと残念な宝物。

 

僕にもいくつかあるはずやけど、思いだせるのはこの1コだけか。

 

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砥石です。

 

僕は20歳前後の時、中央通りのデニーズでバイトをしていました。

数ヶ月間だけ一緒に働いた魚屋のおっさんにもらったモノです。

 

魚屋というか芸濃のマックスバリュの魚部門で昼間働いて、夜だけデニーズにきてたような。

そのうちどっか他県に転勤になって、デニーズを辞めてしまった。

 

当時のデニーズはゴリゴリ簡単に砥げるローラー砥石があったのですが、そのおっさんは包丁の切れ味にウルサイから自前の砥石でシャコシャコ砥いでいた。

 

僕もそれに憧れて見よう見まねでやっていた。

 

 

それ以来、他のバイト先でも包丁を砥ぐのは僕の仕事。

もらった砥石でシャコシャやっていた。

 

 

懐かしいあの日々が蘇る。

 

引っ越し荷物のダンボールを開けるといつも出てくる。

 

地味に大事な宝物です。

通常の振動止めはこんなんです。

 

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いちばん下の真ん中につけます。

 

前に親方ストリンガーの方が提唱されていたのがこの付け方。

 

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真ん中ではなく、ちょっと端寄りに2コつけるやり方。

 

そもそも真ん中はスイートスポットなので、そんなに振動こないっしょ!?

むしろちょっと芯を外した外側にこそ、振動止めが必要っしょ!

という考え方。

 

僕もその通りと思っていた。

けど、従来通り真ん中に1コしかつけてない。

 

そんな中、もうずいぶん前やけどヨネックスからこんなのが出た。

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写真では見にくいかもしれませんが、2か所のピンク色の部分が肉厚になっている振動止め。

しかもつながってるやつね。

 

まさにコレが

スイートエリアの真ん中もちょっとだけカバーしつつ、少し端に外した時にはちゃんと振動をとめてくれるヤツ。

 

さすがはヨネックス。

 

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打球時の振動が気になる方、よろしければ一度お試しくださいませ。